火打山、妙高山

2019年09月06日(金) ~ 2019年09月07日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,932m
• 下り: 2,125m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:40
• 合計: 6:50

8:35 笹ヶ峰登山口
9:25 9:30 黒沢橋
10:55 10:55 富士見平分岐
11:40 12:50 高谷池ヒュッテ
13:00 13:05 天狗の庭
13:30 13:30 ライチョウ平
14:00 14:20 火打山
15:10 15:10 天狗の庭
15:25 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:10

5:30 高谷池ヒュッテ
6:20 6:30 黒沢池ヒュッテ
7:35 7:45 長助池分岐
8:50 8:55 妙高山(北峰)
9:05 9:30 妙高山
10:40 10:50 天狗堂
11:30 11:35 湯道分岐
11:50 11:55 称名滝・光明滝
12:10 12:15 湯道分岐
13:10 13:15 麻平分岐
13:40 燕温泉登山口

合計距離： 19.61km
累積標高（上り）： 1892m

天候

2日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

その他周辺情報

燕温泉
気温が高く暑かったので温泉に入るのは止めましたが、湯質は良さそうでした。

写真

9/6 8:30

9月6日金曜日、笹ヶ峰登山口です。
前日は定時で退社後に長野で前泊。電車とバスを乗り継いでここまで来ました。
朝から良い天気です。

9/6 8:34

ゲートをくぐると木道です。
しばらく続きます。

9/6 8:53

出発して20分。
まだまだ木道・・・

9/6 9:31

橋を渡ってきました。

9/6 9:28

光芒が良い感じです。
地図ではここが水場となっていますので補給しました。
上流の黒沢池の水場が要煮沸なので、ここの水場は期待していませんでしたが、冷たく美味しかったです。

