【玉原高原】 鹿俣山 ブナ平 玉原湿原
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 06:12
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 477m
- 下り
- 494m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:49
9:55 山頂分岐点 ⇒ 10:00 鹿俣山山頂 10:10 ⇒
10:30 眺望のある地点でランチ 11:20 ⇒ 12:05 ブナ平分岐点 ⇒
12:30 三角点(長沢)⇒ 12:45 尼ヶ禿分岐点 ⇒ 12:55 湿原分岐点 ⇒
13:00 玉原湿原 13:10 ⇒ 13:30 センターハウスP
天候 | 小雨‐曇り‐一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM7:15到着時は10台程度、3〜40台は駐車可。 別途、手前に大きな(200台以上?)駐車スペースもある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【センターハウスP‐森林キャンプ場】 歩き出しは湿原方向へ車道を下り、3分程で右手に「キャンプ場へ」の標識。 ここから、沢沿いに登山道に入る。 前日からの雨と沢沿いの道のため随所に泥濘がある。 幾つかの沢を木道橋で渡るのだが、この木道橋の表面の苔が 濡れていて滑るので注意。 雨の雫で重くなって垂れ下がっている木々の枝を カキ分けての藪コキは半袖だと厳しい。 途中、ラベンダーパークのリフト下のトンネルを抜けてゲレンデに出る。 この辺りは、ラベンダーパークの有料ゾーンとなるため、 ハイカーは「通過」のみ許可されている。 園内散策は係員より入場券の提示要求あり。 【森林キャンプ場‐山頂分岐点】 キャンプ場は、文字通り「森林」の中にあり、テントサイトは 木製の高床で区分されていて良く整備されている。 テントサイトまで車の乗り入れが出来るオートキャンプ場。 トイレは虫除け対策を施されていて清潔。 山頂への登山道は、キャンプサイトの中を通過して、広場の手前のトイレ脇。 緩やかな登りだしで、道幅もある苔むしたブナ林を進む。 途中、倒木を巻いたり、跨いだりする箇所もあるが注意すれば危険ではない。 ただし、倒木は進行形で、枯木の大きな枝が「ドッスン」と地響きをあげて 落ちてきたので、風の強い日は要注意。 山頂分岐に近づくと、道幅も狭く勾配もキツくなる。 【山頂分岐点-鹿俣山山頂】 道幅は狭い根っこ道、ツマづきに注意。 大きな泥濘があり、そこそこ深い。 山頂は狭く、あまり眺望は無い。 【鹿俣山山頂‐ブナ平分岐点】 山頂分岐点までは同じ道を引き返す。 分岐点からはブナ平へ向かう。 眺望の無い大きな泥濘を避けながら進む。 途中、コースから南側の脇に入り、 休業中のスキーリフトの終点地点まで出るとゲレンデを見渡せる眺望がある。 休憩やランチタイムには良い場所。 ブナ平分岐までは、何度もゲレンデ内を横切って下って行く。 【ブナ平分岐点‐三角点(長澤)】 分岐点からすぐのところに「ブナ地蔵」。 広くて深いブナ林の中を整備された木道が続く、 歩きやすいが良く滑るので要注意。 途中に、湿原へのショートカットコースと三角点経由の分岐がある。 今回は三角点経由を選択したが、いったん登ってから滑りやすい道を降りる。 道幅の狭く、藪コキもあるので、「尼ヶ禿山」方面に行かずに、 湿原に行くならショートカットコースが懸命だったかと思う。 【三角点‐玉原湿原】 尼ヶ禿山への分岐までは滑り易い下り坂。 湿原には右周りコースと左周りコースに分かれるが、 どちらも木道が整備されている。 【玉原湿原‐センターハウスP】 湿原を出たこところに「玉原自然環境センター」があり、トイレがある。 湿原を出て左方向へ車道を10分程登って行くとセンターハウス駐車場へ着く。 |
写真
感想
先月の湯の丸高原に続いてのチャレンジホビー、
「あなたもこれから山ガール」シリーズを参考にの第二弾です。
東京は完全に晴れの天気予報。
目的地付近も曇りから晴れとされています。
前日より、準備をして、今回はほぼ予定通りの出発。
途中、赤城SAで休憩&朝食をするころから雨が降り出す。
一瞬躊躇うが、ここまで来たら、取り敢えず目的地を目指す。
それに今回は、ブナ林と湿原散策が主な目的の日帰りハイキング、
なら、蒸し暑いの我慢すれば、雨合羽を着て回れるはず。
玉原センターハウス駐車場には午前7時少し過ぎに到着。
小雨である、駐車場は未だ閑散としていてるが、
