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Yamareco

記録ID: 2036960
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ライチョウとブロッケンだらけの西穂高岳 〜モノトーンの空たち〜

2019年09月25日(水) ~ 2019年09月26日(木)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:57
距離
15.7km
登り
1,058m
下り
1,706m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:06
休憩
3:18
合計
4:24
距離 3.4km 登り 356m 下り 145m
13:50
28
14:18
16:50
12
17:02
17:48
11
17:59
2日目
山行
5:39
休憩
3:33
合計
9:12
距離 12.3km 登り 713m 下り 1,577m
5:11
11
5:22
5:41
46
6:27
6:36
19
6:55
7:01
5
7:47
8:15
2
8:17
8:48
5
8:53
9:09
23
9:58
10:04
23
10:27
10:33
38
11:11
11:16
15
11:31
12:09
6
13:42
13:44
3
13:47
13:48
7
14:01
14:17
1
14:18
14:19
4
上記時刻データは不自然です。
こんなに休憩した気がしません。
妙義と同様、急な岩場を攻略中は休憩時間としてカウントされている可能性がありますのであまり参考にしないでください。
天候 25日:曇りのち晴れ
26日:明け方までガス、日の出直後から快晴(天候が変わったと言うより、天候の違う場所に自分が移動した感じ。)
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高ロープウェイから入り上高地に下りる。
コース状況/
危険箇所等
・新穂高ロープウェイ口から独標の少し手前までは全く問題なし。
・独標の手前の岩場はスリップ注意。
・独標から先はさらにレベルが上がり緊張感が高い岩場が続く。
・西穂山荘から上高地までは極々一般的な1500〜2000mHの登山道。整備十分。
はい来ました。
呼ばれています。山に。
25-26は仕事OFF!
1
はい来ました。
呼ばれています。山に。
25-26は仕事OFF!
新穂高ロープウェイ乗り場から入山。
荷物料金も含め1,900円。
帰りはこっちに下りないので片道切符です。
新穂高ロープウェイ乗り場から入山。
荷物料金も含め1,900円。
帰りはこっちに下りないので片道切符です。
西穂山荘までは特徴のない普通の登山道。
2
西穂山荘までは特徴のない普通の登山道。
あっけなく西穂山荘到着。
ここまでは非常に簡単に到達できます。
2
あっけなく西穂山荘到着。
ここまでは非常に簡単に到達できます。
今回の防寒装備。
これだけで真夏よりも3埆鼎ぁ
3
今回の防寒装備。
これだけで真夏よりも3埆鼎ぁ
幕を張ったあとはのんびりタイム。
テント場からは霞沢方向しか見えないので、今回無関係な霞沢に乾杯🍻でも今回はノンアルです。
2
幕を張ったあとはのんびりタイム。
テント場からは霞沢方向しか見えないので、今回無関係な霞沢に乾杯🍻でも今回はノンアルです。
夕方になっても、テント場はこの程度。
3歳位のかわいい女の子がみんなのアイドルになってました!
通路を譲ったら「ありがとう〜」って言ってくれました。
夕方になっても、テント場はこの程度。
3歳位のかわいい女の子がみんなのアイドルになってました!
通路を譲ったら「ありがとう〜」って言ってくれました。
夕暮れ少し前、丸山に登ってみる。
夕暮れ少し前、丸山に登ってみる。
あとからお三方の登ってこられて一緒に夕日を見送ります。
3
あとからお三方の登ってこられて一緒に夕日を見送ります。
期待したほどは染まらず。でも見送れたからヨシとします。
2
期待したほどは染まらず。でも見送れたからヨシとします。
明日もよろしく❗️
4
明日もよろしく❗️
星が夜空一面埋め尽くしていたけど、バカチョンカメラでは撮れず✨
2
星が夜空一面埋め尽くしていたけど、バカチョンカメラでは撮れず✨
パソコンでご覧の方は少し見えると思います✨
天の川みたいなのが見えましたが、今時期でも見えるものなのでしょうか。
2
パソコンでご覧の方は少し見えると思います✨
