霧の大菩薩嶺(上日川P‐雷岩‐山頂‐大菩薩峠‐石丸峠‐上日川P)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 784m
- 下り
- 826m
コースタイム
8:00大菩薩嶺⇒8:15雷岩⇒8:20展望(?)所・食事休憩9:00⇒9:10神部岩⇒
9:25犀の河原9:30⇒9:45大菩薩峠(介山荘)10:00⇒
10:20石丸峠⇒11:40上日川峠
天候 | 曇り→霧雨→雨→曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM5:45着時点で、市営無料上日川峠第二駐車場一番乗り、 第一駐車場も1〜2台空きあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上日川峠⇒唐松尾根分岐】 ロッジ長兵衛の右横を少しあがった所から登山道、 前日の雨で滑り易い箇所もあるが特に危険箇所は無い。 【唐松尾根分岐⇒雷岩】 分岐点からしばらく道幅も広く整備された道を登る、 徐々に傾斜も出てきて、狭い岩場の登りとなる。 【雷岩⇒大菩薩嶺】 林間の中、整備された道であるが、二箇所ほど雨による大きな水溜り。 【雷岩⇒大菩薩峠】 本来なら絶景なビューポイントコース、 きょうは霧雨の中で視界も無く、足元の浮石に気を付けて歩いた。 ※今年の2月末の吹雪状態の時から二度目の大菩薩だが今回も眺望無し。 雪道の時はあまり気にならなかった浮き石が結構歩き辛く感じた。 【大菩薩峠⇒石丸峠】 介山荘脇の休憩所・トイレの前を通過した所から登る。 登りだしは結構な傾斜の岩場となり、雨ですべる。 途中から林間の苔の斜面が続く、雨で適度な湿度あって苔が美しい。 林が開けたところが熊沢山で、そこを過ぎるとスキー場のゲレンデの 様な斜面に出て、下に石丸峠が見える。登山道はゲレンデの右側を ジグザクに降る。 【石丸峠⇒上日川峠】 石丸峠からは、鋭角に右手へ熊笹道を進む。 視界があれば、ここら辺も景色が良さそうな所であるがきょうは眺望無し。 ここを通過する時分は雨も上がり曇りとなり、 「ケキョ・ケキョ・ホ−ホケキョ」の大合唱が山谷に鳴り響く。 このコースは全体的に気持ち良く歩けそうなコースであるが、 上日川峠にたどり着くまでに3箇所ほど沢を渡るところがある。 「親水広場」近くは沢幅もそこそこあり流れも早く、 踏み石も水をかぶり滑り易い、ダブルストックを使い 慎重に渡ったのだが、雨あがりは要注意である。 |
写真
感想
5月の連休以来久々の山行である。
仕事の疲れやなんだかんだと週末に用事が入ったため、
ひと月あまり出そびれてしまったので、
今回は多少天気が悪くても出かけることを決めていた。
夜中までネットで天気予報データをチェックしていたところ、
曇りから晴れのマークを記している「山梨方面」をターゲットとした、
前回(2月26日)は雪混じりの強風でとても寒い思いをしただけの山行となった
「大菩薩」をリベンジすることにした。
午前3時くらいからゴソゴソと山支度して、午前4時に車で出発。
途中で一瞬日の出の光を感じることがあったが、結局今回は、
無風の曇天から霧雨の中の山行となった。
日曜日であったが、前日から天候の関係か朝のうちは人もまばら、
午前6時頃の駐車場もかなり空いていた。
それでも、ロッジ長兵衛のテン場に3張り、福ちゃん荘のテン場に2張りと
小屋泊まりの前泊のグループが先に登り始めていた。
今回の山行では、二つのテーマを持っていた。
一つは、皆さんの山記録でも良くお見かけする山の草花の観察である。
いつもすぐに息があがってのヨタヨタ歩きで足元の草花に関心を持てる
余裕など無いのだが、少しは花の名前くらい覚えようと図鑑を購入したので、
写真をとってあとで調べ、少しは現地で花名前が解るようになること。
もう一つは、ソロ山行の荷物の軽量化のために購入したアルコールバーナーの
使用評価である。
一つ目のテーマは、悪天で眺望が無かったこともあり、足元の草花に
