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Yamareco

記録ID: 206590
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ハイキング
谷川・武尊

【玉原高原】 鹿俣山 ブナ平 玉原湿原

2012年07月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:12
距離
10.0km
登り
477m
下り
494m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
0:16
合計
5:49
8:39
8:39
11
8:50
8:51
72
10:02
10:13
114
12:07
12:07
23
12:30
12:33
15
12:47
12:48
27
13:15
13:16
6
13:22
13:22
6
13:27
13:27
5
13:35
ゴール地点
7:15 センターハウスP 7:50 ⇒ 8:30 森林キャンプ場 8:40 ⇒
9:55 山頂分岐点 ⇒ 10:00 鹿俣山山頂 10:10 ⇒
10:30 眺望のある地点でランチ 11:20 ⇒ 12:05 ブナ平分岐点 ⇒
12:30 三角点(長沢)⇒ 12:45 尼ヶ禿分岐点 ⇒ 12:55 湿原分岐点 ⇒
13:00 玉原湿原 13:10 ⇒ 13:30 センターハウスP
天候 小雨‐曇り‐一時晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【センタハウス駐車場】
 AM7:15到着時は10台程度、3〜40台は駐車可。
 別途、手前に大きな(200台以上?)駐車スペースもある。
コース状況/
危険箇所等
【センターハウスP‐森林キャンプ場】
 歩き出しは湿原方向へ車道を下り、3分程で右手に「キャンプ場へ」の標識。
 ここから、沢沿いに登山道に入る。
 前日からの雨と沢沿いの道のため随所に泥濘がある。
 幾つかの沢を木道橋で渡るのだが、この木道橋の表面の苔が
 濡れていて滑るので注意。
 雨の雫で重くなって垂れ下がっている木々の枝を
 カキ分けての藪コキは半袖だと厳しい。
 途中、ラベンダーパークのリフト下のトンネルを抜けてゲレンデに出る。
 この辺りは、ラベンダーパークの有料ゾーンとなるため、
 ハイカーは「通過」のみ許可されている。
 園内散策は係員より入場券の提示要求あり。
 
【森林キャンプ場‐山頂分岐点】
 キャンプ場は、文字通り「森林」の中にあり、テントサイトは
 木製の高床で区分されていて良く整備されている。
 テントサイトまで車の乗り入れが出来るオートキャンプ場。
 トイレは虫除け対策を施されていて清潔。
 山頂への登山道は、キャンプサイトの中を通過して、広場の手前のトイレ脇。
 緩やかな登りだしで、道幅もある苔むしたブナ林を進む。
 途中、倒木を巻いたり、跨いだりする箇所もあるが注意すれば危険ではない。
 ただし、倒木は進行形で、枯木の大きな枝が「ドッスン」と地響きをあげて
 落ちてきたので、風の強い日は要注意。
 山頂分岐に近づくと、道幅も狭く勾配もキツくなる。
 
【山頂分岐点-鹿俣山山頂】
 道幅は狭い根っこ道、ツマづきに注意。
 大きな泥濘があり、そこそこ深い。
 山頂は狭く、あまり眺望は無い。

【鹿俣山山頂‐ブナ平分岐点】
 山頂分岐点までは同じ道を引き返す。
 分岐点からはブナ平へ向かう。
 眺望の無い大きな泥濘を避けながら進む。
 途中、コースから南側の脇に入り、
 休業中のスキーリフトの終点地点まで出るとゲレンデを見渡せる眺望がある。
 休憩やランチタイムには良い場所。
 ブナ平分岐までは、何度もゲレンデ内を横切って下って行く。

【ブナ平分岐点‐三角点(長澤)】
 分岐点からすぐのところに「ブナ地蔵」。
 広くて深いブナ林の中を整備された木道が続く、
 歩きやすいが良く滑るので要注意。
 途中に、湿原へのショートカットコースと三角点経由の分岐がある。
 今回は三角点経由を選択したが、いったん登ってから滑りやすい道を降りる。
 道幅の狭く、藪コキもあるので、「尼ヶ禿山」方面に行かずに、
 湿原に行くならショートカットコースが懸命だったかと思う。

