ニペソツ山〜高原と紅葉に誘われて

2019年09月08日(日) [日帰り]

• GPS: 12:00
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,760m
• 下り: 1,757m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:55
• 休憩: 2:05
• 合計: 13:00

2:45 幌加コース登山道取付
3:00 3:10 奥の駐車スペース
4:30 三条沼
5:00 幌加コース6.5km地点
5:50 6:00 1662m峰
7:25 天狗平
9:00 10:00 ニペソツ山頂上
11:20 11:45 天狗平
12:45 1662m峰
13:25 幌加コース6.5km地点
14:00 三条沼
15:15 15:35 奥の駐車スペース
15:45 幌加コース登山道取付

　歩き始めは奥の駐車スペースです。林道入口すぐ、ゲートのある幌加コース登山道取付から奥の車を停められる場所までは車でゆっくり走って10〜15分です。悪路ですのでスピードを出すのは危険です。
　『山と高原地図』によるとゲートの登山道取付から三条沼までは徒歩2時間40分も掛かります。ここから歩いて頂上を目指す方はほとんどいません。

夜が明ける前に出発すると、かなり時間に余裕が出来ますが、ヘッドライトの光では渓流を渡る場所付近などで、屈折した登山道を見失いかねません。
　こんなに早く出発しなくても良かったと感想です。怖かったし。

天候

曇り後晴れ。稜線でやや強風気味。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　国道より幌加温泉への道を進み、温泉よりだいぶ手前右側からニペソツ山の標識のある林道に入ります。
ゲートを越して約2km先に車7〜8台程の駐車スペースがあります。
　相当な悪路と心配してましたが、思った程ではありませんでした。車底を擦ったのは1度だけです。ただ、スピードは出せません。パンクしている車を見かけました。

　ちなみに、ゲート付近にも広い駐車スペースがありますが、ここから歩くと大変です。悪路でも、奥のスペースまで車で行かれた方が良いと思います。この日の登山者は、皆さん奥まで車で入って来ていたようです。
　登山届のボックスやトイレは手前のゲートにしかありません。済ませてから奥へ進んでください。

コース状況／危険箇所等

　登山道は、きちんと整備されていて快適です。前天狗直下が急で、ロープ場も多くなります。
　天狗平からニペソツ本峰へは、見かけ程の困難さはありません。ただ、所々で切れ落ちてますので、風の強い日は注意です。

　とにかく長いルート。水やペース配分は十分に。
前天狗や天狗平の高原の雰囲気もさることながら、ニペソツの頂上からの展望には驚きました。360度の大展望で、何から何まで見えると言った感じです(*^^*)。

その他周辺情報

　下山後、幌加温泉や糠平温泉に入る方が多いようです。
　層雲峡方面からは、除雪センターや三国峠のトイレが使えます。
　国道ではスピードを出す車が多く、覆面パトカーに捕まってる車を何度か見かけたことがありますので、ご注意！！。

写真

9/8 2:37

ゲートのある登山道取付地点。登山届とトイレはここで済ませて、車で約2km先の駐車スペースまで向かいます。

9/8 3:12

駐車スペースより僅かに戻った所、Y字路が実質的な登山口です。ヘッドライトを点けて出発。

9/8 3:12

往復21km (´д｀|||)。長いなぁ。

9/8 4:28

4時30分。ようやく夜が明けてきましたm(__)m。もう、安心。

9/8 4:32

三条沼を過ぎます。

9/8 5:07

まだ道半ば。疲れた(*_*)。

9/8 5:11

きちんと、刈り払いされていますので、安心してください。作業された方に感謝です。長いルートなので大変だったんじゃないかと．．．。

9/8 5:33

草原のような光景が多くなってきました。

9/8 5:36

1662m峰手前の崖より、ウペペサンケやニペソツが見えます。

9/8 5:37

木立の中の草地。贅沢な気持ちになるのは自分だけでしょうか．．。

9/8 6:16

まずは前天狗を目指しましょう。疲れた。

9/8 6:27

開放的な谷。ここから急登ですが、休憩にも適してます(^^)。上部はかなり急で下山時は特に注意が必要です。

9/8 6:28

これは石碑かな？

9/8 6:28

まだかまだかの世界(((^^;)。

9/8 6:57

ここまで来ればしばらく平坦です。前天狗へカウントダウン。

9/8 7:02

朝陽が眩く高原を照らします(*^^*)。

9/8 7:07

調べました。これは、ウラシマツツジ。チングルマの葉だけの時期をこう呼びます。コマクサの次に名前を覚えました(≡・x・≡)。ニペソツの話の切り出しは、「ウラシマツツジはさぁ... 」で。

