濃ヶ池(木曽駒ヶ岳)



- GPS
- 06:54
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 523m
- 下り
- 518m
コースタイム
天候 | 晴れ 千畳敷駅14℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは千畳敷駅にあります。(用紙と筆記具もあります) 駒飼い池から濃ヶ池へのトラバースが始まるポイント間が高低差約100Mの激下り(登り)となります。往路(下り)ではストックを持ったまま進みましたが、復路(登り)はハナからストックをしまって、岩や枝を掴みながら登りました。 徒渉箇所が数ヶ所あります。濃ヶ池周辺は増水時には飛び石伝いでブーツを濡らさずに進むのが難しくなりそうでした。 |
その他周辺情報 | 松川町の信州まつかわ温泉”清流苑”を利用しました。 http://www.seiryuen.jp/ 500円(信州物味湯産手形で50円引きでした。モンベル割引も同額です。) |
写真
感想
年パス利用もあと3週で終了。ということで、一度も訪れたことのない濃ヶ池(ノウガイケ)を目指しました。
当初は濃ヶ池から馬の背コースで木曽駒ヶ岳と周回を狙っていましたが、途中でお会いした方々からの情報を総合して濃ヶ池ピストンとなりました。往路で私たちを追い越された方はゼロでしたので、お会いした方々はすべて木曽駒ヶ岳から馬の背を下って周回された方ということになります。
乗越浄土から宝剣山荘へ向かうと”濃ヶ池”への登山道がロープで規制されて確保されています。楽に下れる登山道ですが、駒飼の池を過ぎると一変します。標高差約100Mをハシゴ場を含む激下りとなります。地図上の直線距離では200Mあるかないかくらいです。
そこから見える景色は谷沿いに下る登山道しか見えず、濃ヶ池はどこまで下らなければならないのか嫁はんは不安そうでした。激下りを終えてトラバースに移行してからも、不安は消えないようでGPSの地図を見せても、”地図の読めない女”には効果がありません。
最初にお会いした男女ペアの方に、「駒ヶ岳から来られましたか?」と聞くと、「そうです。」との回答。逆に、「これから周回されます?」と聞き返されました。咄嗟に、「濃ヶ池ピストンです。」と答えてしまいました。当初は周回のつもりで登山計画書にもそのように記載していました。濃ヶ池ピストンはエスケープルートです。
次に濃ヶ池に近づいた頃にお会いした男女ペアの女性に、「ここからでは駒ヶ岳に登り返すのとピストンするのでは距離的にどうですか?」と聞きましたが、その方は、「私は遅いので、駒ヶ岳から濃ヶ池まで1時間掛かりました。」と云われました。
遅いことでは人後に落ちないと自負する私たちは、登り返すには倍の2時間では足りないと判断しました。当日の下山を諦めて山小舎泊という選択肢なら可能とも思いましたが、大人しくピストンで決定です。
濃ヶ池で昼食をして、午後1時半に復路開始です。写真撮影は極力減らしてもペースは上がりません。トラバースが終わり、駒飼の池への登りに差し掛かると、躊躇なくストックをザックに仕舞いました。岩や木の枝を掴んでの登りです。人の気配を感じたので、途中で休憩を兼ねて先へ行ってもらいました。若い女性のペアでした。
私が、「若い方は体力があって羨ましい。」と申し上げると、「結構疲れます。」と云われて先に行かれました。やっとの思いで駒飼の池まで登り返して、彼女たちを探すと遥かかなたを進まれていました。程なくして稜線に二人の姿が浮かび上がりました。
駒飼の池からは楽な道の筈ですが、なかなかペースを上げて前へ進めません。右内転筋に痙攣の兆候も表れました。予防的に芍薬甘草湯を一服飲みましたが、効果抜群でその後はペースの上がらないのは前と一緒ですが、痙攣が来ることはありませんでした。
もう乗越浄土はすぐそこという辺りで、男女ペアが軽装で下りてこられました。私が、「これから周回ですか?」と聞くと、「そのつもりです。」とのこと。地図のコースタイムを確認されていましたが、自信がおありなのでしょう。私は、「自分ならこの時間からは無理ですが、健脚の方なら大丈夫だと思いますよ。」と申し上げました。
脳裏には宝剣山荘泊りということも掠めましたが、乗越浄土で休むこともなく八丁坂の下りへ向かいました。八丁坂は複数の団体客が登って来られています。道を譲りながらの下山で、結果的に最終のロープウエイ(午後5時発)、最終1便前の臨時バスという展開となりましたが、今回の山行は決して嫌な経験ではありません。
己を知って事故のない山行を続けようと思います。
それでは、また。
やはり、木曽駒にいかれたんですね!
私は夏バテとやらねばならない仕事を自宅で抱え込んでおりましたが、お酒はありがたく頂戴しておりました。
1日は天候次第で能郷白山の予定です。
恐れ入ります。
能郷白山、お気をつけて行ってください。
温見峠まで”落ちたら死ぬ!”の酷道157号も含めて…
感想等、またお聞かせください。
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