敗退!八ヶ岳全山縦走、ツクモグサは全開!


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 2,033m
- 下り
- 1,604m
コースタイム
天候 | 一日目 晴れ→曇りだが、天気予報よりは格段に良かった。 19時前から降雨。 二日目 真夜中から激しい雨→早朝止む。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桜平から観音平はタクシーを利用、12000円なり。アイタ! |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題のない整備された登山道です。 しかしながら、権現岳から赤岳かけては入山者は少ないです、いいルートですが。 <注意> この山行は、夏場最盛期には危険です。 夏場においての稜線での行動は14時〜15時に終了するのが基本だと考えています。夕立、雷は避けれませんので。 <アルプス食堂> 韮崎の有名店です。 ラーメンが有名ですが、ホルモン、チャーシューが美味しい! ホルモンの煮込み、チャーシューたっぷりのチャーハン、いいですよ。 何といっても南アルプスでもなく日本アルプスでもなく「アルプス」ですから、世界的。 |
写真
感想
私たち夫婦の新たな「冒険」は残念ながら敗退に終わりました。
丹沢24時間(12×2)に参加。
それまで、私たち夫婦の山行は一泊二日、行動時間8時間が原則でした。
週末土日登山の私たち、行動時間を8時間から12時間に一日でも伸ばすことができたなら、新たな山行の可能性が出てくるのでは。
そういう思いで「八ヶ岳全山縦走、12時間×2日」にチャレンジしてみました。
得るところの多い敗退でしたね。ツクモグサは、特に良かった。
以下、個人的なメモ。
〜備の軽量化、無駄な装備の切り捨てはいいところまでいってる。無雪期テント泊(1泊〜2泊)装備、今回はピッケル&アイゼン含め、夫婦二人で20kは切っており、仕上がった感じ。
▲椒奪トレの効果もあり、長時間でも重さが影響を及ぼした事はなかった。
12時間の行動時間、今回は奥(lon)の不調があったが、歩き続けることによる体への負荷は予想の範囲内であった。
以下、反省点。
そ佝時間、ナイトハイクに習熟しさらなる早出が必要。コース、天候、季節、月齢などを考慮しなければ12時間は。
ド畸覆梁猟幹浜、体重管理。3キロは減らすべきかと。
今週末は、奥が都合で山にはいけません。
私は、フリーで久しぶりに「山に放たれる」ので、へへへ。
【反省、反省、また反省...。】
せっかく1泊2日で八ヶ岳全山縦走にチャレンジしたのに、私の不調が原因で、
途中敗退となりました。
今回、同行した夫の調子が良かっただけに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
夫一人なら、十分やり遂げられたと思います。
今回の不調は、私が「仕事」の疲労感を平日に処理しきれなかったことが原因です。
GW明けから担当する仕事の範囲が広がり、今まで以上に神経を張り巡らせ、集中力を維持することが
要求されるようになりました。
今まではなんとか週末の山歩きに向け、コントロールしてきたつもりでしたが、今回は仕事で上がり切った
テンションをなかなか下げられず、それ故睡眠も十分に取れない状態が続き、正直疲れ切っていたという体たらく。
また山を歩いている最中にも「仕事」のことが浮かんでくる有様。
山を歩くようになって、初めての経験でした。
こんな状態なので、ペースが上がろうはずもなく...。
結局、私の自己管理の甘さ故、「お山に気持ちが向かっていなかった」。
今回、途中で敗退したことより、そのことが一番ショックでしたし、猛省すべきと考えています。
八ヶ岳、本当にごめんなさい。
こんな状態で歩いたにも関わらず、暖かく迎えてくれて本当に感謝します。
【日本を代表する山岳リゾート 八ヶ岳】
先週、八ヶ岳は開山祭を終え、今回歩いたルート上ではほとんどの小屋が営業を開始しています。
(キレット小屋は7月7日小屋あけ)
八ヶ岳は、赤岳を中心とした南部のアルペンムードたっぷりな山域と、北八の穏やかで美しい森、と
山域としてはコンパクトながら、趣の異なるお山が同居しており、ルートも多く、
