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Yamareco

記録ID: 203729
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

[百名山3座目]恵那山(神坂峠 ピストン)〜裾が広く懐の深い山

2012年07月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:26
距離
12.8km
登り
1,125m
下り
1,126m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

<名古屋>(20:30)=<恵那峡SA>(21:50)=仮眠=<神坂峠駐車場>(5:30)・・・登山開始(5:50)・・・千両山(6:09)・・・鳥越峠分岐(6:34)・・・ウバナギ(7:03)・・・大判山(7:24)・・・休憩・・・大判山(7:37)・・・テングナギ(8:37)・・・前宮分岐(9:50)・・・山頂小屋(10:22)・・・【昼食】・・・山頂小屋(10:46)・・・三角点(10:58)・・・山頂小屋(11:19)・・・前宮分岐(11:38)・・・テングナギ(12:20)・・・大判山(13:12)・・・休憩・・・大判山(13:24)・・・ウバナギ(13:36)・・・鳥越峠分岐(14:02)・・・千両山(14:33)・・・休憩・・・千両山(14:37)・・・神坂峠登山口(15:03)・・・<神坂峠駐車場>(15:05)・・・【かたづけ】・・・<神坂峠駐車場>(15:36)=<中津川市観光センター>(16:30)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■危険個所
特にありません

■登山ポスト
みかけませんでした。帰りに萬岳荘によったらポストが駐車スペースにおいてありました。

■登山口までのアクセス
林道からすぐにわかります

■駐車場
神坂峠ルート:神坂峠駐車場(萬岳荘の駐車場も使えます)
追分ルート:大檜駐車場(登山道入り口手前に3台ほどの駐車スペースあり)

■トイレ
登山口周辺では萬岳荘のみ。神坂峠ルートは恵那山山頂小屋までありません。
登山道以外では 欅平キャンプ場、強清水にもトイレがあります。

■水場
登山口周辺では萬岳荘のみ。神坂峠ルートは恵那山山頂小屋までありません。この日は、3リットル用意して2.5リットル消費(水は3リットル凍らせて自宅から持参・・・)。

■飲食店
落合から県道7号線に入るとコンビニはまったくなく、中津川市内の国道19号線沿いのコンビニで調達するしかありません(ココストアが最後のコンビニ)。私は恵那峡SAのファミマで調達しました。国道19号線、落合の交差点のお食事処五万石は美味しいです=おススメ。

