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Yamareco

記録ID: 2021468
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

憧れの北鎌尾根(新穂高から水俣乗越経由)

2019年09月14日(土) ~ 2019年09月15日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
24:59
距離
39.0km
登り
3,897m
下り
3,822m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
13:04
休憩
1:57
合計
15:01
1:11
16
スタート地点
1:57
1:57
32
2:29
2:30
39
3:09
3:10
70
4:20
4:20
5
4:25
4:25
42
5:07
5:33
91
7:04
7:05
81
8:26
8:29
12
8:41
8:53
31
9:24
9:24
61
10:25
10:37
99
12:16
12:30
131
14:41
15:17
55
16:12
宿泊地
2日目
山行
8:27
休憩
1:31
合計
9:58
5:55
44
宿泊地
6:39
7:15
176
10:11
10:40
29
11:09
11:10
8
11:18
11:20
42
12:02
12:03
62
13:05
13:24
32
13:56
13:56
1
13:57
13:57
41
14:38
14:38
24
15:02
15:03
23
15:26
15:26
10
15:36
15:38
7
15:45
15:45
8
15:53
ゴール地点
下りはロープウェイの最終時間16:00に間に合わせるべく頑張りました。
結果的には15:30に間に合ったようです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
深山荘21:30到着時点で満車のため、鍋平駐車場に駐車し仮眠。
帰りは間に合ったため鍋平高原駅までロープウェイ。
コース状況/
危険箇所等
一般登山道はよく整備されています。
北鎌尾根はバリエーションルートですから言うまでもありません。
その他周辺情報 深山荘は宿泊客多く露天風呂(体が洗えない)のみとのことなので、ひがくの湯に行きました。登山者は700円の50円割引になります。
予約できる山小屋
槍平小屋
北鎌尾根が主目的なので他のルートは今回画像なしです。
明日登る槍様を横目に東鎌尾根に向かいます。
明日も晴れてくれますようにと願いながら。
1
北鎌尾根が主目的なので他のルートは今回画像なしです。
明日登る槍様を横目に東鎌尾根に向かいます。
明日も晴れてくれますようにと願いながら。
水俣乗越まで来ました。
いよいよ北鎌尾根へのチャレンジスタート。
ここで3人の家族連れとしばし歓談。
驚かれながらもご無事でと見送って頂きました。
水俣乗越まで来ました。
いよいよ北鎌尾根へのチャレンジスタート。
ここで3人の家族連れとしばし歓談。
驚かれながらもご無事でと見送って頂きました。
北鎌尾根を見ながら明日は歩いていることを思う。
乗越からの下りはレコにある通り大変。
すべるし落石もしやすくかなり慎重さと神経使います。
1
北鎌尾根を見ながら明日は歩いていることを思う。
乗越からの下りはレコにある通り大変。
すべるし落石もしやすくかなり慎重さと神経使います。
半分位下ったとこでしょうか。
途中から先行者(女性ソロ)に追いつきましたが、落石の危険があり間隔をあけてついていきます。
1
半分位下ったとこでしょうか。
途中から先行者(女性ソロ)に追いつきましたが、落石の危険があり間隔をあけてついていきます。
天井沢歩きは想像以上に長くて辛いものでした。
天井沢歩きは想像以上に長くて辛いものでした。
先行者のお掛けで北鎌沢登り口まで順調に。
思っていたいよりもかなり下りました。
女性ソロの方は北鎌尾根3回目とのこと。
先行者のお掛けで北鎌沢登り口まで順調に。
思っていたいよりもかなり下りました。
女性ソロの方は北鎌尾根3回目とのこと。
北鎌沢の登りはかなりきついです。
特に途中水(自分は4)を補給しますから。
2/3位登ったところで北鎌尾根10回目のベテランさんに追いつき、北鎌のコルまでご一緒させて頂きました。
コル辺りにはレスキューヘリがかなり時間をかけて2回も様子を見に来ました。
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北鎌沢の登りはかなりきついです。
特に途中水(自分は4)を補給しますから。
2/3位登ったところで北鎌尾根10回目のベテランさんに追いつき、北鎌のコルまでご一緒させて頂きました。
コル辺りにはレスキューヘリがかなり時間をかけて2回も様子を見に来ました。
北鎌のコルに到着。
まだ時間があるのでベテランさんのアドバイスで天狗の腰掛けまで進むことに。
あまりのしんどさに本音はここでいいかなと思ってましたが。
しばらく後に通常ルートの南側から藪漕ぎしながら上がってきた方はしんどいからここで設営したようです。
北鎌のコルに到着。
まだ時間があるのでベテランさんのアドバイスで天狗の腰掛けまで進むことに。
あまりのしんどさに本音はここでいいかなと思ってましたが。
しばらく後に通常ルートの南側から藪漕ぎしながら上がってきた方はしんどいからここで設営したようです。
明日登る独標です。
コルのしばらく先から下ってくる女性ソロの方が。
なんという強者と思ってたら、私下山しますとのこと。
お気をつけてと見送ることに。
明日登る独標です。
コルのしばらく先から下ってくる女性ソロの方が。
なんという強者と思ってたら、私下山しますとのこと。
お気をつけてと見送ることに。
天狗の腰掛けのビバーク地。
風は時折強く吹いていましたが、耐えられない寒さもなくしっかり睡眠取れました。
とても綺麗な満月だったので星空は控え目。
2
天狗の腰掛けのビバーク地。
風は時折強く吹いていましたが、耐えられない寒さもなくしっかり睡眠取れました。