山を歩く人の体力、技術、志向を問わず、年間を通して楽しめる、素晴らしいフィールドです。
麓には大手ディベロッパーの開発した別荘地、ゴルフ場、美術館、レストラン等が立ち並び、
地元の方たちとはある種隔離されている感は否めませんが、それ故「都会的」な印象です。
山中の小屋もこうした影響を受けており、おしなべてサービスが行き届いていますし、
登り口の標高が高いため、それほど体力のないご年配の方や、山を歩き始めて日の浅い方でも、
ルートを選べば、お山を歩く楽しさを満喫できるのでは、と思います。
【全体の感想】
反省点ばかりの今回の山行でしたが、キレット小屋から望む赤岳の山容はやはり素晴らしく、
また赤岳〜硫黄にかけての岩稜帯の通過は、今シーズン初めてでしたが、そう問題もなく、
多少の収穫はありました。
また日の岳周辺の、まるで「バンザイ」しているかのようなツクモ草に出会えたことも、本当によかったです。
あのウブ毛は、水滴を逃さないよう進化したものだとkankotoさんから教えて頂きましたが、
実際、咲いている場所は岩稜帯のがけ地で根から水分をとるのは難しそう。
まさに「生存適者」と、納得しました。
夏山シーズンも、もうすぐ...。
こんな調子で大丈夫か、と不安ばかりではありますが、日常生活における自己管理も含め、
気持ちを切り替えていこう、と思っています。
lonさん、お身体、大丈夫でしょうか。
‐「仕事」のことが歩いていても頭に浮かぶ‐
ことって、僕もあるんです。
忘れたいと思うほど、頭に浮かんできてしまうことがあります。それだけに、
体調や気持ちが保たれ、お山を歩けるときは本当に幸せを感じます。
素晴らしい展望や、花があると本当に癒されます。
ツクモグサ、開花していて良かったですね。
僕は硫黄岳で降りてしまったため、見られませんでした。
次こそ、自分の目で見たいと思います。
ご心配頂きまして、恐縮です。
なんか「ヘタレっぷり」満載で、お恥ずかしい限りです...。
ツクモ草、本当にかわいかったです。
咲いてる場所が場所だけに、そのけなげさが胸を打ちます。
次回は、是非ご覧になって下さい。
ricalojpさん、ricalonさん、こんばんは。
今回は残念な結果でした。
しかし新たな「冒険」にチャレンジしたことは
とても意味のあることだったのではないでしょうか。
挑戦しなくては成功はありません。
私もこの冬は2度、八ツで撤退しました。
それでもとてもいい経験をさせてもらいました。
新たな扉を開いて前へ進んでいきましょう。
まずは、コメント。
そして、siriusさんとその山行記録に。
こそっと、何度も何度も読み読みしていました。
体力面では及ぶべくもないので、割り引いて。
ありがとうございました。
冬季に向かって、東面の尾根を歩いてみたいので、この点でもお世話になります。
奥はチョット落ち込んでますが、体調の悪い中テント装備で12時間超歩くことができたことは、
我が奥ながら、良く頑張ったと。
夫婦で全山縦走12×2、来シーズンもチャレンジです。
夫婦合わせて102歳になるけど。
今回は予定のルートを踏破出来ず、残念でしたね。
僕もここのところ仕事のストレスで胃腸の状態が良くなく、山に行こうか休もうかと迷っていたので、レコを拝見していて考えさせられました
心身ともに万全の状態で山に臨む事は、なかなか難しい事ですね。
JPさん、LONさん、おはようございます。
あらたな冒険、いい響きですね。
今回は残念ながら、撤退されたようですが、
達成されたら、また次の冒険ですね。そして
また次・・・
私は目先を追うので精一杯で次が見えてきません。
テン泊装備を担いで12時間行動するだけでも、スゴいなあと思います。
lonさん、山の中で仕事のことが頭から離れないとは、よっぽどお疲れだったのでは?
次の山行までに回復できるといいですね!
あるいは次は、他のことなど考えられないほど怖いところに行くという手もありますが。
jpさん、lon奥様。お疲れ様でした。
あの岩稜の稜線を12時間とは凄いですね。
オーレン小屋、テント場に、白いシェルターはよく映えますね。桜平に女神はいませんでしたか
ぜーんぜんいーでねーっすか!!
敗退も完登も体調良悪も山ですもんね。
どこかチャレンジしてると思うのでして、どこに向いてるか、がはっきりしないと山に行けない自分がおりまして。。。
お二人が羨ましいです!!
