サースフェー(Saas-Fee)第1日目(8月1日)。今日は良い天気で、到着したサースフェーでは町中からも、周りを囲む4000m級の山がまじかに見られた。谷底で、町中からはマッターホルン以外、めぼしい山が見えないツエルマットよりも、山岳リゾートとしては、むしろ素晴らしい。
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8/1 21:03
サースフェー(Saas-Fee)第1日目(8月1日)。今日は良い天気で、到着したサースフェーでは町中からも、周りを囲む4000m級の山がまじかに見られた。谷底で、町中からはマッターホルン以外、めぼしい山が見えないツエルマットよりも、山岳リゾートとしては、むしろ素晴らしい。
サースフェーの西側にはドーム(Dom:4545m)、ティッシュホルン(Taech-horn:4491m)、レンツシュピッチェ(Lenzspitze:4294m)というミシャベル(Mischabel)山群の高山が、はるかな上にそびえていて、素晴らしい!
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8/1 21:03
サースフェーの西側にはドーム(Dom:4545m)、ティッシュホルン(Taech-horn:4491m)、レンツシュピッチェ(Lenzspitze:4294m)というミシャベル(Mischabel)山群の高山が、はるかな上にそびえていて、素晴らしい!
南東方向は、広大なフェー(Fee)氷河が望め、その奥には、アルプフーベル(Alphubel:4206m)の特徴ある台形の雪山が見える。
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8/1 21:03
南東方向は、広大なフェー(Fee)氷河が望め、その奥には、アルプフーベル(Alphubel:4206m)の特徴ある台形の雪山が見える。
南を望むと、今回の目標であるアラリンホルン(Allalin-horn:4027m)が、気高くそびえている。
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8/1 21:03
南を望むと、今回の目標であるアラリンホルン(Allalin-horn:4027m)が、気高くそびえている。
アルプフーベルのズームアップ。鋭鋒ではないが、特徴ある台形の雪山で、サースフェーからの1日での登山も可能らしい。
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8/1 21:03
アルプフーベルのズームアップ。鋭鋒ではないが、特徴ある台形の雪山で、サースフェーからの1日での登山も可能らしい。
サースフェーの町中の風景。ツエルマットほど俗化してなく、のんびりした雰囲気が漂い、昔のチェルマットの雰囲気に似ている。この日(8月1日)は、スイスの建国記念日、そのせいか?メインストリートには火人通りが多い。
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8/1 21:04
サースフェーの町中の風景。ツエルマットほど俗化してなく、のんびりした雰囲気が漂い、昔のチェルマットの雰囲気に似ている。この日(8月1日)は、スイスの建国記念日、そのせいか?メインストリートには火人通りが多い。
いかにもアルプスの山岳リゾートっぽい風景。町中からでも、アラリンホルンなどの雪の高山が良く見え、感じが良い。
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8/1 22:56
いかにもアルプスの山岳リゾートっぽい風景。町中からでも、アラリンホルンなどの雪の高山が良く見え、感じが良い。
これは、サースフェーのガイドオフィスの建物。ここで登山のことを打ち合わせする。天気の状況なども気さくに教えてくれた。明日は天気が悪いそうで、登山予定を1日延ばしてもらった。
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8/1 23:19
これは、サースフェーのガイドオフィスの建物。ここで登山のことを打ち合わせする。天気の状況なども気さくに教えてくれた。明日は天気が悪いそうで、登山予定を1日延ばしてもらった。
(一日おいて)、8月3日。今日はアラリンホルンへの登山日。早朝から良く晴れていて、まだ日が当たってないミシャベル山群の高峰も、良く見えている。
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8/3 12:51
(一日おいて)、8月3日。今日はアラリンホルンへの登山日。早朝から良く晴れていて、まだ日が当たってないミシャベル山群の高峰も、良く見えている。
目指すアラリンホルンあたりも、雲一つない晴天。
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8/3 12:58
目指すアラリンホルンあたりも、雲一つない晴天。
始発のロープウエー(ゴンドラ)に乗って、高度を上げる。車窓からは、サースフェーを囲む高山が次々と見えてくる。(右の一番高い峰がドーム、かな?)
