森吉山【憧れのマタギの山・ブナ帯キャンプ場ピストン】
- GPS
- 04:40
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 687m
- 下り
- 680m
コースタイム
------- ブナ帯キャンプ場 05:21
06:39 石森 06:40 01:18 01:30
07:13 稚児平 07:13 00:33 01:00
07:24 山頂 07:52 00:11 00:15
07:55 稚児平 07:56 00:03 00:10
08:33 石森 08:34 00:37 00:50
(途中35分のコーヒーブレイク)
09:56 ブナ帯キャンプ場 ------- 00:45 01:10
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ロープウェイ利用はここで駐車。 スキー場リフト乗り場からは未舗装路。約4km FF乗用車でもゆっくり走れば大丈夫。 道の行き止まり手前にキャンプ場(駐車場) トイレあり 汲み上げの地下水で靴も洗える。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・特に危険な場所無し ・ブナ帯キャンプ場 〜 ゴンドラ山頂駅 通行止め標識を右手に入る。 ブナ林の歩き易い道。 ・ゴンドラ山頂駅 〜 石森(一の越コース合流) 展望良し。 途中、残雪あり。アイゼン不要 ・石森(一の越コース合流) 〜 稚児平 残雪多し。アイゼン不要 森吉山が常に見える。 気持ちいい笹原歩きあり シラネアオイが道の左右に咲いている ・稚児平 〜 山頂 チングルマのお花畑が見事 |
写真
感想
もう一つの趣味「読書」
そこで出会った本、熊谷達也「邂逅の森」
大好きな本。
何度も読み返し、そのたびに感動する。
この本、出だしは秋田の阿仁から始まる。
この本を読んでから憧れていた森吉山
せっかく東北に仕事に来ているのだからこのチャンスを逃す手はない。
ただし時間制限付き。
午後3時までには青森市にいなければならない。
ならば早朝登山しかない。
最短コース「阿仁コース」を選択
本当は、小説の舞台の打当からの中村コースにしたかったけど仕方ない。
森吉山阿仁スキー場のゴンドラ山麓駅からは未舗装路。
ここから4、5km走ると森吉山ブナ帯キャンプ場。
その名の通り、高い木々はブナばかりだ。
AM5:30前歩きだす。
すぐに通行止めの看板。
そのまま通過。
スキー場らしき場所を歩く。
暫く行くと、右手の林の向こうに道がある。
あら?あっちが登山道か!
さっきの通行止めを右に入れば良かったんだな。
緩やかなブナの樹林帯の山道。
踏みならされ整備されている。
階段もあり、息が荒くなり始める
水呑場の標識が目の前に現れる
まだ、いける!
休まずに歩を進める。
湧いてるはずの水は一滴も出ていないぞ!?
ま、いっか!
石で組まれた階段を息をきらせて上がっていく
と、左手を見るとゴンドラの山頂駅。
ここから、傾斜が少し緩やかになる
同時にブナの樹林帯はなくなり灌木が増す
振り返ると北秋田の山なみが目の前にひろがる
いい天気だ!
能代の方には雲海が広がっている
ブロッコリーのようなブナの林を下に見つつ上を目指す
道端にはシラネアオイ、イワカガミ、チングルマが咲き競っている
きれいな花々、緩い傾斜に疲れているはずの足取りも軽くなる
ピークに近づくと木道になった。
山頂が見えてきた。
一の越コースとの合流して進むと、阿仁避難小屋。
小屋の手前にはクマ避けのベルが設置されている。
とりあえず鳴らしておく。
カラン、カランといい音がする。
小屋も立派だ。
残雪を歩き、少し下ると笹原に木道。
緩やかな下り道。
天気はいいし、そよ風が気持ちいい。
山頂が近づいてくる。
山頂に向かい、最後の登り。
斜面にはチングルマがあちこちに咲いている。
白いチングルマに混ざって赤いイワカガミが頑張っている。
稚児平のすぐ下でチングルマの大群生
すごい!
まるで作り物のような咲き方だ
見とれてしまい、歩が進まない。
稚児平を過ぎるとすぐに山頂。
山頂からは岩手山、秋田駒ケ岳、遠くに鳥海山も見える。
北側には岩木山、八甲田山も。
しばし風景を堪能して来た道を下る。
花々に見とれ、写真を撮り、途中コーヒーブレイク。
新緑の映えるブナ林を抜けキャンプ場に戻った。
マタギの山。
今は素敵な風景を魅せてくれる美しい山
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