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Yamareco

記録ID: 2021064
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳 大賑わい。

2019年09月14日(土) ~ 2019年09月15日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
10.3km
登り
928m
下り
936m

コースタイム

1日目 6:28自宅―10:16桜平駐車地発―10:20登山口―11:01夏沢鉱泉11:16―12:27オーレン小屋12:47―13:26夏沢峠
2日目 6:26山びこ荘―7:58硫黄岳8:35―8:58赤岩の頭9:07―10:15オーレン小屋10:35―11:32夏沢鉱泉11:44―12:20登山口―12:27駐車地
天候 1日目 晴れのち曇り。
2日目 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 東海北陸道木曽川ICから中央道諏訪南ICへ。あとはナヴィに任せて桜平へ。三井の森を抜けると凸凹山道。対向車に気を付けながら進みます。下駐車場にも何台か停まっています。中駐車場は満車で、路肩にまで車が溢れています。上駐車場は勿論満車。引き返して中と上の中間辺り、路肩が広まった場所に停める事が出来ました。
コース状況/
危険箇所等
 登山口から夏沢鉱泉までは車道歩き。夏沢鉱泉からオーレン小屋までなだらかな登りが続きます。オーレン小屋から夏沢峠まで登山道、登りが続きます。危険個所はありません。
 夏沢峠から林を抜けると岩々、結構急坂。頂上が見え、一見なだらかそうですが、アニハカランヤ。ゼイゼイハアハア、休み休み登ります。
 広い山頂には大勢のヒト。爆裂火口に沿って東へ行くと、富士の左裾野がちょろっと見えました。以前は富士全体を見る事が出来る場所まで行けましたが、立ち入り禁止となっていました。
 硫黄岳からの下山、赤岩の頭からオーレン小屋へ。森の中の急坂下り、脚がツリツリ。何度も腰を降ろして休みながら、ようようの態でオーレン小屋に降り立つことが出来ました。昨日諏訪湖SAで買ったパンを食べ、エネルギーを補給。途中、夏沢鉱泉で大休止。無事、登山口に戻る事が出来ました。
桜平の駐車場は全て満杯。中と上の間の路肩に停める事が出来ました。
2019年09月14日 10:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
9/14 10:16
桜平の駐車場は全て満杯。中と上の間の路肩に停める事が出来ました。
登山口です。
2019年09月14日 10:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
9/14 10:20
登山口です。
夏沢鉱泉でひと休み。
2019年09月14日 10:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 10:58
夏沢鉱泉でひと休み。
オーレン小屋でもひと休み。昨年登った峰の松目は雲の中。
2019年09月14日 12:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
9/14 12:46
オーレン小屋でもひと休み。昨年登った峰の松目は雲の中。
夏沢峠に着きました。
2019年09月14日 13:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 13:26
夏沢峠に着きました。
本日の宿、山びこ荘。2階が宿泊場所です。
2019年09月14日 13:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 13:40
本日の宿、山びこ荘。2階が宿泊場所です。
小屋の後ろに爆裂火口。
2019年09月14日 14:17撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 14:17
小屋の後ろに爆裂火口。
ウソが餌をつつきに来ます。
2019年09月14日 17:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 17:25
ウソが餌をつつきに来ます。
夕食後はランプの灯り、
2019年09月14日 18:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 18:02
夕食後はランプの灯り、
ヤマネが現れます。
2019年09月14日 18:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/14 18:35
ヤマネが現れます。
翌朝5時、
2019年09月15日 05:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 5:01
翌朝5時、
モモンガも来て呉れました。
2019年09月15日 05:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 5:01
モモンガも来て呉れました。
雲海の朝焼け。
2019年09月15日 05:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 5:10
雲海の朝焼け。
ご来光です。
2019年09月15日 05:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 5:29
ご来光です。
御嶽。