■山バッジ
萬岳荘にいきましたが閉まっていました。ロープウェイ乗り場でもあるそうですが7月6日からの営業なんだそうです。別デザインのバッジが中津川駅前の観光センターで売っています(係の人に「恵那山のバッジください」というと出してくれます=陳列はしてません)。
伊那谷のむこうがわには南アルプスの稜線が見えます。きれいな朝焼けの風景でした。
2012年07月02日 05:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
7/2 5:32
伊那谷のむこうがわには南アルプスの稜線が見えます。きれいな朝焼けの風景でした。
神坂峠駐車場(無料)。止まっている車は自分のも含めて合計2台。
2012年07月02日 05:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 5:49
神坂峠駐車場(無料)。止まっている車は自分のも含めて合計2台。
登り始めます。立派な登山口ですが、いきなり稜線・・・。
2012年07月02日 05:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 5:50
登り始めます。立派な登山口ですが、いきなり稜線・・・。
中津川市内を見下ろすと中山道沿いにひらけた美しい街並みがひろがります。見上げれば雲がキレイでした。
2012年07月02日 05:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
7/2 5:51
中津川市内を見下ろすと中山道沿いにひらけた美しい街並みがひろがります。見上げれば雲がキレイでした。
そろそろ千両山に到着。ガスってます。
2012年07月02日 06:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 6:04
そろそろ千両山に到着。ガスってます。
第1ピークの千両山に到着。とりあえず、千両山の三角点にタッチ。これ以後、縦走となり、タッチを繰り返します。
2012年07月02日 06:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 6:09
第1ピークの千両山に到着。とりあえず、千両山の三角点にタッチ。これ以後、縦走となり、タッチを繰り返します。
雲とガスで視界が・・・
2012年07月02日 06:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 6:09
雲とガスで視界が・・・
ちょっと晴れましたが、それでも噂の千両山からの展望はみれませんでした。帰りに期待します!
2012年07月02日 06:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 6:09
ちょっと晴れましたが、それでも噂の千両山からの展望はみれませんでした。帰りに期待します!
千両山からはひたすら下りです。いきなりもったいない気分に・・・。さらにガスがかかってました。枯れ木のオブジェがかなり幻想的な風景を演出していました。
2012年07月02日 06:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
7/2 6:14
千両山からはひたすら下りです。いきなりもったいない気分に・・・。さらにガスがかかってました。枯れ木のオブジェがかなり幻想的な風景を演出していました。
鳥越峠分岐に到着。追分ルートと合流します。
2012年07月02日 06:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 6:34
鳥越峠分岐に到着。追分ルートと合流します。
ショウジョウバカマは旬をすぎたようです。花弁が落ちたショウジョウバカマはいっぱい発見。
2012年07月02日 06:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 6:39
ショウジョウバカマは旬をすぎたようです。花弁が落ちたショウジョウバカマはいっぱい発見。
木々の隙間からのぞくと、空の青がめっちゃステキ。
2012年07月02日 07:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 7:01
木々の隙間からのぞくと、空の青がめっちゃステキ。
雲海を下に見下ろすと、自分はたいした人間じゃないのに、すごい人間になった気持ちになります。笑)
2012年07月02日 07:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 7:01
雲海を下に見下ろすと、自分はたいした人間じゃないのに、すごい人間になった気持ちになります。笑)
すっかり晴れました。木々がすごくきれいです。でも水分がどんどんなくなっていきます・・・。持参の3リットルを使い切りそう・・・。
2012年07月02日 07:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 7:02
すっかり晴れました。木々がすごくきれいです。でも水分がどんどんなくなっていきます・・・。持参の3リットルを使い切りそう・・・。
大判山に到着。第1ピークから2番目にしんどかった。これ以後、いくつものアップダウンを繰り返します。
2012年07月02日 07:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 7:24
大判山に到着。第1ピークから2番目にしんどかった。これ以後、いくつものアップダウンを繰り返します。
大判山三角点にタッチ。
2012年07月02日 07:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 7:24
大判山三角点にタッチ。
はるかかなたに御嶽と乗鞍がひょっこり雲海からのぞかせています。
2012年07月02日 07:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 7:38
はるかかなたに御嶽と乗鞍がひょっこり雲海からのぞかせています。
前をみあげるのではなく、後ろを振り返るのも縦走の魅力のひとつ。中央アルプスは雲の中。
2012年07月02日 07:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
7/2 7:48
前をみあげるのではなく、後ろを振り返るのも縦走の魅力のひとつ。中央アルプスは雲の中。
イワカガミ。
2012年07月02日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 8:07
