🐻遭遇「折立→薬師岳→黒部五郎岳→新穂高」おすすめルート

2019年09月13日(金) ~ 2019年09月15日(日)

• GPS: 52:00
• 距離: 46.9km
• 登り: 3,396m
• 下り: 3,644m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:08

7:28 折立
8:12 8:12 太郎坂(アラレちゃん)
10:55 11:12 太郎平小屋
11:29 12:00 薬師峠
12:30 12:30 薬師平
14:04 14:15 薬師岳
14:45 14:56 薬師岳山荘
15:36 薬師峠

2日目

• 山行: 10:21
• 休憩: 1:59
• 合計: 12:20

3:19 薬師峠
3:44 3:46 太郎平小屋
3:54 3:57 太郎山
5:23 5:35 北ノ俣岳
6:03 6:03 赤木岳
6:36 6:42 中俣乗越
8:27 8:41 黒部五郎の肩
8:49 9:00 黒部五郎岳
9:09 9:24 黒部五郎の肩
10:42 11:07 黒部五郎小舎
12:35 12:53 三俣蓮華岳巻道分岐
13:32 13:45 三俣蓮華岳
14:49 14:49 中道分岐
15:38 15:38 双六小屋
15:39 双六池

3日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 2:01
• 合計: 6:53

4:35 双六池
5:28 5:40 花見平
5:54 5:58 弓折乗越
6:39 7:46 鏡平山荘
7:49 7:50 鏡池
8:19 8:37 シシウドヶ原
9:12 9:14 チボ岩
10:02 10:08 小池新道入口
10:23 10:28 わさび平小屋
11:13 11:16 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:23 11:26 新穂高温泉駅
11:28 ゴール地点

天候

快晴☀

アクセス

利用交通機関：

バス

【行き】毎日あるぺん号　竹橋→折立　13,000円
【帰り】路線バス　新穂高温泉→平湯温泉　870円
　　　　濃飛バス　平湯温泉→新宿　7,700円（ひとり席）

コース状況／危険箇所等

【折立〜薬師岳〜薬師峠テント場】
折立登山口から三角点ベンチまでは急な登りの樹林帯
途中に何故かアラレちゃん看板が
その先は緩やかな登りが続く石畳
五光岩ベンチ辺りからの富山平野が遠くに
草原地帯に入ると木道が太郎平小屋まで続く
★危険個所なし、登山道は整備されて歩きやすい

テント場まで木道をさらに進む（30分位）
薬師平を過ぎると緩やかな登りが薬師岳山荘まで
山荘より先がザレ場のジグザグ登り
避難所があるニセピークを越え
さらに奥へ進むと薬師岳山頂
山頂にはお堂在り
★危険個所なし

【〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳〜黒部五郎小舎】
テント場から一旦太郎平小屋へ戻り
木道を進む
太郎山は脇道へ（5分程）
木道が終わると本格的な登り開始
北ノ俣岳の山頂手前は多少登り
ほぼこの一帯は低いハイマツ帯で見通し良し
赤木岳周辺はゴツゴツ岩場（山頂は岩場の上）
黒部五郎の肩まではハイマツの草原地帯
★肩手前の一部はガレ場

肩分岐から黒部五郎岳山頂まで少しザレ場（山頂まで10分位）
山頂から尾根道を進み黒部五郎小舎に行けるが
一般ルートはカールへ下る
カール台地は岩ゴロゴロ（赤リボン凝視）
白樺やダケカンバ樹林帯を抜けると黒部五郎小舎
★危険個所なし、カール台地内はミスコース注意

【〜三俣蓮華岳〜双六小屋】
黒部五郎小舎から行き成りの急登岩場
眼下に小屋が見えたら急登終了
※ここで🐻に遭遇、5,6m先の登山道に現る超(＠_＠;)
ただジグザグ登りは続く
尾根に出ると片方が崩れた絶壁
巻き道分岐から三俣蓮華岳山頂まで急登（背後の景観はGood）
★三俣山荘への巻き道前の崩れた絶壁は要注意

