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Yamareco

記録ID: 2039477
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳(↑御影森↓中ツル)

2019年09月27日(金) ~ 2019年09月28日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
19.3km
登り
2,004m
下り
2,004m

コースタイム

1日目
山行
7:15
休憩
0:50
合計
8:05
6:05
90
7:35
7:40
10
7:50
5
7:55
8:10
95
上倉の大クロベ
9:45
9:50
60
10:50
11:00
5
11:05
75
12:20
5
12:25
80
小国コース分岐
13:45
14:00
10
大朝日岳
14:10
大朝日岳避難小屋
2日目
山行
4:10
休憩
0:10
合計
4:20
6:00
10
大朝日岳避難小屋
6:10
110
8:00
8:05
45
8:50
8:55
85
10:20
朝日鉱泉
御影森コースは朝日鉱泉からのコースで最も歩く人が少なく、途中ですれ違った方は1人だけでした。
コース整備も良く、晴れれば眺めも最高ですが、西〜北向きに歩くため夏場は背中からの陽光で暑さが厳しそうです。
なお、初日の累積標高差は1700mを超えていました。
天候 1日目 快晴 2日目 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝日鉱泉までの道路は狭いのですれ違い注意。
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありません。
中ツルの長命水はあてにできないとのこと(朝日鉱泉情報)。
寒河江SAのスマートICを降りての1枚。今日1日の好天と、明日の日の出も期待したくなる、雲一つない朝です。
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寒河江SAのスマートICを降りての1枚。今日1日の好天と、明日の日の出も期待したくなる、雲一つない朝です。
朝日鉱泉前から。大朝日岳を眺めることができます。
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朝日鉱泉前から。大朝日岳を眺めることができます。
第1吊り橋。この吊り橋は安定しています。
第1吊り橋。この吊り橋は安定しています。
御影森コース入り口。明日降りる予定の中ツルコースと分岐します。
御影森コース入り口。明日降りる予定の中ツルコースと分岐します。
吊り橋を渡ると御影森コースの開始。
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吊り橋を渡ると御影森コースの開始。
いきなりの急登です。
いきなりの急登です。
上倉山まで急登が続きます。
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上倉山まで急登が続きます。
樹間から小朝日が見えました。
樹間から小朝日が見えました。
まだまだ続きます。
まだまだ続きます。
上倉山の水場。コースのすぐ脇にあります。細いですがなんとか取れます。
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上倉山の水場。コースのすぐ脇にあります。細いですがなんとか取れます。
上倉山山頂。
上倉の大クロベの看板。地面においてあります。
上倉の大クロベの看板。地面においてあります。
大クロベ。カメラ1つで向かったので大きさの比較ができませんでしたが、枝ぶり・太さとも一見の価値ありです。
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大クロベ。カメラ1つで向かったので大きさの比較ができませんでしたが、枝ぶり・太さとも一見の価値ありです。
御影森山への途中、大朝日が見えてきました。中ツルのニセピークがはっきり分かります。このコースならではの構図です。
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御影森山への途中、大朝日が見えてきました。中ツルのニセピークがはっきり分かります。このコースならではの構図です。
中ツル尾根の向こうに小朝日からのルート。この構図も新鮮です。
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中ツル尾根の向こうに小朝日からのルート。この構図も新鮮です。
気持ちのいいブナ林。
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気持ちのいいブナ林。
御影森山の手前。上倉山から先、アップダウンが多くなかなか手強いです。
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御影森山の手前。上倉山から先、アップダウンが多くなかなか手強いです。
御影森山山頂。長井葉山からのコースと合流します。ここで標高1534m。
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御影森山山頂。長井葉山からのコースと合流します。ここで標高1534m。
ここから先、南側の展望が開けてきます。祝瓶山とその奥に飯豊連峰。
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ここから先、南側の展望が開けてきます。祝瓶山とその奥に飯豊連峰。
大朝日もだいぶ近くなってきました。
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大朝日もだいぶ近くなってきました。
これから歩くコースと大朝日遠望。このコース、正面に大朝日がずっと見えています。ロングコースできついですが、天気が良ければオススメです。
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これから歩くコースと大朝日遠望。このコース、正面に大朝日がずっと見えています。ロングコースできついですが、天気が良ければオススメです。
次の目標の平岩山(左側)。このあと、アップダウンの繰り返しで体力を消耗します。
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次の目標の平岩山(左側)。このあと、アップダウンの繰り返しで体力を消耗します。
大沢峰の水場。出ているようですが、少し下るとのことでスキップ。
大沢峰の水場。出ているようですが、少し下るとのことでスキップ。
手前から、花崗岩、大玉山、祝瓶山。
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手前から、花崗岩、大玉山、祝瓶山。
1500mをこえると紅葉が目立ってきました。
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1500mをこえると紅葉が目立ってきました。
