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Yamareco

記録ID: 1972590
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北鎌尾根 湯俣ルート/P2より周回

2019年08月11日(日) ~ 2019年08月13日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
JetUpper その他1人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
56:10
距離
31.2km
登り
2,276m
下り
2,411m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:43
休憩
2:23
合計
12:06
距離 6.9km 登り 1,357m 下り 249m
5:28
165
8:13
8:25
30
千天出合
8:55
9:40
120
P2取り付き
11:40
11:49
13
P2
12:02
12:05
125
P3
14:10
14:23
17
P4
14:40
70
P5ジャンダルム
15:50
16:15
9
P5・P6のコル
16:24
16:26
23
P6
16:49
16:50
0
P7
16:50
17:23
11
17:34
宿泊地
2日目
山行
8:05
休憩
2:49
合計
10:54
距離 9.3km 登り 861m 下り 1,602m
5:31
99
宿泊地
7:10
7:45
165
10:30
11:01
30
11:31
12:28
34
13:02
13:30
56
14:26
14:44
101
16:25
0
16:25
宿泊地
3日目
山行
7:03
休憩
0:40
合計
7:43
距離 14.8km 登り 59m 下り 566m
5:56
0
宿泊地
5:56
269
貧乏沢付近の適地
10:25
10:55
57
11:52
11:58
30
12:28
12:29
20
13:33
13:36
3
13:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
往路:七倉山荘P〜徒歩にて高瀬ダム/復路:高瀬ダムよりタクシー
コース状況/
危険箇所等
以下、難所と思われるポイントのみ記載します。
※北鎌のコルから先は記録多数のため、割愛。

■湯俣〜P2取り付き
湯俣ルートと言えば渡渉。水温対策にはネオプレンスパッツとソックスを、濡れにはザック内をドライサックで完全防水にしました。
連日の晴天続きのせいか往路の水量はせいぜい大腿部まで(身長173cm)、渡渉にはストックを使用。
水位が高く渡渉に行き詰るポイントでは高巻きましたが、徒渉が可能であれば積極的に入水した方が明らかに速いです。吊り橋から水俣川へ降り立った初っ端から徒渉していくことをおすすめします。
千天出合手前の崩壊吊り橋付近での右岸の高巻きは悪く、余程の水位でなければおすすめしません。(帰路は水位を見極め、左岸へ一旦渡渉し、大高巻きルートを迂回しました。P2取り付き以外で目印となるような赤布等は見当たりませんでした。)
P2取り付きは千天出合の道標から河原へ降りず、右岸につく明瞭な小高巻ルートを右手を見ながら進むと、やがて左岸にピンクリボンが巻かれた立木を認めます。
これを見送り更に進むと間もなく青銅の慰霊碑(桃子さんプレート)が現れます。
眼前の滝をさらに巻き、左岸に渡れる水位を見つけて渡渉した先がP2の取り付きになります。どこからでも取り付けますが、慰霊碑より少し下流に戻ったところにテン場適地があり、そこから明瞭な踏み跡が伸びています。

■〜P2
序盤は斜度は緩いが、間もなく傾斜は強まり、岩登り木登りが始まります。ロープ不要、また藪漕ぎも言われているほどではなく、想定よりも軽度でした。

■〜P4
P3の下降地点からハイマツが顕著に濃くなり、酷い(と言っても激薮レベルではない。踏み跡も明瞭)藪漕ぎがP5まで続きます。
また小ピーク手前の草付き急斜面でのトラバースのほか、ワンポイントで立った岩場の通過があり、ミス厳禁です。
藪漕ぎでは枝葉の反発が強いので、長袖・ロングパンツ等で保護する等、肌の露出やザックの外付けは避けるべきです。