イワカガミ。
枯れ木のオブジェって最高に絵になります。
2012年07月02日 08:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 8:15
枯れ木のオブジェって最高に絵になります。
サラサドウダン。
2012年07月02日 08:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 8:16
サラサドウダン。
マイヅルソウ
2012年07月02日 08:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 8:25
マイヅルソウ
サラサドウダン
2012年07月02日 08:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 8:27
サラサドウダン
魅力的な空の青と雲海の白。恵那山最高!
2012年07月02日 08:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
7/2 8:36
魅力的な空の青と雲海の白。恵那山最高!
2012年07月02日 08:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 8:50
美味しそう^^
2012年07月02日 09:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 9:03
美味しそう^^
キノコの家族。
2012年07月02日 09:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 9:21
キノコの家族。
ここからようやく最後の登りです。写真をみたらかなり急な登りですが、ルートをよめば、そんなにしんどくないです。登りは20分くらい。
2012年07月02日 09:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 9:27
ここからようやく最後の登りです。写真をみたらかなり急な登りですが、ルートをよめば、そんなにしんどくないです。登りは20分くらい。
ミヤマカタバミ。
2012年07月02日 09:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 9:41
ミヤマカタバミ。
前宮分岐に到着。ここからは平地ずたい。でも山頂三角点まで30分は歩きます。
2012年07月02日 09:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 9:50
前宮分岐に到着。ここからは平地ずたい。でも山頂三角点まで30分は歩きます。
山頂の枯れ木の森にびっくり。枯れてもなお人に魅力を与える木々の不思議。
2012年07月02日 09:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 9:53
山頂の枯れ木の森にびっくり。枯れてもなお人に魅力を与える木々の不思議。
二の宮(剣社:天目一箇命)に到着。山頂の社は、7つあります。一の宮は前宮ルートにあって、前宮分岐からは二の宮からです。7つ目は黒井沢ルート。
2012年07月02日 09:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 9:55
二の宮(剣社:天目一箇命)に到着。山頂の社は、7つあります。一の宮は前宮ルートにあって、前宮分岐からは二の宮からです。7つ目は黒井沢ルート。
山頂はイワカガミが満開。これ以後、イワカガミが主役となる。
2012年07月02日 10:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
7/2 10:03
山頂はイワカガミが満開。これ以後、イワカガミが主役となる。
バイケイソウ
2012年07月02日 10:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:08
バイケイソウ
いくつめだったかなあ・・・。
2012年07月02日 10:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:17
いくつめだったかなあ・・・。
山頂小屋に到着。先行者は1人。山頂小屋のなかで昼食。といっても最近はウィダインとソイジョイ・・・。
2012年07月02日 10:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:22
山頂小屋に到着。先行者は1人。山頂小屋のなかで昼食。といっても最近はウィダインとソイジョイ・・・。
ふと空を見上げればきれいな雲!
2012年07月02日 10:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 10:39
ふと空を見上げればきれいな雲!
五の宮=富士社 (富士社なので神様は木花咲耶姫大神。富士山に行かなくてもここで会えました^^)。黒いお社と思ったら虫だった・・・。という表現まではいきませんが・・・。お社をみれば虫がいっぱい。
2012年07月02日 10:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:56
五の宮=富士社 (富士社なので神様は木花咲耶姫大神。富士山に行かなくてもここで会えました^^)。黒いお社と思ったら虫だった・・・。という表現まではいきませんが・・・。お社をみれば虫がいっぱい。
奥宮本社です。 ちなみに伊邪那岐命と伊邪那美命がおられます。二の宮からたどったのは5つだけでしたが、いろんな神様と出会えました^^
2012年07月02日 10:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:56
奥宮本社です。 ちなみに伊邪那岐命と伊邪那美命がおられます。二の宮からたどったのは5つだけでしたが、いろんな神様と出会えました^^
噂の展望のできない展望台。展望ができないという噂でも、とりあえず登ってみました。^^;
2012年07月02日 10:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 10:57
噂の展望のできない展望台。展望ができないという噂でも、とりあえず登ってみました。^^;
展望のできない展望台の楽しみ方(その1)。下を見る。
2012年07月02日 10:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:57
