温泉ヶ岳・根名草山にハイマツが生えてるか気になって・・・
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 07:43
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 885m
- 下り
- 882m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 7:42
天候 | 曇りちょっとだけ晴れ⛅ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から金精峠までが足場の悪い急登 温泉ヶ岳の巻き道がややヤブ化して歩きにくい |
写真
感想
日光湯元温泉に出かけて奥日光の山を歩こうと山と高原地図の日光版を見ていて、女峰山のハイマツ帯という文字が目に入った。そういえば何の文献だか忘れてしまったが、女峰山は奥日光で唯一ハイマツが見られる山、というようなことが書いてあったことを思い出し、同時に、10年ほど前に温泉ヶ岳から根名草山を歩いた際に確かどっちかの山(たぶん温泉ヶ岳)にハイマツがあったことも思い出した。しかし記憶が曖昧だし当時撮った写真にもハイマツは写ってない。
ハイマツ好き(ホントです)としては気になってしょうがない。はたして、亜高山の温泉ヶ岳に森林限界上に生育するハイマツはあるのか。
それならちょっと早出して根名草山まで再び歩いてみよう。
ということで、金精トンネル日光口の駐車場から登山開始。金精峠まではハンパない急登だが県境稜線に出ると緩やかになり徐々に高度を上げる。ガスガスの中、程なくして温泉ヶ岳分岐。分岐からはわずかで温泉ヶ岳山頂に到着。
で、ハイマツはというと・・、ありました。思ったよりも多い。北斜面に小群落を作っている。10年前の記憶が一気に蘇りました。
あのときは好天で周囲の山々がよく見えたけど今日はガスが多い。と、少しして晴れ間が出て男体や女峰の頭だけ顔を出した。これもなかなかいい風景。北側にはこれから行く念仏平も。
ハイマツを眺めながら30分近くのんびりして、さて、次は根名草山。
分岐まで戻り先へ。温泉ヶ岳の東側を巻く道はかなり笹ヤブが張り出し歩きづらかったが、あとはほぼ歩きやすい緩やかな道が続く。
水場から登り返して念仏平避難小屋。10年前建て替えられたばかりの時に来て以来だが、当時のまま変わっていなかった。中もよく整備され、大切に使われているのがわかる。
ひと休みして緩やかな道を進む。樹林の間に尖った山が迫ってきて最後にぐいと登り上げれば根名草山の山頂部。三角点は北の端にある。
だいぶ雲が取れ、燧ヶ岳や鬼怒沼などが見える。三角点にタッチしてランチタイムとする。とっても静かな場所で1時間近くものんびりしてしまったが、誰も来ず山頂を独り占め。
名残惜しいが帰ることにして戻りはじめると岩場にハイマツがあるのを見つけた。温泉ヶ岳と違って数本しかなかった。ハイマツはホシガラスが種を運んで分布を広げるらしいが、そういえばさっき飛んでいるのを見た。
新しい発見をして気を良くして来た道をひたすら戻る。帰路も温泉ヶ岳の巻き道がやはり歩きにくい。
下るにしたがってガスは濃くなり、駐車場に着いたときはもう真っ白の世界になっていた。
本当に静かでいい山でした。ハイマツにも会えたし、満足です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する