薬師沢左股
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- GPS
- 16:46
- 距離
- 57.8km
- 登り
- 2,866m
- 下り
- 2,851m
コースタイム
- 山行
- 16:20
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 16:48
天候 | 曇り時々晴れ、一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登れなさそうな滝は左右をよく見ると先行者の踏み跡がわかる。 |
写真
感想
薬師沢左股の一番いいところは、ほとんど平原を思わせるところだが、高山植物の咲いている時に来たい!と思った。
取り敢えずアップ
登山の準備は、一週間前米子川から浦倉山へ行ったとき、ザックからほとんど取り出さずに下山していたので、準備はあっという間にできた。が、自宅から、2時間くらいで登山口である富山の亀谷温泉前有峰林道のゲート前に着けると思っていたが、実際は3時間かかった。自宅を出て、ラーメン屋「ゆいが」で濃厚背油豚骨・赤(ハバネロ入りの辛いやつ)を食べ、モンベルショップで会員の更新と沢シューズに履くソックスを購入して、いざ高速に。
途中一か所Paによって休憩した後、有峰口へ。さて、駐車場があるとの先人の記録にはあるが、どこだろうどこだろうと思案しながら行くと、あれれゲートに到着・・・と思ったら、そのゲートのすぐ横が駐車場になっていた。夜の10時半。丁度午前零時出発予定でしたが、それだと睡眠時間があまりにも短すぎる。せめて2時間は寝たい。12時半にタイマーをセットし、念のため1時にもセットして、即睡眠。
タイマー通りに起きて、服に着替えてトイレで大を済ませ(昨夜の夕食の辛いのが影響して少し下痢気味!)、1時ごろ、ゲートを自転車でスタート。折立まで19?あるとのことで、今回はロードバイク。距離が長いので、ビンディングシューズを使用した。ビンディングシューズを使ったということは、沢靴としてはく、モンベルのぱどリングシューズはザックに入れなければいけないのが難点か。
ゲートを出るとすぐにトンネル。このトンネルに限らず、すべてのトンネルは傾斜がついている。トンネルを出た後、傾斜が緩いのか少しスピードアップした。おお、これはいい感じで折立につくのか?なんて思ったが。人生そんなに甘くない。傾斜はきつくなり、さらにいくつかのトンネルは照明が点いていない。まあ、結構高輝度のライトを付けているので問題はないんですが。
ロードバイクで走っていて、ひょっとして熊のぷーさんと遭遇したらどうしようとか、プーさんとトンネル内で遭遇したらどうすんだ!!なんて思いながら漕いでいたが杞憂に終わってよかった。
有峰の建物が見えたらゴールはまじかですが、ここからが劇坂度合いがアップ。ま、200%車の通行はないので、蛇行運転ね。2時間半近くかかった。ここで気合入れて、客売れ切れても意味ないので、こんなもんか。
折立の登山口横にあるトイレ裏に自転車を置き、ぱどリングシューズに履き替えていると2人組登山者が登って行った。彼らから少し遅れて歩き出し、30分ぐらい歩いたところで、彼らが道を譲ってくれ先行する。太郎小屋が見えるころ夜が明け、2組ほど登山者が下山してくるのが見えた。
ちょうど太郎小屋前に着くころ、5〜6人グループが小屋主さんに写真撮影をお願いしているところで、大阪のミーさんが良くお世話になっているっ人だ、話しかけようとも思ったが、話しかけたら手ぶらでは出てこれないかな?(小生、山小屋では緊急非情の事態でない限り物を買いません!主義なので)話しかけずにささっと通り過ぎた。
太郎小屋から下りになり、第一徒渉点、第2徒渉点と過ぎ、次の第3徒渉点が薬師沢左俣の入渓地点。橋から降りて、ヘルメットを被ってさあ、沢登りのスタート。