天の川みたいなのが見えましたが、今時期でも見えるものなのでしょうか。
翌朝。
6度まで下がる。
2
翌朝。
6度まで下がる。
7時撤収のため闇の中でずぶ濡れのテントをたたみます。
この日はものすごい結露でコップ2杯分位セームで吸い取ったけどまだ重い。
凍っていなかっただけマシと自分に言い聞かせる。
3
7時撤収のため闇の中でずぶ濡れのテントをたたみます。
この日はものすごい結露でコップ2杯分位セームで吸い取ったけどまだ重い。
凍っていなかっただけマシと自分に言い聞かせる。
西穂に向け雲の中を進みます。
西穂に向け雲の中を進みます。
丸山到着。
真っ白で何も見えない。
丸山到着。
真っ白で何も見えない。
しかし上空は快晴。
4Gが入ったので周囲の山々のライブカメラを見ると槍も常念も焼も笠もみんな晴れている。
これはもしかして…
2
しかし上空は快晴。
4Gが入ったので周囲の山々のライブカメラを見ると槍も常念も焼も笠もみんな晴れている。
これはもしかして…
丸山から少しだけ上がってきた。
予感的中の予感。
2
丸山から少しだけ上がってきた。
予感的中の予感。
どんどんガスが薄くなり、光が差し込んでくる⛅️
どんどんガスが薄くなり、光が差し込んでくる⛅️
予感的中!さらに標高稼ぐ。
3
予感的中!さらに標高稼ぐ。
ガスの上に出た。
丸山だけがガスの通り道になっていて上は晴れていた。
2
ガスの上に出た。
丸山だけがガスの通り道になっていて上は晴れていた。
そしてブロッケンキタ〜❗️
8
そしてブロッケンキタ〜❗️
雲の上を歩く身長200mの私でございます☁️
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雲の上を歩く身長200mの私でございます☁️
だいぶガスは切れたけど、、、
だいぶガスは切れたけど、、、
新穂高の谷はガスが満タン!
3
新穂高の谷はガスが満タン!
しかし上高地側にガスは皆無で、丸山の上をガスがあふれ出るように流れていた。
滝雲ってやつですか。
2
しかし上高地側にガスは皆無で、丸山の上をガスがあふれ出るように流れていた。
滝雲ってやつですか。
独標直下の岩場。
独標までなら注意するのはここくらい。
2
独標直下の岩場。
独標までなら注意するのはここくらい。
独標到達。
ここで昨夕一緒に夕日を見送ったご夫婦に再会しこの先を同行させていただくことに♬とても心強い。
4
独標到達。
ここで昨夕一緒に夕日を見送ったご夫婦に再会しこの先を同行させていただくことに♬とても心強い。
日の出から1時間以上経過したけど丸山の上空のみまだ雲がかかってます。
下山後に調べたらこの場所は滝雲が発生しやすい場所らしいです。
3
日の出から1時間以上経過したけど丸山の上空のみまだ雲がかかってます。
下山後に調べたらこの場所は滝雲が発生しやすい場所らしいです。
独標から西方のピークに向けて下っていきます。
いきなり難易度が上がった感じ。
4
独標から西方のピークに向けて下っていきます。
いきなり難易度が上がった感じ。
イガイガした山の頂点に一つ一つブロッケン。
写真だとうまく映りません。
4
イガイガした山の頂点に一つ一つブロッケン。
写真だとうまく映りません。
進んでいく道が見えるっていうのは大きな安心感。
進んでいく道が見えるっていうのは大きな安心感。
またまたブロッケンキタ〜!
4
またまたブロッケンキタ〜!
同行させていただいているご夫婦と3人でブロッケン。
5
同行させていただいているご夫婦と3人でブロッケン。
さらに5人でブロッケン!
虹の輪っかが巨大化していく。
3
さらに5人でブロッケン!
虹の輪っかが巨大化していく。
ライチョウ。
オス。
足元は衣替え完了です。
8
ライチョウ。
オス。
足元は衣替え完了です。
すぐ近所にメスも。
きっとさっきのオスの奥さん。
しゃがんだまま全然動かない。
卵をあたためているのかも🥚
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すぐ近所にメスも。
きっとさっきのオスの奥さん。
しゃがんだまま全然動かない。
卵をあたためているのかも🥚
乗鞍の先に御嶽も顔を出す。
2
乗鞍の先に御嶽も顔を出す。
チャンピオンピーク登頂❗️
主峰が見える。
2
チャンピオンピーク登頂❗️
主峰が見える。
ライチョウ
二羽ともメス。
3
ライチョウ
二羽ともメス。
ここにもライチョウ。
2
ここにもライチョウ。
主峰の少し手前のちょっとした難所。
写真のイメージほど勾配はありませんがウェットだったら相当危険だと思います。
2