■〜P5・6のコル 
P5を直登する場合はナイフリッジ直後のギャップの通過に特に注意です(巻き道から遠望)。P5を直登しない場合前衛峰に懸垂支点がありますが、その手前の鞍部から天上沢側に付くザレた急傾斜の巻き道を草木を掴みながらクライムダウン(ロープ不要)していきます。やがて傾斜が緩み、やや水平に草付きを直進するとP5巻き道の核心部となるザレたルンゼの下段に出ます。
核心のルンゼまでザレた急斜面を枝草を掴みながらの4駆登高していきます。
核心のルンゼでは滑り落ちれば怪我は必至なので、無理をせず左の壁上に取り付き、(卦蕕世岩は脆くテスト必須)難なく悪場をパスしました。
またルンゼを抜けてからの急斜面の草付きトラバース、5,6のコルへの最後のザレも悪く、枝草を掴みながらの4駆登高を強いられます。
この区間はバイルやチェーンスパイクがあれば楽に通過できるでしょう。

■〜P6
5,6のコルから千上沢側のザレ〜ガレの急斜面の登高があります。後続者がいる場合は(居ない場合でも)落石を起こさない足運びが求められます。
ここは右側は断崖で見た目のインパクトはありますが、実際に登ってみるとロープを出すほどではありませんでした。
ガレ場のセクションを通過すると再びハイマツ漕ぎの登りを経てあっけなくP6のピークへ躍り出ます。

■〜北鎌のコル
P7ピークまでは指呼の距離ですが、P6を下り、P7への鞍部からは短いが両側が切れ落ちたリッジの通過があり、注意点を強いて挙げるとするならピークまではここが唯一慎重さを求められるところです。
P7ピークから北鎌のコルへのルートは錯綜しており、選択によって難易度に差が如実に出ます。先ずは二手に付いた踏み跡(直進する踏み跡の方が濃い)の左側(踏み跡が薄い方。※天上沢側)を選択します。
途中のチムニー懸垂支点がありますがここはパスし、直進した方が容易です。
先ほどのピークからの左手の踏み跡を辿り、テラスに降り立ったところを右手にトラバース、その先の二俣も直下にコルが見えており、左手の急斜面に付く踏み跡に誘導されそうになりますが、右手方向の踏み跡を選択すると容易にコルに出ます。
ここまで危険な個所の通過はありません。
北鎌尾根上では基本的に懸垂を要するようなポイントはなく、行く手にそのようなポイントが現れたら、そこはミスルートと思った方が良いです。

■〜槍ヶ岳
北鎌のコルから先は一気に踏み跡も濃くなり、一般道化した北鎌尾根となります。
情報も多く、割愛します。

■北鎌沢出合〜千天出合
貧乏沢までは数年前と沢地形が変わっていました。沢幅・水量ともにグレードが増しており、以前の面影は全くありません。
貧乏沢周辺までは小高巻き道が付けられており、これを利用して距離を詰めていきます。途中、一ヶ所ですが、巻道がない高巻を強いられるポイントがありました。
背丈程の笹薮をかき分けながら、視界が乏しい中、適当なところで河原へ降りるポイントを捜すのですが、うっかりすると、河原からどんどん離れて下降ポイントを見失い、下降に難儀するはめになる恐れがありますので注意が必要です。

千天出合方面は基本、右岸を進みますが、1750m付近で崩壊斜面が現れ、高巻きをするにしても相当な労力を要すると見込まれたため、高巻は止め、左岸に渡渉することに。対岸を良く見ると、大岩の上にマーキングと思しき石が乗っており、暗に渡渉をするものと解すことができます。
沢装備はP2取り付きにデポしているため、素足での入水となりました。大した距離ではないのですが、沢の冷たさはネオプレンなしでの渡渉は考えられない程のもの(個人差あり)で、たった一回の入水でしたがあまりの冷たさに心が折れかけました。
左岸に渡渉した後は小高巻を交えながら桃子さんプレートまで左岸通しで特に苦労なく到達。

この区間の藪漕ぎも延々と先の見えない藪漕ぎをするようなことはなく、ワンポイントの高巻きの藪漕ぎが概ね通算して15分程度でした。これは水量や各自の判断で相当にバラツキが出るところだと思います。

