初めての日帰り富士山(富士吉田口) +お鉢巡り情報
- GPS
- 09:45
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
<登り> 所要時間 4時間34分
3:36河口湖口五合目 -4:21六合目指導所 -5:40七合目東洋館 -6:31八合目白雲荘 -7:03本八合目富士山ホテル -7:26八合五勺御来光館 -7:48九合目 -8:10吉田口頂上(休憩)8:18
<お鉢巡り> 所要時間 1時間47分(大休止34分含む)
8:18吉田口頂上 -8:42頂上浅間大社奥宮 -8:59剣が峰(大休止)9:33 -10:05 吉田口頂上(休憩)10:11
<下山 登山道をそのまま下山> 所要時間 3時間11分
10:11下山開始 -10:29九合目 -10:42八合五勺御来光館 -11:02本八合目富士山ホテル -11:17八合目白雲荘 -11:49七合目東洋館 -12:52六合目指導所 -13:22河口湖口五合目
天候 | 7合目以下 曇り(霧の中) 7合目より上 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道 河口湖ICから富士スバルライン経由30-40分 スバルライン 2000円/往復 5合目無料駐車場利用(今日は平日で天気予報が曇りのためか?空き多数) ↓ マイカー規制などの注意については以下をご参照ください http://www.fujisanguide.com/forms/info/info.aspx?info_id=22852 http://subaruline.jp/ 深夜の1時過ぎにゲートを通り、ひょっとしたら無人で無料なのかな・・という期待はあっさり裏切られ、24時間きっちり料金所には係りの方がいらっしゃいました <富士吉田市の富士山ホームページ> http://www.fujisanguide.com/forms/top/top.aspx |
コース状況/ 危険箇所等 |
<危険個所> 落石が多く、去年歩いた時に比べても道が崩れている個所が多いと感じました 補修作業も行われています <お鉢巡り> 現在、ロープで通行止めと指示されているのは、時計回りで剣が峰から吉田口山頂の間(少し前は富士宮口山頂の神社から先にロープがあったとのレポートがありましたが、今日はありませんでした) 剣が峰から時計回りにお鉢巡りをすると 3か所の雪渓を横断しないといけない 去年のこの時期(7/3)には剣が峰直下の一か所だったと思うので、今年は雪が多いようだが、きっと最後までその個所が残るだろう 危険なのはその剣が峰直下の個所なので要注意! 万が一滑るようなことがあるとお釜の中へ落ちてしまいそう。。。 踏み跡は3か所ともしっかりあり、実際には雪も柔らかく滑ってしまうことは少ないとは思うが、今日は前後に誰もいなかったので念のため軽アイゼンを装着して通過 なくても大丈夫と感じた(が、このエリアの通過は自己責任です) <閉鎖> 現在、富士吉田口の下山道はまだ雪の下でブルドーザー(ショベルカー?)で道を作成中 単純に登った道をその道どおりに下りてくることになる ただし、「登山道を下山するように」という標識がすべてについているわけでなく、たまに本来の下山道へ『富士スバルライン5合目』という標識が付いたままのところがある 要注意! <登山ポスト> ポストはどこにあったのかな? 朝は真っ暗の中をスタートしたので気がつきませんでした 山梨県警はネットで登山届を受理してくれます。便利! ↓ http://www.pref.yamanashi.jp/police/p_tiiki/sangaku/teishutuhouhou.html |
写真
感想
<富士山への想い>
昨年の山開き翌日の7/2-3で初めて行った富士山
春から始めた登山の中で最初の大きな目標は「富士山」だった
山小屋から深夜、暗い道をライトをつけて登った記憶。馬ノ背をじりじり登って剣が峰に立った記憶ははっきりと脳裏に残っている
下山した後、充実感でいっぱいだった
他の山から富士山を見上げると、「本当にあの山頂を一周歩いたんだなぁ。。。」と感慨にふけっていた
去年、本当は他のルートも行ってみたかった
が、行けなかった
それから1年
富士宮口からの登山を考えていたのだが、正式には「未開通」
雪道の自信もあまりないし。。。
皆さんの記録をさんざん読みふけって、まずは、去年行った河口湖口からの同じルートを日帰りしてみることを計画
自分が一年山登りをしてどれくらいの進歩があったのか?を試してみたかった
<テーマと不安>
常日頃から息を切らさず、汗をかかず、淡々と歩くことをテーマにしている
登って、下りてくることについてはあまり不安はなかった
ただ、別の不安があった
早朝3時台の暗い道での歩行。しかも単独は初めて
本当に大丈夫なのだろうか?
日の出後の4時半か5時ころの出発にしたほうがいいだろうか?
でも3時半くらいに出ておけば、6合目くらいからならご来光も期待できる
とある富士山登山プラン例の中で早朝出発の日帰りが「精神的にも肉体的にもきつい」とあった
なら、それにやっぱり挑戦してみたい
天気も微妙だし、ダメならやめればいい。。。と、開き直って挑戦
<暗い道の登山>
5から6合目にかけての道はほぼ真っ暗なうえ、霧が濃い
暗いので周辺が見えず、ペースがつかみづらい
自分が歩いているのが早いのか?遅いのか?
いろいろ余分なことを考えてしまう
結局できるのは、昨年歩いた記憶をもとに道路のアップダウンをイメージする
これだけだった
結果として6合目まではほぼコースタイムどおりでうまく歩けたと思っている
しかし、初めて歩くような道の時、ドキドキしたり、不安感が勝ったりしたとき、平静を保って歩けるだろうか?
まだまだ課題は多い
<7合目から>
一気に視界が開け、雲の上に出たようで山頂までくっきり見え、眼下(ほぼ横に)雲海が広がるようになる
期待以上の青空いっぱいの晴天にテンションが高まる
去年もそういえばまったく同じだった
この時期(7月上旬)の天気予報曇りというときは、こういう状況が多いのだろうか?
<食事>
スタート時刻が早朝の3時30分と変な時間で、食事の計画も立てづらいことから、今回は大きな休憩は取らず、衣類の調整などのタイミングに合わせ、おにぎり、パン、ゼリーなどを45-60分ごとに軽くとってみた
いつもは水分だけで山頂まで行って、山頂で食べて下山するが、今回の方法はとても楽だと感じた
とくにウィダーインゼリーなどのチューブタイプのは簡単に飲めて、ゴミも小さい
今後も試してみたい
<雪>
今年は昨年のこの時期と比べ、明らかに残雪が多い
河口湖からの富士吉田口については、登山路の脇には雪はあるものの、雪の上を歩くことはない
<お鉢巡り>
現在、お鉢巡りのルートのうち、歩行禁止のロープが張られているのは、剣が峰から時計回りに富士吉田口山頂までの間
『コース状況/その他周辺情報』をご参照ください
<まとめ>
やっぱり富士山はすごい山だった
風は強いし、砂ぼこりも強い、頭も痛くなるから嫌いな人もいるが、やはりまた登ってみたい
「絶対、完璧に登れる」保証がないからこそ、また挑戦してみたい!
今日は本当に予想以上にいい一日だった
天候も。道も。展望も。
そして、不安を抱えて早朝出発して無事帰ってこれたこと!
余分な荷物になるのは分かっていたけど、テルモスにお湯を入れて、カップラーメンを日本で一番高い剣が峰で食べたこと!
さらに、ロープが張ってあるところを自己責任で越えて、お鉢巡りを完成させるチャレンジに成功したこと!
次回は富士宮口に挑戦したいと思っている
今日も一日ありがとうございました
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