平岩山山頂。標識がなかったので代わりに三角点。
平岩山山頂。標識がなかったので代わりに三角点。
平岩山山頂から少し先に小国側コースとの分岐になります。ここから急に看板が新しくなりました。
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平岩山山頂から少し先に小国側コースとの分岐になります。ここから急に看板が新しくなりました。
大朝日の手前のニセピークがはっきりわかります。標高差にして300m、疲れた体にこたえます。
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大朝日の手前のニセピークがはっきりわかります。標高差にして300m、疲れた体にこたえます。
ニセピーク手前、花崗岩のオブジェがたくさんあります。
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ニセピーク手前、花崗岩のオブジェがたくさんあります。
ニセピークのトップから大朝日岳南面の紅葉。このあたりだいぶ紅葉が始まっています。
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ニセピークのトップから大朝日岳南面の紅葉。このあたりだいぶ紅葉が始まっています。
山頂直下から今日歩いたコースを振り返ります。
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山頂直下から今日歩いたコースを振り返ります。
山頂到着。雲1つない快晴です。この日、NHKがドローンを使って空撮をしていました。
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山頂到着。雲1つない快晴です。この日、NHKがドローンを使って空撮をしていました。
小朝日方面。まだ紅葉は先のようです。
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小朝日方面。まだ紅葉は先のようです。
以東岳遠望。
小屋に荷物を置いて金玉水に水くみ。相変わらずの水量です。
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小屋に荷物を置いて金玉水に水くみ。相変わらずの水量です。
金玉水から小屋と大朝日岳。
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金玉水から小屋と大朝日岳。
この時期は佐渡島に沈みます。
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この時期は佐渡島に沈みます。
日没後、赤く染まりました。
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日没後、赤く染まりました。
2日目の朝。同宿の登山者のシルエットをちょうだいしました。
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2日目の朝。同宿の登山者のシルエットをちょうだいしました。
雲が多めですが、ご来光を見ることができました。
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雲が多めですが、ご来光を見ることができました。
大朝日小屋。昨晩は20人ほどで、九州、名古屋、北海道等遠方からも来られていました。
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大朝日小屋。昨晩は20人ほどで、九州、名古屋、北海道等遠方からも来られていました。
中ツルコースのため、朝一で山頂まで登ります。
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中ツルコースのため、朝一で山頂まで登ります。
中ツルコースのニセピークから振り返っての山頂。ニセピークから先、急な下りがはじまります。
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中ツルコースのニセピークから振り返っての山頂。ニセピークから先、急な下りがはじまります。
昨日歩いた御影森コースの山頂直下。やはり急ですね。
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昨日歩いた御影森コースの山頂直下。やはり急ですね。
いい感じで色付いてます。
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いい感じで色付いてます。
8号目(9号目は失念)。
8号目(9号目は失念)。
紅葉と小朝日。
7合目。ニセピーク〜7合目あたりはコンスタントに急です。
7合目。ニセピーク〜7合目あたりはコンスタントに急です。
6合目。このあたり、気持ち斜度が緩め。
6合目。このあたり、気持ち斜度が緩め。
5合目。ようやく半分。
5合目。ようやく半分。
立派なブナの木。
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立派なブナの木。
長命水のところが4合目。秋はあてにできないとのことでスキップ。
長命水のところが4合目。秋はあてにできないとのことでスキップ。
3合目。このあと、河原まで一気に下ります。
3合目。このあと、河原まで一気に下ります。
河原につきました。1200mを一気に下りました。
河原につきました。1200mを一気に下りました。
二俣の吊り橋。
二俣から朝日鉱泉まで4km(大朝日までも4km)。2時間弱くらいかかります。
二俣から朝日鉱泉まで4km(大朝日までも4km)。2時間弱くらいかかります。
一度対岸に渡ります。ここから次の吊り橋までがこのコースで最も厳しい箇所で、渡渉、ロープ・鎖場をいくつか通過します。
一度対岸に渡ります。ここから次の吊り橋までがこのコースで最も厳しい箇所で、渡渉、ロープ・鎖場をいくつか通過します。
ヘツリ&渡渉箇所。
ヘツリ&渡渉箇所。
奥に滝があります。
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奥に滝があります。
ようやく半分。
この吊り橋を渡るとゴールはもうすぐです。
この吊り橋を渡るとゴールはもうすぐです。
あと30分。
御影森との分岐まで戻ってきました。
御影森との分岐まで戻ってきました。
最後(最初)の吊り橋。鉱泉はもう目の前です。
最後(最初)の吊り橋。鉱泉はもう目の前です。
鉱泉の建物前から、改めての大朝日遠望。さっきまであそこにいたのに不思議な感覚ですね。
鉱泉の建物前から、改めての大朝日遠望。さっきまであそこにいたのに不思議な感覚ですね。
朝日鉱泉入り口に置いてありました。
朝日鉱泉入り口に置いてありました。
おまけ
ヤマケイさんが登山地図を出していた当時の付録のコース断面図。今回このコースを踏破しました。この付録、昭文社さんでつけてくれないかな。
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おまけ
ヤマケイさんが登山地図を出していた当時の付録のコース断面図。今回このコースを踏破しました。この付録、昭文社さんでつけてくれないかな。