展望のできない展望台の楽しみ方(その1)。下を見る。
展望のできない展望台の楽しみ方(その2)。木々の隙間をみてみる。
2012年07月02日 10:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 10:57
展望のできない展望台の楽しみ方(その2)。木々の隙間をみてみる。
いままでに、いくつピークをすぎてきたことか・・・。最後の三角点タッチ=恵那山山頂三角点。高度計は2191mではないですが・・・。
2012年07月02日 10:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 10:58
いままでに、いくつピークをすぎてきたことか・・・。最後の三角点タッチ=恵那山山頂三角点。高度計は2191mではないですが・・・。
なにもすることがなくなったので山頂の標識を記念にパシャ。恵那山は森林限界線がないので標高のわりに山頂という気分がしません。
2012年07月02日 10:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 10:58
なにもすることがなくなったので山頂の標識を記念にパシャ。恵那山は森林限界線がないので標高のわりに山頂という気分がしません。
で、ふたたび山頂から空を見上げれば・・・。雲にかくれた太陽を撮ってみました。^^;
今回は空を見上げたり、後ろを振り返ることが多かったです。
2012年07月02日 11:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 11:04
で、ふたたび山頂から空を見上げれば・・・。雲にかくれた太陽を撮ってみました。^^;
今回は空を見上げたり、後ろを振り返ることが多かったです。
ガスってきました。汗)今日は平日で誰もいないんで、前宮分岐から先は、昔よく使っていた山に入るときの降り方でリズミカルに降りました。
2012年07月02日 11:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 11:58
ガスってきました。汗)今日は平日で誰もいないんで、前宮分岐から先は、昔よく使っていた山に入るときの降り方でリズミカルに降りました。
ガスがどんどんと・・・。いそがなきゃ。
2012年07月02日 12:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 12:14
ガスがどんどんと・・・。いそがなきゃ。
大判山までにガスは晴れました。
2012年07月02日 13:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
7/2 13:17
大判山までにガスは晴れました。
大判山で木の新緑が陽の光をかざして、めっちゃすてき。
2012年07月02日 13:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 13:24
大判山で木の新緑が陽の光をかざして、めっちゃすてき。
ウバナギです。ウバナギとテングナギともに行きは、なにも感じませんが、帰りはあんなとこのそばをとおったんや・・・って思います。
2012年07月02日 13:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 13:36
ウバナギです。ウバナギとテングナギともに行きは、なにも感じませんが、帰りはあんなとこのそばをとおったんや・・・って思います。
あまりにも目立つお花が、イワカガミばっかだったので、キジムシロのキイロがすごく目につきました。
2012年07月02日 13:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 13:54
あまりにも目立つお花が、イワカガミばっかだったので、キジムシロのキイロがすごく目につきました。
アカジムグリ。じっと何かを見つめています。写真を撮ったらどこかに去っていかれました。
2012年07月02日 13:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 13:55
アカジムグリ。じっと何かを見つめています。写真を撮ったらどこかに去っていかれました。
鳥越峠に戻ってきました。
2012年07月02日 14:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 14:02
鳥越峠に戻ってきました。
実は鳥越峠から千両山への登りが、私にとって本日最大の山場だったりします・・・。写真ではわかりづらいですが、壁です・・・。
2012年07月02日 14:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 14:04
実は鳥越峠から千両山への登りが、私にとって本日最大の山場だったりします・・・。写真ではわかりづらいですが、壁です・・・。
めっちゃしんどい分、朝には見れなかった恵那山の雄大な姿がどーんと広がる姿をみることができました。あんなとこに登ってきたんだぁ。
2012年07月02日 14:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 14:15
めっちゃしんどい分、朝には見れなかった恵那山の雄大な姿がどーんと広がる姿をみることができました。あんなとこに登ってきたんだぁ。
せっかくなんで、パノラマで千両山からの恵那山を撮ってみました。
2012年07月02日 14:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/2 14:35
せっかくなんで、パノラマで千両山からの恵那山を撮ってみました。
あまりにもきれいだったんで、反対側もパノラマで撮ってみました。雲がなければ、中央アルプス、南アルプス、白山山系がみごとに見渡せるはず・・・。
2012年07月02日 14:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 14:35
あまりにもきれいだったんで、反対側もパノラマで撮ってみました。雲がなければ、中央アルプス、南アルプス、白山山系がみごとに見渡せるはず・・・。
ギンリョウソウ。第1ピークから登山口までの途中でみかけました。今回はわき役。
2012年07月02日 14:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/2 14:58
ギンリョウソウ。第1ピークから登山口までの途中でみかけました。今回はわき役。
撮影機器:

