あれから5年、御嶽山
- GPS
- 09:04
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,777m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:01
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・5時15分着で上段の駐車場は満車、下段に停めました |
コース状況/ 危険箇所等 |
・女人堂〜三ノ池は落石のため通行止め、 周回できないので、時間に余裕を持つ必要があります。 |
写真
感想
大噴火から5年、あの日自分は甲斐駒ヶ岳〜鋸岳の縦走中で、
山中で御嶽山の噴火を聞きました。
鋸岳から見た御嶽山の噴煙は今でも忘れませんが、
帰宅するまであれほどの大惨事になっているとは知りませんでした。
何も快晴の紅葉シーズンの休日の昼間に起きなくてもと思いましたが、
その後も草津白根山や浅間山など、身近な存在の山の噴火が相次いでます。
日本で登山する以上、火山とはうまく付き合っていかなければと考えさせられます。
前回は濁河温泉〜田の原へと縦走した御嶽山ですが、
今回は中の湯からのピストンとし、百高山のヤマレコ登録の完了を目指します。
中の湯には5時15分とかなり早く到着したつもりでしたが、
既に登山口に隣接した駐車場は満車で、さらにひっきりなしに車が登ってきます。
これほどまでに登山者が戻ってきているとは、少々びっくりでした。
比較的手軽に登れる3000m峰として、今でも人気が高いのですね。
八合目の女人堂まで登ると景色が開けて気分も盛り上がります。
中の湯ルートは残雪期しか登ったことがないので初めて気づきましたが、
景観は富士山のようで、火山に登っていると実感します。
九合目でヘルメットを装着し、そこからは一登りで賑わっている山頂に到着。
ここまで来ると、頂上小屋の解体&新築?、シェルターの設置、
一の池を覆い尽くした火山灰が二の池へ流れ出した様子など、
当時の爪痕が生々しく残っていました。
特に二の池はコバルトブルーの美しい池だったかと思いますが、
大半がいまだに火山灰に覆われて、以前の面影が全くありません。
しかし二の池を過ぎると、緑が多いエリアが現れ、
噴火の影響が少なかったことが伺えます。
以前登っていない摩利支天山、継子岳といった山頂で、それぞれ大休止。
この日は南・北・中央アルプス、八ヶ岳、富士山、白山と、素晴らしい展望が展開。
印象的だったのが三の池、こちらは噴火の影響がなかったのか、
美しいコバルトブルーの姿を見せてくれました。
二の池と三の池、対照的な2つの池を見て、ぐっと胸に来るものがありました。
この日は久々に終日快晴で、ガスの心配もなく、これ以上ない登山日和。
繰り出した人の数も相当で、下山時でも登ってくる方と多数のすれ違い。
きっと5年前もこのような状況だったのでしょうね。
今でこそ大半の人がヘルメット持参でしたが、
当時は自分も含めて考えもしなかったことです。
百高山完登から4年、その後ヤマレコに登録されていない百高山を巡りましたが、
今回でそれも一段落。
百高山は自分の山行スタイルにもっともマッチしたジャンルなので、
これからも機会あるごとに登っていきたいと思います。
hirokさん こんばんは
御嶽山に行かれたのですね…自分も同じ日に登っていました!
しかも出発から山頂までほぼ同じ時刻です。女人堂や山頂では
半径10m以内にいたのに…お話しできず残念です。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
もしかしてブルーで統一されていて、軽量のザックの方でしょうか。
写真で拝見している格好と似ているなあとは思ったのですが、
以前根本山付近ですれ違った時の印象とは違ったので、そのままに。
だとすると、女人堂、九合目手前、山頂と3回会ってますね。
それにしても素晴らしい好天でしたね。
展望素晴らしく、のんびりしてしまいました。
hirokさん こんばんは
その通りです!青いトレランスタイルで歩いていました。以前、お会いした
時は、サングラスもしていなかったので少し印象が違ったかもしれません。
また、hirokさんはロングコースを選ぶと思い込んでいて、同じ時間にお会い
するのは難しい…と勝手に考えていました。またどこかの山でお会いできると
嬉しいです。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
やはりそうだったのですね。
確かにサングラスをかけると印象が変わりますよね。
前回お会いしてから時間も経っていたので、記憶もあやふやに。
でも、chii1961さんも私に負けず劣らず山行回数が多いので、
またお会いできる機会は訪れそうです。
だいぶ記憶がアップデートされたので、次回は多分大丈夫かな。。。
hirokさん。こんばんわ
百高山登録完遂おめでとうございます。
摺古木山で御嶽山をみながら、きっとhirokさんが
登っているはずとregさんに伝えましたが、正解だったようです。
初めてhirokさんの狙った山を当てることができました!
三の池は絶景ですね。写真に惚れ惚れしました。
対照的に一の池、二の池は、噴火の跡が生々しくてせつないですね。
私も御嶽山再訪したくなりました。
yama-ariさん、こんばんは
8月好天に恵まれて、笠ヶ岳や小河内岳など登っていたので、
行動パターンを読まれましたね。
絶好の天気が訪れたので、久々に迷わず行き先を決めました。
5年前、初心者を連れて御嶽山に行こうと思っていたのですが、
まさかあんなことが起きるとは夢にも思いませんでした。
そのため前回からの間隔が空いてしまいましたが、
一の池〜二の池の変わりようには、ぐっとくるものがありました。
一方の三の池の美しいコバルトブルーは健在、
ちょっとした場所の違いによってこんなに違うのか、としみじみです。
hirokさん、こんばんは。
二ノ池と三ノ池のあまりに対照的な様子に、
悲しみを感じます。
二ノ池は緑白色で、ほんとうに美しい湖畔でした。
あの噴火口の場所も、火口のへりにすわって食事をした場所だったので、
複雑な思いです。
継子岳や摩利支天の方にはいったことがないので、
あらためて訪れてみようとおもいました。
satfourさん、こんばんは
当時の映像と重ね合せると、悲しい気持ちになりました。
また被災された方がどんな思いで、その場で行動をとったのか、
考えさせられる登山でした。
二の池と三の池、場所は近いですが、
ちょっとした違いで天と地の差ですね。
一方の摩利支天山や継子岳はあまり噴火の痕跡もなく、
展望の良い稜線を満喫できました。
人もぐっと少なくなるので、穴場的存在でした。
hirokさん、こんにちは。
もう5年ですか。。あの時私は白砂山に登っていて
山にいる間は噴火のことには全然気が付かずでした
御嶽山は9年前に登り噴火した場所の近くを通過して
いますし、草津白根山の噴火場所はその1年前に
休憩した場所のすぐ近くでした。
北海道の実家は樽前山に近いですし、hirokさんの
感想の通り、火山との付き合い方、色々考えて
しまいますね。火山があるから温泉や観光地になるという
こともありますし。
それにしても、立派なシェルターも出来たのですね。
盛り上げるには登りに行った方がよいと思いますが
遠いので、なかなか足が向きません。
youtaroさん、こんばんは
もう5年もたったのか、というのが率直な感想です。
ついこの間のように思えてしまいます。
しかし5年経った今でも、火口近くは爪痕が見られ、
自然が回復していくのは時間がかかるなあと実感です。
youtaroさんご指摘の通り、
火山があるからこその景観がはぐくまれているわけですし、
準備を万端にして登るしかないですね。
噴火で登山者が遠ざかったかと思いきや、
いつもと変わらぬ人出といった感じでした。
やはり手軽に登れる3000m峰は人気大です。
岐阜県との県境ということもあって、確かに遠いですね。
権兵衛トンネルができてからは、少しだけ近づいた気がしますが
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