カムイエクウチカウシ山
- GPS
- 38:00
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 2,498m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
8日 札内川ヒュッテ(4:00)ー7の沢(6:00)−8の沢(7:20〜7:55)− カムイエクウチカウシ山1970m)(13:00〜13:20) −8の沢出合C1
(17:00)
9日 8の沢出合(5:30)−7の沢出合(7:30〜7:50)−札内川ヒュッテ (9:35)−リュウタン湖ダム入口(10:30)
天候 | 7日晴、8日晴、9日未明から雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7月7日山の会総会後の懇親会を午後4時30分で抜け出し、一路札内川を目指す。
渋滞もなく順調に来たが、上札内を過ぎ山道を走行中いきなり鹿が飛び出してきて、危うく跳ね飛ばすところでした。彼らには道路を横断するときに左右を確認する習慣がないようです。
午後9時前には札内川ヒュッテ到着と思っていたら、ダム入口から1.2km先の道路のフェンスが雪崩で傷んでダムで通行止めとなっていました。そのようなわけで車はダムまでで、ヒュッテまで約5kmはザックを担いで徒歩となる。
翌日午前4時出発、7の沢出合までは道路を行き、その先から沢に入るが、よく探すとほとんど左岸か右岸または中洲に踏み跡がある。
これをうまく探しながら行けばかなり楽に8の沢まで到着できる。しかし、踏み跡探しに手間取るとかえって藪こぎばかりで河原を行ったほうが楽になりそうだ。
8の沢に荷物を置いていよいよカムエクを目指す。
入山者が結構多いルートのためか、8の沢も踏み跡が目立つ。
コンタ850m付近から雪渓がびっしりつまり3股まで雪の上を歩く。
ようやく沢登りに突入と思いきや、赤テープと登山道に近い踏み跡がこれから
頂上まで続くことになる。
40年以上前に来た時は、滝をザイルなしでホイホイ登り
カールでヒグマと遭遇した記憶があるが、これでは普通の山道歩きとほとんど
変わらない状況であった。
ヘルメットをかぶりハーネスをつけたが、結局ザイルを使うこともなくヒュッテから標高差1400m以上、行動13時間でヘロヘロになって8の沢出会いのテント到着。
誰もいないカムエクの頂上から南側は雲で視界が効かなかったが、北側は雲の切れ間からはるか幌尻岳の7つ沼カールらしきものが見えた。
40年以上ぶりで日高の山容を楽しむことができた。
8の沢、カールの中等ヒグマの糞がいたるところに見受けられ、山行中は笛を
手放すことができませんでした。
帰る途中に、7日の山の会総会で今村昌耕さんがふれていた札内川の
慰霊碑と日高山脈山岳センターによってきました。
慰霊碑の裏側にはコイカクで亡くなった有馬さんたちから花岡先生、奥村先生
沢田さんたち6名と山際さん、木下さんの名前がほられてありました。
また、山岳センターには10の沢遭難の沢田パーティのメンバーたちの遺品が
多数展示されていました。(合掌)
平野さんは下山後中2日を置いて利尻山に登りに行きました。
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