■総評
当該コースの核心部は、やはり天上沢の通過に尽きると言っても過言ではないと感じました。コースタイムは水量により渡渉か高巻きの選択で大きく変化しますので、タイムに十分な余裕をもって挑むべきです。
その他周辺情報 七倉温泉:650円
前夜18時七倉山荘へ到着。ほぼ満車状態でした。
2019年08月10日 17:57撮影 by  SC-02J, samsung
8/10 17:57
前夜18時七倉山荘へ到着。ほぼ満車状態でした。
本来は楽をしたいのでタクシーを利用したいところですが、時間がもったいないので徒歩でダムへ行くことにします。19時を回った途端、隧道の照明が全て落とされ、真っ暗闇に。早々にヘッ電を出しました。
2019年08月10日 18:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/10 18:58
本来は楽をしたいのでタクシーを利用したいところですが、時間がもったいないので徒歩でダムへ行くことにします。19時を回った途端、隧道の照明が全て落とされ、真っ暗闇に。早々にヘッ電を出しました。
不気味に浮かぶ名無避難小屋。
2019年08月10日 21:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/10 21:40
不気味に浮かぶ名無避難小屋。
そして晴嵐荘へ。明かりが灯っています。途中の登山道に管理人の物と思われる電動自転車がデポされていました。
2019年08月10日 22:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/10 22:47
そして晴嵐荘へ。明かりが灯っています。途中の登山道に管理人の物と思われる電動自転車がデポされていました。
翌朝。いよいよ憧れの湯俣ルートに突入です。
2019年08月11日 05:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 5:42
翌朝。いよいよ憧れの湯俣ルートに突入です。
噴湯丘方面へ行きたいけど我慢して吊り橋を降り、水俣川へ向かいます。
2019年08月11日 05:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 5:48
噴湯丘方面へ行きたいけど我慢して吊り橋を降り、水俣川へ向かいます。
初っ端からの入水を嫌っていきなり高巻きをしていきます。
水量に問題が無ければ早々に入水した方が速く、お奨めです。
2019年08月11日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/11 5:51
初っ端からの入水を嫌っていきなり高巻きをしていきます。
水量に問題が無ければ早々に入水した方が速く、お奨めです。
いきなり藪漕ぎ。
2019年08月11日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 5:51
いきなり藪漕ぎ。
高巻き中、水俣川を見下ろす
2019年08月11日 05:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 5:56
高巻き中、水俣川を見下ろす
トラバース中。一応フィックス有ります。
2019年08月11日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 5:59
トラバース中。一応フィックス有ります。
ここで河原に降ります。
2019年08月11日 06:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 6:05
ここで河原に降ります。
いよいよ入水準備に取り掛かります。
2019年08月11日 06:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 6:17
いよいよ入水準備に取り掛かります。
今回のためだけに購入した私の渡渉用装備。ネオプレンスパッツ・ソックス、ハーフパンツにマリンシューズです。結論から述べるとネオプレン大正解、マリンシューズは失敗でした。
2019年08月11日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/11 6:20
今回のためだけに購入した私の渡渉用装備。ネオプレンスパッツ・ソックス、ハーフパンツにマリンシューズです。結論から述べるとネオプレン大正解、マリンシューズは失敗でした。
遡行序盤のプチ核心部のヘツリ。深そうなので絶対にミスれません。
2019年08月11日 06:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/11 6:40
遡行序盤のプチ核心部のヘツリ。深そうなので絶対にミスれません。
振り返って見守る。
2019年08月11日 06:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 6:42
振り返って見守る。
中東沢の押し出し。
2019年08月11日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 6:49
中東沢の押し出し。
2019年08月11日 07:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 7:00
硫黄尾根へ。
2019年08月11日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 7:02
硫黄尾根へ。
張り巡らされたボロボロのフィックス。もちろん使いません。
2019年08月11日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 7:09
張り巡らされたボロボロのフィックス。もちろん使いません。
2019年08月11日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 7:11
2019年08月11日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 7:13
2019年08月11日 07:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 7:34
崩壊吊り橋の残骸ワイヤー
2019年08月11日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 7:46
崩壊吊り橋の残骸ワイヤー
ここより水位もあるため高巻きします。
2019年08月11日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 7:47
ここより水位もあるため高巻きします。
かなりの高巻きです。踏み跡は尾根上で消失しました。
2019年08月11日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 7:58
かなりの高巻きです。踏み跡は尾根上で消失しました。
適当なところで藪漕ぎしながら急下降。やがて踏み跡に合流します。
2019年08月11日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 8:12
適当なところで藪漕ぎしながら急下降。やがて踏み跡に合流します。
