白馬三山〜不帰キレット縦走

2019年08月17日(土) ~ 2019年08月18日(日)

• GPS: 29:16
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,872m
• 下り: 2,291m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:47

10:28 猿倉荘
11:12 11:12 白馬尻荘
11:18 11:18 白馬尻小屋
14:03 14:17 岩室跡
14:48 14:49 避難小屋
16:15 白馬山荘

2日目

• 山行: 9:07
• 休憩: 1:29
• 合計: 10:36

5:05 白馬山荘
5:22 5:29 白馬岳
5:51 5:51 白馬山荘
6:06 6:07 丸山
6:59 7:04 杓子岳
8:02 8:08 鑓ヶ岳
8:22 8:22 鑓温泉分岐
8:47 8:49 天狗山荘
9:34 9:35 天狗ノ大下り
10:15 10:16 不帰キレット
10:35 10:52 不帰嶮（不帰一峰）
11:25 11:43 不帰嶮（不帰二峰北峰）
11:58 11:58 不帰嶮（不帰二峰南峰）
12:38 12:44 唐松岳
13:00 13:21 唐松岳頂上山荘
14:03 14:04 丸山
14:20 14:21 扇雪渓
15:02 15:03 第三ケルン
15:09 15:09 八方ケルン
15:13 15:14 第2ケルン
15:41 八方池山荘

天候

17日…曇時々晴れ
18日…晴れ時々曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方第5駐車場(無料)を利用
行きは八方バスターミナルから路線バスで猿倉へ移動し入山
帰りは八方尾根から八方アルペンラインのリフト・ゴンドラを乗り継ぎ下山

コース状況／危険箇所等

大雪渓通過のため6本爪アイゼンを携行したが使用することなく登れた。

不帰キレットで特に注意が必要なのは天狗の大下りと不帰ノ嶮一峰〜二峰間の岩場だが危険箇所は鎖などが整備されており、正直なところ破線ルートで示されるほどの難易度は感じられない。

その他周辺情報

下山後、八方の湯を利用（第５駐車場のすぐ近く）

写真

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8/18 16:52

撮影機器：

EOS 7D Mark II CANON

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） GPS 保険証 携帯 タオル カメラ サングラス 日焼け止め お昼ごはん 防寒着 ヘッドランプ ストック

感想

kuge

今シーズン初めての宿泊登山。

涼風吹き渡る大雪渓、絶景続きの白馬三山縦走、迫力の不帰キレットと、変化に富んだとても楽しい周回コース…、
だったのだが、足の不調に見舞われ終盤（唐松岳から八方までの下山）は非常に苦しむ結果となった。

足の不調が最初に現れたのは大雪渓を越えて岩室跡付近の急登を登っている時。
右足のふくらはぎに明らかに筋肉痛とは異なる突っ張るような痛みを感じる。ペースも一向に上がらず、コースタイムを下回る速度でしか歩けない。

不調の原因が分からないまま白馬山荘に入り、その晩は酒も飲まずとにかく睡眠。
一晩寝ても回復し無いようなら、明日の白馬三山縦走＋不帰キレットは諦めて真っ直ぐ下山せざるを得ない…。
などと考えていたが、一晩寝たら普通の筋肉痛程度のレベルまで回復していたので2日目も予定通りのコースを決行。

白馬三山から天狗ノ大下りを過ぎるあたりまでは順調だった。

ところが、不帰キレットを通過するうちに徐々に足の違和感と痛みが再発し、唐松岳に到達した瞬間、核心部の緊張から解放された安心感とともに一気に足に激痛が走る…。
なんとか休み休み八方のリフト乗り場まで下山できたものの、これがキレットの核心部で起きていたらと思うとゾッとする。

下山後、足の痛みの原因を探るため整形外科を受診すると何と足の傷からバイ菌が入ったことによる細菌感染が判明！！！最初は肉離れか何らかの足の故障を疑ったが痛みの原因は思わぬものだった。

整形外科で処方された抗生物質を服用すると1日も経たずにあっという間に足の痛みから解放されたが、山の上で重症化しなかったことだけが本当に幸いだ。