とても綺麗な満月だったので星空は控え目。
満月が写ってます。
満月が写ってます。
今から向かう独標。
2
今から向かう独標。
富士山も見えて!
1
富士山も見えて!
有名な逆コの字。
情報しっかりなので通過に問題なし。
2
有名な逆コの字。
情報しっかりなので通過に問題なし。
独標、と思います。
書いてありませんから。笑
トラバースルートを予習より早め独標真西位に取付いてます。
途中残置ハーケンがありそこを登ろうとしましたが危険で、そのすぐ南側からなんなく登れました。
登ったところがこの画像ですので、早く独標に着きました。
皆さんのレコにある通り登れると判断したら早めに稜線に上がるのが良いと思います。
結局稜線に登ることになるのですから。
3
独標、と思います。
書いてありませんから。笑
トラバースルートを予習より早め独標真西位に取付いてます。
途中残置ハーケンがありそこを登ろうとしましたが危険で、そのすぐ南側からなんなく登れました。
登ったところがこの画像ですので、早く独標に着きました。
皆さんのレコにある通り登れると判断したら早めに稜線に上がるのが良いと思います。
結局稜線に登ることになるのですから。
独標から。
最高の天気の中、目標を見ながら進めるのでモチベーションは保てました。
素敵な山ですね、槍様は。
3
最高の天気の中、目標を見ながら進めるのでモチベーションは保てました。
素敵な山ですね、槍様は。
硫黄尾根
いつかは硫黄尾根とは自分は思いません。
このしんどさでは。
見るだけで満足。
硫黄尾根
いつかは硫黄尾根とは自分は思いません。
このしんどさでは。
見るだけで満足。
硫黄尾根。
前の画像の南側。
硫黄尾根。
前の画像の南側。
途中に構えるピークのひとつ。
奥穂のジャンみたい。
千丈沢側にしっかりしたトラバースルートがあり、思わず入ってしまいましたが、どんどん稜線との高低差が広がっていくのがわかるので早めに取付きました。
先程と同じになりますが、結局稜線に上がるので直登しておく方が良いですよ。
現場で分りますが、ピークによってはトラバースルートが稜線に戻るところもありますので、そこはトラバースで良いですが。
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途中に構えるピークのひとつ。
奥穂のジャンみたい。
千丈沢側にしっかりしたトラバースルートがあり、思わず入ってしまいましたが、どんどん稜線との高低差が広がっていくのがわかるので早めに取付きました。
先程と同じになりますが、結局稜線に上がるので直登しておく方が良いですよ。
現場で分りますが、ピークによってはトラバースルートが稜線に戻るところもありますので、そこはトラバースで良いですが。
独標方面を振り返って。
1
独標方面を振り返って。
これから歩いていくルートが分ります。
1
これから歩いていくルートが分ります。
どんどん近づいてくるラスボス。
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どんどん近づいてくるラスボス。
ラスボスを直下から。
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ラスボスを直下から。
欠かせない画像、かにのはさみ。
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欠かせない画像、かにのはさみ。
よく見るプレート。
何を意味してるの?
これ以外のよく見るプレートは見てません。
ルートは自分で判断するから仕方ありませんね。
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よく見るプレート。
何を意味してるの?
これ以外のよく見るプレートは見てません。
ルートは自分で判断するから仕方ありませんね。
来ました、チムニー。
1
来ました、チムニー。
チムニー越えて右に進み、登れそうなところを一箇所頑張って登りました。
そこから東側に巻いたところから見えました、山頂。
こちらを見ても何でそんなところにいるのっ?て感じでした。
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チムニー越えて右に進み、登れそうなところを一箇所頑張って登りました。
そこから東側に巻いたところから見えました、山頂。
こちらを見ても何でそんなところにいるのっ?て感じでした。
頂上に着いた時には15名ほどの方が見えて、8名グループの方がおめでとうって言って拍手で迎えてくれました。
自分も思わず手を叩いて「ヤッタ!」
写真撮ってあげるからとの言葉に甘えてお願い。
4枚も有難うございました。
もちろんお返し撮影もさせて頂きました。
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頂上に着いた時には15名ほどの方が見えて、8名グループの方がおめでとうって言って拍手で迎えてくれました。
自分も思わず手を叩いて「ヤッタ!」
写真撮ってあげるからとの言葉に甘えてお願い。
4枚も有難うございました。
もちろんお返し撮影もさせて頂きました。
ここから上がってきたのです。
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ここから上がってきたのです。
山頂からの北鎌尾根。
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山頂からの北鎌尾根。
山頂からは一般登山道ですから、マイペースで降りられないので下りに時間かかりましたが、無事槍ヶ岳山荘に到着。
ここで天狗の腰掛けでお話しした男性2名グループがハイタッチで迎えてくれました。
そしてお互いの健闘を称えあいビールで乾杯!!
同志ですねとの言葉にジーンと来ました。
2
山頂からは一般登山道ですから、マイペースで降りられないので下りに時間かかりましたが、無事槍ヶ岳山荘に到着。
ここで天狗の腰掛けでお話しした男性2名グループがハイタッチで迎えてくれました。
そしてお互いの健闘を称えあいビールで乾杯!!
同志ですねとの言葉にジーンと来ました。