合流した踏み跡を辿ると千天出合へ到着。朽ち落ち、割れた板を合わせておきました。
2019年08月11日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 8:28
合流した踏み跡を辿ると千天出合へ到着。朽ち落ち、割れた板を合わせておきました。
さて、ここからP2取り付きまで再び高巻きです。
2019年08月11日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 8:33
さて、ここからP2取り付きまで再び高巻きです。
右手に滝を見ながら右岸についた明瞭な高巻き道を進みます。
2019年08月11日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 8:37
右手に滝を見ながら右岸についた明瞭な高巻き道を進みます。
この辺はスリップ厳禁です。
2019年08月11日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 8:52
この辺はスリップ厳禁です。
P2に取り付く前に美味しい水を取水するため、一旦桃子さんプレートを少し下流に見送ります。
2019年08月11日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 9:21
P2に取り付く前に美味しい水を取水するため、一旦桃子さんプレートを少し下流に見送ります。
3.5ℓ取水し、最後の渡渉をしてP2へ取り付きました。
ここまでの渡渉回数は8回でした。
2019年08月11日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 9:53
3.5ℓ取水し、最後の渡渉をしてP2へ取り付きました。
ここまでの渡渉回数は8回でした。
序盤は斜度はそれほどではありません。
2019年08月11日 10:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 10:21
序盤は斜度はそれほどではありません。
が、徐々に岩まじりの急登に変化します。所々木の根を掴みながら慎重に登っていきます。言われている程、藪はひどくありませんでした。またロープは不要なレベルです。危険な個所にはフィックスがありますが、劣化が酷く使える代物ではありません。
2019年08月11日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 10:43
が、徐々に岩まじりの急登に変化します。所々木の根を掴みながら慎重に登っていきます。言われている程、藪はひどくありませんでした。またロープは不要なレベルです。危険な個所にはフィックスがありますが、劣化が酷く使える代物ではありません。
やがて斜度が緩むとP2の肩へ。テルモスボトル等、残置が目立ちました。毎度のことながら見る度にやるせない気持ちになります。
2019年08月11日 11:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/11 11:19
やがて斜度が緩むとP2の肩へ。テルモスボトル等、残置が目立ちました。毎度のことながら見る度にやるせない気持ちになります。
P2ピークより大天井岳
2019年08月11日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 11:57
P2ピークより大天井岳
P2ピークよりP3へ向かいます。ここで進路は屈曲します。ここよりやや藪が濃くなりますが、まだ薄いレベルです。
2019年08月11日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 11:59
P2ピークよりP3へ向かいます。ここで進路は屈曲します。ここよりやや藪が濃くなりますが、まだ薄いレベルです。
P5−P6が遠望できます。
2019年08月11日 12:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 12:08
P5−P6が遠望できます。
P3からP4を見上げます。
2019年08月11日 12:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 12:11
P3からP4を見上げます。
P3以降は急激に藪が濃くなりますが、足元の道は明瞭なので道迷いの心配はあまりないでしょう。
2019年08月11日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 12:50
P3以降は急激に藪が濃くなりますが、足元の道は明瞭なので道迷いの心配はあまりないでしょう。
それにしてもP4は遠い。
2019年08月11日 13:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/11 13:38
それにしてもP4は遠い。
2019年08月11日 13:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 13:39
2019年08月11日 13:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 13:41
ひたすらハイ松漕ぎが続きます。
2019年08月11日 13:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 13:50
ひたすらハイ松漕ぎが続きます。
2019年08月11日 13:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 13:53
2019年08月11日 13:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 13:57
P4直下にはこんな平和な道もあります。
2019年08月11日 14:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
8/11 14:13
P4直下にはこんな平和な道もあります。
ようやくP4へ。
2019年08月11日 14:11撮影 by  SC-02J, samsung
1
8/11 14:11
ようやくP4へ。
前方にP5−P6の威容が。
2019年08月11日 14:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
8/11 14:15
前方にP5−P6の威容が。
P4ピークがあまりにも居心地が良いので、ここで幕営したい誘惑に駆られますが、時間的にも早いので少しでも前進します。
2019年08月11日 14:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 14:32
P4ピークがあまりにも居心地が良いので、ここで幕営したい誘惑に駆られますが、時間的にも早いので少しでも前進します。
P5ジャンダルムは右(千上沢側)に巻き道が見えます。もちろん稜線通しでもOKです。今回、我々は時間が無いので巻き道を選択しました。
2019年08月11日 14:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 14:34
P5ジャンダルムは右(千上沢側)に巻き道が見えます。もちろん稜線通しでもOKです。今回、我々は時間が無いので巻き道を選択しました。