9/8 7:10

ニペソツ山よ、待っててね。紅葉した高原がキレイで、歩がなかなか進みません。

9/8 7:22

天狗平手前。テン場として利用する人もいるのかな？

9/8 7:25

天狗平(天狗岳)に到着。ちなみにあの岩場へは行きませんでした。行く人はあまりいません。

9/8 7:26

天狗平からの圧巻の光景。王冠のようです。この光景を観て、ここで引き返す方もいます。

9/8 7:37

天狗平を下って丘へ登り返す。

9/8 8:01

険しいニペソツ山。圧倒されます。本峰へは、コルへ大きく下ってから登り返しとなります。うへぇ〜、大変だぁ(ToT)。

9/8 8:50

稜線手前の岩場。ナキウサギがたくさんいます。見渡しましたが、姿は確認出来ませんでした。鳴き声ばかりがあちこちから(^-^)。

9/8 9:04

紅葉の道。頂上までもう少し。頑張れ、自分！！

9/8 9:06

頂上へ着きました(*^^*)。

9/8 9:08

西クマとピリベツ下、中段に見える平な山は軍艦山だそうで。気になる山ですが、道はありません。

9/8 9:08

石狩、ユニ石狩、音更が近い。いつかテント泊したい稜線。

9/8 9:08

トムラウシ。今日も登山者でいっぱいでしょうね(^^)。

9/8 9:08

十勝岳やオプタテシケを一望に。

9/8 9:16

大雪山。左が旭岳ですね。北海道の屋根。

9/8 9:16

東壁の向う。帰りはあそこを登り返す．．。わかってはいることですけど(((^^;)。

9/8 9:20

クマネシリ3山。中央の南クマ後方に横たわる大地が『物干し台』。長さが8kmもある不思議な大地。

9/8 9:20

悠久なり... 。阿寒方面。

9/8 9:22

遠く日高山脈。目を凝らして山座同定しました。1839峰はわかるよ。

9/8 9:24

糠平湖が眼下に。

9/8 9:43

おぼろ雲と太陽。

9/8 10:07

頂上に1時間以上滞在しました。下山が忍びなく．．。

9/8 10:38

高層雲になびかれて。

9/8 10:43

美しいの一言(*^^*)。ずっとここにとどまっていたい。

9/8 10:48

青い空と白い雲、緑に紅葉、そして山肌。美しいって何でしょうか。無機質ではなく、きっと何かを投影させている感情なのでしょう(._.)。

9/8 11:02

天狗平へ帰ります(^_^ゞ。

9/8 11:56

石狩岳方面への道は廃道らしいですね。

9/8 12:15

寝不足なので寝ていこうかな。

9/8 12:38

1662m峰へ。ここを過ぎれば、あとは下るだけ。

9/8 14:40

ぐちゃぐちゃの泥道。ぬかるんだ場所が多いのも幌加温泉コースの特徴です。

9/8 14:51

車道っぽくなってきたらゴールは近い。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

Yantan1839

　1662m峰〜ニペソツ頂上までの岩場にナキウサギがいます。「ピッ!!」っと聞こえたら辺りを見渡してみましょう。どこかに可愛らしい姿を見せてくれてるかも(*^^*)。
　登山者の中には、頂上まで行かずに天狗平付近で引き返す方が結構いるみたいです。高山植物やナキウサギの撮影目当ての方達で、この日もそういう方が複数いました。

コメント

yama-daisuki

もしかして、堺の方ですか？
9/9私も日帰りでニペソツに行きましたが、一切山頂を拝むことができませんでした。素晴らしいニペソツの写真ですね。もう一度行くかな・・。でもしんどいですね。

Yantan1839

Re: もしかして、堺の方ですか？
　ごめんなさい。登山した日にちが間違ってて、正しくは8日(日)でしたm(__)m。今、編集し直したところです。自分は旭川出身です(>.<)y-~。
　ニペソツは、長時間かかる山なので大変ですよね。自分が登った日も天狗平で引き返している方が何人かいました。紅葉の時期は陽が短いので、日帰りはハードかと。頂上付近は風が強くなることも多いそうですし．．．。でも、眺めるのみでも素晴らしい山です(*^^*)。

yama-daisuki

Re[2]: もしかして、堺の方ですか？
そうなんですね。一日前なら、あんなに素晴らしいニペソツが・・・。Yantansan1839さんの素晴らしい写真で、イメージできました。ありがとうございます！！

Yantan1839

Re[3]: もしかして、堺の方ですか？
心残りが... 。ナキウサギ撮れなかったんです。yama-daisukiさんにあとは託します‼。頑張って(*^^*)。