なにをおっしゃるmillionさん。
millionさんの「大冒険」。
達成の折りにはお祝いの席を用意させてくださいね。
体調が悪い時の登山、きついですよね。自分もそういう時は全然ペースが上がらず、歯がゆい思いをしますので、ricalonさんのお気持ち、良く判ります。
ところで、12000円のタクシー代も、もちろん勿体無いのですが、せっかくの良い機会に八ヶ岳山麓を歩か無かったのがもっと勿体無いと思いました。
八ヶ岳は、昔は山の尾根沿いの登山以外に、MTBで山麓を巡ったりしたのですが、山から見る景色と全然違った景色が見れて良いですよ〜
適当な所でタクシーに乗っても良いし、タクシー代が浮いた分、途中のカフェによってティータイムを楽しんでも良いし、エスケープルートにそういうのも有りだと思います
外見からは想像しにくいのですが、奥は結構「まじめ」なんですよね。
一方、私の方は
「考えてもわからないから、寝て、また明日考えよう。」しかし、朝起きたら忘れてる、、てタイプです。
たまには、私のまねをすればよいのにねー。
「敗退」というより「準備」、レコからはそういう印象を受けました。
jpさんはやっぱり冬山がお好きなんですね。雪の状況を想像しながら登っていらっしゃるとは、私には想像も及びません
lonさん、反省お好きなようですね(失礼!)
反省⇒努力 というサイクルはネガティブで結局また反省の罠に陥ることが多いです。
気が付く⇒実行 と考えると気楽になることができお勧めです
ではでは
ボッカトレの効果は、ありますね。
筋力が付いたって言うよりも、体が重さに慣れてくるって感じでしょうか。
二人ともボッカトレの半分以下の重量ですから。
どうも、Mikuniさんのプロフ写真に引っ張られたようで。
オーレン小屋。八ヶ岳では、高見石小屋とここが私の好みです。
ここをベースに、天狗、硫黄をピストンするのが、いいですよね。
お風呂もあるし、小屋の方も親切だし。
今回も、観音平への抜け道を詳しく教えていただき、大変助かりました。
しかたないなー。
コンパスをプレゼントしますよ!
「愛と悲しみの果て」で、レッドフォードがメリル・ストりープにプレゼントしたのが、コンパス。
道が、違うと思ったら引き返す。コンパスを確認。そして、進む。
そうきましたか。
いやもう、気力が、、、。
それと、女神茶屋にタクシーを予約していたので、そのキャンセルのため、タクシー会社に連絡せざるをえなかったんです、、
と言い訳しておきます。
どういうときでも、楽しまれるFutaroさんには脱帽です。
「雪が付いたらどうだろう」
習慣になってますね。必ず雪のある時期に行くわけではないのですが。結構楽しいですよ。
奥は、奥で、ヘロヘロになりながらも横岳では、積雪期をイメージしながらでした。
どうも、赤岳〜硫黄の冬季縦走をしたいみたいです。
コメントありがとうございます。
せっかくの「チャレンジ」だったので、万全の体制で臨みたかったです。
敗退という結果よりも、自分の準備不足に悔いが残ります。
「失敗は成功の母」
めげずにガンバリます。
胃の調子はいかがですか?
お大事になさってください。
私の場合はストレスというより、オーバーワークですね、たぶん。
こういう時は、もっとノンビリ&マッタリお山を歩いたほうがよかったのかも
いや、「冒険」には程遠く...
お仕事と毎日の歩き、そして週末のとんでもないロングコース。
millionさんのスタミナはスゴすぎです
どうやって疲労回復を実現されているのか、コッソリ
むむ、バレてましたか...。
次回は、人生初の「懸垂下降」にチャレンジの予定でして
たぶん、頭は真っ白で、大泣き
「ヘンタイ」への道は険しそうです
オーレン小屋、今回で2回目の天泊だったんですけど、
前回は「そうめん」したんですよ!
いかがですか?
オーレン小屋で「そうめん」の宴。
桜平。
女神はおらず、待っていたのは「満面の笑み」のタクシー
風邪をひかれたそうで...。
その後いかがですか?
どうぞ、お大事に...。
>途中のカフェによってティータイム
うーん...
私としては、「アルプス食堂」で焼きホルモン&ビール
(お値段的にもだいぶ安い気が...)