皆さん、雨具の身支度をはじめている。
少し様子見、準備運動しながら支度を始めると、雨があがった。
途中で降られたら、そこで対応することとして、取り敢えず、
足元にスパッツを履いて、長袖Tシャツで出発。
コースは主目的のブナ平と湿原を最後のお楽しみにとっておき、
先ずは、キャンプ場経由で鹿俣山を目指す。
雨上がりで、沢沿いの道を往くのだが、ぐちゃぐちゃの泥濘と、
濡れた木道で良く滑る。
木々も雨で重くなった枝を垂らしていて、
その中を屈む様に進むのだが、結構、濡れる。
最初から雨具を纏えばよかったかと、後悔。
スキー場のゲレンデに出ると、視界が開けた。
試運転中のリフトが動いている。
このリフトの下のトンネルを潜ってゲレンデに出る。
トンネル入口付近の看板によると、この辺はラベンダーパークの有料ゾーン。
通過するだけなら無料とあり、ゲレンデを横切ったところに道は続く。
横断する際に、ラベンダーの淡紫の色を目にすることが出来るのかと、
少しは期待したが、結局、この辺りからは全く目にすることは出来なかった。
あとから、解ったのだが、ラベンダーパークの入場料は、
大人ひとり\1,000、リフト代は別途。
結構なお値段である、有料入場者にしか見せない仕掛けになっているようだ。
なんか切ない気分になった。
キャンプ場は、森林の中、整備が行き届いた綺麗なサイトであった。
車がサイト近くまで入れるので、ファミリー向けオートキャンプ場である。
数組のファミリーが利用されていて、天気は良くないが皆さん楽し気の様子。
NHKの「山ガール」の番組の中で紹介されたイメージでは、
もっと人里離れた山中にあるように思っていたので、少し気後れした。
鹿俣山山頂付近は、想像はしていたが、やはり曇天でほとんど眺望なかった。
山頂はスペース的にも狭く、あまり長居するころでは無いようだった。
5〜6名の中高年グループの方が休憩して寛いでおられた。
その中の女性の方から、「宜しければ召し上がれ、」と、
自家製のきゅうりで作ったという、浅漬きゅうり頂いた。
新鮮な歯ごたえで、冷たくてとても美味しかった。
※帰りの赤城SAの物産店で新鮮なきゅうりを買い求めた。
ブナ平は確かに素晴らしい、なんか落ち着た気分になれる。
時々見せる晴れ間の日差しで、夏の雨上がりの緑が鮮やかに映る。
季節折々で違った雰囲気になるのだろう。
今度は寒い時期に来てみよう。
湿原は、思っていたほど広大では無かった。
金黄花(キンコウカ)で一面が黄色が映えていた。
木道も整備され、周回コースになっているので、
ここも四季によって、いろいろと変化のある景色が楽しめそうだ。
お天気はあまり良くなかったが、ほぼ予定通りに歩くことが出来た。
10Kmちょっとの距離だったのだが、さほど疲れていないのは、
あまり高低差がなかったのと、泥濘以外も全体的にフカフカした
感じのコースだったので、足腰に負担が少なかったのかも知れない。
先月行った湯の丸山や烏帽子岳の様な360度パノラマの眺望は、
ロケーション的にあまり望めないのかも知れないが、
異なった季節に、また訪れてみたい気がする。
【おまけ 曄BUGS LOCK ベルト
先月の湯の丸・烏帽子岳で、小さな虫(小バエみたいな)が少し気になった。
夏の時期には虫は付き物だが、以前行った三頭山では食事もする気が無くなるほど、
顔付近に纏わってくる虫に悩まされたので、今回は予防のため、虫避けグッズを持参した。
写真でも紹介している「BUGS LOCK」なるものでネットで買い求めた。
薄いスポンジ状のベルトに虫避け剤が染み込ませてあり、
かなり強烈な香りである。
右手首にして歩いたのだが、腕を振るたびに香りがして、
虫も寄って来なかったのは確かである。
その意味でが効果はあったかと思う。
【おまけ◆曄NEC MEDIAS TAB (7インチ、Xi対応)
先月の湯の丸から利用し始めたのだが、買って間も無かったため、
GPSログの採取くらいで、他の機能は試せなかった。
今回は、「地図ロイド」・「山旅ロガー:GOLD」アプリを入れて、
前日にコースルートを設定した。
今回のコースは分岐ごとの標識は充実していたが、ゲレンデ内の横断時に
何回かルート確認に活用してみたが、ちゃんと追尾していてコースアウト
していないのが確認ができた。高価な専用機やiPhoneでは画面が小さく、
iPadでは重かったので、この7インチのサイズはちょうど良い。
電池消費も「機内モード」にしておけば、半日のハイキングで20%の消費。
日帰りでは充分、一泊二日も多分大丈夫ではないかと思う。
以上
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する