記録ID: 1979337
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
台風停滞中につき両俣小屋から間ノ岳周回 北岳はパス
2019年08月11日(日) ~
2019年08月14日(水)
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 73:53
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 2,482m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 5:22
距離 9.5km
登り 569m
下り 360m
3日目
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:45
距離 8.6km
登り 1,293m
下り 415m
4日目
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:25
距離 5.7km
登り 165m
下り 1,533m
11:47
ゴール地点
天候 | 晴れ、曇り、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
○自家用車の場合: 中央自動車道の諏訪ICから仙流荘まで約50分 ○駐車場:仙流荘(巨大な無料駐車場有り) ○仙流荘→北沢峠(南アルプス林道バス) 一日5往復程度、片道1,340円(手荷物料金含) http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html ※ヤマプラにもヤマケイオンラインにも、起点となる仙流荘の紹介リンクがありません。極めて不便です。 ○北沢峠→野呂川出合(南アルプス市営バス) 一日4往復、片道650円 https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/docs/mycar_bus_taxi_tozan.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
○野呂川出合→両俣小屋 一般車が通行できない林道です。落石はほとんど撤去されていましたが、落石危険箇所があるので要注意です。炎天下のロードはツライです。 △両俣小屋(小屋泊) 羽毛布団で寝られ、食事もすごーく美味しい快適な小屋です。テント場も平らで快適そうでした。水と酒類が豊富にあります。小屋のキャパが30人程度と小さいので、混雑時は大変そうです。携帯の電波は全社入りません。北岳山荘と無線で連絡をとっています。 ○両俣小屋→野呂川越→三峰岳→間ノ岳→北岳山荘 整備された登山道です。特段の危険箇所はありません。 両俣小屋から野呂川越までは1時間程度の急登です。右俣沿いの区間は熊の目撃情報がありました。小屋で要確認です。 仙塩尾根はダラダラとした樹林帯のルートですが、2699m手前に一箇所クサリ場があります。そこから先は三峰岳分岐まで岩場の登りです。三峰岳分岐から山頂までは短区間ですが岩場です。山頂は広く展望が望めます。 三峰岳から間ノ岳は約1時間で標高差190mを登ります。間ノ岳はだだっ広い山頂で、休憩適地です。 間ノ岳から北岳山荘までは天空の稜線と呼ばれる気持ちのよい区間のはずでしたが、今回はガスと小雨で展望は無かったです。 △北岳山荘(テント泊) 台風接近のため、あまり混雑していませんでした。テントは10張程度でした。本来は富士山を望む展望最高のテント場のはずですが、ガスで何も見えずでした。荒天のためか、テント泊でも小屋内に入って休憩等で利用してよいと言われてました。実際には小屋内は使いませんでしたが、相変わらず親切な小屋だと思いました。 ○北岳山荘→トラバースルート→八本歯のコル→広河原 台風接近、そしてバスの運休が予想されたため、北岳山頂を経由せずに最短ルートで下山しました。夏期(無積雪期)のトラバースルートは、階段に注意すれば特段の危険はありません。八本歯のコルからの下降路も、ダンジョンのような階段に注意が必要です。二股からは大樺沢を二回橋で渡渉します。増水時には注意が必要です。 |
写真
広河原インフォメーションセンターの掲示。野呂川は、山梨県と長野県の境になるので、このような情報の一括提供が極めて重要だと思います。掲示板だけでなく、ネットにも挙げていただきたい。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
GW依頼、久しぶりの父子登山となりました。
本来は両俣小屋から塩見岳に抜ける予定が、両俣小屋で2泊してしまい、間ノ岳を経て広河原へ下山。台風接近のため北岳はパスしましたが、下山すると夏空が広がっていました。
両俣小屋は、羽毛布団と美味しい食事で超快適でした。去年から始めた釣りも、常連のベテランの方に色々教わり、大変勉強になりました。
間ノ岳手前では、親子の雷鳥と超至近距離で遭遇。20分以上見入ってしまいました。稜線では天候が悪く、楽しみにしていた天空の稜線はガスの稜線となり残念でなりません。テント受付時に北岳山荘のスタッフから、台風接近に伴うバス運休の可能性を示唆され、ガスの天場で最終日の行程を息子と相談。北岳は既に2人で四回登っているので、早く下山すべきと決断して、翌日はトラバースルートから広河原へ下山しました。
後半は、天候がクルクル変わり、暑かったり、寒かったり、日焼けしたり、雨具を着込んだりと、あまり快適な登山ではありませんでしたが、大和イワナと雷鳥に出会えた、充実した2019年夏山となりました。
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k2sakaさん
だいぶ遅いコメントで失礼します(^-^;
いやぁ、すばらしい山旅!
途中で釣りを楽しむ余裕があるなんて、羨ましいですね〜
息子さんもちゃんと宿題に取り組んだり、話し合って行き先を変更したりと…旅の楽しみが伝わってきました。
天空のダンジョンルートは、私は未経験なので、息子がもう少し大きくなったらチャレンジしたいと思います。
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