主峰の少し手前のちょっとした難所。
写真のイメージほど勾配はありませんがウェットだったら相当危険だと思います。
登頂です。
低温だけど日差し十分で、乾いたそよ風が入る一番気持ちいいパターン。
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登頂です。
低温だけど日差し十分で、乾いたそよ風が入る一番気持ちいいパターン。
左から黒部五郎、双六、水晶、立、野口五郎。
2
左から黒部五郎、双六、水晶、立、野口五郎。
笠(左)、抜戸、黒部五郎、一番右隅は水晶。
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笠(左)、抜戸、黒部五郎、一番右隅は水晶。
霞沢、焼、遠方は乗鞍とさらにその先に御嶽が山頂部だけ見える。
1
霞沢、焼、遠方は乗鞍とさらにその先に御嶽が山頂部だけ見える。
先日登った白山。
2
先日登った白山。
乗鞍と御嶽ズームイン!
2
乗鞍と御嶽ズームイン!
八ヶ岳。裾野が長い。
1
八ヶ岳。裾野が長い。
150km先までくっきり。
5
150km先までくっきり。
南アルプス。
左最遠方は南ア南部。その右は中ア。
2
左最遠方は南ア南部。その右は中ア。
あっちはP1。
P1まで行きます。
5
あっちはP1。
P1まで行きます。
主峰とP1の間の左手は断崖絶壁です。
主峰とP1の間の左手は断崖絶壁です。
P1から主峰。
南方。南アまではっきり見える。
2
南方。南アまではっきり見える。
ジャン。中央少し右の小さな先端が多分奥穂のピーク。
3
ジャン。中央少し右の小さな先端が多分奥穂のピーク。
超えてきた峰々を振り返る。
この瞬間が大好きです。
5
超えてきた峰々を振り返る。
この瞬間が大好きです。
穂高の核心部。
西~北方全景。
西部全景。
南方全景。
下山します。
名残惜しいですが16時駐車場着を逆算するとそろそろリミットです。
P1側から主峰の取付点。
3
下山します。
名残惜しいですが16時駐車場着を逆算するとそろそろリミットです。
P1側から主峰の取付点。
下山開始!
登りより下りの方が怖いです。
4
下山開始!
登りより下りの方が怖いです。
またライチョウ。
丸々と太っていてカワイイ。
往路ではこんなデブちゃんは見なかったのでまた別の個体かも∧( 'Θ' )∧
2
またライチョウ。
丸々と太っていてカワイイ。
往路ではこんなデブちゃんは見なかったのでまた別の個体かも∧( 'Θ' )∧
険しい岩々のすぐ横は絶壁って場所を歩きます。
2
険しい岩々のすぐ横は絶壁って場所を歩きます。
だいぶ降りてきて振り返る。
2
だいぶ降りてきて振り返る。
こう言う矢印が上からは見えにくい場所が多いです。
(この画像が与えるイメージほどの急勾配ではありません。)
こう言う矢印が上からは見えにくい場所が多いです。
(この画像が与えるイメージほどの急勾配ではありません。)
ピラミッドピーク。
往路では真っ白だったので復路で景色を堪能。
2
ピラミッドピーク。
往路では真っ白だったので復路で景色を堪能。
あまり良い思い出が無い奥穂から吊り尾根と重太郎新道。
3
あまり良い思い出が無い奥穂から吊り尾根と重太郎新道。
この上が独標。
丸山側からの斜面よりもだいぶ険しい。
2
この上が独標。
丸山側からの斜面よりもだいぶ険しい。
独標さえ見上げる場所まで下りてきた。
2
独標さえ見上げる場所まで下りてきた。
気持ちのいい稜線歩きでした。
2
気持ちのいい稜線歩きでした。
そろそろ見納めです。
1
そろそろ見納めです。
小屋まで帰還。
同行させていただいたご夫婦と小屋でお別れし、ここからは単身上高地へ。
優しくておおらかな旦那さんと明るく元気できれいな奥さんでした。
ご夫婦でこのレベルの登山ができるなんて羨ましすぎます。
同行させていただいたご夫婦と小屋でお別れし、ここからは単身上高地へ。
優しくておおらかな旦那さんと明るく元気できれいな奥さんでした。
ご夫婦でこのレベルの登山ができるなんて羨ましすぎます。
正直あまり面白いルートではない普通の登山道。
正直あまり面白いルートではない普通の登山道。
こんな門を通って上高地に飛び出す。
こんな門を通って上高地に飛び出す。
河童橋の下で休憩。
2
河童橋の下で休憩。
そして西穂連峰に乾杯!
ここから見ると結構な標高差を処理してきた感じです。
ここからバスに乗って新穂高まで帰ります。
最高の山行でした。
3
そして西穂連峰に乾杯!
ここから見ると結構な標高差を処理してきた感じです。
ここからバスに乗って新穂高まで帰ります。
最高の山行でした。