P5ジャンダルムよりP4を振り返ります。
2019年08月11日 14:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 14:43
P5ジャンダルムよりP4を振り返ります。
卦蕁楪度の岩場があります。
2019年08月11日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 14:44
卦蕁楪度の岩場があります。
2019年08月11日 14:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 14:47
草付きの急斜面の途中からP4を撮影
2019年08月11日 14:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 14:51
草付きの急斜面の途中からP4を撮影
P5鞍部。直登したかったのですが、時間がないので巻きます。
2019年08月11日 14:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 14:53
P5鞍部。直登したかったのですが、時間がないので巻きます。
草を掴みながら急斜面を下降しトラバース道へ。ここも特にロープ不要です。
2019年08月11日 15:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 15:00
草を掴みながら急斜面を下降しトラバース道へ。ここも特にロープ不要です。
巻きの核心部と言われるルンゼ。
2019年08月11日 15:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 15:18
巻きの核心部と言われるルンゼ。
少し詰めてから左手の壁上(卦蕕任垢脆い)に逃げることにします。
2019年08月11日 15:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 15:20
少し詰めてから左手の壁上(卦蕕任垢脆い)に逃げることにします。
壁に逃げてしまえば核心のザレは簡単にパスできました。
2019年08月11日 15:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 15:25
壁に逃げてしまえば核心のザレは簡単にパスできました。
あとはルンゼ上端まで僅かな距離を藪漕ぎするだけ。
2019年08月11日 15:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 15:32
あとはルンゼ上端まで僅かな距離を藪漕ぎするだけ。
ルンゼに合流。見下ろします。
2019年08月11日 15:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 15:34
ルンゼに合流。見下ろします。
さらにP5/P6のコルに向けてトラバースしていきます。
2019年08月11日 15:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 15:37
さらにP5/P6のコルに向けてトラバースしていきます。
コルへは藪とザレの急斜面です。と、ここで踏み跡は無いのに人の声が聞こえてきました。
2019年08月11日 15:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
8/11 15:40
コルへは藪とザレの急斜面です。と、ここで踏み跡は無いのに人の声が聞こえてきました。
左側の壁に沿って進むと楽にコルへ飛び出しました。コルには某山岳会の方2名が居り、しばしお話をしました。
2019年08月11日 15:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 15:41
左側の壁に沿って進むと楽にコルへ飛び出しました。コルには某山岳会の方2名が居り、しばしお話をしました。
またもここで幕を張りたい気持ちを抑え、身体にムチを入れてP6へ前進します。
2019年08月11日 16:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 16:21
またもここで幕を張りたい気持ちを抑え、身体にムチを入れてP6へ前進します。
急な酷いガレ斜面を落石を落とさないように慎重に詰めていきます。取り付き見た目程ではなく、ここでもロープは不要と感じました。
2019年08月11日 16:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 16:25
急な酷いガレ斜面を落石を落とさないように慎重に詰めていきます。取り付き見た目程ではなく、ここでもロープは不要と感じました。
後ろを振り返ります。右側(千上沢側)はスッパリと切れ落ちており、もちろんミスは許されません。
2019年08月11日 16:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 16:28
後ろを振り返ります。右側(千上沢側)はスッパリと切れ落ちており、もちろんミスは許されません。
後ろはP5
2019年08月11日 16:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 16:29
後ろはP5
本日の目標である独標が見えてきました。
2019年08月11日 16:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 16:31
本日の目標である独標が見えてきました。
振り返る。ガレの急斜面の後は再び這い松の藪漕ぎです。矢継ぎ早に難所が現れ、楽をさせてくれません
2019年08月11日 16:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/11 16:31
振り返る。ガレの急斜面の後は再び這い松の藪漕ぎです。矢継ぎ早に難所が現れ、楽をさせてくれません
P6からP7へ向かう。P7ピークに人が見えます。後続の某山岳会の方が呼びかけたところ、北鎌沢からルートミスで登り上げ、水も殆どなく、北鎌沢へも戻れないとのことでした。
2019年08月11日 16:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 16:37
P6からP7へ向かう。P7ピークに人が見えます。後続の某山岳会の方が呼びかけたところ、北鎌沢からルートミスで登り上げ、水も殆どなく、北鎌沢へも戻れないとのことでした。
一路P7へ。
2019年08月11日 16:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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一路P7へ。
P6を振り返る。
2019年08月11日 16:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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P6を振り返る。
P7へ続くナイフリッジ。高度感あります。
2019年08月11日 16:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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P7へ続くナイフリッジ。高度感あります。