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8/3 12:58
始発のロープウエー(ゴンドラ)に乗って、高度を上げる。車窓からは、サースフェーを囲む高山が次々と見えてくる。(右の一番高い峰がドーム、かな?)
ロープウエー(ゴンドラ)の車窓から、モルゲンロートに染まる、ミシャベル山群の山々が見えた。写真はいまいちの色合いだが、目視では、濃いオレンジ色に染まり、素晴らしいモルゲンロートだった。
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8/3 13:21
ロープウエー(ゴンドラ)の車窓から、モルゲンロートに染まる、ミシャベル山群の山々が見えた。写真はいまいちの色合いだが、目視では、濃いオレンジ色に染まり、素晴らしいモルゲンロートだった。
目指すアラリンホルン山頂部も、モルゲンロートに染まっている。わくわく・・
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8/3 13:27
目指すアラリンホルン山頂部も、モルゲンロートに染まっている。わくわく・・
この路線は、途中までがロープウエー(ゴンドラ)で、途中駅から「アルペンメトロ」という地下を走る電車に乗り換える。が、そのメトロの車両が不調とのことで、約1時間も、トンネル状の通路で待たされた。後ろにも長い人の行列。
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8/3 14:08
この路線は、途中までがロープウエー(ゴンドラ)で、途中駅から「アルペンメトロ」という地下を走る電車に乗り換える。が、そのメトロの車両が不調とのことで、約1時間も、トンネル状の通路で待たされた。後ろにも長い人の行列。
ようやく、アルペンメトロが修理完了し、乗車すること約10分。登山開始点のミッテルアラリン(Mittel-Allalin:3457m)に到着。すぐに外に出てみると、素晴らしい展望が広がっていた。これは、北西方面のミシャベル山群(ミシャベル三山)、中央がドーム峰。
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8/3 14:46
ようやく、アルペンメトロが修理完了し、乗車すること約10分。登山開始点のミッテルアラリン(Mittel-Allalin:3457m)に到着。すぐに外に出てみると、素晴らしい展望が広がっていた。これは、北西方面のミシャベル山群(ミシャベル三山)、中央がドーム峰。
ミッテルアラリン付近はスキー場にもなっていて、広い道が続いている。その先には目指すアラリンホルンの丸っこい山頂が見える。天気も良いし、登れそうかな?
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8/3 14:46
ミッテルアラリン付近はスキー場にもなっていて、広い道が続いている。その先には目指すアラリンホルンの丸っこい山頂が見える。天気も良いし、登れそうかな?
これは、今回の山岳ガイド、アンジェロ氏。45歳くらい、馬力ありそうな体格だった。アンザイレンはここから。
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8/3 14:47
これは、今回の山岳ガイド、アンジェロ氏。45歳くらい、馬力ありそうな体格だった。アンザイレンはここから。
さて、アラリンホルンめざし、登山開始。昨日(8月2日)が天気が悪く、サースフェーで待機していた登山者が多かったようで、今日はアラリンホルンを目指す登山者(パーティ)が多い。
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8/3 15:24
さて、アラリンホルンめざし、登山開始。昨日(8月2日)が天気が悪く、サースフェーで待機していた登山者が多かったようで、今日はアラリンホルンを目指す登山者(パーティ)が多い。
眺めが良すぎるので、ついつい写真ばかり取ってしまう。遠景はミシャベル三山。手前の岩場は、良く見ると、斜めの地層が目立つ。おそらく片麻岩だろう。
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8/3 15:24
眺めが良すぎるので、ついつい写真ばかり取ってしまう。遠景はミシャベル三山。手前の岩場は、良く見ると、斜めの地層が目立つ。おそらく片麻岩だろう。
あるくのはこういう感じのゆるい雪原。昨日、麓では雨だったが、このあたりでは新雪だったようで、バージンスノーが目にまぶしい。
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8/3 15:24
あるくのはこういう感じのゆるい雪原。昨日、麓では雨だったが、このあたりでは新雪だったようで、バージンスノーが目にまぶしい。