感想

少し前から狙っていたこの日程。
23日夜にチェックしたらすっぽり高気圧の中。
呼ばれている!山が呼んでいる!!
25-26は仕事をOFF、一路岐阜県へ。

数年前、独標までは行ったので今回は西穂主峰までアタック。
一日目は単なる移動日でメインは二日目。
未明から活動開始し刻一刻と変化する山の表情を見届けた。

漆黒の闇に始まり、蒼くなって、白くなって、そこに陽光が差し込んで赤くなって青空へと変わっていった。

雲が山の表情をどんどん変えていた。
このルートは朝一からガツガツ行けば十分日帰り可能。
しかしこういった山が魅せる表情の変化に出会えるのは前泊登山の魅力であり特権♪

ブロッケンも久々だし、たくさんのライチョウにも出会えた。

距離16辧⇔濱冑弦盧垢3,000ちょっと。
先日の白山と同等なのにずいぶん疲れた。
数字に表れない度重なる微小なアップダウンとザックの重量、そして気が抜けない登山道がその原因かな。

独標のピークで昨夕一緒に夕陽を見送った仲良しご夫婦に再会でき、同行させていただけた。
登頂経験があるご夫婦でいろいろ教えていただきました。
そらの色や風、登山者数など少し条件が違うだけで相当不安になるようなルートなのでとてもありがたかったし、たくさん会話できて楽しかったです。

また行きたい。

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コメント

ゲスト
今週も
また天気が悪くて流れそうだね⤵
それにしても天気だけでなく出会いにも恵まれたみたいでよかったね。
私も前から登ってみたいと思っていた山なので、いつか連れて行ってください。
2019/9/29 17:08
Re: 今週も
季節の変わり目だからね。
天気は良いのが分かっていて行ったわけだけど、同行者に恵まれたのは心強くてありがたかった。
良い山なので今度みんなで行きましょう!
2019/9/29 19:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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