P7ピークから北鎌のコルへのルートは錯綜しており、選択によって難易度に差が如実に出ます。先ずは二手に付いた踏み跡の左側を(天上沢側)選択します。
2019年08月11日 17:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 17:16
P7ピークから北鎌のコルへのルートは錯綜しており、選択によって難易度に差が如実に出ます。先ずは二手に付いた踏み跡の左側を(天上沢側)選択します。
まあまあの急斜面ですが、問題ありません。
2019年08月11日 17:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 17:20
まあまあの急斜面ですが、問題ありません。
先ほどピークに立っていたパーティが懸垂中でした。ここはパスし、直進した方が容易です。北鎌尾根上では基本的に懸垂ヶ所はなく、行く手にそのようなポイントが現れたら、そこはミスルートと思った方が良いです。
2019年08月11日 17:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 17:22
先ほどピークに立っていたパーティが懸垂中でした。ここはパスし、直進した方が容易です。北鎌尾根上では基本的に懸垂ヶ所はなく、行く手にそのようなポイントが現れたら、そこはミスルートと思った方が良いです。
先ほどのピークからの左手の踏み跡を辿り、テラスに降り立ったところを右手にトラバース、その先の二俣も直下にコルが見えており、左手の踏み跡に誘導されそうになりますが、右手方向の踏み跡を選択すると容易です。コルが見えてきました。ここまで危険な個所の通過はありません。
2019年08月11日 17:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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先ほどのピークからの左手の踏み跡を辿り、テラスに降り立ったところを右手にトラバース、その先の二俣も直下にコルが見えており、左手の踏み跡に誘導されそうになりますが、右手方向の踏み跡を選択すると容易です。コルが見えてきました。ここまで危険な個所の通過はありません。
コルに到着しました。さすが連休の北鎌尾根。北鎌沢から続々と人が上がってきます。と、ここで、コル直下まで詰め上げて来た登山者から、詰んでしまったとのことでアドバイスを求められました。
2019年08月11日 17:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/11 17:29
コルに到着しました。さすが連休の北鎌尾根。北鎌沢から続々と人が上がってきます。と、ここで、コル直下まで詰め上げて来た登山者から、詰んでしまったとのことでアドバイスを求められました。
我々も疲労が堪えてきましたので、そろそろ幕営地を決めなければなりません。北鎌のコルは既に複数のテントで一杯。そのすぐ先のワンテン適地(なぜか多くの人にパスされていた)に設営を決めました。
2019年08月11日 18:36撮影 by  SC-02J, samsung
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8/11 18:36
我々も疲労が堪えてきましたので、そろそろ幕営地を決めなければなりません。北鎌のコルは既に複数のテントで一杯。そのすぐ先のワンテン適地(なぜか多くの人にパスされていた)に設営を決めました。
設営直後、なんとオコジョが現れました。火器やコッヘルの周りをチョロチョロとしばらく動き回るのを眺めながら、疲れが癒されるのを感じました。
2019年08月11日 18:37撮影 by  SC-02J, samsung
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8/11 18:37
設営直後、なんとオコジョが現れました。火器やコッヘルの周りをチョロチョロとしばらく動き回るのを眺めながら、疲れが癒されるのを感じました。
翌朝。黎明の大天井岳を眺めながら2日目スタート。先ずは天狗の腰掛を目指します。
2019年08月12日 04:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/12 4:57
翌朝。黎明の大天井岳を眺めながら2日目スタート。先ずは天狗の腰掛を目指します。
歩いてきたP7以下のピークたち
2019年08月12日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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歩いてきたP7以下のピークたち
独標と前穂
2019年08月12日 06:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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独標と前穂
硫黄尾根の向こうに雲海に浮かぶ裏銀座の山並み。
2019年08月12日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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硫黄尾根の向こうに雲海に浮かぶ裏銀座の山並み。
2019年08月12日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2019年08月12日 06:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2019年08月12日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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独標から大槍
2019年08月12日 07:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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独標から大槍
2019年08月12日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2019年08月12日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2019年08月12日 09:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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北鎌平
2019年08月12日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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北鎌平
2019年08月12日 10:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/12 10:26