三俣蓮華岳山頂から一旦下って双六岳方面へ
なお、三俣山荘とトラバース道は山頂直下を下ることに
双六岳山頂を遠くに望みながら尾根道を進む
山頂直下には中道分岐
双六小屋まではハイマツ帯の下り
★危険個所なし

【〜新穂高温泉】
小池新道は利用者多いコースなので説明不要
林道歩きが長いのが難点かなぁ
★危険個所なし

その他周辺情報

平湯温泉
ひらゆの森（入浴料500円＋ロッカー代100円）

写真

9/13 7:29

折立登山口
金曜日なのに登山者多し

9/13 8:09

ゴゼンタチバナ

9/13 8:13

アラレちゃん看板

9/13 8:48

木道とヤマハハコ一輪

9/13 8:48

ヤマハハコ群生

9/13 9:49

遠くに有峰湖

9/13 10:14

木道の先が太郎平小屋

9/13 10:52

太郎平小屋に到着

9/13 10:59

おぉ見たことある標識

9/13 11:18

木道の先が薬師岳

9/13 11:23

薬師峠テント場
まだまだ空いてるね

9/13 12:02

綺麗な松ぼっくり

9/13 13:15

薬師岳山荘
後はニセピーク
山頂は左奥

9/13 14:05

薬師岳山頂
撮って頂きました。

9/13 14:06

別の標識
これGood

9/13 14:09

薬師岳
三角点タッチ

9/13 14:47

薬師岳小屋のフルーツポンチ

9/13 17:31

テント場からの黒部五郎岳

9/14 3:25

幻想的な月明かり

9/14 3:56

太郎山山頂

9/14 5:14

朝日の染まるチングルマ綿毛

9/14 5:23

北ノ俣岳山頂
バックには槍ヶ岳

9/14 5:23

薬師岳全容

9/14 5:39

先行者と乗鞍岳

9/14 5:40

白山

9/14 5:41

山容が凄い尾根道
槍,黒部五郎,傘,乗鞍,御嶽

9/14 6:54

振り返り北ノ俣岳

9/14 7:09

黒部五郎岳
登りキツそう

9/14 8:34

黒部五郎の肩
山頂まで一踏ん張り

9/14 8:48

黒部五郎岳山頂

9/14 8:49

撮って頂きました。

9/14 8:51

黒部五郎カール覗く

9/14 8:53

黒部五郎岳
三角点タッチ

9/14 8:54

破線ルートの尾根道

9/14 9:48

下からの黒部五郎岳

9/14 9:55

雷岩
奥は鷲羽・三俣蓮華

9/14 10:02

カールが凄い

9/14 10:38

黒部五郎小舎

9/14 10:43

手ぬぐい

9/14 11:39

眼下に黒部五郎小舎
この後、🐻に遭遇

9/14 12:20

🐻これ見たかったのかなぁ
水晶・鷲羽

9/14 13:39

三俣蓮華岳で
槍ポーズ

9/14 13:51

もう何とも言えません。

9/14 14:46

先行者と槍

9/14 15:12

雲から槍の頭
天空の城ラピュタみたい

9/14 15:25

双六トラバース合流地点

9/14 17:54

この時点でテント7,8割

9/15 5:15

槍・穂高山脈シルエット

9/15 5:16

槍ズーム

9/15 5:28

月と朝焼け

9/15 5:29

双六岳

9/15 5:30

山頂ズーム
すごい人だぁ

9/15 5:43

朝日が昇る

9/15 5:43

朝焼けの雪田花見平

9/15 5:47

白山と月

9/15 5:48

鏡平小屋

9/15 5:54

弓折分岐

9/15 5:57

穂高連峰

9/15 6:48

太陽と鏡池

9/15 7:13

鏡平小屋のラーメン

9/15 7:49

逆槍
これが見たかったんだ

9/15 8:16

シシウドヶ原

9/15 8:16

まだまだ林道まで遠し

9/15 9:19

赤い実が美味しそう