感想

昨年から仕事で中津川市へ行くことが多く、中津川の街までせまる雄大かつ繊細な恵那山を目にしてきました。普段の生活で、山は目にする風景です。こんなに近くまで2000m級の山がそびえていると、知らずとも郷土の誇り、想い出の風景、心のなかにある懐かしい気持ちとして焼きつくのではないでしょうか。

もちろん私も山は幼い時から心の中で生き続けていて、一番に富士山、愛鷹山、冠雪した南アルプスの稜線は、いまも脳裏によみがえってきます。昨年からは、中津川にいけば、そこに恵那山がある!恵那山に登りたい!そんな気持ちが当然わいてきました。

7月1日は、山開きのニュースでわきたったみたいですね(あいにくの雨で、私は仕事でしたが・・・)。仕事があけて7月1日に、家をでて、かねてから行ってみたい山であった恵那山に登ってきました。

なぜ恵那山かというと、長いブランクのあとに、筋肉がもとに復活するまで1000m級からはじまって徐々に標高をあげていって、ちょうど適当な山だったこと。そしてせんだって荒島岳に登って足がもつと自信をもったことがあります。


思い立って、恵那山の地図やレコを見ていると。

まず一番はじめに興味を持ったのはウェストンルート(私が勝手によんでるだけで、普通には前宮ルートと呼ばれる)。勝手に名付けたウェストンルートは、国道19号線のK's電気横、中村交差点の明治大正期の登山口から辿る道。でも、花や風景の写真を撮りながらゆっくり登りたい派の私には最低1泊の行程になってしまいます(梅雨の晴れ間をねらっては無理・・・)。気持ち的には次に登るならウェストンルートで登りたいと思っています。なんたるミーハー・・・。

次に 雄大な風景を眺めながら登れる神坂ルート(ショートカットできる追分口か第1ピークとなる千両山で雄大な風景を楽しめる神坂峠口で、悩みましたが、地図上の悪路!という表記に神坂峠口に決めてしまいました^^;)
一番人気の広河原口は、メジャールートなので、ウィークデイでもパス!そして黒井沢口はアクセスが中津川から遠いっぽいという理由でなんなくパスしました。


仕事が終わってから、20:30に名古屋を出発。途中恵那山SAのファミマで食糧を調達し、駐車場で仮眠をとりました(荒島岳の教訓がいきています)。朝、中津川ICでおりて、国道19号線から落合で神坂方面へ入ります。途中、クアリゾート湯船沢(東海地区で効能がある温泉は、ここと長島なんだそうです・・・知人の話)と老人ホームを通過し、欅平キャンプ場を横目に林道を神坂峠に向かいます。途中でヤマドリのペアと遭遇した以外は、舗装されているので、神坂峠まで問題なく走れました。


神坂峠で身支度を整えて出発。いきなりの急登・・・というより尾根近くの風景にびっくりしましたが、またたくまに千両山に到着。ホームページをチェックすると詳しく書かれている方もおられるので、ここから恵那山までの説明は省きます。


登った感想は・・・

登山口からいきなり尾根で、ピークハントではなく縦走だということ。標高差600mですが、縦走距離が6劼覆鵑如△なりしんどい(荒島と比較すると、荒島はアプローチが長くあとはアップダウン。大きなピークが2つ(千両山:1662m、大判山:1675m)あり、登りが終わる前宮分岐まで何回もアップダウンの繰り返しで、しかも森林限界線がないのでどこまで登っているか感覚がつかめにくいです。恵那山はアップダウンが長く、アプローチは20分くらい+前宮分岐のピークから山頂までも30分くらいと長いという特徴があります)。

登山道にある表示とCTはほぼ一致してます。神坂峠口から山頂まで休憩なし写真撮影なしで登って5時間(帰り3.5時間)。

ほかの登山ルートに行ったことがないのでよくわかりませんが、神坂峠ルートは終始かなりの泥濘があります(前宮分岐から山頂小屋はかなりあります)ので、くるぶしまであるゴアの登山口+ロングスパッツは必須です。ヤマレコユーザーでは、スニーカーで登る無謀な方はおられないと思いますが、かなりズボっていきますので決してスニーカーで登らないということと、スパッツは必ずつけたることをお勧めします。

自然が豊かというか、人があまりこない平日なら鳥にであう確率がかなりUPします。アカゲラのカップルに山頂でばったり!感動^^ クマゲラはみたことありますが、アカゲラが飛ぶのは初めて。

ただ・・・虫はかなりいます。特に朝方。山頂は一日中。吸血昆虫ではないので、あまり気になるというほどではありません。虫よけはリラクゼーション効果もあるので、ハッカのやつにしたほうがいいと思います(虫よけよりもリラクゼーション効果ねらい)。ブヨは確認しませんでしたが、習性からするならば、パンツでカバーするといいと思います。朝露でかなり腰まで濡れますので超撥水のパンツにしてよかったって思いました。

普段でも、中津川から恵那山をみていたら午後からはガスがよくかかっています。この日も、朝はガスで昼には晴れて昼からまたガスが夕方までかかっていました。登山はガスがかからないタイミング=午前中がいいと思ったこと。