そんなに難しくないムーブが続く。ふと、あれ?なんで石に水の点々?雨?空を見上げると降ってないんだけどね。しばらく歩いても、やっぱり石に点々。小雨が降っているようだ。土砂降りだったら、増水して危険だろうから、どうしましょうか?今のうちなら引き返せるかな。いやいや、もう少し様子を見よう!ってことで進むことに。しばらくしたら雨は止んでくれたので助かった。
登るにつれて滝のご登場。どれも難しくない。ただ、登れなさそうな滝は、左右をよく見れば巻いていいる跡が見える。ゴルジェと呼ばれるところに来た。ゴルジェを突き進むのは右岸をへつれば可能と見たが、その先滝の横も登れそうな気がするが、行ってみないとわからない。それに、へつるといっても深そう。先人の記録では、右岸を高巻いたとあるので、それに倣った。ところがどっこい、結構な藪漕ぎだった。慣れているとはいうものの、藪漕ぎは大変。どこで沢に戻るのか判断が勝負。この辺かな?と思って下ろうとすると、ぬぬ、この空間は?ストーンと落ちは、・・・大丈夫か。でも慎重に草木をつかまりながら降りて沢に戻る。
その後もちょいと困難な滝が登場するが、巻いたりして大丈夫でした。ここまで、ゴム底のアクアステルスがしっかりとグリップ。
傾斜が緩んできて、そろそろ天国の楽園なのか?そして、その平坦地の沢にもイワナがいるとの記録より、今回テンカラの竿等を持ってきてはいたが、時間が押しているので釣りはしないことに。あーーあ、釣れたら、その場で刺身にしようと、刺身用にためのナイフまで持ってきていたんだけどね。
2時間睡眠だったので、体が重い・・じゃなくて、昨晩食べた辛いラーメンが下痢ピーで、体調が思わしくない。しばし、横になった。と言っても眠れるわけじゃないけどね。
天国の楽園なんだが、高山植物はもう終わりなんでいまいちなんだな。そしてこの平坦地、いいんだけど長すぎ!飽きてきた。早く僚船に上がりたい。
なるべく配松の藪漕ぎのなさそうなところを選んでそろそろ稜線というところで、その登山道を降りてくる登山者と遭遇。プチ藪の中を歩いている自分を見て、「道に迷ったんですか?」と声かけられた。「沢登りしていて、稜線に詰めるところです」と言ったら理解してくれた。
登山道に合流したが、体調は芳しくなく、スピードが上がらない。そのうち、6人グループだったかな、追い越された、最後の人をじっくり見ると、ガチャ類をぶら下げていたので、『赤木沢からですか?」と聞くと、そうだという。自分、薬師沢左俣からですというと立ち止まってくれ、少し話し込んだ。
彼らに送れること、数十っ分なのか??太郎小屋に着くと、彼らはカレーを食べた後だった。自分はお腹すいてはいるんだが、入りそうもない感じ。仕方ない、ササっと降りよう。
少しペースが上がった。後半、鈴の音がガンガン近づいてくるので、彼らかな?と思っていたら、3人組のトレイルランナーだった。抜かされた後ついていけるか?と思ったが、全然無理でした。
何とか折立まで降りてきた。靴を履き替え、さてダウンヒルのはずですが、2か所ほどわずかな登りがあった。有峰の何とかセンターなる建物ののへんに来ると、左側歩行者体に黒い物体!! 熊だ! ハンドルを右に切って避けた。熊は自分が通り過ぎてから気づいたようで、逃げる物体は追いかけるのか??と熊が走って追っかけてくるかと思ったが、そんなことはなかった。ま、追っかけられてもこっちは自転車だから負けないけどね。
さて、ダウンヒル、すごい傾斜。登ってくるときこれほどとは思わないんだが、傾斜がきついと、ブレーキする手が疲れます。
ゲート内にいるおじさんを横目でかわし何か言われると思ったが、そんなこともなくゲート横のPに到着。
車に乗って、亀谷温泉に入浴しに入ると、赤木沢の人たちがいて、男性陣とは風呂場で少し談笑。
後は、高速に乗って、夜の10時過ぎに自宅に着きそうだ。となると、山行後のしめは「ゆいが」のつけそばがいけるじゃん、てことで定番コースに。
いつもなら、つけそば大盛りにするところですが、今回は普通盛にして、豚飯を追加してみました。
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