ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 207544
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

■甲斐駒ヶ岳【日帰り黒戸尾根はツワモノでいっぱい】

2012年07月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
15:28
距離
21.0km
登り
2,582m
下り
2,586m

コースタイム

日帰り
山行
13:08
休憩
2:03
合計
15:11
距離 21.0km 登り 2,589m 下り 2,591m
3:15
3:23
81
4:44
4:49
21
5:10
5:23
37
6:00
6:04
5
6:09
6:22
46
7:08
7:25
149
9:54
10:22
113
12:15
12:29
83
13:52
14:05
25
14:30
14:31
49
15:20
15:27
74
16:41
駐車場
駐車場1:30-1:40神社-3:15笹の平3:23-4:44刃渡り4:49-5:10刀利天狗5:23-7:08七丈小屋7:25-9:54甲斐駒ヶ岳山頂10:22-12:15七丈小屋12:29-13:52刀利天狗14:05-15:20笹の平15:27-16:41駐車場
天候 小雨⇒くもり(出発)⇒小雨⇒くもり&ガス(山頂)⇒くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須玉ICを下りるとコンビニはデイリーマートとローソンのみ。
0時過ぎにローソンに寄った時はおにぎりなどほとんど残っていない状態でした。

尾白渓谷駐車場にはトイレあり。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは駐車場売店前にあります。
梯子の連続。岩場、鎖場もあるので危険は全くないとは言い切れません。
予約できる山小屋
七丈小屋
こんな時間から登るなんてほんとおバカです。
けれど、やるっきゃない。
前回の下見はすごく役に立ってる。
こんな時間から登るなんてほんとおバカです。
けれど、やるっきゃない。
前回の下見はすごく役に立ってる。
前回より17分短縮。
前回より17分短縮。
やっと待ちに待った明るさ。
3
やっと待ちに待った明るさ。
明るいと気分も違う。
1
明るいと気分も違う。
そしてちょっとだけ朝日。
今日はそれほど天気良くないので嬉しい。
1
そしてちょっとだけ朝日。
今日はそれほど天気良くないので嬉しい。
刃渡り。明るくなってから渡りたかったので計画通り。
刃渡り。明るくなってから渡りたかったので計画通り。
鎖、雨で濡れてる。
1
鎖、雨で濡れてる。
周りが見えるっていいね。
周りが見えるっていいね。
ちょっとだけ朝日。なんだか見られてるみたいな。
1
ちょっとだけ朝日。なんだか見られてるみたいな。
シャクナゲ♪
梯子が出てきたら。。。
梯子が出てきたら。。。
もうすぐ。。。
刀利天狗。
やっぱり前回より早く登れた。
まぁ前回は体調悪かったし。
刀利天狗。
やっぱり前回より早く登れた。
まぁ前回は体調悪かったし。
ここから先が今日の挑戦。
次は五合目目指そう。
ここから先が今日の挑戦。
次は五合目目指そう。
地蔵岳のオベリスクが見える。
あそこもこないだ登った。
2
地蔵岳のオベリスクが見える。
あそこもこないだ登った。
それにしても暑いよね。
1
それにしても暑いよね。
知っていたけど、ここから下り。
でもちょっと気分転換になる。
知っていたけど、ここから下り。
でもちょっと気分転換になる。
五合目小屋跡。
甲斐駒さまはやっぱり見えないね。
あの山のずっと向こう。
甲斐駒さまはやっぱり見えないね。
あの山のずっと向こう。
汗で体が冷えて、気温も下がり、風が出てきたので寒くなる。体温調整しっかりと。
汗で体が冷えて、気温も下がり、風が出てきたので寒くなる。体温調整しっかりと。
これが黒戸尾根で一番長い梯子。
1
これが黒戸尾根で一番長い梯子。
で、これはまた次の梯子。
どんどん出てくるよ。
1
で、これはまた次の梯子。
どんどん出てくるよ。
急登だね。
そしてまた梯子。
そしてまた梯子。
また梯子。
でもそれほど嫌になってない。
また梯子。
でもそれほど嫌になってない。
梯子の連続。
手袋が濡れて気持ち悪い。
梯子の連続。
手袋が濡れて気持ち悪い。
これは垂直な梯子。
1
これは垂直な梯子。
そしてまた別の梯子。
梯子ばかりの写真でごめんなさい。
でも同じ梯子は写してませんw
1
そしてまた別の梯子。
梯子ばかりの写真でごめんなさい。
でも同じ梯子は写してませんw
やっと七丈小屋だぁぁ♪
やっと七丈小屋だぁぁ♪
さー、次行ってみよう〜。
さー、次行ってみよう〜。
すぐ近くの第二小屋。
すぐ近くの第二小屋。
第一テン場。
梯子ぉ。
いくつ目だろ?
梯子ぉ。
いくつ目だろ?
急登。この繰り返し。
急登。この繰り返し。
ヤマレコでもよく見かける被写体。
1
ヤマレコでもよく見かける被写体。
雲海。。。
八合目御来迎場。
八合目御来迎場。
ツガザクラ。
岩場が出てきた。
岩場が出てきた。
鎖も。ステップがあるのでありがたい。
鎖も。ステップがあるのでありがたい。
一旦緩やかになり。。。
一旦緩やかになり。。。
またステップ岩場。
雨なので滑りやすい。
またステップ岩場。
雨なので滑りやすい。
ハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ。
岩場と鎖の連続。
岩場と鎖の連続。
どこに足を置いたらいいのか。。。迷ったり。。。
どこに足を置いたらいいのか。。。迷ったり。。。
岩場を登る登る。
1
岩場を登る登る。
大面神。。。最後なんて書いてあるんだろ?
大面神。。。最後なんて書いてあるんだろ?
剣が2本刺さってる。
1
剣が2本刺さってる。
ガスで先がよくわからない。もうすぐなのかな?
ガスで先がよくわからない。もうすぐなのかな?
イワウメちゃん。
イワウメちゃん。
駒ヶ岳神社本宮。
山頂まであと少しっ。
駒ヶ岳神社本宮。
山頂まであと少しっ。
山頂着いたよぉ〜。
嬉しくて泣きそう。。。
でもまだ帰りがあるからぐっと我慢。
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山頂着いたよぉ〜。
嬉しくて泣きそう。。。
でもまだ帰りがあるからぐっと我慢。
やったーっ!
やったよ〜っ!
ガスで何も見えないけど登れただけで嬉しい。
2
ガスで何も見えないけど登れただけで嬉しい。
三角点。
やっと来れたね〜。
2
やっと来れたね〜。
ほんとに5時間半で帰れるかな。
不安だらけ。
ほんとに5時間半で帰れるかな。
不安だらけ。
慌てずゆっくり帰ろう。
慌てずゆっくり帰ろう。
どんどん人に抜かれますがwww
どんどん人に抜かれますがwww
ユリだよね。。?
登りに比べて花を愛でる余裕がちょっとある。
登りに比べて花を愛でる余裕がちょっとある。
みんなどんだけ速いの?っていうぐらい追い抜かれる。
みんなどんだけ速いの?っていうぐらい追い抜かれる。
イワカガミ。
幻想的。
ちょっと晴れてきたような。。。
1
ちょっと晴れてきたような。。。
八合目御来迎場でレインウェアを脱皮。
八合目御来迎場でレインウェアを脱皮。
まだ八合目か〜。
まだ八合目か〜。
鳳凰三山は今日結構見えてるね。
4
鳳凰三山は今日結構見えてるね。
明るくなってきたなぁ。明日は晴れなんだろうなぁ。。。
明るくなってきたなぁ。明日は晴れなんだろうなぁ。。。
やっとのこと七丈小屋のテン場まで下りてきた。
1
やっとのこと七丈小屋のテン場まで下りてきた。
絞られたような木。
絞られたような木。
七丈小屋まで下りてきた。
休憩。
七丈小屋まで下りてきた。
休憩。
ゴゼンタチバナ。
1
ゴゼンタチバナ。
高度感ありあり。
高度感ありあり。
梯子は厄介かなと思ってたけど、それほどでもない。
梯子は厄介かなと思ってたけど、それほどでもない。
垂直の梯子。
下は結構怖いなw
垂直の梯子。
下は結構怖いなw
また抜かれましたよ〜。
また抜かれましたよ〜。
やっと日が差してきたね。
やっと日が差してきたね。
ここまて来れば刀利天狗まであと少し。
ここまて来れば刀利天狗まであと少し。
刀利天狗。
前回と同じ場所でゴリラポッドで撮影。
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刀利天狗。
前回と同じ場所でゴリラポッドで撮影。
曇り天気のせいか、それほど暑くないね。ここは。
曇り天気のせいか、それほど暑くないね。ここは。
これ、、、何ですか??
1
これ、、、何ですか??
あとはひとすら歩いて下る。。。
足の裏が痛くなってきました。
あとはひとすら歩いて下る。。。
足の裏が痛くなってきました。
やっとやっと笹の平。。。
もう膝が痛くて痛くて。。。
やっとやっと笹の平。。。
もう膝が痛くて痛くて。。。
ギンリョウソウだ〜♪
生で初めてお目にかかりました。
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ギンリョウソウだ〜♪
生で初めてお目にかかりました。
最後の力を振り絞ってやっと吊り橋まで帰還。。。
疲れよりも。。。膝が痛い。。。
1
最後の力を振り絞ってやっと吊り橋まで帰還。。。
疲れよりも。。。膝が痛い。。。
達成感より膝が痛い(苦笑)
でも黒戸尾根制覇したんだよー。
お疲れ様自分〜。
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達成感より膝が痛い(苦笑)
でも黒戸尾根制覇したんだよー。
お疲れ様自分〜。

感想

【プロローグ】

前回5月に下見登山で刀利天狗までは登っていたので、本番をいつ決行しようかず〜っと機会を窺っていました。
3連休の真ん中なら前日ゆっくり体を休めて臨めるということで、天気もそれほど悪くないし、よし決行っ!
と思ってレンタカーを借りてたはずが。。。
当日(土曜)になって日付けを間違えて車を借りていたことに気づく。
気づいたの。。。借りる1時間前。
しかも間違えて借りてたの7/28です。
なんでそんな日に借りたのか自分でもわからない。
慌ててレンタカー屋に電話して事情を説明して空車があるかどうか訊いてみる。
どうにかこうにかいつもの車を用意してくれることになって一安心。。。
レンタカー屋さんいつもいつも本当にすいません。。。

14日土曜の22時に横浜を出発。
首都高を走っているとパラパラと小雨が降ってくる。
ぅ。。。
甲府あたりになるとさらに雨は降ってくる。
なんで雨なのよ〜。
曇りの予報だったのに〜。。。
やっぱり梅雨だから??
お願いです。駐車場に着くまでには止んでください。

15日日曜の1時前に駐車場に到着。
一旦止んだと思われた雨は一層激しく降ってきた。
「どうする?」「どうしよう。。。」
明日、月曜の方が本当は天気は良かった。
けれど翌日出勤する旦那さまのことを思えばそうも言ってられない。
「やめとく?帰る?」なんて言葉も出たけれど、しばらくすると雨は止んでくれた。
しばらく考えて、「行こう」と決断する。

【登山口〜笹ノ平】
午前1時半。
こんな時間から登る人なんていやしない。
みんな車中やテントでスヤスヤおやすみ中。
神社まで歩き、参拝して登山の無事を祈って出発。
ナイトハイク。。。
もう何度目だろう。

少し前に尾白渓谷付近で熊が出没して人が襲われたというのがニュースになっていたので暗闇の中、熊鈴を鳴らしながら登って行く。
前回偵察で登ったからできること。
怖いという感覚は特に無い(麻痺してる?w)ですが、白い蛾がヘッデンに向かって飛んでくるのがとても厄介でイライラしました。
加えて、雨が上がったばかりのせいか湿気が半端ない。
深夜なのに汗だくになりながら登ります。

【笹の平〜刀利天狗】
笹の平で小休憩を取り、すぐまた出発。
前回よりちょっとだけ速く登れてます。
この湿気が無ければもっと快適に登れたと思うのだけど。。。
私は湿気に非常に弱い。
靄がかかってはいますが、ありがたいことに雨は降って来ない。
でも葉っぱに雨粒が当たってるような音がしていたのでもしかしたら少し降っていたものの生い茂る木々の葉が雨避けになっていたのかも。
鳥たちのさえずりが聞こえると何故か安心する。
無事に朝がやってきた気がする。
計画通り刃渡りの手前で明るくなってきた。
雨は降っていない。雲は多いものの鳳凰が少し見えている。
刃渡りを通過し、梯子もこなして前回のゴールだった刀利天狗に到着。

【刀利天狗〜七丈小屋】
少し休憩。
ここからが今回の核心部。
しばらくなだらかな道を歩いた後、下る。
たまに下るのもいいけど、帰りは登らなきゃ。。。
登れるかなw
五合目小屋跡で少し休憩していると寒くなってくる。
風も少しある。
やはり歩いていないとダメだね。
ここから先、梯子や急登の連続。
長いものから、垂直なもの、高度感たっぷりなもの、いろいろな梯子が出てくる。
嫌になるほど梯子が出てくると聞いていたけど、こういうの嫌いじゃない。
下りはどうかわかんないけどw
途中で単独の可愛らしいおじさんを追い抜く。

【七丈小屋〜山頂】
七丈小屋に着いてトイレ休憩。200円。
トイレは水場の向こうにあります。
休憩していると先ほどのおじさんがやってきたので声をかけてみる。
昨日五合目小屋跡でテントを張ったらしい。
今日は北沢峠まで行く予定と。
縦走なんだ。いいな〜。
小屋を出発するとすぐに第二小屋。
そしてその後に第一テン場。
その少し上に第二テン場があります。
テン場からの眺めは良さそうでした。
続いて梯子と急登が続きます。
テンポよく登って行ける。
八合目御来迎場雨が降ってきたのでレインウェアを着込む。
とうとう降ってきた。
風も時折強く吹く。
どうか山頂へ無事に辿りつけますように。
ここまで来たのに風雨で撤退なんて受け入れられない。
大きな岩場も出てくる。
鎖場も。
ステップがあるのでそれほど苦労しなかったけれど、2箇所ほど
「これ下りのとき大丈夫??」と思ってしまう岩場があった。
剣が2本刺さっている岩を超えると頂はもうすぐ。
駒ヶ岳神社本宮を通過するとガスの中人の声がする。
山頂だ。
北沢峠から登ってきた人たちがたくさん山頂にいた。
黒戸尾根を登っての甲斐駒ヶ岳の山頂。
嬉しくて涙が出そうになった。
けれどまだ終わってない。無事下山するまで涙は取っておこう。
って、、、本当にこれからまた長い長い黒戸尾根を下るのかと思うとテンションが下がる。
楽して北沢峠から帰りたいとチラっと思ってしまう。
でもそんなことしたらせっかく苦労して登ってきた意味がなくなる。

【山頂〜七丈小屋】
山頂からの景色はガスで何も見えない。
人も増えてきたし、風があるのでゆっくり休む場所がない。
少し下って駒ヶ岳神社本宮で休憩することにする。
下っていると、黒戸尾根を登ってきた2人連れの男の人に
「黒戸日帰り?すごい!写真撮らせてもらえる?」と言われる。
睡眠ゼロで目の下に大きなクマがバッチリあるのにぃ〜。
なので後ろ姿だけ提供する。
ん? なんだか見たことがあるような。。。
もしかしてヤマレコで???
(帰宅後、ヤマレコを見るとやはりそうでしたw kenpapaさんでした。)
もう山ガールという年齢でもないのにこんな格好しててごめんなさいw

駒ヶ岳神社の祠のそばで風を避けながら休憩する。
主にシャリ補給。
山頂での滞在を合わせると30分弱休憩してました。

ゆっくりもしていられないので下山に入る。
途中あの単独の可愛らしいおじさんとすれ違う。
かなりしんどそうだった。
荷物も多いしね。
「ゆっくり行くよ。」とにっこり笑うおじさん。
「お気をつけて〜。縦走楽しんでください。」とお別れする。
結構沢山の人が黒戸尾根を登ってくる。
日帰りの人も小屋で泊まってた人も色々。
それにしてもこんなに人が多いなんて。
山と渓谷の今月号で特集が組まれてたけど、まだそのせいじゃないと思う。
下っている合間にもいろんな人に追い抜かれました。
トレランの人だけでなく普通の登山者にも。。。(普通じゃないかw)
みんなどんだけ元気なの?

登りの時に懸念していた鎖場の下り。
下りの方が容易かったという。。。
それほど高さはないのでそれほど心配することはなかったです。

【七丈小屋〜笹の平】
小屋に着くと、またトイレ拝借。
水も補給します。
ここのお水は美味しい♪
15分ほど休憩して出発。
とにかく慌てず無理のないペースで下ることにする。
たとえどんなに多くの人に追い抜かれても〜♪
時間も予定より早いし。大丈夫。
慌てて足でも痛めたら帰れなくなる。(^^;

五合目小屋跡辺りの登りはちょっときつかった。
でもずっと下るよりはマシ。
やっと刀利天狗に着き、休憩。
今回は結構休憩を入れてます。
すぐにガソリンが切れちゃうので。。。燃費悪い。。。
長丁場だから仕方ないね。

刃渡りで登ってくる3人組の女性パーティとすれ違いざまに挨拶する。
日帰りですか? 何時に出たんですか? すごいっ。
と言われるものの、私たちよりずっと遅くに出て、下りで風のように追い抜いていったツワモノがどれだけいることか。。。(苦笑)

刃渡りを過ぎてWストックのお世話になる。
足の裏と膝に痛みが出て来ていた。
痛みに耐えながら下る。
それでも今日は旦那さまが頑張ってるのがすごい。
七丈小屋からはほとんど私の前を歩いてる。

【笹の平〜登山口】
笹の平で休憩。
膝が痛い。こんなに痛いのは初めてかも。
顔を歪めながらの下山になる。
あと1時間半となっていたけど、そんなに耐えられるかな。。。
とにかく笹の平からが長い。
でも今日だけは「こんなに登ったっけ?」とはさすがに思わない。
こんなに登ったのだ。
今日はしっかりと覚えてる。
こんなに登ったから下りは長い。
数人に追い抜かれる。
こんなに追い抜かれるのも珍しい。
そんなに私たちって遅いの??と思ってしまいそうになる。
最後の下り。
また後ろから熊鈴の音が近づいてくるのが聴こえる。
ラストスパート。
もう追い抜かされたくない。
あと少し。
激痛の走る膝でスピードを速めて下り、やっとのことで登山口に戻ってきた。

【エピローグ】
神社でお礼参りをして駐車場へと歩く。
なぜか晴々とした気持ちはあまり沸いてこない。
ただただ疲れた。足痛い。終わったという感覚。
せっかく山頂で泣くの我慢したのにな。。。
 
駐車場の売店でバッジを購入。
痛む膝のまま運転して帰る。
帰り道。。。高速渋滞にはまって帰宅できたのが23時半。。。
もうクタクタです。

【まとめ】
さすが黒戸尾根というか。。。
日帰りのツワモノが予想以上にたくさんいました。
しかもみんな健脚で。
下りで多くの人に追い抜かれて、なんていうか、、、少し悔しい思いが残った山行でもありました。
時間じゃない。速さじゃないとは言いますが、正直悔しい。
じゃ、また挑戦する?
と言われても、「登りはいいけど下りは嫌だw」というのが今の気持ちです。
1つ思ったのが、今回甲斐駒ヶ岳に登頂したはずなのにその実感があまり無いということ。あんなに苦労して登ったのに???
甲斐駒に登ったという意識よりも、黒戸尾根を完登したという気持ちの方が強いのです。なんだかな〜ww
良いのか悪いのかよくわからないw
なのでまたいつか甲斐駒に登る時は北沢峠から登ってみたいです。

【目安】

  体力度 ★★★★★★★
  危険度 ★★     (鎖場や梯子多数あり。)     
  整備度 ★★★★   
  眺望度 ★★     (ガスってなければもっと良し)       
 山スカ度 無いでしょう        



※上記は、2012年7月15日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します







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コメント

mizutamariさん、yukidamari さん、おめでとうございます。
とうとう、行かれたのですね!

黒戸尾根、、、目標、あこがれ、でもありますね。

次は、早月ですかねー。

今後もあくなき弾丸登山、応援してます。
2012/7/18 10:47
ricalojpさんへ。(´∀`)
ありがとうございます。
とうとう行ってきました。
かなり時間かかっちゃいましたが、満足です。
早月尾根。。。は、無理ですw
登山口に行くまでが遠すぎるような。。。
2012/7/18 16:32
準備播但、日帰り成功おめでとうございます!
第一テント場左端で赤のテント張ってた者です、前の記事から見てました。

日曜の朝どこか山頂近くですれ違ってるようですね、しかし日帰りとはとても根性ありますね!
今回は某サプリは飲んだのでしょうか?((笑))

ご夫婦で同じ登山趣味とは良いですね〜これからも仲良く登ってください。

上の方も書いてますが、ぜひ次回は早月尾根に行ってください、登り甲斐ありますよ〜!
登り口が遠いとは思いますが高知県よりは近い((笑))!

去年八月に日帰りしましたが、ガスで山頂は視界没、おまけに下山で雨に降られ沢こぶり状態でさんざんでした(ToT)/~~~、天気の良い時に再挑戦したいと思ってます。
2012/7/18 22:41
nekojigenさんへ。
おはようございます。
コメントありがとうございました。^^
高知からだったんですね。
すごいっ!

写真に写ってた端の赤いがnekojigenさんのテントみたいですね。
おそらく時間的にテン場〜八合目御来迎場ですれ違ってるのかな〜。と思われます。^^

サプリメントは、、、今回は飲んでいないですw
私は効果が無いとわかったので一度きりで飲むのやめましたw

早月尾根のリクエストがまたwww
剣岳は時間的には今回と同じようですが、技術的にはどうなのかな〜と思います。
まだまだですから、わたしたち。
剣岳ってなんだか怖いイメージです。
いつか行けたらいいのだけど。。。
夢の一つにしておきます。
2012/7/19 10:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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