9/6 10:02

高谷池はいくつの所にあるんだろう。

9/6 10:54

空が見えてくると・・・

9/6 10:55

・・・分岐に出ます。
ここからはほぼ水平の道です。

9/6 10:58

だいぶぬかるんでますな〜。
木道の維持も大事ですけど、こういう所にも木の板の一枚でも置いといてくれればいいのに。

9/6 11:00

気持ちの良いトレイルです。

9/6 11:11

デカい岩の上に立つと、眺望がお出迎え。

9/6 11:11

拡大してみます。
遠くに見える独立峰は焼山です。
今は噴火警戒レベル落ち着いたかな？

9/6 11:12

同じ倍率でカメラを右にずらします。
こちらはこれから行く火打山。
綺麗ですね〜

9/6 11:22

ボーっと眺めているとヘリがやって来ました。

9/6 11:23

荷物を降ろしています。

9/6 11:37

しばらく歩くと、森の中から小屋が現れました。
高谷池ヒュッテです。

9/6 11:38

入口です。
テント泊の受け付けをしに行くと、今日は16時までヘリの荷揚げがあるのでそれまでは張らないでくださいとの事。
仕方がないので・・・

9/6 11:45

・・・プハー！！ビールでひと休み！
山行履歴を振り返って見ると、山ビールは今年初でした。

9/6 11:47

飲んでいると何度もヘリが往復していました。
新しい小屋の資材を降ろしているのだとか。

9/6 12:45

高谷池(こうやいけ)です。
どれどれ・・・

9/6 12:46

・・・長閑でまったりできます。
もうそろそろ草紅葉が始まりそうな雰囲気ですね〜

9/6 12:49

さて、まだテントも張れないという事で、先に火打にアタックしてきます。

9/6 12:56

おおっ！
ここは良い雰囲気！

9/6 12:56

さながら雲ノ平やね。

9/6 12:59

正面に火打がドーンと。
テンション上がります。

9/6 13:03

天狗の庭です。
ここ周辺の雰囲気エエわ〜

9/6 13:27

天狗の庭が一望できる所まで登ってきました。
絶景やな〜

9/6 13:31

ライチョウ平です。
日本海側はガスがモクモク上がってきて何も見えません。

9/6 13:39

ライチョウ平を過ぎれば、もう火打山はすぐそこ。

9/6 13:57

この木道の先はゴールの予感。

9/6 14:02

火打山です。
ほぼ空荷で来たけど、達成感は十分です！

9/6 14:13

東側に見える妙高山と天狗の庭。
明日が楽しみだな〜

9/6 14:13

拡大
山頂にいても、たまにヘリの音が聞こえてきます。
天狗の庭は、また季節を変えて是非また来てみたいですね〜。

9/6 14:03

北方面は、稜線を境に状況が全く違いますね〜

9/6 14:19

風も爽やかで心地良く過ごすことができました。
休んでいると人がだいぶ減ってきたので、山頂の雰囲気を一枚。

9/6 15:07

下山時に天狗の庭に戻ってくると、ちょうど逆さ火打が見られました。

9/6 15:11

冬も登れちゃいそうなたおやかな稜線なんだけどね。

9/6 15:23

高谷池ヒュッテに戻ってきました。
もう荷物の運搬は終わったみたいです。

9/6 15:26

「パイプから池の水がそのまま出てきます」
触ってみると生温かかったです。
要煮沸でラーメンなどに使うのが吉。

9/6 15:30

帰ってくると、テントウムシがザックで休んでました。
この柄はあまり見ない気がします。

9/6 15:46

人通りの少ない奥まった場所に張りました。
張り終えたら、またビールで乾杯しちゃいました。

9/7 5:15

2日目朝です。
出発直前の一枚。
テント泊の中では一番の出発だったかも。

9/7 5:18

朝の高谷池。
静まり返っております。

9/7 5:27

ヒュッテの3階にもテラスがあって、スゲー眺めが良さそうな感じでした。

9/7 5:33

さて、今日は妙高山へ向けて出発します。
まずは黒沢池へ。

9/7 5:55

まずは茶臼山。
山頂からの眺望はほぼありませんが、ここを抜けると・・・

9/7 5:57

・・・開けた場所に出ました。
まだ陽が低くて写真映りが悪いですが、遠くに黒沢池ヒュッテが見えました。

9/7 6:18

屋根が見えてきました。

9/7 6:29

黒沢池ヒュッテに到着です。
何か、天体観測の建物みたい。
中を覗いてみるとお洒落な雰囲気でした。ここは是非泊まってみたいです。

9/7 6:30

登山道整備の人としばし談笑した後、出発します。

9/7 6:52

大倉乗越です。
ここから先の写真はありませんが、確かやや危なっかしい個所がいくつかあったと思います。

9/7 7:42

長助池分岐手前の水場です。
なかなか冷たくて美味かったです。
ここから先の急登に備えて大休止します。

9/7 7:45

水場からチョイ歩くと長助池分岐です。
ここからがこの2日間で最大のヤマ場。

9/7 7:58

分岐から10分経過。
傾斜はありますが、足場はちゃんとあるので登りやすいと思います。

9/7 8:30

分岐から45分。
これ以上傾斜がつくと登り辛いかな〜？

9/7 8:51

いきなりドーンと視界が開けました。
カメラのファインダーに収まり切らず2つに分けて撮りました。

9/7 8:51

カメラを右にずらすと周辺の山々がとてもよく見えました。志賀高原辺りかな？
この場所まで登ってくればもう頂上はすぐそこです。

9/7 8:52

岩陰にひっそりと祠がありました。
ここが妙高大神かと思った。

9/7 8:53

祠のすぐ手前からはもう山頂の雰囲気してます。
奥は南峰です。

9/7 8:53

着きました〜！

