燕岳〜常念岳〜蝶ヶ岳
- GPS
- 22:59
- 距離
- 45.1km
- 登り
- 3,860m
- 下り
- 3,795m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 4:03
- 合計
- 12:32
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:41
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■新宿西口臨時便26番のりば23:15発 ↓新宿〜白馬線 5,900円 ■安曇野穂高04:27着 ■安曇野05:10発 ↓中房温泉行き定期バス 1,700円 ↓現金のみ。釣銭が限られるため要注意 ■中房温泉06:05着 【復路】 ■上高地バスターミナル10:05発 ↓上高地→新島々→松本(電車バス乗継) 2,450円 ↓上高地では乗車整理券が発行され、 その順番でバスに乗りこむ。 ■新島々バスターミナル11:10着 ■新島々駅11:28発 ↓松本電鉄 上高地線 松本駅行 ■松本駅11:57着 ■松本バスターミナル12:20発 ↓新宿〜松本線 バスタ新宿南口行 ■バスタ新宿15:38着(時刻表) |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
スキンメッシュ(半袖:finetrack)
ベースレイヤー(長袖:polewards)
Tシャツ(半袖:MAMMUT)
長袖シャツ(Finetrack)
ソフトシェル(houdini-jkt:patagonia)
アウターシェル上下(torrent flier:mont-bell)
ダウンジャケット
ズボン
靴下
グローブ
帽子
サンダル
着替え
靴(Triolet Pro GTX:Scarpa )
ザック(Baltoro65)
行動食
調理用食材
水(2L)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
シエラカップ
コーヒードリッパー
フィルタ
ライター
地形図
計画書
ヘッドランプ
携帯用充電器
筆記用具
山と高原地図
ファーストエイドキット
保険証
携帯2台
腕時計
手拭い
カメラ
テント(VL25)
テントマット
シェラフ
温度計
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感想
週末は雨ばかりだった今年の梅雨。盆前の連休はしっかり休みを確保し、初の北アルプスへ。
もっとも休み確定したのが水曜で直前…金曜の夜出発の夜行バスは満席で諦めかけていたがいくつかのサイトを巡っていたその時、たまたま一席の空きを発見。直ぐ様予約して一安心。
◼️前夜〜1日目
臨時バス停からのバスは満席だったが順調に安曇野穂高バス停に到着。一つ手前の公園で下車すれば中房温泉へのバス乗り継ぎが楽なことは分かっていたが、待ち時間があるのでその時間を使ってコンビニで食料調達及び始発から乗った方が座れるだろうと考えた。
臨時バス停発というだけあって増便だったようで、安曇野穂高で下車した登山者は5名ほど。途中の公園では誰一人下車せず通過。安曇野穂高に着いて分かったが、他の方々はタクシーに乗りあって中房温泉へ向かって行かれた。
一人、バス停に荷物を置きコンビニへ向かう。途中、別の高速バスにすれ違う。こちらが本便か?と思いながら水と食料とを調達してバス停に戻ると20名ほどの列…こりゃスゴいなと思っていると間もなくマイクロバスが到着。1700円を現金払いし、ザックを膝の上に載せて座る。続々と伸びる乗客で混雑してため補助席まで一杯にして定刻から少し遅れて出発。運転手同士の話を聞くと結局13台で運航とのこと…公園からも始発扱いで出たことだろう。よって途中のバス停に寄ることもなく中房温泉に到着。
その駐車場は小さく、バスとタクシーで混雑。そして何より登山口の前には大勢の登山者。トイレも大混雑しており、結局予定より30分ほど遅れて登山開始。登りはじめてもほぼ登りの人で行列。下りの人が少なかったのは幸いだが、なかなか先に進まない。
