槍ヶ岳
- GPS
- 12:01
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,233m
コースタイム
天候 | 晴、山頂付近はガス、下り途中で雨、下界晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道中は赤テープがしっかりあり。飛騨沢上部は広いので赤テープが見つけにくい場所もあるが、赤テープに従うと、3回ほど雪渓をトラバースする必要があった(千丈乗越経由のほうが歩きやすかったかも)。穂高平小屋へのショートカットは岩が苔むしており滑りやすい(下りでこけた) |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
ディスカバリーチャンネルでドーバー海峡を水泳で横断する話を見た。遠泳中のエネルギー源として、事前にさんざん飲み食いをして7キロ体重(脂肪)を増やすとのことであった。なるほど、山でもロングコースでは事前に脂肪を蓄えればいいと思った。さっそく3連休の初日、二日目は宴会だったのでさんざん飲み食いをした(ちなみに前日の金曜日も飲み会)。三日目は家族サービスであったが、外食をしたりで(夜ごはんもたらふく食べた)、2キロの体重増加を達成した。
連休翌日は会社が休みであったので、いくつかのロングコースの候補の一つである槍ヶ岳に行くことにした(丹沢主稜縦走のリベンジも考えたが、下界では真夏日であり比較的標高の低めの丹沢は暑いだろう。涼しそうな場所がいいな)。
今回は蓄えた体脂肪の他、運動で体脂肪を燃やすとの触れ込みのスポーツドリンク、アミノバイタル(ゼリー)を3個、行動食用のレーズンバターロールパン(6個入り)薄皮つぶあんパン(5個入り)を用意した。
夜中の3時少し前に新穂高温泉の駐車場に到着したが、眠いので、30分だけということで、携帯の目覚ましをセットして寝ることにした。とはいうものの、結局
寝れずに、周囲も活動をはじめており、3時過ぎには出発を決意し、準備をはじめた。
駐車場は3時40分ごろに出たが、周りはまだ暗いためヘッドランプを装着した。林道を進むと徐々に明るくなり、途中からヘッドランプは不要となった。途中のショートカット道の入口には気づかずに車道をすすんだ。穂高平小屋に到着したときちょうど右手から人が現れた、聞くとショートカットの道を来たとのこと。帰るときに通ってみようと思い、さらに進んだ。白出沢出合からは山道になるので、休憩とともに、第1回目の行動食をとり、アミノ酸入りのスポーツドリンクも1本飲んだ。いつもは行動食を食べる習慣は無いが(そのため後半はいつもヘロヘロ状態)、今回は少し長いコースなので積極的に食べることにした。ペースも後半のことを考え、やや抑え気味にとした。滝谷出合で第二回目の行動食+アミノバイタルゼリーを食した。その後槍平小屋でも行動食をとり、千丈乗越の分岐まで順調に進んだ。今日は思いのほか足が軽い、これも蓄えた脂肪エネルギーのたまものかと思った。ここでも行動食と二つ目アミノバイタルゼリーを食した。ここで下ってきたひとに道の状況を聞くと飛騨乗越経由の道は歩きにくいとのこと。ただしこっちのほうが近いだろうとのことだったので、そのまま飛騨沢をすすんだ。
赤リボンを目印にすすむと、左右にかなりジグザグであり、3回ほど雪渓をトラバースすることになった。雪渓はキックステップで難なく通過はできたが、足にダメージが蓄積した(隣の芝生は青く見えるではないが、千丈乗越を行くべきだったかなぁとやや後悔)。3回目の雪渓トラバースは少し長めだったので、念のために持ってきた軽アイゼン(土ふまずのところだけのやつ)を装着してみた(子どもや同行者に貸したことはあったが、自分が装着するのは初めて)。アイゼンを付けたので、これで大丈夫と、大胆に一歩進むといきなりスベル。効きはいまひとつ(歯のないつま先で歩いちゃったからね)。重いけどやっぱり本格的なアイゼンがいいなと思う(ちなみに自分のアイゼンはワンタッチなので軽登山靴には付けられないのだが)。雪渓歩きなんかでペースダウンしたところで、沢の下からガスが上ってきた。風がとっても冷たいので、かなり悩んだが(雨具を濡らしたくないから)雨具を上着として着ることにした。飛騨乗越に到着すると、ガスの向こうに槍の穂先がやっと見えた。登山途中に山頂が見えるとモチベーションが下がる人にはお勧めのコースかもと思いながら進み、槍ヶ岳山荘に到着する。ここで休憩とともにまた行動食をとると、急にガスがはれて、槍ヶ岳が見えた。さっそく登り始め約15分ほどで山頂に到着。ここで、メール送信(電波状況がいまひとつ)、20分ほど滞在し下山。槍ヶ岳山荘前のベンチでしばし休憩したのち下界に向け出発。下りは千丈乗越経由で下るつもりであったが、何も考えずに気づいたら飛騨乗越まできてしまった・・・。アミノ酸の過剰摂取ではと思いつつも(本日の摂取量トータル9000mg)途中で3個目のアミノバイタルゼリーを食した。途中で雨が降り始め、ここで雨具を着るか悩んだが、天気予報で、午後は大気が不安定になり雷雨の恐れありと言っていたのを思い出し、濡らしたくは無かったが、一度しまった雨具を着た。雨もさほど降らず、下のほうでは晴間が広がりサウナスーツ状態となった(帰ったら、洗濯かぁ・・・)。
穂高平小屋からは待望のショートカット道を進んだが、少し険しい。苔むした岩でスベった(ヘッデン登山では危ないかも)。
ところで、今回は思いのほか足取りも軽く、膝も痛くならず、バテることもなく、靴ずれ、足のマメもできず(運転で腰は痛くなったけどね)、脂肪を蓄えた効果絶大か!と思ったが、冷静に考えたら、別に脂肪を蓄えなくても、途中休憩と行動食をマメにとればいいんだよなとの結論であった(アミノ酸も効果があったかもしれない)。
はじめまして。ANZNと申します。
レコの記録を拝見したところ、時間的にあの時お会いした方ではないかと思い、コメントさせてもらいました。
同日同ルートで槍ヶ岳日帰りをしていた者です。
休憩の度に何度かお見かけしたと思います。
黒っぽいザックを担いでました。
あの日は、もうちょっと展望が良いと思ったんですけど、稜線はガスであんまりでしたね。
長距離の歩行と運転、お疲れ様でした!
ANZNさん、先日はお疲れさまでした。
現在下名筋肉痛です 。
距離は長かったですけど、道も整備されていて、思いのほか歩きやすいコースでしたね。
このコースを日帰りだったので、もしかしたらと思いましたが、やっぱりヤマレコユーザーさんでしたね。
では、またどこかでお会いできることを楽しみにしています。
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