記録ID: 1984917
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
麦草峠から八ヶ岳の8山縦走!
2019年08月16日(金) ~
2019年08月18日(日)
山梨県
長野県
satomin-
その他1人
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 37:14
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,653m
- 下り
- 3,379m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 10:43
距離 11.5km
登り 1,296m
下り 696m
16:03
2日目
- 山行
- 11:04
- 休憩
- 3:19
- 合計
- 14:23
距離 14.9km
登り 1,341m
下り 2,693m
18:34
ゴール地点
天候 | 16日曇り、17日霧雨のち曇りのち晴れ、18日晴れ時々曇りのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰路は富士見高原登山口→ホテル八峯苑 鹿の湯まで歩き、小淵沢まではタクシーで。3340円でした。小淵沢からはあずさで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
麦草峠〜白駒池〜高見石は、ラフな格好でも歩けそうな気持ちの良いハイキングコース。森が苔むしていてきれい、きちんと整備されている。 高見石〜天狗岳は稜線に出るので晴れると気持ちよさそうだった。あいにくの天気だったので、西天狗には行かず。 天狗〜根石岳は地質が変わるのか、火山のザレ場などに見られる植生へと変化した。根石岳山荘手前の登山道沿いには、女王・コマクサが咲いていた。 根石〜硫黄岳まではあいにくの天気で眺望がなく残念だった。ゆっくり目に歩いていると、硫黄岳を下る頃に少し晴れてきた。その眺めは最高だった。 硫黄〜横岳は、長〜い稜線歩きが終わると鎖場やガレ場の連続。ヘルメットやビレイ道具を持っている人も多く見られた。よく整備されているものの、初心者向けではないので慣れた人と同行する等すべきルートでした。 赤岳天望荘〜赤岳は、早朝登山でしたがヘッデン行動すれば問題なし。ところどころクサリが付いているが、基本的には使うべきではなく、足の移動を重視する。 赤岳〜中岳〜阿弥陀岳は、ピストンなので頂上山荘にザックを一つデポ。かわりばんこに背負う。早朝は良く晴れていたし空いていたので、渋滞や落石の心配も少なく歩けた。赤岳はさらさらとして崩れやすく、阿弥陀岳は滑りやすいヌルッとした地質でした。時間帯を工夫し、渋滞を避けるのが安全に登山するコツだと思われる。※初心者は落石を起こしやすいので 赤岳〜キレット小屋は一番つらかった。ガレガレ、ザレザレ、急峻、整備不良、鎖場のクサリも頼りない。落石も起きやすく、神経を使う下りルートだった。 キレット〜権現岳は、何度か緩く上って長くて非常にぐらついたハシゴを登るとやっと現れる。ゴツゴツとした山頂が特徴で、こののちに登る編笠山からの姿はカッコイイ。 権現岳〜青年小屋は、ルートファインディングに注意。稜線にずっとトレースがあるため、惑わされていくつかあるピークの山頂をうろうろしてしまった。岩場、頼りないクサリ場、ハシゴの疲れるルートだ。 青年小屋〜編笠はピストンなのでザックを両方ともデポ。最初は大きな岩がゴロゴロしているが、急坂を上っていく。山頂は、蓼科山によく似ているそうだ。 青年小屋〜西岳は、崩壊地を経て緩やかにアップダウンしながら、きれいに苔むした森の中を歩く。楽なのだが、これがとても長く感じた。縦走も終盤、疲れがたまっていたのだろう。 西岳〜富士見高原は、樹林帯を一気に下る。コースタイム上は2〜3時間もの下山路、クタクタの足・膝にはきつかった。特に危険個所はなし。 |
その他周辺情報 | 富士見高原登山口〜歩いて30分ほどの、ホテル八峯苑 鹿の湯にて日帰り入浴。大人700円。21時までやっていて便利。 |
写真
装備
MYアイテム |
satomin-
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
感想
今回は、女子二人での選ばれた八ヶ岳の8つの峰を縦走する旅。台風のため行く場所や日程をずらして八ヶ岳となった。天気も微妙で風もけっこうあったので、正解だろう。
初日は台風により遅く出たので前泊という体をとった。私個人としては13・14日の餓鬼岳〜有明山やぶ漕ぎ大縦走の疲れもあったので助かった。
17日、午前中はあいにくの天気で展望などはなく残念だったが、午後は少しずつ回復し、硫黄岳を降りる途中、横岳の手前で雲が消えていき稜線がブワッと開けたのには感動した。八ヶ岳は大きな森の中にたくさんの山々が連なっていて、大きな山体の各名山を長く縦走することができる。また、地質や植生なども一定ではなく、地形も面白い。それゆえダイナミックな景色を楽しむことができるのだから、晴れなくちゃあ始まらない。この瞬間のために、この日の山行はあったのだ。
18日、ダンナのススメで赤岳のあと阿弥陀岳へピストン。ピストンは全然好きじゃないが、阿弥陀岳はとても良かった。何がって、遠くから見ても、近くから見てもかっこよかったのだ。ただそれだけ。キレット小屋までの急坂の下りはとてもきつかったが、道中出会ったおじさんにミニトマトをもらったりしての休憩が印象的だった。つらい時に話しかけてくれたり励ましてくれる人の、なんと優しいことか。長くつらい最終日だったが、優しい相方さんのおかげでそれさえも楽しくがんばれたと思う。ありがたや。
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