感想

当初未踏の二つ石コースを狙っていたのですが、1泊2日しか時間がとれず、大朝日周回で片方向しか踏破していないコースとして、↑御影森、↓中ツルを歩いてみました。

初日は、1日中雲がでることもなく、本当に良い天気でした。
平日の朝5時半で朝日鉱泉駐車場はすでに10台ほど停車。
今回は約20年ぶりに御影森コースを、前回と違って登りで使うことに。コース前半は、急登箇所が多く、ロープ場は両手を使って登る箇所も。
水場から先斜度が緩くなり、上倉山を過ぎてすぐ、大クロベの分岐に到着。5分ほどで現場到着しましたが、幹の太さといい、枝ぶりといい一見の価値ありでした。
その後、御影森山を過ぎると一気に視界が広がり、南に祝瓶、飯豊、正面に大朝日の大パノラマが山頂まで続く絶景コースでした。特に東側から見る大朝日岳は鋭鋒感が強調され、古寺コースからと違ってカッコいい大朝日を満喫できます。
ただし、最後の最後まで急登がつづき、あまり人が歩かない理由も分かるような。
山頂に近づくとドローンが飛んでおり、登頂後に伺うとNHKとのこと。番組名は聞きませんでしたが、もしかしたら、ヘロヘロ状態で登頂した姿が映るかも。

この日の宿泊は20人ほど、前日がツアー客で混んでいたとのことですが、快適に過ごすことができました。

2日目は、下りでは未踏の中ツルコースを選択。急なのは数年前の登りで分かっていましたが、やはり下りでもキツイですね。その分効率は良く、あっという間に樹林帯から、最後、コース中一番の急坂で二俣に到着。
このコースが曲者なのは、ここからの朝日川沿いのコースが、登り・下り・渡渉・ロープ/鎖場があり、けっこう時間がかかります。
なお、上流から2つ目の吊り橋が、微妙に歩きにくいです。

今回、思いがけず上部で紅葉が始まっておりラッキーでした。先週の台風通過後、ようやく冷え込みが厳しくなってきて急に始まったとのこと。山頂部は来週以降が紅葉のピークと思います。

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コメント

お世話になりました🙇
otsu_kunさん、こんばんは

避難小屋で同宿した者です、御影森コースで下った、でお分かりになられるでしょうか!?仰る通り、御影森コースは登りでいいかも知れませんね。
しかし、東北は序盤に素晴らしいブナ林🌳を抱える山が多くて羨ましいです、さらに水場もちょうどいい所にある気がするんですよね〜

朝日を制して次は飯豊でしょうか!?小国側から、ルートに迷いますね
飯豊から眺める朝日もいいと思いますよ〜、是非大日岳まで!と思います。
その次は早月尾根で

この場を借りてあらためて御礼申し上げます。

↓自身、こちらにアップしておりますのでよろしければ是非

https://yamap.com/users/564882
2019/10/1 23:27
Re: お世話になりました🙇
hanapetaさん、こんにちは。
先日はこちらこそお世話になりました。

また、栗駒&朝日の東北遠征、お疲れ様でした。
天気にも恵まれ最高の遠征になったことと思います。

同じコースの記録でも新たな気づきがあり、新鮮な気持ちで読ませて頂きました。
かれこれ25年くらい前ですが、朝日に初めて登った日、稜線で囲まれた谷一つが丸々ブナ林を含む原生林で、それが幾つも重なる姿に感動したのを思い出します。この感動が自分の朝日好きの原点になっています。
東北の山人にとってブナは当たり前すぎるのかもしれません。

飯豊は2001年を最後に山行再開後は登っていません。息子のこの夏の飯豊縦走に刺激され、2泊なら今回候補だったのですが、1泊のため早々に諦めてしまいました。来年、朝日で足慣らしして是非チャレンジしたいと思います。

冷たい肉そば&カツ丼の選択はgoodですね。
自分も実家の山形に帰るといつもそば三昧です。
ちなみに冷たい肉そばは 一寸亭(ちょっと亭)がお気に入りです。

hanapetaさんの記録、今後も時々お伺いさせて頂きますね。楽しくきつい(?)山の記録、楽しみにしております。

最後に、脈絡のない文章で申し訳ありません。
2019/10/2 8:33
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