山頂直下
2019年08月12日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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山頂直下
山頂は多くの人で賑わい、大渋滞となっていました。この後、槍ヶ岳山荘まで実に20分以上を要しました。
2019年08月12日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/12 11:00
山頂は多くの人で賑わい、大渋滞となっていました。この後、槍ヶ岳山荘まで実に20分以上を要しました。
ヒュッテ大槍でコーラを注入しながら槍を眺めます。
2019年08月12日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/12 13:15
ヒュッテ大槍でコーラを注入しながら槍を眺めます。
水俣乗越への下降路を阻む凶悪な登り返し
2019年08月12日 14:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/12 14:10
水俣乗越への下降路を阻む凶悪な登り返し
水俣乗越。ここから本日のお宿となる北鎌沢までひたすら下降していきます。
2019年08月12日 14:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/12 14:31
水俣乗越。ここから本日のお宿となる北鎌沢までひたすら下降していきます。
酷いザレ場を延々と下った先の雪渓。アイゼンも無いので直ぐに左手のガレに逃げました。
2019年08月12日 15:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/12 15:23
酷いザレ場を延々と下った先の雪渓。アイゼンも無いので直ぐに左手のガレに逃げました。
平坦地まで来ると前方にパーティが見えてきました。
2019年08月12日 16:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/12 16:09
平坦地まで来ると前方にパーティが見えてきました。
北鎌沢。貧乏沢付近にある美味で冷たい湧水を求めてここはパスします。
2019年08月12日 16:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/12 16:27
北鎌沢。貧乏沢付近にある美味で冷たい湧水を求めてここはパスします。
翌朝。貧乏沢までは数年前と沢地形が変わっており、高巻きを繰り返していきます。
2019年08月13日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
8/13 6:04
翌朝。貧乏沢までは数年前と沢地形が変わっており、高巻きを繰り返していきます。
高巻中。
2019年08月13日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 6:27
高巻中。
基本、右岸を進みますが、ここ1750m付近で崩壊斜面が現れたため、高巻きは止め、左岸に渡渉することに。沢装備はP2取り付きにデポしているため、初めて素足で入水します。あまりの冷たさにネオプレンの有難味を感じました。
2019年08月13日 06:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 6:52
基本、右岸を進みますが、ここ1750m付近で崩壊斜面が現れたため、高巻きは止め、左岸に渡渉することに。沢装備はP2取り付きにデポしているため、初めて素足で入水します。あまりの冷たさにネオプレンの有難味を感じました。
左岸に渡渉した後は小高巻を交えながら桃子さんプレートまで左岸通しで特に苦労なく到達。
2019年08月13日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 7:21
左岸に渡渉した後は小高巻を交えながら桃子さんプレートまで左岸通しで特に苦労なく到達。
桃子さんプレート
2019年08月13日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 7:39
桃子さんプレート
プレートからすぐ上流に残置した沢装備を回収し、装着します。
2019年08月13日 07:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 7:56
プレートからすぐ上流に残置した沢装備を回収し、装着します。
往路よりも増水、水勢も強くなっていましたが、スクラムすることなく乗り切れました。
2019年08月13日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 9:24
往路よりも増水、水勢も強くなっていましたが、スクラムすることなく乗り切れました。
往路に高巻をしたヶ所も積極的に入水したおかげであまりロスタイムを作ることなくゴールへ。前方に見覚えのある吊り橋が見えて無事に歩き通せたことに安堵します。
2019年08月13日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 10:20
往路に高巻をしたヶ所も積極的に入水したおかげであまりロスタイムを作ることなくゴールへ。前方に見覚えのある吊り橋が見えて無事に歩き通せたことに安堵します。
吊り橋を渡った先で沢装備を解除しました。
2019年08月13日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 10:24
吊り橋を渡った先で沢装備を解除しました。
さらば北鎌尾根
2019年08月13日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 11:16
さらば北鎌尾根
名無し避難小屋前で一休み
2019年08月13日 11:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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名無し避難小屋前で一休み
高瀬ダムへ着くと、タイミング良くタクシーが待機中。既に3名が乗車中でした。700円を支払い乗車します。
2019年08月13日 13:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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8/13 13:41
高瀬ダムへ着くと、タイミング良くタクシーが待機中。既に3名が乗車中でした。700円を支払い乗車します。
高瀬ダムを見送る
2019年08月13日 13:42撮影 by  SC-02J, samsung
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高瀬ダムを見送る
七倉山荘へ帰着。お疲れ様でした。
2019年08月13日 13:56撮影 by  SC-02J, samsung
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8/13 13:56
七倉山荘へ帰着。お疲れ様でした。

