ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2076107
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

初秋の八丁平を行く《京都北山の高層湿原》

2019年10月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
mikimiki その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:10
距離
15.0km
登り
1,379m
下り
1,265m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:07
休憩
0:41
合計
7:48
8:53
5
9:05
9:06
93
10:39
10:46
35
11:21
11:21
54
12:15
12:15
83
13:38
14:10
151
16:41
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
〈最寄駅〉
・登山口-〈京都バス〉7:45発 出町柳駅前〜坊村
・下山口-〈京都バス〉17:37発 大悲山口〜出町柳駅前
コース状況/
危険箇所等
〈道の状況〉
坊村に到着、鎌倉山登山口へ
安曇川の流れ。
3
坊村に到着、鎌倉山登山口へ
安曇川の流れ。
鎌倉山山頂。
千年杉。
沢山の緩やかな支尾根と谷。
5
沢山の緩やかな支尾根と谷。
紅葉と緑の針葉樹。
3
紅葉と緑の針葉樹。
ブナ林の尾根を行く。
4
ブナ林の尾根を行く。
オグロ坂峠に到着。
久多、八丁平、峰床山の分岐。
オグロ坂峠に到着。
久多、八丁平、峰床山の分岐。
八丁平の湿原を流れる川。
4
八丁平の湿原を流れる川。
木橋を渡り湿原を散策。
1
木橋を渡り湿原を散策。
湿原の南東の散策路にて
峰床山の頂から連なる尾根。
6
湿原の南東の散策路にて
峰床山の頂から連なる尾根。
湿地に群生するイワヒメワラビ。
2
湿地に群生するイワヒメワラビ。
散策路を行く。
本格的な紅葉はもう直ぐ。
3
本格的な紅葉はもう直ぐ。
カエデやモミジが色づき始めている。
2
カエデやモミジが色づき始めている。
赤いズミの実。
クラガリ谷に到着。
1
クラガリ谷に到着。
峰床山に到着。
峰床山山頂のケルンと二等三角点。
点名「久多村II」二等三角点。標高969.9m。
2
峰床山山頂のケルンと二等三角点。
点名「久多村II」二等三角点。標高969.9m。
峰床山山頂にて
記念撮影。
7
峰床山山頂にて
記念撮影。
峰床山山頂にて
南側に皆子山。
1
峰床山山頂にて
南側に皆子山。
峰床山山頂にて
比良の山脈。
4
峰床山山頂にて
比良の山脈。
俵坂歩道を下る。
1
俵坂歩道を下る。
俵坂歩道の出発地点
木橋と寺谷川。
2
俵坂歩道の出発地点
木橋と寺谷川。
寺谷川の清流。
林道に咲く花々。
2
林道に咲く花々。
林道に咲く花々。
2
林道に咲く花々。
苔むした茅葺の民家。
4
苔むした茅葺の民家。
林道に咲く花々。
2
林道に咲く花々。
林道に咲く花々。
1
林道に咲く花々。
林道に咲く花々。
6
林道に咲く花々。
林道に咲く花々。
2
林道に咲く花々。
花背大悲山口バス停に到着。
1
花背大悲山口バス停に到着。

感想

峠の向こうに山里があり、その奥にまた山がある。
京都北山でも最も奥深い山の一つが「峰床山」です。
頂上直下にある高層湿原の「八丁平」もこの山を特色づけている。
今日のコースは「坊村」から「鎌倉山」へ、鎌倉山から「千年杉」を通り「オグラ坂峠」まで尾根道を進みます。更に「八丁平」を散策し、「峰床山」そして「大悲山口」までの縦走です。

坊村から鎌倉山までの登山道は荒れていないので、普通に1時間40分ほどで山頂に着くことができます。

鎌倉山からオグラ坂峠までの尾根道は緩やかなアップダウンを繰り返しながら続いている。
主尾根の左側には沢山の支尾根が伸び、迷い易いので地図をこまめに確認することが大事です。また、昨年の台風による倒木の被害と登山者が少ないのか尾根道は益々荒れてきている。
春はシャクナゲなどの花が咲き、鮮やかな新緑は生命の伊吹に満ち溢れています。
この時期、初秋の尾根道はミズナラ、クリ、ブナなどの広葉樹が処々で紅葉していますが、これから紅葉の最盛期を迎えようとしています。
そして本格的な紅葉の秋を迎え、更に樹木は一切の無駄なものを削ぎ落し厳しい冬に向けて準備をしているように、ひっそりと静かに佇んでいます。

昼過ぎにオグロ坂峠に到着する。
「オグロ坂峠」は切り通しのV字型の峠で、中央には小さな祠が置かれている。久多、八丁平と峰床山の分岐点です。
峠から六尺道を下り、八丁平を前にして中村乗越で昼食を摂り、暫らく休息する。

昼食後、八丁平を周遊散策する。
「八丁平」は南に峰床山を配置、その直下の盆地状の谷間に拡がる平坦な高層湿原です。
その名前の由来は湿原の周囲が八丁あることから呼ばれている。
広大な湿原のなかの植物や動物は保護され、散策路には木道が設置されている。
湿原のなかの小川の清流は時間を超越したかのようにゆったり動いている。
川面には紅葉したカエデの葉が浮かび、オオミズゴケやイワヒメワラビが群生している。
ミズナラ、クリ、トチノキ、ホオノキ、カエデの落葉広葉樹やヒノキ、モミの針葉樹が巧みに配置されている。

八丁平の散策を堪能し、「クラガリ谷」から峰床山に向かう。
13時過ぎから14時過ぎまで「峰床山」山頂でゆっくりと過ごす。
山頂は風もなく暖かいが厚い雲に覆われ暗い。
本来なら展望が良く北山や比良の山が一望できるのだが、今一つ判然としない。
結局、今日は一日中こんな天気。下山口付近に来てようやく青空が拡がり明るくなった。
下山口のバスの時刻までに時間あるので、最後までゆっくりと歩くことにした。

峰床山山頂から「俵坂峠」に向かう。
峠から急坂の「俵坂歩道」を下る。
寺谷川に合流すると、そこからは川沿いに平坦な林道をひたすら歩く。
大悲山「峰定寺」を通過して最終バス時間の約1時間前に「大悲山口バス停」に到着する。

待ち時間を利用してバス停横の蕎麦店に立ち寄り、ビールで乾杯、美味しい山菜そばをいただく。すでに谷間の待合は日が沈み暗闇に閉ざされ家路を急ぐ。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2184人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら