【動画】阿蘇根子岳アルパイン(日ノ尾峠〜ウグイス谷)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 568m
- 下り
- 729m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新道駐車場(チャンさん、宙)から日ノ尾峠(オームさん)まで車で6分 1723根子岳見晴駐車場-1857自宅 58Km 94mins(1809 俵山トンネル、1839 益城IC) |
コース状況/ 危険箇所等 |
火山灰が少しじゃま、、、 日ノ尾峠から開始、P3台 〜下山〜 ウグイス谷上部縦走路から懸垂下降開始 〜2回懸垂下降(90分)〜 ウグイス谷アルパインOUTからヤカタガウド出会いまで10分 ウグイス谷とヤカタガウド出会いから見晴新道の道路まで34分 そこから見晴らし新道駐車ポイントまで徒歩5分 [アルパイン縦走路から見晴らし新道駐車ポイントまで140分] |
その他周辺情報 | 鍋の平キャンプ場(テント1張り500円、入場料500円)ジョンは親戚(人間ね)多数来訪とのことで管理人おじさんから休暇申告があった。 |
写真
装備
個人装備 |
確保機
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
アッセンダー
|
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共同装備 |
ロープ50m*2
|
感想
今年5月、前日の地震により見晴新道に変更した根子岳天狗峰。
改めてaumさん、宙さんの三人でリベンジ。
5月と同じく前日、鍋の平キャンプ場に15時過ぎに集合。
aumさんの到着を待って、鍋パーティに・・
遅くまで飲んだので翌日は7時過ぎに起きて、のんびりと朝食を取り、テント撤収。
下山口のヤカタガウド登山口に車を回し、aumさんの車で日ノ尾峠に着いたのは10時前・・(^^;)
この日はラグビー・ベスト4を掛けた日本・南アフリカ戦・・16時にまでは下山しましょうと伝え登山開始。
最初の1時間は滑りやすい急坂を登り、天狗峰を含む岩峰群が目の前に見えるところまで来たところでクライミング装備を装着。
16時下山は大丈夫かなと思っていたら、天狗峰は目の前なのにここからが遠かった・・
懸垂下降や岩登りを数回、ロープの出し入れもあり、思いの外時間がかかり、ローソク岩を過ぎてナイフリッジを降り、ウグイス谷への下降点に着いたのが14時。
天狗峰に登ると往復で1時間以上はかかるとのことで、ここまでの岩場で十分楽しんだこともあり、天狗峰は諦めることに。
とは言え、天狗峰の基部までは行ってみようと言うことで、基部まで登ってそこで周りの景色を堪能しながら暫し休憩。
その後は、下降点まで戻り50m近い懸垂下降を2回、急斜面を下り、ガレ場のウグイス谷へ。
あとは昨日の噴火の降灰で滑りやすいガレ場を下り、跡形もなくなったヤカタガウドを下って、17時15分、予定より約1時間ちょっと遅れて駐車場到着。
着いたときにはヘルメットから服まで火山灰まみれでしたが、なかなか楽しい山登りでした。aumさん、宙さん、ありがとう!!
やっぱクライミング・オンリーよりもこんなアルパインスタイルの山歩きが好きだなー(^^)
それと普段はひどい耳鳴りに悩まされているのだが、この二日間はあまり気にならなかった・・(^o^)
反響音のような騒音のないところで、好きなことしてるのが、耳には良いようだ。
1212 俺のアルパイン動画1/2を追加。
11/17 動画投稿リンク済み。
11/15 ハイジャックが解決したので動画準備再開。。。
9/24 動画は待ってもハイジャック(乗っ取られてる、9/24通報済み、未だ解決してない)されているので先に公開しませう。
〜〜〜
前日入りしてキャンプ場にてまったり。
いつもの大きなテントと、その前室を拡張するためにポンタタープ(小さい四角形)を強引に連結。
焼肉と鍋を頂き、辛ラーメンも投入、カクテル系3本で終わり。
翌朝7時に起きて朝食、前回と同じくペヤング大盛りと辛ラーメン。
8時にはテント類を干しながら撤収作業をしたけど、9時過ぎまで掛かりました。
今後はテント片付けをいつするのかが課題、山行後?前?
9時15分頃に車移動開始、3台で見晴らし新道手前の3台くらい置けるところに、俺とチャンさんの車をデポ。
オームさんの車で戻って日ノ尾峠から根子岳に向かう、10分登ると急登開始、、、だんだん傾斜がきつくなってくる、息も上がる。
足場がつるつるなので、途中から5m左のブッシュ踏み跡にエスケープして草を踏みながら進む、笹が出始める付近で元の尾根筋に復帰。
ヤセ尾根を抜けて一時間で稜線の裏手(北側)に出る、以前3月下旬に来た時にエビのしっぽシャワーが降ってくることを抜け、少し進むと根子岳アルパインの始まるところ、Fixロープで降りたところの岩陰でハーネス装着する。
★☆ここからアルパイン開始★☆
オームさん動画、確認して!11/16
すぐに懸垂下降で降りるところだった、50m二本連結したけど結果20mほど、今回のルートでは「最後の稜線からの帰り以外」は50m二本は要らなかった。
オームさん、俺、チャンさんと降りて行く。
動画再編集中、チャンさん時間軸間違って作成してた。。。
これ作り直したチャンさんのVerです。
この出だしの懸垂は右の方へ降りて行くんだが土壁を蹴りながら右に、最後の懸垂も右へと移動しなければならないが右に降りるところはないので強引に右へ、オームさん今度は俺がリードで降りないとダメですね。。。
登りで1、2カ所、厳しい岩があったけど、俺とチャンさんは終始登山靴、リードでも何とか行けそうか、、、
しかし安全を取るとリードは登山靴よりアプローチシューズ・クライミングシューズが良い、先頭は落ちることもできないので。
最後の懸垂は私が最後です、チャンさんが降りた後に、ロープを下から引けるかチェックをしてもらうと引けない、、、
残置三角ロープ支点に残置してある懸垂下降支点のカラビナがギリギリ岩角に出ている感じでキツキツだったため、位置を変更して引けるようにした。
【注意】懸垂下降支点の残置カラビナの位置が悪いとロープが引けないので最後の人が降りる前(デバイスを付ける前)にはロープが引けるのか確認が必要。引けなかったら最悪登り返しだ。
細尾根を歩いて、ウグイス谷の上部稜線でロープを置いて、天狗基部へ向けて進むが急な登り歩くじゅなく掴んで這い上がる連続で降りるのが怖い感じの急斜面、幸い木が少しはあるので掴んで何とか天狗の基部にて休憩、パンを少し食べた。
以前(2012年)はこの壁を降りてきたルートです。
【動画】根子岳縦走(天狗峰〜西峰)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-182172.html
で、その急登を降りてウグイス谷の降り口に、ちょうどいい懸垂下降支点の木があり赤テープが2本巻いてあった。
そこから50mハーフロープ二本を使って降りる、ここは土斜面、オームさんが降りて次にチャンさん私と続く。
降りきったらしばらく歩きで降り、次の懸垂支点があった、ここは足場が悪い土壁70、80度か?最後の私はロープが引けるかチェックしてもらい降りて行く、木の根っこがありロープ回収時に引っかかると厄介なのでずらしたけど、引いた後の落ちてくるロープが引っかかるかは制御できないことに後から気が付いた。
無事に降りきった、懸垂はこれで最後だった。
コースが分かりにくいところがあった、ルートファインディングだ、真っすぐ降りればウグイス谷の岩の最終地点(一番上)っぽいところだが、ガレ岩過ぎて危険なので、下を向いて右方向へオームさんが下見に行くことに、ロープで確保しながらなんだけど確保に手間取った、ロープを折り返しATCでビレイ。
すぐそこにFixロープが見えたとのことで正解ルートでした。しばらく土斜面を降りきったら、斜度も落ち着いて「何とか歩ける程度」のガレ場の横に出た。
ウグイス谷のガレ場に到着、そこから10分ガレ場がまた大変、大きなアンパンサイズのガレが多くてガラガラと進む、10分ほどしたらヤカタガウド出会いに到着、どちらも同じような斜度でガレ具合も同じ。
ここでクライミング装備解除することになった。
☆★アルパインここまで☆★
下に進むほどガレのサイズが大きくなってくる、フラットな大きな岩に乗ると、ここ数日の火山灰が薄っすらと積もっているので3回ほどこけた、幸いケガ無し。
両サイドが切り立った谷底を歩く、ここは九州にはあまりないスケールだと思います、チャンさんと二人「ワー凄い!ワー凄い!!」言いながら。
この辺りから私は歩く速度が上がらず、みんなと30秒ほど離れだした、次は間隔は広いブッシュを進む、このブッシュは葉っぱはあまりないので見通しは聞くのだが、何と言う植物だろうか?、オームさんは一段下のゴーロを進んでた。
谷の出会いから34分でやっと道路に出た、以前見晴らし新道を登った時にヘビ(じむぐり)がいたところに出て、日ノ尾峠へ5分登れば駐車場。
「お疲れさまでした。」
チャンさんの車と私の車、チャンさんとはここでさよなら、私はオームさんを乗せて日ノ尾峠へ向かいオームさんが降りて解散となった。
帰りの夕日がとても綺麗だった。
【課題など】
コンテ(コンティニュアス、本当はサイマルと呼ぶ)ではないけど、ロープを素早く携行。
コンテに近いリードを素早くビレイ体勢へ移行。
悪場での左右移動のある懸垂。
懸垂下降時、ロープが引けるかチェックの励行。
アッセンダー使用して登る時、下方向へのロープはタイインループから解除した方がいいこと(Uの字になって引っ掛かるよ)。
〜〜〜
【携帯電波】格安SIMスマホ(Docomo回線)
【飲料】0.8L消費(水1.0L準備)、予備水500mL【食料】:小さいパン3つ
【ウェア】
上下インナー:finetrack「パワーメッシュ Tシャツ/ボクサー」
上半身:
finetrack「ドラウトエアジップネック(長袖襟有り)」
ユニクロ「ドライEXフルジップパーカ(黄色)、稜線越えた後」
下半身:
finetrack「ストームゴージュアルパインパンツ」、
レインウェア:finetrack「エバーブレスバリオ」装備として持っただけで未使用
手袋:ワークマン「N-220匠の手中厚手ゴム手袋(195円)」、ブラックダイヤモンド「クラッグ」
靴下:finetrack登山用「メリノスピンソックス アルパインロング中厚手(オレンジ線)」
ブーツ:ガルモント「ダコタライト」、クライミングシューズがあった方が良い岩が2か所ほどだったがセカンドだったので不要、なくても何とか登れる
ザック:ドイター「フォーチュラプロ37(2008)」
寝袋:モンベル#5(キャンプ時)
帽子:TEL「白サンバイザー」途中から外した
ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」
【装備】9kgくらい
【筋肉痛】
当日:下山時に膝、右太ももの内側(つった)、左太ももの外側
翌日:・・・
筋肉名称を覚えよう!|筋肉名称,筋肉,名前,筋肉図,イラスト
https://muscle-guide.info/
根子の縦走は楽しい!
天狗の基部で時間切れは残念でしたが、ウグイス谷の下降も楽しかったし、鍋の平キャンプ場での前夜祭も楽しかったし、、、ま、近場でこんなに楽しく過ごせるってことを再確認できました。
ルート取りやプロテクションの取り方以外にも、ギア、ロープ、手さばきなどの手法については、いつもどおり、みんなであーでもない、こーでもない、ということで勉強にもなります。
3人というメンバー数も手ごろですから、また3人でどこか行きましょう。
今回もちゃんさん、宙さん、それぞれ食事やテントを準備して頂いてありがとうございました。
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