富士山(御殿場口、バースデー登山)
- GPS
- 13:23
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,406m
- 下り
- 2,400m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り夕方濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
還暦の記念として誕生日に富士山に登った時に、いつまで出来るかわからないが、毎年続けてみたいと思った。しかし日を決めて登るというのもなかなか難しく、台風に当たってしまったり、所用ができたり、はたまた他の山に浮気したりで、今回は65歳で3回目となる。一昨年同じ御殿場コースで登って頂上寸前で失速してしまい、剣が峰に到達できなかった。今年はそのリベンジということで御殿場コースに再挑戦する。
御殿場口の駐車場は他と違って満車になることもないし、規制がかかることもない。
標高が1440mしかないので人気がないのはわかるが、かえって私にとっては好都合。
ヘッデンがなくても歩ける明るさになって出発。前回の出発時間より20分早いスタート。
次郎坊を過ぎると砂が深くなってくる。砂走りのような道。下りには良いが上りだと効率が悪い。一歩進んで半歩下がる感じ。
八合目まではほぼ前回と同じようなコースタイム。問題はこれからだ。やはり高度障害が出てきたようだ。すれ違う人の顔が黄色く見える。皆顔色が悪いなと思っていたら自分の手も黄色い。駅伝の練習をしている人の足も黄色く見える。低酸素のせいなのか、気圧のせいなのかわからないが、色覚に異常をきたしている。先週の南アルプスの3000mでは何の異常もなかったので、どうやら3300mを超えると症状がでるようだ。そういえば前回もそのような症状があった様な気がしてきた。前回は呼吸が乱れてとにかく前へ進もうと必死になっていた自分を思い出した。
今回は呼吸の乱れはないので気持ち的に楽だが、身体的にはやはり重い。
どうにか御殿場口頂上にたどりついた。色覚もだいぶ黄色が薄くなってきたようだ。
昼食をとった後、剣が峰に到達、前回のリベンジ達成。お鉢巡りをして再び御殿場口へ戻り下山開始。
膝を悪くして以来、下りが苦手になってしまった感がある。リズミカルに降りられず、多くの人に抜かされる。
大砂走りも前回は駆け下った記憶があるが、今回はブレーキをかけながらおりた。
途中から濃霧になり、コース沿いのロープを目印に下った。ブル道との交差でロープが途切れているところがあり、しばらくウロウロしたが気象庁の避難小屋が見えたので位置を把握でき、直進すると再びロープがあらわれた。
何とかリベンジは果たしたが、やはり加齢による体力の衰えを感じた山行になってしまった。来年はもう少し楽なコースで登ることにしよう。
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