第二ベンチを過ぎるとだいぶ人混みも減り、登り易くなった。合戦小屋に到着するとかなり暑かったこともあり、名物のスイカをいただくことに。500円ながら皆が食べている光景を見たら食べたくなるよね。食べている途中、荷揚げ用ケーブルで荷物が届く度にあの箱はスイカかな、と廻りから聞こえてきて「きっとそう」と私も思ってしまった(笑)
燕山荘に到着した時には予定時刻をおしていたので、燕岳ピストンを一瞬迷ったが、やっぱり行こうと燕岳に向かう。山頂からの景色は素晴らしく、行って良かったと思える山だった。そして1日目の宿泊地、大天荘に向かうも少しバテ気味…無事に着いてテント場の受付をしてテントを張り終えたら一眠り。起きてから夕食を食べ、元気復活。夕焼けを見に大天井岳へ登る。雲がかなりあがってきていたが、なんとか夕陽を拝むことが出来た。
◼️二日目
どうも足が張る。常念小屋へ着く頃にはなぜかヘロヘロ…こりゃ諦めて三股へ降りてタクシー呼んで帰ることも考えないと、とかなり思った。三股に降りるにしてもある程度は常念岳山頂に向かって登らないと行けないので、常念小屋で気分転換に炭酸を買って飲み、そして念のため予備の飲料水を購入して出発。登り始めるとそれなりに動けて三股分岐に到着。行けそうな気がしたのでとりあえず常念岳山頂を目指し、無事に登頂。ここから次の営泊地の蝶ヶ岳はコースタイムで4時間ちょっと。余裕を見ても16時までに到着できることと、体調的に少し良くなったことから予定通り前進。蝶槍手前の樹林帯の急坂はしんどかったが、無事に蝶槍山頂に到着。ここまで来ればあと一時間程度。「15時には着けそうだし、無理せずさぁ頑張ろう」と歩き出して無事に蝶ヶ岳ヒュッテに到着。ヒュッテはものすごく混雑しており、受付をするスタッフも大変で、自販機も売り切れ続出。テン場もまともな場所は空いておらず、少し斜めにはなるが張れるスペースを見つけて無事に幕営。軽く睡眠をとったあと、蝶ヶ岳山頂に行ってみる。夕方になると時折雨がばらつきかけては止むことが何度かあり、残念ながら夕焼けは雲でお預けとなってしまったがよいひと時だった。
◼️三日目
朝焼け前に起床。そして日ノ出を拝む。宿泊200人、テント30張と聞いていたがこのロケーションならではの景色は抜群に良く、人気のほどが良く分かった。
今日は下山するのみなので気持ちも軽い。妖精の池を過ぎ、長塀尾根を進む。樹林帯から熊笹のジグザグ道にと変わる。途中、7時を過ぎると登りの登山者とすれ違うようになる。蝶ヶ岳から徳沢まで下りのコースタイムが3時間。となると、この登りはそれなりにしんどそうだ。
徳沢ロッジに着くと今までの時間から一気に時代代わりしたかのような華やかさ。登山者、ハイキング、ファミリーキャンプ…少し衝撃的だった。
ここからの明神館までの道はだいぶ平坦で、かなりの登山者、ハイキング者とすれ違ったが、元気に挨拶をかわさせてもらった。この挨拶の数々が何よりも元気をもらえて幸せな気持ちになれた。
しかし徳沢から明神館までの1時間、そして明神館から上高地ビジターセンターまでの1時間はかなり長く感じた。ビジターセンターに到着したが観光客も加わってさらに混んでいたので、立ち寄らずに上高地バスターミナルに向かう。
上高地から東京方面の高速バスは満席なのを確認していたが、やはり無理だった。平湯温泉までいってそこから新宿行きの高速バスも考えたが、こちらも16時台まで満席。係員に聞くとすぐに帰るのであれば松本まで行って帰った方が早いですよ、とのアドバイスをいただいたのでそうすることに。
上高地バスターミナルからバスで新島々駅に向かい、そこから松本電鉄上高地線に乗り継いで松本駅へ。途中、バス車内でバス予約サイトをみると松本駅到着予定時刻の20分後の新宿行き高速バスに残席1の文字。その後の便は夜まで満席…折角なので松本でゆっくりして何か美味しいものを、と一瞬思う間もなくバスを予約。松本駅前のロータリーに面したバスターミナルに向かうと増便したらしく2台での運航。
途中、高速道路は大渋滞で新宿に17:15到着の約1.5時間遅れと時間はかかったが、逆に上高地や松本でのんびりしてたたら着くのがかなり遅くなっていたはず。色々とツイている。
ゆっくりご飯を食べて無事に帰宅。長いようであっという間の山旅も終了。
無事に帰宅できたことに感謝。
山中でお会いした皆様方にも感謝。
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