>敗退も完登も体調良悪も山ですもんね。
仰る通り
たぶん、私は欲深いんでしょうね。
敗退はノープロブレムですけど、目一杯楽しめなかった、「心ここにあらず」だったことが
ホント、 ツライ
>lonさん、反省お好きなようですね
うははは。「反省」がマイブーム
問題点は、素早く修正したいところなんですが...。
貴重なアドバイス、ありがとうございます。
早速ためしてみます
ricalonさん ricalojpさん こんにちは。
八ヶ岳全山縦走は残念でしたね〜 一筆書きどころか4筆書きで全山縦走しました
お花もきれいだし赤岳も迫力ありますね
行こうと思う根性だけで脱帽です。
それとタクシー代12000円も脱帽です
タクシー代がなきゃ行ってみようかな。
といいながら北海道で浪費三昧(中)のinoyasuでした。
JPさん、LONさん、改めてコメント入れさせて
頂きます。
LONさん、私は歩きはじめた頃、仕事からの逃避や
逆に仕事関係の問題解決の手段とかを考えながら
歩くことも多々ありました。
自然は最強です。
自然を信じれば必ず前に進みますよ。
仕事のこと山に持ち込んでも、山は何も
変わりませんよ。
山は受け止めてくれて、あとは自分で処理するだけ。
前に進みましょう。
JPさん、私の場合逆算です。
個人的なメモ・・・
私も個人的なデータの整理・管理をレコに載せて
います。
スタート時間、私の場合は逆算します。
疲れた体で日没に向かうことが私の中で一番の
恐怖なんです。(山中泊が出来る装備を背負っている
と違う感覚なのかもしれませんね)
だから、行程を吟味し、ベストはお昼、遅くても
3時でゴールから逆算しています。(下見をして
リスクを軽減したコースは日没をエンド時間に
しますが)
疲れきった状態でのナイトと、元気がみなぎって
いる時間帯のナイト、リスクが雲泥の差だと思って
ます。
8×3と12×2、共に24ですが、違いますよね。
私は単発24の体は作ってますが、12×2は今は
出来ないと思います。
8×3と12×2の差は凄い大きいと思います。
長々と失礼しました。
くっそー、羨ましすぎる...。
関東地方が梅雨入りしたら、北海道。
まさにベストな選択ですね
ご帰宅後のレコのアップ、今から楽しみです。
でも、ご持参した地形図、かなりの厚さかと
どうぞ、お気をつけて。
北の大地の雄大な山歩き、いいな、いいなぁ...。
ご心配頂き、恐縮です。
今回の「私の」不調は明らかに仕事が原因ですが、私は決して仕事が嫌いでもなく、
ストレスとも感じてはいないんです。
お山も仕事も、誰に強制されたわけでもなく、自分が「好き」でやってることなので。
だいぶ元気を取り戻しましたので、どうぞご安心を
「歩きのプロ」いや「山歩きのプロ」のアドバイス、本当にありがとうございました。
millionさんのこのコメントに、異論を唱える人はいないと思います。
梅雨入りして、毎日の「歩き」も少々鬱陶しいかもしれませんが、
「笑顔」のmllionさんが、目に浮かびます
ricalojpさん、ricalonさん
八ヶ岳お疲れ様でした。
晴れると気持ちの良い稜線ですね。
権現岳から赤岳、私も好きな区間です。
ツクモグサ、全開ですね
何度見ても良いです!
縦走は体調完璧でリベンジですね
jpさん、lonさん、こんばんは。
八ヶ岳全山12x2とはすごいですね。
私も計画はしてますが、暗いとき歩くのが怖いので4日掛かります
今回は残念でしたが、lonさんのためには正しい選択だったと思います。
またのチャレンジと成功をお祈りしています。
ところで・・
>「考えてもわからないから、寝て、また明日考えよう。」しかし、朝起きたら忘れてる
に共感してしまうんです。どうしましょう
>権現岳から赤岳、私も好きな区間です。
でしょう、でしょう!!
(でも、逆のルートはちょっとイヤラシイかも
このあたりから望む赤岳。まさに「赤い」岩峰。
どちらかというと、無雪期より雪の付いた赤岳のほうが
しっくりくるのですが、
暗さを増した赤の迫力には、息をのみます。
>暗いとき歩くのが怖いので4日掛かります
とっても共感できます
>>「考えてもわからないから、寝て、また明日考えよう。」しかし、朝起きたら忘れてる
に共感してしまうんです。
うーん...。
つまり、これは「三角関係」ってコトでしょうか???
じゃないですね。
「岩下志摩」より「ビビアン・リー」がお好き
奥が、わけのわからんコメをすみません。
共感していただきありがとうございます。
これ、「風と共に去りぬ」のビビアンリーが前半のラストでつぶやくセリフなんです。
頭を悩ます重大な問題と思ってたけど、一晩たてば、忘れるような問題だったか、ハハハ。
jpさん、lon様、お疲れ様でした。
lon様の体調は戻りましたか?
ちょっとだけ残念でしたが、次の機会、体調の良い時にでもまた挑戦して下さい。
次は私も一緒させていただこうかな、タクシー代も割り勘で
ツクモグサ、いいですね。
昨年は見逃してますので今年は是非と思ってます。
でも、今週末は講習、ですから来週末かな。
それまで花がもってくれているといいのですが。
来週末は、奥が沢登教室に、私はボッカ。
その次は、花は花でもツクモグサ→北岳草でしょう。
30日、31日は白根三山、奈良田から、農鳥、北岳草、ボーコン沢の頭下降、を計画してまーす。
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