装備

個人装備
渡渉装備(ネオプレーンスパッツ・ソックス ハーフパンツ マリンシューズ) シュラフカバー インナーシーツその他幕営装備一式
共同装備
ロープ(30m) ガス
備考 軽量化のため、マリンシューズとしたが、徒渉の際に突き指をしたり、泥壁の急高巻きでは脱げそうになる等、
デメリットが目立った。
たかだか数時間の徒渉と甘く見積もっていたが、装備のデポをするなら堅牢なシューズを使用した方が安全快適。

感想

初めての北鎌尾根は貧乏沢からでした。
独標から眺める長大な北鎌尾根はまさに圧巻の一言で、
下山後も余韻は冷めることはありませんでした。
間もなく湯俣からのルートを知り、この道を開拓したかつての先人たちの苦労に思いを馳せながら歩いてみたいと強く思いました。
以来、いつでも計画を実行に移せるよう準備していましたが、天候や所要で計画が流れ続けて早4年。年々湯俣ルートへの憧憬の念は一層強くなる中、
ようやく今回実行の機会が訪れました。
台風10号の動向が注目される中、当初計画ではP5直登も小槍登攀もと、あれやこれやと欲張りましたが、いざ迎えてみれば週末の悪天候続きで2ヶ月ぶりの山行に、通過で精一杯でP5と子槍の登攀は諦めざるを得ず、体力の低下を思い知らされる山行となりました。
ですが、山は困難に見合う絶景を見せてくれます。
このルートもまた筆舌に尽くしがたい感動を与えてくれ、何度でも歩いてみたいと思わせる魅力を感じました。
次回は十分な体力作りをして、また違った角度で楽しみたいと思います。

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1945年生まれの後期高齢者です。1970年9月に山渓社の「アルパインガイド」を参考に本コースを単独で歩きました。初日 大町⇒タクシー相乗で7:00七倉→11:00〜12:20湯俣→14:50第2吊橋近くでビバーク。2日目 6:15発→7:10 P2→14:30独標の頭→15:50ビバーク。3日目 7:00発→11:00槍ガ岳→16:50横尾でテントの記録が残っています。50年も経つと随分様変わりしたようですね。懐かしい場所を案内して頂きありがとうございました。
2023/11/25 14:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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