9/7 8:55

妙高山北峰、登頂です。
土曜日だってのに意外と人が少なくて快適に過ごせました。ラッキー

9/7 9:06

続いて、少し歩くと南峰です。
ここで、周囲の山々を眺めてみたいと思います。

9/7 9:09

富士山が見えると聞いていましたが、どれどれ・・・

9/7 9:14

拡大
見えました〜！新潟から見えるとは。
右隣には南アルプスですね。

9/7 9:10

拡大なしでカメラを右にずらします。
御嶽から北アルプスまでずらり。
今日は本当に良い天気だわ。

9/7 9:10

拡大してみます。
新潟からの見え方は初めてですが、たぶん御嶽山だと思います。

9/7 9:10

同倍率でちょい右へ
北アルプス南部です。

9/7 9:10

ここだけは倍率上げます。
大キレットから槍ヶ岳です。
イイネ！

9/7 9:11

北アルプスを北上します。
真ん中あたりはいつも難しいんだけど、水晶辺りかな？

9/7 9:25

目立つ山を拡大
五竜岳だと思います。

9/7 9:11

さらに北上
ここらは唐松とか白馬とか。

9/7 9:26

ひとつ前の写真の左奥に見えるのは剱岳でしょうか。

9/7 9:11

倍率を戻して、カメラを右へ。
昨日よく見た光景だ。

9/7 9:11

拡大
ご存じ火打山。
良い感じの距離感で対峙しております。池塘とかあったりしてね。

9/7 9:32

リスタート前に北峰を撮ってみます。

9/7 9:32

拡大
さっきよりも賑わってきてるようです。
では

9/7 9:53

しばらく下ると、岩場のトラバース路に出ます。
テント泊の荷物はバランス悪いので、鎖を掴んで慎重に進みます。

9/7 9:54

トラバースを過ぎるとすぐにクライムダウンです。
ここも鎖が備わっています。
三点保持で慎重に。

9/7 9:56

無事に降りた所です。
上に向けて一枚。
ここはどうしても渋滞ポイントになってしまいます。

9/7 10:30

善光寺池じゃなかった光善寺池です。

9/7 10:30

落ち着く雰囲気ですが、日差しが避けられなかったので、写真を撮ったらすぐに歩き始めました。

9/7 10:39

天狗堂です。
気温も上がってきましたし、ここで大休止。

9/7 10:49

10分ほど休んで再開。
ここで燕温泉の名前が見えてきました。あと少し。

9/7 11:29

麻平分岐です。
この付近に落ちる3つの滝を全て見るつもりで来たので、ここで荷物をデポして、まずは称名滝と光明滝を見に行きます。

9/7 11:49

後で気付きましたが、先に光明滝に出てしまいました。
2段合わせるとかなりの落差です。
滝が影の中に・・・

9/7 11:56

少し戻ると称名滝が見えました。
水量こそ少ないですが、直瀑の綺麗な滝です。
岩肌の雰囲気からすると、温泉成分を含んだ水が流れているようです。

9/7 11:57

な、な、なんと、ここで早くも温泉登場！
湯船とベンチと洗面器まであります。
ここはもう、素晴らしすぎるロケーション！

9/7 12:14

麻平分岐まで戻ってきました。
この辺りでは外国人の学生グループがいっぱいいました。

9/7 13:13

二合目まで降りてきました。
久々の登山だから膝痛ぇ〜

9/7 13:29

3つめの滝、惣滝も見に行きたかったですが、通行止めということでまたの機会にします。残念。

9/7 13:32

やっとゴールが見えた〜！
暑さにやられてた頃だったから助かった〜
ちなみに、今回は水はタップリ残しました。

9/7 13:51

登山口とポストです。
先ほど見つけた温泉が熱かったので、温泉は涼しくなる頃のお楽しみにします。

9/7 13:58

てなわけで、上越の名峰に乾杯！！
是非また来たいです。
おつでした〜

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

もっつぁ〜

1ヶ月ぶりの登山は上越の名峰、火打と妙高へ。

ここに興味を持ったのは、高谷池と黒沢池にテント場があるのを知ってからなのだが、写真を見てみると足の踏み場もないくらいの密集したテントの写真ばかりで、平日に行くチャンスをうかがっていた。

去年と今年はまだ一度も行けていない北アルプスに行きたかったが、少しでも天気が良い方へと思い新潟方面への今回の行程に決めた。

金曜日という事もあって、妙高高原発のバスはガラガラ、笹ヶ峰に着くと駐車場も空いていた。
期待通り、高谷池のテント場も半分ほどの入り具合。人が少なく快適に過ごすことができた。

1日目に登った火打山は、北西方面でガスが上がってきたため北アルプスなどは望めなかったが、妙高山と池塘群を眺めながらのんびり過ごす事ができた。
水とおやつのみの軽装で山頂まで登ってきてしまったが、日差しも落ち着いていて風も心地良く秋の訪れが感じられた気がした。

2日目の妙高山は、火打山や大倉乗越から見えていた尖った山容に不安を感じていたが、足を踏み入れてみると急斜面も足場が安定している所が多く、標準CTよりも速いタイムで頂上に辿り着くことができた。

山頂に登ると快晴の大展望が迎えてくれた。
着いた時間も早かったので、岩に座って風景を眺めてのんびりひと休み。
いつもはあまり見ない位置から眺めという事もあり、北アルプスなどは今まで見てきた見え方とは若干違う感じがして興味深く眺めていた。

下山時、滝を眺めている辺りから硫黄の良いにおいがしていたのでさぞかし良い温泉なのだろうと期待しながら歩いていたが、お湯が思ったよりも熱く入る気になれなかったため断念した。

北陸方面は良い温泉が湧いていて、山に関しても自分自身未踏の山が多い。
自宅からのアクセスで頻繁に来ることは難しいが、今後も是非来訪回数を増やしていきたいと思う。