2019年09月15日 06:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 6:45
御嶽。
乗鞍。
2019年09月15日 06:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 6:45
乗鞍。
北アルプス、端から端まで。
2019年09月15日 06:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 6:45
北アルプス、端から端まで。
美ケ原と槍・穂。
2019年09月15日 06:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 6:46
美ケ原と槍・穂。
浅間山。
2019年09月15日 06:47撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 6:47
浅間山。
シンドイな。
2019年09月15日 07:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:02
シンドイな。
小屋でご一緒した埼玉の親子さん、小5のお嬢さんです。
2019年09月15日 07:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:10
小屋でご一緒した埼玉の親子さん、小5のお嬢さんです。
硫黄岳山頂が見えました。
2019年09月15日 07:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:20
硫黄岳山頂が見えました。
穂高から燕まで。
2019年09月15日 07:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:33
穂高から燕まで。
ゼイゼイ。
2019年09月15日 07:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:45
ゼイゼイ。
振り返って天狗、その奥に蓼科山。
2019年09月15日 07:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:48
振り返って天狗、その奥に蓼科山。
多くのヒトが登ってきます。
2019年09月15日 07:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:49
多くのヒトが登ってきます。
全てのヒトに追い越され、ようよう山頂に到着しました。
2019年09月15日 07:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:56
全てのヒトに追い越され、ようよう山頂に到着しました。
記念にセルフタイマーで撮りました。
2019年09月15日 07:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:59
記念にセルフタイマーで撮りました。
赤岳・阿弥陀。
2019年09月15日 08:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:04
赤岳・阿弥陀。
甲斐駒・仙丈。
2019年09月15日 08:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:03
甲斐駒・仙丈。
秩父の山々。
2019年09月15日 07:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 7:58
秩父の山々。
富士山、出し惜しみ。
2019年09月15日 08:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:09
富士山、出し惜しみ。
北八つ。
2019年09月15日 08:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:18
北八つ。
爆裂火口。
2019年09月15日 08:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:19
爆裂火口。
赤岩の頭に下って、
2019年09月15日 08:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:53
赤岩の頭に下って、
オーレン小屋に向かいます。
2019年09月15日 08:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 8:58
オーレン小屋に向かいます。
森の中の急坂を下って、
2019年09月15日 09:17撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
9/15 9:17
森の中の急坂を下って、
無事、オーレン小屋に降り立ちました。
2019年09月15日 10:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 10:33
無事、オーレン小屋に降り立ちました。
渓流に沿って、
2019年09月15日 10:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 10:58
渓流に沿って、
苔の森を歩いて登山口に戻りました。
2019年09月15日 11:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/15 11:52
苔の森を歩いて登山口に戻りました。
撮影機器:

