ついに山行・中山道7日目 安中(磯部)-松井田-碓氷峠-軽井沢
- GPS
- 06:50
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 321m
コースタイム
10:45 松井田宿
12:00 横川駅(釜飯昼食)12:40
13:15 坂本宿
13:35 碓氷峠道入口
15:00 山中茶屋跡
15:45 碓氷峠(力餅でおやつ)16:10
16:40 軽井沢宿(アイスでおやつ)
16:45 旧軽井沢ロータリー
天候 | 霧雨 最高気温19℃台 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
磯部駅からスタート地点旧中山道まで1.720分 ゴール軽井沢ロータリーから軽井沢駅前経由、ペンションまで2.950分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
碓氷峠道以外は歩きやすい道で問題ない。歩道があったり、道幅がある、車少ない。 碓氷峠道の入口(標高550mくらい)は東屋があってわかりやすい。 赤土の上に落ち葉や礫岩や火山灰が乗った滑りやすい道だが、1200mくらいまで登るにしてはなだらかで歩きやすい。 途中、史跡などに案内看板がたくさんあり、「安政の遠足」「落石注意」などが道を示してくれて迷わない。 刎石山はねいしやま、子持山なども巻いてくれるので、平坦な尾根道も多い。 急登になると狭く、両側から笹や草が迫ってくる。クモの巣も多い。 熊よけ鈴は必須。 子持山で右「安政の遠足」左何もなしの分岐がある。左の道(山中坂)を進んだが荒れていて辛かった。 頂上は熊野神社があり、少し手前から道が広くなる。峠はトイレや茶屋がある。バスは天気が霧なので運行していなかった。 車道を下ったが、沢を挟んだ尾根道の遊歩道があるようだ。 軽井沢は宿が高いと聞いたので、駅から少し離れた「ペンション グランマーム」を前日に予約した。ほぼ貸切で居心地がよかったが、夕食は外で食べてくることになり、店探しに苦労。 いちばん近い店が「フレスガッセ 手造りハム」。テレビに出たこともあるようで、客が切れなかった。なかなかおいしかった。 参考図書 「中山道を歩く旅」(山と渓谷社) |
写真
感想
9:30 磯部駅に降り立って、「寒い!」しかも霧雨? 碓氷峠大丈夫か!!
涼しいので楽に進める。登り基調だけど、ちゃんと走れる。
ゆっくりゆっくり走るので、コースタイムは歩くのとほとんど変わりない。
荷物が5kgあるので、肩が凝る〜
時折雨が強くなるが、ほとんどがミスト、涼しいくらいでよい。1、2回傘を差した。
前回下りながら「ここ登るのはきついな」と思った愛妻橋も、ちゃんと走れた。
9:55 中山道に入り、古い家屋や道の曲り、道祖神、庚申塔などを見ながら進む。
10:40 松井宿本陣跡通過。線路を渡ったり戻ったり、細かい分岐が難しい。松井田宿を出たところでどうやら碓氷川を渡って戻る道があるらしいが、早く曲りすぎて、犬に吼えられるし藪に入ってしまい、線路を渡ってもとの道に戻った。こういう時調査不足で冒険ができない(><)
本に従って山沿いに進む。
茶屋本陣付近の家の前に小学生が多数いて、「頑張ってくださーい」と言ってくれるので「ハーイ、頑張るよー」と応えたら、ウケタ。本陣の写真取るの忘れちゃった。
そのあとチラッと山に入り、夜泣き地蔵と茶釜石に出る。ほんとに「カンカン」と高い音がした(@@)
12:00 お昼のサイレンがなり、横川駅。登山カード入れがあったので念のため入れておく。朝ごはんが、ラッシュと重なって、高崎駅からこっちで食べた(9:15)ので、食間が短いが、今後釜飯屋がないと困るので、迷ったけどここで食べることに。いろいろな具が乗っていておいしかった。添えてあるパックの漬物もよかった。持ち帰れないのが残念。12:40出発。
13:00 上信越道の高架下にきれいなトイレ。