【三角点‐玉原湿原】
 尼ヶ禿山への分岐までは滑り易い下り坂。
 湿原には右周りコースと左周りコースに分かれるが、
 どちらも木道が整備されている。

【玉原湿原‐センターハウスP】
 湿原を出たこところに「玉原自然環境センター」があり、トイレがある。
 湿原を出て左方向へ車道を10分程登って行くとセンターハウス駐車場へ着く。
センターハウス駐車場
朝7時すぎに到着した時点では閑散としています。
センターハウス駐車場
朝7時すぎに到着した時点では閑散としています。
ウッドランドリゾート玉原
ウッドランドリゾート玉原
舗装林道を下る
右手にキャンプ場への標。
右手にキャンプ場への標。
苔で良く滑る
【キツネノボタン】
【キツネノボタン】
接写してみました
3Dっぽく
接写してみました
3Dっぽく
【ガクアジサイ】
【ガクアジサイ】
【コバノフユイチゴ】
【コバノフユイチゴ】
【シダ】
自然の器(籠)
【シダ】
自然の器(籠)
リフト下トンネル
リフト下トンネル
試運転中
スキー場のゲレンデ
スキー場のゲレンデ
この辺りは有料ゾーン
この辺りは有料ゾーン
【ニッコウキスゲ】
【ニッコウキスゲ】
【キョウガノコ】
【キョウガノコ】
森林キャンプ場
サイトは区画されています。
サイトは区画されています。
テントサイトの中を進む。
テントサイトの中を進む。
ここから登山道
【コバノフユイチゴ】
【コバノフユイチゴ】
大きな倒木が道を塞ぐ
大きな倒木が道を塞ぐ
自然のベンチ
【アキチョウジ】
【アキチョウジ】
【ギンリョウソウ】
【ギンリョウソウ】
しゃくなげは終わってます
しゃくなげは終わってます
山頂への分岐点、
右へ進みます。
山頂への分岐点、
右へ進みます。
曇り空の眺望
鹿俣山山頂
休業中のリフト終点
ここで早めのランチ。
休業中のリフト終点
ここで早めのランチ。
スキー場ゲレンデ
曇り空、風は結構吹いてる
スキー場ゲレンデ
曇り空、風は結構吹いてる
【コウゾウリナ】
【コウゾウリナ】
【タカネニガナ】
【タカネニガナ】
風防にもなる椅子
風防にもなる椅子
ゲレンデ内の分岐
ゲレンデ内の分岐
ブナ平へ
クワガタ塚?
たくさんのクワガタがカメラに気付いて巣穴へ隠れました、辛うじて中央に一匹撮らえました。
1
クワガタ塚?
たくさんのクワガタがカメラに気付いて巣穴へ隠れました、辛うじて中央に一匹撮らえました。
連れ合い
ブナ林の中、湿原へ。
ブナ林の中、湿原へ。
ブナ地蔵
申の腰掛けの階段
申の腰掛けの階段
悩んだ結果、三角点経由
悩んだ結果、三角点経由
三角点、ヤブの中です。
三角点、ヤブの中です。
右に行くと尼ヶ禿方面へ、
湿原を目指します。
それにしても、
「尼さんがハゲ」って、
右に行くと尼ヶ禿方面へ、
湿原を目指します。
それにしても、
「尼さんがハゲ」って、
右廻りルートで
玉原湿原
【オニユリ】
一面の黄色
【金黄花:キンコウカ】
2
【金黄花:キンコウカ】
【トキソウ】
【ミズチドリとキンコウカ】
1
【ミズチドリとキンコウカ】
【金黄花:キンコウカ】
【金黄花:キンコウカ】
整備された木道
【ヒオウギアヤメ】
【ヒオウギアヤメ】
自然環境センター
右側にトイレ
自然環境センター
右側にトイレ
冷たいです。
センターハウス到着、
満車状態でした、
センターハウス到着、
満車状態でした、
【おまけ 
BUGS LOCK ベルト、
虫除け剤注入ベルトです。
結構、きつめの香りです。
効果はあったと思います。
【おまけ 
BUGS LOCK ベルト、
虫除け剤注入ベルトです。
結構、きつめの香りです。
効果はあったと思います。
【おまけ◆
Docomo[Xi」対応、
NEC MEDIAS TAB (7インチ)に「地図ロイド」と「山旅ロガー」で、ルート案内成功。
【おまけ◆
Docomo[Xi」対応、
NEC MEDIAS TAB (7インチ)に「地図ロイド」と「山旅ロガー」で、ルート案内成功。

感想

先月の湯の丸高原に続いてのチャレンジホビー、
「あなたもこれから山ガール」シリーズを参考にの第二弾です。

東京は完全に晴れの天気予報。
目的地付近も曇りから晴れとされています。
前日より、準備をして、今回はほぼ予定通りの出発。

途中、赤城SAで休憩&朝食をするころから雨が降り出す。
一瞬躊躇うが、ここまで来たら、取り敢えず目的地を目指す。
それに今回は、ブナ林と湿原散策が主な目的の日帰りハイキング、
なら、蒸し暑いの我慢すれば、雨合羽を着て回れるはず。

玉原センターハウス駐車場には午前7時少し過ぎに到着。
小雨である、駐車場は未だ閑散としていてるが、
皆さん、雨具の身支度をはじめている。

少し様子見、準備運動しながら支度を始めると、雨があがった。
途中で降られたら、そこで対応することとして、取り敢えず、
足元にスパッツを履いて、長袖Tシャツで出発。