千両山への帰りは鳥越峠分岐から登り150mを30分近く登らなあかんので、めっちゃしんどいです。この日は朝はガスで視界が悪かったのですが、帰りは朝とちがって晴れわたり、すごく感動しました(=がんばって最後の難所を登ったご褒美という感じです)。

飲み水はいつもは2リットルもあれば十分なのですが、今回は3リットル使い切りました。木々が強烈な日差しを遮蔽してくれますので、水はそこそこ節約できたはずなのですが(これで遮蔽物がなければ大変だなぁという感想)。

久しぶり(といっても20年ぶりくらい)に平日の山に登りました。であった登山者は5人だけ(あとヘビ1匹とワンちゃん1匹)。昇り降りで自分のペースで登りたいとか、雄大な景色を独り占めしたいならやっぱ平日だなって思いました。

お花は梅雨と夏のあいまで、1800m以上でイワカガミがいっぱいさいていたのと(それより下ではみんな葉っぱだけになっていました)、サラサドウダン(中津川市の市の花です)がさいていたくらいで、時期が悪かったなあって思いましたが、晴れた瞬間に恵那山の雄大な風景とアルプスと白山の山系までパノラマがひろがって、めっちゃ感動しました。枯れ木のオブジェもみごとだったし、ブナの緑と空の青と雲の白がすごくいい感じでマッチしていたし、恵那山に登ってよかったなあ、また来たいなあって思う、最高の登山になりました。


これまで登りたかった恵那山を一言で言うなら「繊細な山」。「繊細な山」は「裾が広く、懐が深い山」という、表現がぴったりだという気がします。


【番外1】(神坂峠)
神坂峠は伊那谷から美濃にぬける古道で、数年前までは舗装されていない悪路だったようです。もちろん昔々の時代には、もっと悪路だったと思います。

今昔物語集 巻28 「信濃守藤原陳忠落入御坂語 第三十八」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E9%99%B3%E5%BF%A0

小学校か中学校のときに古文や歴史で学んだ記憶がある方も多いのでは?

路はただ歩くのではただの通路。石ひとつひとつに古の息吹を感じ、数百年もの間にここを踏みしめ、往来した数知れない旅人の姿を感じ取れれば、路はあなたに無限のロマンを与えてくれるでしょう。

神坂峠で、歴史を感じてみてはいかがでしょうか?


【番外2】(富士見平〜千両山〜ヘブンス)
後日、調べていたら神坂峠から最初のピーク=第1ピークは千両山という名前だということが判明。千両山は、どこにも情報がなかったので、勝手に第1ピークという名前をつけていました^^;。晴れていれば 富士見平と千両山は抜群の眺望がひろがります。神坂峠ルートの特権ですね。富士見平からヘブンスへのちょうど分岐になりますので、恵那山登山以外にも富士見平から千両山を経てヘブンスという縦走路をつくれば、富士見平も面白いと思います。こちらは恵那山よりも絶景がひろがるルートです。


【番外3】(中山道美濃路)
国道19号線から県道7号線にはいるところは中山道の落合宿。すぐに馬篭宿へつながる道をよこぎります。

岐阜県内の中山道は美濃路とよばれています。今年の3月から5月に3回にわけてこの美濃路のルートを歩いて、古道の整備と再認識を考えるために大学で研究チームを作って実際に歩いて調査にはいりました(私も加わりましたが筋肉痛で途中から輸送隊になりましたTT)。

ルートは馬篭宿から落合-中津川-大井-大湫-細久手-御嶽-伏見-太田までの美濃路を歩くと3泊から4泊かかります。

登山とはまたちがった、古の道を歩くのもいいと思います。基本は宿場から宿場で昼、そして次の宿場で宿泊というのが最適(1日に3宿場で、宿場町は現在の市街地になっていて、ビジネスホテルもあります・・・大湫には民宿もありますが、昼食などを食べるところはありません)。ちなみに一番面白いのは馬篭峠から街中にはいる馬篭〜中津川(1日目)、里山を歩く中津川〜大湫、アップダウンがある峠の石畳を何度ものりこえる大湫〜御嶽です。

参考までに 中津川宿
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B4%A5%E5%B7%9D%E5%AE%BF

恵那山からみえる中津川の街並みをみて興味をもたれたらぜひ中山道美濃路を歩いてみてください。

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