13:15 坂本宿に入り、町並みを楽しむ。というか、整備中のようである。自販機があったので、飲料を山用に整えた。
ここでびっくり、持って来たコンバチューブ(ペットボトルをハイドレーションにするチューブ)のストロー(ペットボトルの底から吸えるようにするアダプター)を忘れてきて、無用の長物と化した! リュックの底にしまう…
13:35 登山口のあずまや到着。大きな木を取り除く作業中。舗装道へ通してくれようとするけど「その山道に入りたいのですが」と言って入れてもらう。
そのあとは、聞きしに勝る楽しい峠越え。一人は心細いけど、すっごく楽しかった! 先行者がいるかと思ったが、クモの巣の具合ではあまりいなかったかも。登りがこんなに楽しい登山があるとは思わなかった。道が「いかに楽に登山させるか」というつくりなので、だいぶ走れてしまった。名所や史跡が次々現れるのも気が紛れてよかった。
2回くらい雨脚が強まって、頭上の葉がものすごい雨音を立てたが、それでびしょぬれになるようなこともなく、抜けることができた。
15:45 距離の割に疲労感なく峠へ。力餅は5種類あって、1種類10個の皿は450円。迷っていたら「5種類で500円のがありますよ」と言われ、それをいただく。味に変化があってとてもおいしかった。黒ゴマ、黄な粉、おろし、胡桃、あんこ。古漬けが2切れとお茶付き。お茶お代わり可。子どもにありがたい手ぬぐいの土産買って、軽井沢へ。16:06
軽井沢までのアスファルトの下りはなかなかきつかった。紐をきつく締めなおしたのでだいぶよかったけど、足の裏がつりそうだった。たった20分足らずだったのに。
16:25 矢ケ崎川にかかる橋付近にトイレ。ほどなくB・ショー像と芭蕉の句碑。すぐにつるや旅館があって、旧軽井沢に入る。
16:40 甘いものがほしくなりハチミツソフト300円。そしてロータリーで本日の終点ゴール。16:50
宿にはビール自販機あるだろうか、軽井沢駅で食べ物買おうか、悩みながら宿方面へ。途中にレストランとかあるけど、汗だくなのであまり入れる気がしない…
宿を目前にして店が切れていることに気づき引き返す。さっき通り過ぎたいちばん近い店「フレスガッセ 手造りハム」へ。お客だろうかお母さんと元気な男の子が二人入っていく。と、お母さんはコックさんだった。肉野菜炒め(すごいボリューム)と恵比寿の中ビンを頼むと、鼻をくすぐる香ばしい香り。駅からも500m以上離れている小さな店だけど、お客さんが切れない。
宿は前日予約した「ペンション グランマーム」朝食付きで6500円。気持ちのよいやさしいオーナーさんたちである。お風呂にサウナがあったけどサウナは利用せず。ビール自販機はあった。「飲食は食堂で」とあったかもしれないけど、部屋で1本飲んだ。ベッドは調度良い硬さで寝具は柔らかかった。でも体があちこち痛くて寝た気がしない。あしたの行程をおさらいしながらも、もしかしたら即帰りかなあ。と残念な誘惑を感じながら一日を終えた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
松井田宿を出ての旧道、
「早く曲りすぎて、犬に吼えられるし藪に入ってしまい、」
たぶん、僕もここで吼えられた記憶が
そのまま真っ直ぐ行くと旧道なのですが
かなり藪だったので迂回したのを思い出しました
碓井川を渡るルート。
うーん、あったかな・・・(^^;
それはともかく
無事、碓氷峠を越えられたということで
おめでとうございます いよいよ信濃の国ですね
序盤であまり苦労するとあとが大変なので、本の通りにしてみました。あの看板の通りに行っても大丈夫だったかもしれないけど、川近くまで下りるのも大変そう… 。(橋はかなり遠回りにあるようでしたが中山道でないような)この先、交通と宿をどうしたものか…(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する