サースフェーの東側の山並みも良く見える。ワイスミース(Weissmies:4023m),ポルトジジェンホルン(Portjen-horn:3567m)などではないかと思われるが、高山が多すぎて、名前が解らないのは残念。
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8/3 15:24
サースフェーの東側の山並みも良く見える。ワイスミース(Weissmies:4023m),ポルトジジェンホルン(Portjen-horn:3567m)などではないかと思われるが、高山が多すぎて、名前が解らないのは残念。
地層が面白い。北傾斜で岩の層が美しい模様を描いている。たぶん片麻岩だと思うが、地中深くからこの高さまで隆起したんだな。
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8/3 15:28
地層が面白い。北傾斜で岩の層が美しい模様を描いている。たぶん片麻岩だと思うが、地中深くからこの高さまで隆起したんだな。
アラリンホルン山頂部の北西面。ここから眺めると、なかなか厳しい傾斜だ。
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8/3 15:35
アラリンホルン山頂部の北西面。ここから眺めると、なかなか厳しい傾斜だ。
下の氷河はフェー氷河、その向こうにいつも、ミシャベル三山が見え、あまりに美しいので、同じような写真を何枚も撮ってしまう。
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8/3 15:50
下の氷河はフェー氷河、その向こうにいつも、ミシャベル三山が見え、あまりに美しいので、同じような写真を何枚も撮ってしまう。
中間点の、フェーヨッホ(Fee-joch)に到着。標高は約3800m。5分ほど休み、ここから、アラリンホルン山頂部へとアタックする。ガイドのアンジェロ氏の向こうに、目指す山頂が見えてきた。
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8/3 16:17
中間点の、フェーヨッホ(Fee-joch)に到着。標高は約3800m。5分ほど休み、ここから、アラリンホルン山頂部へとアタックする。ガイドのアンジェロ氏の向こうに、目指す山頂が見えてきた。
フェーヨッホからは、アラリンホルンの西稜となり、南側の展望が開けてきた。中央の槍のような鋭い山は、リンピッシュホルン(Rimpfisch-horn:4199m)。
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8/3 16:28
フェーヨッホからは、アラリンホルンの西稜となり、南側の展望が開けてきた。中央の槍のような鋭い山は、リンピッシュホルン(Rimpfisch-horn:4199m)。
フェーヨッホにて。ガイドに言われて良く見ると、おお、西側にはちっちゃく、マッターホルンが見えてきた。左手奥の山は、数日前に登ったブライトホルンだ。
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8/3 16:28
フェーヨッホにて。ガイドに言われて良く見ると、おお、西側にはちっちゃく、マッターホルンが見えてきた。左手奥の山は、数日前に登ったブライトホルンだ。
フェーヨッホの風景。特に標識があるわけではないが、展望もいいし、行程のちょうど中間点なので、他のパーティも一休みしている。
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8/3 16:28
フェーヨッホの風景。特に標識があるわけではないが、展望もいいし、行程のちょうど中間点なので、他のパーティも一休みしている。
今日はほかにもたくさんの登山パーティがアラリンホルンをめざし、登高中。いかにもアルプス登山だなぁ
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8/3 16:28
今日はほかにもたくさんの登山パーティがアラリンホルンをめざし、登高中。いかにもアルプス登山だなぁ
フェーヨッホあたりからも、ミシャベル三山が良く見える。その手前の、白い峰はアルプフーベル(Alpfubel)。ミシャベル三山は登頂難しいそうだが、アルプフーベルは、ミッテルアラリン起点で登るパーティも結構いる、とガイドが行っていた。
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8/3 16:28
フェーヨッホあたりからも、ミシャベル三山が良く見える。その手前の、白い峰はアルプフーベル(Alpfubel)。ミシャベル三山は登頂難しいそうだが、アルプフーベルは、ミッテルアラリン起点で登るパーティも結構いる、とガイドが行っていた。
アラリンホルン山頂へと向かう、大勢の登山パーティたち。目指す山頂はあと少しか?
