石鎚山(面河コースより) (1990)
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- GPS
- 32:40
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
天候 | 6/3 晴れ、一時うす曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(この1990年当時)面河からの道は、よく整備されており、特に問題はなかった。 |
感想
【山行No 144】
(※本山行は、写真が残っていません。悪しからず)
※ 石鎚山には、北面の成就社ルートか土小屋からのルートしか登ったことがなく、
気になっていた南面の面河からのルートに、面河テント泊で行ってみることにした。
6月2日(土)
・午後から、テント装備一式を車に積んで、出発。
松山、久万町を経由して、新居浜から約3時間で面河に到着。
・面河の第一テント場は、駐車場からも近く、巨木の下に広がった気持ちの良いテント場。
・テントは数張りしかない、テントを張って、のんびりし、夕食をとる。
・夜は面河川の沢音が大きくて、なかなか寝付けなかった。夜中にジュウイチの声。
6月3日(日)
・あまりよく眠れずに朝を迎えた。
5時前には明るくなっていたが、期待していた鳥の朝のコーラスは、あまりにぎやかではなかった。
5:30 面河発
・テントを撤収して、車に詰め込んでから出発する。
・鳥の声は、ミソサザイ、キビタキ、オオルリ程度で、コーラスというほどのことはない。
鳥のコーラスを期待して、録音できるウオークマンを持ってきたのに、残念だ。
・登り始めは、寝不足のせいか、ペースが上がらなく、
第二テント場に泊っていた、高校生の団体に追い抜かれるが、
その後はだんだんとペースが良くなってきた。
・面河からの登りは、巨木が多い深い森で、なかなかに見ごたえがある。
ブナ、ミズナラ、モミの木、いずれも高さ30mほどもあるようで、
原生林の大きさに触れられただけでも、来たかいがあるというものだ。
8:50-9:00 愛大小屋前(標高=約1600m)
・ここから少し行ったところで、高校生の団体を追い抜き返した。調子も良い。
・南側の笹原の斜面に出て、トラバース気味に登って稜線を乗越し、
三の鎖の巻き道に合流して、あとは頂上まで一登り。
10:10-11:10 石鎚山(弥山)山頂(標高=1970m、気温=20℃)
・長丁場の登りだったが、後半はペースが良くなったので、ほぼ予定通りの4時間程度で登ることができた。
午前中に石鎚の山頂にいることも珍しいな。
・今日は、上空は薄曇りの天気だが、視界はまずまずあり、南には四国カルストあたりまでの山々、
北側は瀬戸内海の島々が見えている。
時間もあるので、岩の上にどっかりと座り、のんびりと山の時間を楽しんだ。
・山頂付近で、ビンズイを見る。ほか山頂付近ではメボソムシクイの声、
またルリビタキの姿(♂、♀)も見ることができた。
・下りは来た道を淡々と下る。人影の少ない午後の下り道は、
なんだか侘しいような、けだるいような感じがする。
12:00 愛大小屋
・この後ブナ林に入ったあたりで、上空のうす雲が少なくなって日差しが戻ってきた。再び鳥の声も聞こえてきた。
・歩いていると突然、目の前の笹薮から、コマドリの声が聞こえたかと思ったら、
コマドリが飛んでゆく後姿も見ることができた。
・午後は暑さでバテ気味になったが、予定通り3時間で登山口に到着。
14:10-40 面河登山口
・駐車場は、観光客で満員状態となっていた。
・帰りも、行きと同じ、久万町、松山を経由して新居浜に戻る。帰着は夕方となった。
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