越後駒ヶ岳 枝折峠よりピストン
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- GPS
- 08:55
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(朝5時45分段階で空きは数台) |
コース状況/ 危険箇所等 |
枝折峠〜小倉山 約2時間の行程。全体的に整備が行き届いていて道迷いの心配も無い。 道行山までは左側が開けた眺めの良い尾根道だが、足元が傾いた岩場が度々ある。 とにかくアップダウンが多く、急登はあまり無いものの登りと平坦な道を繰り返し2時間かけても標高300m程しか登らないので精神的に辛い ※この区間で蛇三匹遭遇 小倉山〜百草ノ池〜前駒 小倉山以降あまり眺めの無い道が続く。道は今までと同じく整備されている。 やはりアップダウンが多くてなかなか山頂が近づかない。 前駒への登りは次第に急になる。 前駒〜駒の小屋〜山頂 前駒以降は眺めが良くなり、山頂も射程圏内な為気持ち良さは段違い、3時間以上辛い道に耐えた甲斐があるというもの。 駒の小屋手前の岩場が若干注意が必要だが難所と言えばそこくらいか。 駒の小屋では缶ビールやバッチの販売はあるが、他の飲料の販売は無いので、小屋から下ること3分の水場で汲む必要がある。 |
その他周辺情報 | 銀山平キャンプ場 かもしかの湯(18時まで 大人500円) ※駒の小屋で貰える割引券で100円引き |
写真
ここまで何回もピークを登り降りしてもうヘロヘロだ。
スタートから2時間弱かかったが、辛いだけで全然楽しめず。
しかしまだこの先コースタイムでは3時間ある。
半分も来ていない
感想
先週に引き続き、天気の良い山を探して辿り着いたのが魚沼にある駒ヶ岳。
登った事のあるいくつかの駒ヶ岳では最北の地かもしれない。
ロングコースなので早出したいが家から遠過ぎる為、前日19時過ぎから移動し道の駅で車中泊、翌日朝5時過ぎに道の駅から登山口である枝折峠へ向かった。
枝折峠は30台ほど停められる駐車場とトイレがあり、雲海スポットだというこの場所は登山者以外の利用も多い様だ。
朝5時45分時点で軽自動車様スペース3台分以外は埋まっていた。
マイクロバスが2台停まっていたが、こんな早朝に着くバスがあるなら越後三山縦走時などに活用出来そう。
朝6時頃トイレを済ませ登山開始。
早めの出発で時間に余裕はあるはずだが、何せ山頂までのコースタイムは5時間20分。気合いを入れて行かなくては。
さて、後々冷静に思い返してみれば山頂までのコースで急登箇所はそんなに多くないし、あってもあまり長い区間では無い。
平坦な区間も多く、どちらかと言えば斜度はきつく無い方だろう。標高差も1,000m弱だ。
しかしそんなカタログスペックより大分キツく感じるのがこの越後駒ヶ岳。
道は木道、木階段、標識など整備されており難所は少なく道迷いの心配も無い。
分岐はいくつかあるがほぼ一本道だ。
眺めも良い方だと思う。
しかし途中のピーク、小倉山まで2時間かけて標高300mしか登らず、細かいピークを何度も何度も登り降りさせられる。
下手に先が見えているだけに精神を疲弊させられる。
しかもピストン予定なので帰りまたこの道を…とうんざり。
あまり楽しめないまま歩き続ける羽目になった。
(天気が良かったり縦走だったり時間に余裕があるならまた違う感想になると思うが)
ヘロヘロになって到着した小倉山で暫し休憩すると多少元気が出て、更に度々晴れ間が覗く様になってきた。
高曇りの天気で涼しく登山日和ではあったが、やはり山頂では青空が見たいもの。
このまま晴れてくれないものか。
百草ノ池に到着する頃にはまたヘロヘロになっていたが、前駒で休憩するつもりだったのでそのまま通り過ぎて先へ進む。
前駒手前の登りを根性で乗り切り休憩タイム。
おにぎりを齧りながら先を見ると駒の小屋から山頂まで一望。
この先山頂までの1時間の道は開放感に溢れ非常に気持ち良さそうだ。
ここまで3時間以上耐えた甲斐があるというもの。
山頂に着く頃には雲が湧いてきてしまったが、度々太陽が顔を出し、雲も流れ完全にホワイトアウトというわけでもなかった。
八海山や中ノ岳、荒沢岳など周辺の山は見えたり見えなかったりだったが…
40分ほど山頂でのんびりし下山開始。
駒の小屋で温泉割引券を貰い、水場の場所を聞き飲料を補給。
前駒より先の長く退屈な道をピストンし下山したのだった。
標高は2,000m程度で標高差もそれほどでは無いのに何故こんなに辛かったのか…
確かにコースは長いがもっとキツい場所も今まで登った事もある訳だしなぁ
体調も普通だった。
前駒から山頂までは楽しく歩いていたので、結局気分、というか小倉山までの道がイマイチ好みじゃなかったという事かな。
下山後の温泉や奥只見シルバーラインのトンネルの連続、行きの枝折峠までの離合困難箇所多数の国道など観光的にも楽しめたし山行自体の満足度は高かったので、まあ良しとしよう。
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