コースは主目的のブナ平と湿原を最後のお楽しみにとっておき、
先ずは、キャンプ場経由で鹿俣山を目指す。
雨上がりで、沢沿いの道を往くのだが、ぐちゃぐちゃの泥濘と、
濡れた木道で良く滑る。
木々も雨で重くなった枝を垂らしていて、
その中を屈む様に進むのだが、結構、濡れる。
最初から雨具を纏えばよかったかと、後悔。

スキー場のゲレンデに出ると、視界が開けた。
試運転中のリフトが動いている。
このリフトの下のトンネルを潜ってゲレンデに出る。
トンネル入口付近の看板によると、この辺はラベンダーパークの有料ゾーン。
通過するだけなら無料とあり、ゲレンデを横切ったところに道は続く。
横断する際に、ラベンダーの淡紫の色を目にすることが出来るのかと、
少しは期待したが、結局、この辺りからは全く目にすることは出来なかった。

あとから、解ったのだが、ラベンダーパークの入場料は、
大人ひとり\1,000、リフト代は別途。
結構なお値段である、有料入場者にしか見せない仕掛けになっているようだ。
なんか切ない気分になった。

キャンプ場は、森林の中、整備が行き届いた綺麗なサイトであった。
車がサイト近くまで入れるので、ファミリー向けオートキャンプ場である。
数組のファミリーが利用されていて、天気は良くないが皆さん楽し気の様子。

NHKの「山ガール」の番組の中で紹介されたイメージでは、
もっと人里離れた山中にあるように思っていたので、少し気後れした。

鹿俣山山頂付近は、想像はしていたが、やはり曇天でほとんど眺望なかった。
山頂はスペース的にも狭く、あまり長居するころでは無いようだった。
5〜6名の中高年グループの方が休憩して寛いでおられた。
その中の女性の方から、「宜しければ召し上がれ、」と、
自家製のきゅうりで作ったという、浅漬きゅうり頂いた。
新鮮な歯ごたえで、冷たくてとても美味しかった。
※帰りの赤城SAの物産店で新鮮なきゅうりを買い求めた。

ブナ平は確かに素晴らしい、なんか落ち着た気分になれる。
時々見せる晴れ間の日差しで、夏の雨上がりの緑が鮮やかに映る。
季節折々で違った雰囲気になるのだろう。
今度は寒い時期に来てみよう。

湿原は、思っていたほど広大では無かった。
金黄花(キンコウカ)で一面が黄色が映えていた。
木道も整備され、周回コースになっているので、
ここも四季によって、いろいろと変化のある景色が楽しめそうだ。

お天気はあまり良くなかったが、ほぼ予定通りに歩くことが出来た。
10Kmちょっとの距離だったのだが、さほど疲れていないのは、
あまり高低差がなかったのと、泥濘以外も全体的にフカフカした
感じのコースだったので、足腰に負担が少なかったのかも知れない。

先月行った湯の丸山や烏帽子岳の様な360度パノラマの眺望は、
ロケーション的にあまり望めないのかも知れないが、
異なった季節に、また訪れてみたい気がする。

【おまけ 曄BUGS LOCK ベルト

先月の湯の丸・烏帽子岳で、小さな虫(小バエみたいな)が少し気になった。
夏の時期には虫は付き物だが、以前行った三頭山では食事もする気が無くなるほど、
顔付近に纏わってくる虫に悩まされたので、今回は予防のため、虫避けグッズを持参した。
写真でも紹介している「BUGS LOCK」なるものでネットで買い求めた。
薄いスポンジ状のベルトに虫避け剤が染み込ませてあり、
かなり強烈な香りである。
右手首にして歩いたのだが、腕を振るたびに香りがして、
虫も寄って来なかったのは確かである。
その意味でが効果はあったかと思う。

【おまけ◆曄NEC MEDIAS TAB (7インチ、Xi対応)

先月の湯の丸から利用し始めたのだが、買って間も無かったため、
GPSログの採取くらいで、他の機能は試せなかった。
今回は、「地図ロイド」・「山旅ロガー:GOLD」アプリを入れて、
前日にコースルートを設定した。
今回のコースは分岐ごとの標識は充実していたが、ゲレンデ内の横断時に
何回かルート確認に活用してみたが、ちゃんと追尾していてコースアウト
していないのが確認ができた。高価な専用機やiPhoneでは画面が小さく、
iPadでは重かったので、この7インチのサイズはちょうど良い。
電池消費も「機内モード」にしておけば、半日のハイキングで20%の消費。
日帰りでは充分、一泊二日も多分大丈夫ではないかと思う。

以上












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