感想

憧れの北鎌尾根踏破です。
一番は最高の天気ですが、山行中に関わってくれた皆さんのおかげです。
一般道では道を譲りあったり、声掛けをしたり、励まし励まされたり。
北鎌尾根ではルートを先行してもらったり、いろんな経験を聞かせてもらいルート上の生の情報を頂いたり、制覇後には祝杯を交わせたり。
周りのすべてによって生かされていることを再認識しました。
自分の感想は一言でいえば達成感に尽きますね。
新穂高の林道ゲートで振り返って山にお礼を言ったのですが、ふと自分の体にもよく頑張ってしんどい思いも耐えて往復してくれたなとお礼を感じてしまい、こみ上げてくるものが。
最高の思い出が出来ました。
有難うございました。

追記
昨年7月大キレットに行くための南岳新道でハイマツ枝で負傷。
たまたま近くにあった槍平小屋設置の救急箱を使用させてもらいました。
使用連絡はその時済んでましたが、この度往路で立寄りお礼と少しばかりの寄付をするとこができたので、すっきりした気持ちで山行に臨めました。

追々記
実は追記で記載のお礼を封筒に入れて、登山届控えと一緒にクリアファイルに挟んで持っていきました。
ところが新穂高登山指導センターで登山届提出の際ファイルを置き忘れてしまい、気付いたときには穂高平小屋あたりまで来ていたので戻る気になれずあきらめていました。
ところが昨日高山警察署落とし物係から電話があり預かっているとのこと。
名乗らず置いていかれたそうで、どなたかわかりませんが心よりお礼申し上げます。
山を好きな人は心も綺麗なんだなと実感してます。
本当にうれしかったです。
この場を借りて感謝申し上げます。

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コメント

北鎌踏破おめでとうございます。
私も今月13〜15日に上高地〜水俣乗越〜北鎌のコル(テント泊)〜北鎌尾根〜気槍ヶ岳〜殺生ヒュッテ(テント泊)〜上高地のルートで北鎌尾根を歩きました。14日、15日とも槍ヶ岳周辺は最高の天気でしたね。ところで、北鎌平あたりで、青色の透明な水筒はみませんでしたでしょうか?どうも、北鎌平で水を飲んでから、最後のチムニーを登り切った所で、水を飲もうとしたら水筒がなかったので、そこに置き忘れてきたのではないかと思ったのですが
2019/9/16 10:23
お疲れ様でした。
お互い最高の天気に恵まれラッキーでしたね。
お問合せの水筒ですが、自分は北鎌平を東よりのルートで登って行きましが残念ながら見た覚えがありません。
北鎌平も広いですからね。
昨日はかなり多くの方が登ってたようですから、また山レコにUPされた方に聞けるといいですね。
ところで若しあったら回収に行かれるのでしょうか?
だとしたらビックリ‼
2019/9/16 11:00
北鎌尾根は凄いですね! 北鎌尾根は凄いですね!
2日間共に晴天に恵まれ良かったですね
おめでとうございます
一般の登山者が入山出来ないコースと言
ゆうことが分かります
達成した人だけの満足感でしょうね
自分も土曜日に日帰りで白出沢から奥穂高岳まで往復でき満足しています

2019/9/16 19:38
白出沢ピストンお疲れ様でした。
土曜日は天気が良かったから予定通り行かれてるのではと思っておりました。
お互い最高の景色を見られて良かったですよね。
個人的な感想ですが、高度感は大キレットや奥穂の馬の背の方があったような。
気の抜けない所の連続で麻痺してたのかも。
一般道と違うのは歩きながら次の目標とルートは常に考えてたのは確かです。
2019/9/16 20:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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