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8/3 16:28
アラリンホルン山頂へと向かう、大勢の登山パーティたち。目指す山頂はあと少しか?
雪面を登っていくと、山頂の一角、黒い岩のピークが見えてきた。標高差であと50m程度か? 頑張れ オレ!
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8/3 17:02
雪面を登っていくと、山頂の一角、黒い岩のピークが見えてきた。標高差であと50m程度か? 頑張れ オレ!
もうここは、アラリンホルン山頂の一角。十字架のある最高点(西端の小岩峰)へと、どのパーティも向かっている。
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8/3 17:39
もうここは、アラリンホルン山頂の一角。十字架のある最高点(西端の小岩峰)へと、どのパーティも向かっている。
おう、10時20分、アラリンホルン山頂(4027m)に到着。所要時間=2:20分だった。山頂にある十字架には記念写真を撮る人で、人だかりができていた。
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8/3 17:19
おう、10時20分、アラリンホルン山頂(4027m)に到着。所要時間=2:20分だった。山頂にある十字架には記念写真を撮る人で、人だかりができていた。
山頂にて、ガイドのアンジェロさんとの2ショットを撮ってもらった。
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8/3 17:21
山頂にて、ガイドのアンジェロさんとの2ショットを撮ってもらった。
アラリンホルン山頂は360度の大展望が広がる。これは北側の展望。眼下に小さく、麓のサースフェーの街並み。その左側の山並みはワイスミース山群。さらに奥の方は、ベルナーオーバーラントの山やまだが、あちらは雲が多く、山岳同定は難しい。いやー雄大な風景だよ。
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8/3 17:23
アラリンホルン山頂は360度の大展望が広がる。これは北側の展望。眼下に小さく、麓のサースフェーの街並み。その左側の山並みはワイスミース山群。さらに奥の方は、ベルナーオーバーラントの山やまだが、あちらは雲が多く、山岳同定は難しい。いやー雄大な風景だよ。
アラリンホルン山頂部は割と広く、西端に十字架のある最高点があって、東側の雪稜部は、一休みに最適。多くのパーティがここで憩っていた。
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8/3 17:39
アラリンホルン山頂部は割と広く、西端に十字架のある最高点があって、東側の雪稜部は、一休みに最適。多くのパーティがここで憩っていた。
ご無沙汰しております、ベルクさん
実はヤマレコ開くのも久々というテイラクでして
良い旅ですね、じっくり読まさせて頂きました。
実はワタクシもスイス狙ってたのですがパートナーいなくて今年は断念しました。まぁ来年でしょうか
分からない事だらけなのでまた教えを請うかも知れませんがその時はよろしくお願い致します
sin-kazama さん、コメントありがとうございます。
スイスアルプスは最高ですよ。お金と休暇と体力があれば、ですが・・
ぼんやりしていると私のように、「定年になって暇ができたので、さあスイスアルプスだ」、と思っても、体の衰えは隠せず、今回のようなお手軽4000m峰くらいしか行けません。
まだ私よりずいぶん、若くていらっしゃるようなので、無理にでも暇と金を捻出し、スイスアルプスに行かれたらいかがでしょうか?
ツアー形式の登山なら、「アトラストレック社」、トレッキングなら「アルパインツアーサービス社」が日本の旅行代理店としては有名です。
基本、アルプスの登山は、現地ガイドを使って登ることになってます(暗黙のルール)。あちらのガイドは国家資格を持っているハイレベルの人たちなので、客の力量さえあれば、モンブランでも、マッターホルンでも、行けますよ。
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