【鉄道】大菩薩嶺(柳沢峠〜牛ノ寝〜小菅)
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- GPS
- 09:29
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 921m
- 下り
- 1,686m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:59
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:30
天候 | 11/9日 : 晴れ ☀ 10〜14℃ 11/10日:晴れ ☀ 朝3〜昼14℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
:町田駅−八王子駅−塩山駅 (片道 JR乗車券 1,518円) :塩山駅−(山梨交通バス)−柳沢峠 (片道 800円) 【復路】 :小菅の湯−(富士急山梨バス)−猿橋駅 (片道 1,050円) :猿橋駅−八王子駅−町田駅 (片道 JR乗車券 990円) 【往路詳細】 町田6:05−6:31八王子6:35−7:49塩山8:30−柳沢峠9:20 【復路詳細】 小菅の湯14:41−15:33猿橋15:48−16:45八王子16:50−町田17:12 【登山口までの交通機関】 山梨交通バス 塩山駅〜柳沢峠(大菩薩登山口線)※11/24まで http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/daibosatsutoge/ 富士急山梨バス 小菅の湯〜大月駅 https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/190330_otsuki/otsuki-kosugenoyu.pdf ※バスはスイカ、PASMOなどICカード対応。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルートは概ね明瞭、特記すべき事項はありません。 大菩薩峠〜石丸峠までの稜線は霜解けで泥濘だしていました。 これからの時期は注意が必要だと思います。 ■トイレ 3か所 柳沢峠/丸川荘/大菩薩峠(介山荘) ※丸川荘はトイレの紙持参&お持ち帰り。 |
その他周辺情報 | ■立ち寄り温泉 小菅の湯 大人750円 (10:00〜18:00) PH9.98の高アルカリ単純泉 定休日:毎週 金曜日 0428−87−0888 ※介山荘宿泊者は割引券もらえます。 http://kosugenoyu.jp/ ■小金持ち工房 小菅の湯に隣接するお蕎麦屋さん 地元のおばあちゃんの手打ち蕎麦が食べられる。 ざるそば(並)650円 https://tabelog.com/yamanashi/A1905/A190503/19007533/ ■大菩薩峠 介山荘 2007年に改築した館内は清潔でゆっくり休める。 家庭的な雰囲気で食事も美味しい。 宿泊者はお茶、お湯の提供が無料 一泊二食付7,800円(冬季暖房費込み) http://kaizansou.jp/ |
写真
感想
ぼんやりと、秋の大菩薩嶺を歩きたいと思った。
どうせならブナ林の紅葉が美しい牛ノ寝通りと、
苔が美しいと噂の柳沢峠からの道も歩いてみたい。
最寄駅から満員の鈍行列車に揺られて塩山駅へ
今月24日が最終運行となる、柳沢峠行きのバスに乗車することにした。
紅葉も終わりかけた落ち葉の積もる柳沢峠を出発し、懐かしい大菩薩へ向かう。
高校生の時に登って以来16年ぶり、あの時は12月初旬で、
上日川峠へのバス便も終わっていたので、
裂石から丸川峠を経て大菩薩を目指した。
大菩薩嶺から峠へ向かう途中で見た富士の美しさ。
福ちゃん荘で小銭を出し合って皆で飲んだ一杯のお汁粉が
美味しかったこと…その後忘れられることはなかった。
柳沢峠から丸川峠までは高低差の無い緩やかな道で、
非常に静かで登山者が少なく、ほぼ人を見かけることが無かった。
片道4キロの所々に、苔の回廊のような美しい苔が自生していた。
丸川峠の丸川荘で珈琲を注文しながら休憩する。
噂通り美味しい珈琲だった。
丸川峠から大菩薩嶺のピークまで登ると、
山頂や雷岩では多くの人の姿に思わず唖然とする。
一瞬にして夢から覚まされたような気がした。
昼寝をしながら雲の向こうの富士山を待つが
この日は生憎見られず16年ぶりの再会とはならず……
大菩薩峠の介山荘には14時半に着いた。
小屋は家庭的で食事もおいしい。ご主人の気配りが行き届き、
快適でゆったり休めた。宿泊記念にボールペンを貰えた。
小屋からの展望は素晴らしく夜には甲府盆地、東京方面の夜景が望めた。
見事な夜景で尊仏山荘、雲取山避難小屋にも引けを劣らなかった。
翌朝は小屋から徒歩10分ほどの親不知ノ頭へ。
親不知ノ頭からの眺望は予想以上に素晴らしく
富士山が細部まで確認でき、その均整のとれた姿に息をのむ。
奥秩父や南アルプスに八ヶ岳はもちろん、東京湾や房総まで見えるとは、
予想だにしなかった…またスカイツリーや筑波山が
見ることができたのには正直驚いた。
写真には撮れなかったが…素晴らしい眺望を見ることができた。
大菩薩は日帰りで十分と思っていたが…
泊まってみないと見えない風景があるもんですねぇ。
小屋を後にして石丸峠から牛ノ寝通りに入る。
しばらくは緩やかに下りやがて静かで快適な平坦の道…確かに良い道だ。
紅葉は1400m付近から見頃で、しばしば写真を撮るために立ち止まる。
今年は台風の影響で例年に比べると色づきは悪いそうだが、
黄、紅、橙と塗りつぶしたような紅葉に見惚れてしまう。
本当にゆっくり歩いたためか、予定よりも少々遅い通過時間となり、
大マテイ山には寄らず、モロクボ平から小菅の湯に下山。
道の駅に併設された日帰り温泉施設で、
とろみのある高アルカリ泉の湯に迎えられて、十分に癒される。
晴天と紅葉と素晴らしい眺望に感謝。
思い出に耽りながら…静かな山歩きを心から楽しめる旅でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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sinosukeさん、おはようございます。
牛ノ寝通りの紅葉、素晴らしいですね!牛ノ寝通りを歩くか、小金沢連嶺を縦走するか、最後まで悩みました。
結局、小金沢連嶺の縦走を選びましたが、滝子山までは届かず、米背負峠から下山しました。富士山の眺めがとても良かったです。
ちなみに、私は、介山荘で同室だった者です。sinosukeさんの左隣に寝ていました。たいへんお世話になりました。
二日間の山行お疲れ様でした。それではまた😊
fgacktyさん
コメントありがとうございます。
介山荘では大変お世話になりました。
食堂での皆さんとの山行談話は楽しい時間でしたね。
牛ノ寝はちょうど紅葉の見ごろで、美しい紅葉ハイクができました。
小金沢連嶺からの富士山の写真も見事ですね。
次回はそちらの方を歩いてみたいと思います。
またどこかでお会いできたらお話したいですね。
お互いに安全登山で楽しみましょう!
安達太良山のレコを検索していてsinosukeさんに出会いました(?)
大菩薩は日帰りとしか考えていなかったので目から鱗。
牛の寝の紅葉
知りたいことがみな書いてあるレコでした。
ありがとうございました。
lily616さんコメントありがとうございます。
拙い文章の記録でお恥ずかしい限りです。
備忘録程度の内容ですが少しでもお役立て頂けたら幸いです。
大菩薩は私も泊まるほどの山では…と正直思っていたのですが、
介山荘(大菩薩峠)の周辺は意外なほど展望が開けていて
ご来光や甲府の夜景がよく見ることができました。
牛の寝は紅葉も素晴らしくまた再訪したいと思っています。
柳沢峠〜丸川峠のブナと苔の道はおススメです。
lily616さんもいい山旅になるといいですね。
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