感想

 人並みに三連休、予報ではお陽さんマーク、山小屋はきっと混んでるだろうな。前日に夏沢峠の山びこ荘に予約を入れることが出来ました。夏沢峠を通る度、「モモンガとヤマネの山彦荘」と云う看板が目につき、一度泊まってみたいと思っていました。
 桜平、下の駐車場には空きスペースがありますが、登山口までまだまだ遠いので先に進みます。路肩に駐車している車が増え、中駐車場に到着。駐車場内は満杯で、溢れた車が至る所に停められています。上の駐車場に行くとここも勿論満杯です。引き返して上と中の林道沿いの路肩スペースに停める事が出来ました。上と中の間には止められそうな個所がまだ結構残っていました。
 登山口を発つ時は青空一杯。夏沢鉱泉では槍・穂も見えましたが、オーレン小屋では雲が出て、1年前に登った峰の松目も雲の中です。水が豊富なオーレン小屋では多くのヒトが休んでいて、きっと今晩はぎっしり詰めになる事でしょう。
 山びこ荘、本沢温泉グループと云う事ですが水は天水、トイレは外、50m先です。八ヶ岳の小屋にしては今時珍しく、夕食はカレー、朝食もごく簡単。でも今夜の宿泊者は6名のみ、ゆったりと泊まる事が出来ました。夕食後ランプが灯り、ヤマネが壁の穴から顔を出します。ヒトの動きに敏感で、すぐに穴の中に姿を隠します。ヒメネズミ程の小ささですが、背中に黒い模様、尻尾にも毛がふさふさ。この暗さでは撮るのは難しく、ぼけぼけの写真ばかりでした。翌朝5時にはモモンガが餌をカリカリ。小屋番さんがライトを当てて呉れ、なんとか写真に収めることが出来ました。大きな目をした愛らしい動物でした。
 昨日は中秋の名月、今晩は満月。まんまるお月さん、煌々とした明かりで星は見えません。翌朝、雲海が広がり、東の空が茜色に染まり、山の肩からご来光。今日はいい天気になりそうです。
 夏沢峠を発ち、暫くは森の中。森を抜けると、岩の急坂、青空の下に美ケ原、その奥に北アルプス連峰、目を転ずれば浅間山が浮かんでいます。何度も休んで、全てのヒトに追い抜かれ、ヘロヘロと山頂に登り着きました。南八ヶ岳がど〜ん、その向こうに甲斐駒・仙丈がどどど〜ん。金峰山の五丈岩もくっきり見えます。爆裂火口に沿って先に進むと、通行禁止。ここからでは富士山は半分しか見えません。東西天狗、蓼科山に雲が掛かり始めています。振り返ると爆裂火口の稜線に多くのヒト。
 こんないい天気、こんな眺め、久し振り。澄んだ朝の空気を胸一杯吸い、降り注ぐ陽の下、大展望を暫し堪能、疲れも一挙に吹き飛びます。
 赤岩の頭に向かって下ります。痺れる脚のわたしには慎重を要する下りです。赤岩の頭からオーレン小屋へ。林間の急な登山道、脚がツリツリ。ザックをごそごそ、芍薬甘草湯を探しますがありません。最近ザックの中身を改めたことが無く、当然あると思っていたものがありませんでした。仕方なく、脚をなだめながらゆるりゆるりと下ります。何度も腰をおろして休みながら、無事オーレン小屋に降り立ちました。八ヶ岳の地図に新しい赤線が加わりました。赤岩の頭からオーレン小屋、ほんの短い赤線ですが、昨年に続いてのささやかな挑戦に満足、満足。
 

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訪問者数:781人

コメント

onisanさん こんにちは。
山びこ荘は凄いですね。
野生のモモンガ、ヤマネさんが住んでて姿が見られるなんて!
ここを知ってから憧れの山荘です。
八ヶ岳にも行ってないのでいつかは!
硫黄岳登頂お疲れ様でした!
2019/9/16 14:01
Re: onisanさん こんにちは。
 andounouenさん、こんばんは。

 ヤマネもモモンガも、お初にお目に掛かりました。野生動物ですが、どちらも可愛い顔、モモンガはでかいクリクリお目目。どちらもヒトの動きに敏感なので写真を撮るのが難しい。
 4回目の硫黄岳ですが、その度に違った顔を見せて呉れます。そして登る度にどんどんしんどい山に変わってきていますが、これは仕方ありません。
2019/9/16 19:14
八ッの山小屋はすごい
onisanさん 今晩は。
山小屋の中に、野生の小動物が訪問するなんてスゴイですね。
ヤマネは残念ですけど、モモンガは可愛い大きな目玉で愛嬌がありますネ、これを小屋内で遭遇できるとは羨ましい限りの八ッの山小屋ですね。
お疲れ様でした・・・でも良い山旅で疲れも翌日には飛んでいってしまったことでしょう。
2019/9/16 20:37
Re: 八ッの山小屋はすごい
  yasioさん、こんばんは。

 八ヶ岳は富士山と競い合った程の背が高い山ですが、手頃で、あちこち歩いた親しみ深い山です。岐阜からでも日帰りで楽しめましたが、今はもう駄目。有り難い事に八ヶ岳は小屋が岳と揶揄されるほど沢山の山小屋があり、それを利用させて頂いて、それでもヘロヘロ山登り。いつまで登る事が出来るのか、まだ泊まったことのない山小屋に、いま暫くお世話になって八ヶ岳を彷徨いたいと思います。
2019/9/16 21:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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