人いっぱいの御嶽山〜黒沢口からニノ池の先まで〜

2019年09月15日(日) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,444m
• 下り: 1,444m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:04

距離 12.8km 登り 1,445m 下り 1,445m

5:54 黒沢口六合目・中の湯
6:13 6:14 日野小屋跡
6:32 飯森小屋(八海山支店)
6:40 6:50 黒沢口七合目・行場山荘
7:40 黒沢口八合目・女人堂
8:33 8:41 石室山荘
8:45 8:53 覚明堂休泊所
8:54 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
8:58 8:59 黒沢十字路
9:20 9:25 剣ヶ峰山荘(旧：旭館)
9:26 9:34 御嶽山
9:35 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
9:49 黒沢十字路
9:59 二ノ池山荘
10:15 賽ノ河原
10:31 白竜教会避難小屋
10:33 11:12 三ノ池乗越分岐
11:14 11:15 白竜教会避難小屋
11:23 11:25 賽ノ河原
11:45 11:47 二の池ヒュッテ
11:50 12:08 二ノ池山荘
12:16 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
12:20 12:21 覚明堂休泊所
12:25 12:28 石室山荘
13:03 黒沢口八合目・女人堂
13:27 黒沢口七合目・行場山荘
13:33 飯森小屋(八海山支店)
13:39 13:41 日野小屋跡
13:52 13:54 黒沢口六合目・中の湯
13:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒沢口の無料駐車場に止めました。
駐車場は3ヶ所に分かれており、一番離れているところでも登山口まで5分はかからないと思います。
どこも5:30時点で8〜9割くらい埋まっていました。
木曽福島駅からの路線バスもあるようです。

コース状況／危険箇所等

登山口に登山ポストあります。
通行可能なコースはよく整備されており、危険箇所はありません。
噴火口から半径1kmなどの立ち入り禁止エリアは随時確認が必要です。
三ノ池から八合目女人堂までのトラバースルートは崩落のため、通行不可でした。

その他周辺情報

駐車場から30分程度のホテル木曽温泉で立ち寄り湯をしようと思いましたが、14:40から貸し切り営業となっていました。
さらに30分ほど木曽福島方面に行ったところにある二本木の湯に寄りました。(620円)
シャンプー・ボディーソープ・ドライヤー・貴重品ロッカー（無料）あります。
サイダーの湯と呼ばれるほどの高濃度炭酸泉で、すごい泡つき！
少し濁っており、カルシウムや鉄分が多く含まれている冷鉱泉です。
内湯のみで狭いという情報でしたが、女湯はカランが５つで浴槽は８人程度はゆったり入れました。
最高の泉質で、下山後にぴったりの温めの湯温！！永久に入っていられます。

写真

ネバリノギラン
この季節はもうお花が終盤

オヤマリンドウ

ヤマハハコとアキノキリンソウがよろよろ

シラタマノキが苔としっとり

モミジカラマツ

ゴゼンタチバナの真っ赤な実

きれいな大きな木

木々の間から甲斐駒がチラリ

森林限界を越えていくと絶景が

八合目から山頂を仰ぐ

このあたりから上ではイワギキョウがきれいに咲いていた

ここからはまるで富士山のような登山道

八合目すぎの絶景をパノラマで
女人堂の向こうに北アルプス

左から八ヶ岳、甲斐駒あたり

中央アルプス

右端は恵那山でしょうか

山頂へと続く道
ここが意外ときつい...やっぱり空気が薄いのかな？

山頂の直下にはシェルターが

最後の石段横には慰霊碑ができていました

もうすぐ5年です

山頂は人でいっぱい！
誰もいない山頂標識はムリ

山頂からの北側の眺め
一ノ池、ニノ池、摩利支天山、継子岳
そしてその向こうには北アルプス

アップにすると、どっしり乗鞍岳
さらに右手には槍ヶ岳と奥穂〜前穂の吊尾根
左手には笠ヶ岳や鷲羽岳あたりも

東側の眺め
八ヶ岳が雲海に浮かび、中央アルプスの向こうに南アルプス
さらに遠くに富士山まで！

ニノ池は火山灰でグレーになってしまっていますが、像はそのまま

わかりやすい鳥瞰図

三ノ池を見下ろしながらランチ
11時前でもう雲が湧いてきます

こちらはきれいなブルー

五ノ池まで行くつもりでしたが、トラバース道が通れずピストンになるし、

この急な階段を登り返すことを考えると...ここで引き返すことに

イワツメクサも最後

トウヤクリンドウ

開いているのが1輪ありました！

チングルマは果穂も終わり

葉っぱが紅葉し始めていました

シラネニンジン

ニノ池に戻る途中、雷鳥の親子3羽に遭遇
バックは摩利支天山

こっちは子供2羽
もう大人並みの大きさで
人を恐れずにむしろ近づいてきます

親がくー、くーと鳴いていました
足がふっわふわ！少し冬羽になりつつあるかも

ニノ池ヒュッテのかわいい雷鳥
その向こうで本物の雷鳥の観察会になっています

下りの渋滞にハマりつつもダッシュで下山し、〆は二本木の湯
いい湯でした〜

感想

kobatch

すばらしい秋空の下、他の山から眺めることが多い御嶽山へ。
噴火後は初めてです。
3連休の中日とあって、思った以上の人、人、人。
それでも単独峰ならではの展望と雷鳥の歓迎に、楽しい山行となりました。
下山後の二本木の湯も他にはないすばらしい泉質でうっとり〜