御嶽山 (御岳ロープウェイからピストン)
- GPS
- 06:38
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・御岳ロープウェイ ( http://www.ontakerope.co.jp/ ) 当日の運行時間7:00〜16:30、往復2600円(モンベルカード提示2340円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山安全ガイドマップを必ずチェックしておくこと。 九合目から先はヘルメット装着(携行ではなく装着)が必要とのこと。 |
その他周辺情報 | 道の駅木曽福島で車中泊。 |
写真
感想
信州の山に登ったときにその山容がとても目立っていた御嶽山。行こうと思い立ってから天気等が合わなくてなかなか行けず、今回やっと登れました。
道の駅木曽福島で車中泊し、七時過ぎにロープウェイ乗り場まで移動します。そしてゴンドラに乗って標高2150mまで一気に高度を上げます。高山病が心配だったので気休め程度ですが、しばらく高度順応しました。
そして無事に登山を終えられることを御嶽社で祈ってから登山をスタートします。最初は平坦な道ですが、七合目の小屋を過ぎた後は木階段の連続する単調な道になります。階段の段差は低すぎず高すぎずちょうど良かったですが、コンディションが万全で無かったのかずっとペースが上がらなかったです。
八合目を過ぎると展望が開けて、信仰の山らしく石版や像が代わる代わる現れ、変化があって楽しめる道に変わりました。この辺りから空気の薄さを感じ始め、高山へ登っているという実感が出て来ます。登りはきついですが、距離自体は短いので次の目標地点にはあっという間に着く感じでしたね。
山頂が見える稜線へ乗ると冷たい風が吹いていて寒かったので登山着をもう一枚着込んで行動します。いつも愛用しているソフトシェルを忘れてしまってウィンドブレーカー的な物は雨具のみのでしたが、雨具の出番は幸い無かったです。緩やかな傾斜をじっくり登り、山頂への最後の階段を登り切って無事登頂する事が出来ました。
山頂付近は2014年噴火の傷跡が至る所に残されていました。楽しく登山していただろう人達が突然の噴火で亡くなった事を思うと、身につまされますね。ご冥福をお祈りします。
7月に山開きしたらすぐ行くと計画を立てていた御嶽山。
晴れが確信できずに延期が続いていましたが、ようやく登る事ができました。
前半は樹林帯、中盤は低木林、後半は荒涼とした岩場と風景が目まぐるしく変化。
9合目を過ぎて剣ヶ峰の頂が見える頃に辺りは雲に包まれましたが、山頂に到着する頃にはガスの隙間から眼下に広がる火口湖や雲海を楽しむ事が出来ました。
帰りは二ノ池山荘付近まで足を延ばし、摩利支天山がよく見える岩斜面で軽く昼寝して下山。
初めての御嶽山なので2014年大噴火以前の景色は知りませんが、山頂付近付近は噴火の影響と思われる被害の爪痕が数多く残っていました。未だ5人が行方不明とのことで登山中も色々想う事がありましたが、山に登って事故もなく無事に下山できる事は幸運なことであり、常に畏れを持って向き合っていかなければと改めて感じます。
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