立山
- GPS
- 07:49
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 951m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 7:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
8月26日、立山より、ケーブルとバスを乗り継いで室堂着。
雷鳥沢キャンプ場にてテント設営。
ややガスっていたものの、テントから眺める景色を肴にワインを嗜む。
最高に贅沢な時間を堪能。酔いしれて早くから寝てしまった。
翌朝、予定では3時半か?4時には出発の予定でしたが寒い。
シュラフから出られず、グズっていた。このままここで寝過ごすのもいいかな〜なんて思ったくらい(笑)
しかし外を見ると真っ暗な闇の中、山の中腹辺りにヘッデンの灯りが。
奥大日岳の方には団体の灯りも。
慌てて準備、予定より40分も遅れて出発。
真っ暗な為、早々から道が分からない。雷鳥沢キャンプ場から何処へ降りるのかが分からない。昨日、ワインを飲む前にどうして確認をしなかったのか?
よ〜く目を凝らしたら川に橋が架かっていました。
ようやくスタート。
その後、一ノ越山荘までは目印もあり、迷うことはありません。
寒さは歩いて10分で汗に変わり、グズっていた自分が恥ずかしい。
徐々に夜が明け、室堂を横目に、一ノ越山荘まで緩やかに進みました。
一ノ越山荘で水と食料の補給。
小屋のご主人に「縦走ですか?」と聞かれました。
前日に食べ過ぎの飲み過ぎで底つく寸前とは言えず…。
一ノ越山荘からは岩場を直登。トレッキングポールはしまいました。
上りと下りとルートが分かれていて、これも目印があるので登りやすかった。
息は上がりましたが、雄山までは順調に登頂。
山頂は人も疎らで、御祈祷待ちがなさそうなので、御祈祷を受けることにしました。
山頂の神社。緊張しながら階段を登ると、神主さんは実にフレンドリー。写真も撮って下さり、いい意味での拍子抜けでした〜。
しかしいざ、御祈祷となると、山に轟く祝詞と太鼓の音。古の人々が思いを馳せた立山三山。感動して込み上げるものがありました。
また、この神社が雄山山頂となる為、ここで御祈祷を受けてこそ登頂したことになります。
御祈祷後、大汝山、富士ノ折立と三山を無事、縦走。
さて、本来なら、別山から剣御前小舎へと縦走して雷鳥沢まで下山予定。
しかし、出発が遅れたこと。
実は何より重要なこと。
これはリハビリ登山であること。
前回の赤岳で左前脛骨筋に痛みを発症。この2週間、治療、リハビリトレーニングに専念してきました。
整骨の先生より、総距離が12kmを超えないことと約束しています。
計算では別山を経由してもギリギリ12km以内なのですが、痛みが発症したら?と恐怖心もある。
調度、同じルートで進んでいた方のお話を伺ったら、大走りで下山されるという。
その方は、雄山直下を速いペースで登って来られて、雄山後も私の理想的なペースで前を進んでいた。
てっきり別山か?その先までと思っていたので、大走りは意外で…。
でもこれが冷静に考えるきっかけになりました。
よくよく考えたら、雷鳥沢から室堂までの道を計算に入れていなかった。
大走りは全く考えていなかったので、お話を伺っていなかったら、あのまま無茶をしていたことになっていました。有難い助言に感謝です。
大走りは思ったよりも、足元はしっかりしていました。沢に近づくとやや荒れていますが、問題なく下れるルートでした。
予定よりも早く、雷鳥沢に帰りましたが、テント撤収にも時間がかかり、更に室堂までの階段がキツイ。
なんやかんやで、予定していた時間に立山着。やっぱり無理せずに下山してよかった。
また、足の痛みもなく、よいリハビリ登山となりました。
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