9/15 9:42

小槍もバッチリ

9/15 10:07

小池新道入口
ここから長い林道歩き

9/15 10:11

滝が見える

9/15 10:22

わさび平小屋

9/15 10:22

定番の野菜

9/15 10:22

こちらは果物
食べたいけど我慢

9/15 11:15

長かった林道歩き終了

9/15 11:18

近道通ってゴール

9/18 19:36

戦利品1
黒部五郎小舎の手ぬぐい

9/18 19:37

戦利品2
薬師岳・黒部五郎岳の山バッジ

撮影機器：

LUMIX DMC-GF7W ダブルズームレンズキット パナソニック

IXY 200 CANON

装備

MYアイテム

@Bombers@

重量：9.64kg

感想

@Bombers@

折立拠点とした薬師岳・黒部五郎岳を縦走するのが今回の旅
毎日あるぺん号の折立行きバス利用（今回はノートラブル）
スタート地点の折立登山口は人多し（金曜日なのにね）

今回は良いも悪いも三つあり

良いこと�　�
先月の南アルプス縦走時に宿泊した百�瞭兇硫箸�
たまたま寝床が隣りになった方と偶然再会
双六小屋のテント場で声かけられ
その後は色々とお話しさせて頂きました。

良いこと�◆�
ひらゆの森までバスターミナルから歩いていた方に声かけたら
なんと行きの折立バスが一緒だった方（後で聞いてビックリ）
さらに帰りのバスまで一緒
縦走コースまで全く一緒
凄い偶然

良いことをした�　�
薬師岳山頂へ向かう途中にバテ気味の男性に声をかけ
特効薬のサプリを
山頂からの戻りで再開した時には復活されていたようで一安心
あのままだと山頂は無理だったようで見てられず

良いことをした�◆�
黒部五郎の肩分岐前で膝から血を出している方とすれ違い
気になって声をかけたらソールが剥がれて転んだとか
このまま進むのは危険そうだったので
持参していた結束バンドで応急処置

最後に一番の最悪なこと：
黒部五郎小舎を過ぎた急登で🐻と鉢合わせ
上部の登山道から笹をかき分ける大きな音と
激しい息遣いが
これは明らかに人間ではないと察知して身構えたら
5,6m先に🐻参上
何もできないとはこう言うことかぐらいに体が強直
🐻の方が退散したけど生きた心地せず
その後は憔悴した状態で三俣蓮華岳まで歩くことに

上記に書いたように良いことをしたつもりなのに何故？
神な何故こんな試練を与えるのだろうか
もうあんな思いはしたくないよう
と言いながらもまた山行くんだろう（は〜い）

コメント

MK8781

熊に怯えながら進んだ者です
Bombersさん
長い立ち話、ありがとうございましたm(＿ ＿)m

貴重なお話、山やってる間はいろんな人に話のネタに使わせていただきます
おかげさまで…疲れを忘れ、怯えながら小舎にたどり着けました(汗)

私も同じところを歩いてたのですが、Bombersさんの写真みてると
行きたいな〜と思ってしまうほど綺麗です。
日の当たった鏡槍、あんな綺麗に撮ったことないです。

北ノ俣は、いつか黒部五郎岳から歩いてみたいです。

山だけにはまじめに、謙虚に、楽しんでいきたいと思ってます。
熊にはご注意を(笑)

essan

最高
鏡池の写真最高です✨

熊だけはしょうがないですよね。

相手に勘弁してもらうしか方法がない(汗)

無事でなによりでした。

そのコースを立山からスタートすると日本オートルートと呼ばれるルートが完成ですね✨

私は昨年 折立スタートの雲の平→水晶→黒部五郎→折立をあるきましたがこちらも色々と盛り沢山なのでオススメです✨

@Bombers@

Re: 最高
essanさん、こちらへのコメントありがとうございます。

立山からの縦走も魅力的なんですよね
雲の平を回って一周もいいですね。
この辺りの山並みは山のダイナミックさを感じさせてくれます。
ただ、もう熊さんには遭いたくないけど