注意をはらうことが出来、好都合であったのだが、今回のコースは、
気が付かいないだけだったのかも知れないが緑のなかに彩る草花が少ない様に
感じた。それでも3〜4種類ほどの花の写真が撮れたので、後で図鑑で調べる
ことにする。
余談になるが、足元の草花に注意をはらって歩いていたせいで、
3cmほど乳褐色のゲジゲジみたいな虫に気付いてしまう。
始めは背丈ほど熊笹道の中でまばらに10数匹を発見、
少し足早になって下って行くと、小屋平バス停に出る直前で
ついに大群と遭遇してしまい、ゾッとし、思わず首に巻いていた
襟巻きタオルの襟元をきつく締め直した。
二つ目は、普段はジェットボイルバナーを利用しているのだが、
日帰りのソロ山行ではそんなに多くの湯を沸かすことも無いので、
軽量化のために新たに、チタン製のアルコールバーナーとポットを購入した。
500mlのペットボトル1本を30mlのアルコール燃料を利用して約5分で沸騰、
カップ麺とコヒー一杯分の湯量として充分な量である。
ジェットボイルよりも若干、セットアプに時間を要すが、利用場面によって
使い分けをすればかなり重宝するかと思う。
軽量化と熱伝導の良さでチタン製にしたため値ははってしまったが
良い買い物であった。
そんなこんなで、あいにくの雨中の山行であったが、
そこそこ楽しいひと時を過ごすことが出来たかな。
それにしても、次回は必ず晴天の時に「大菩薩」を訪れたい!
はじめまして、basemanさん。
レコ読ませていただいきました。
同じEvernewのアルコールストーブをここ何度か山行で使ってるので、思わずコメントしてしまいました。私もずっとガスバーナーを使ってたのですが(Snow Peak”地”Autoと、CB缶用の平置き無印)、沸騰までの時間が多少かかりますが、かなり軽量化できるアルコールストーブをとても気に入ってます。ただ私の場合は財力無くて、Evernewのポット買えず、普通のチタンコッヘル使ってます(泣)。
大菩薩は天気いまいちでしたがお花も楽しめてよかったですね。しかし、大量のゲジゲジのような虫って気持ち悪いですね。読んでても「虫酸が走る」気がしました
また有意義な山行を続けてください。
はじめまして、ShuMaeさん。
コメント、ありがとうございます。
山歩きは最近になって始めたのですが、元々キャンプ道具には大変興味があり、いろいろと試したくなる癖があります。最近はファミリーで行動することも少なくなり、単独山行が多く、体力的にも少し衰えて来ているので【軽量化】に関心があります。
普段使いのストーブは、モンベルの「JETBOIL PCS FLASH」を使っています。これもコンパクトに収納出来、なかなか重宝しています。
今回、単独で日帰りのランチ、調理せずに湯を沸かすのが目的、ということで、もっとシンプルに軽量化するため、アルコールストーブに着目し、軽量と熱伝導でチタン製を選定していたところ、Evernew製品に辿り着きました。
ポットは「チタンティーポット500 CA317 」で600mlタイプです。お尻がどっしりして安定感があるのが気に入って買ったのですが、この形、ただのデザインだけでは無く、アルコールストーブの炎で包み込み、熱効率を良くする仕組みになっている感じがします。「ヤカン」的なイメージでしょうか。良く出来ています。
チタンのストーブも使うたびに色が綺麗に変化して面白いです。この組み合わせ、湯だけでは無く、愛着も湧いてきます。
燃料も30mlだけ持って行けば用を為すというところがとてもエコな感じがして気に入っています。
アルコール燃料ですが、最初にショップで500ml缶で\1,000超のものを買ってしまいました。後日、サンドラックで500mlプラボトルで\300前後で売っているのを見つけました。この価格差、大きですよね。何か大きな違いはあるのでしょうか?
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