島々→徳本峠→霞沢岳→小梨平キャンプ場→焼岳→明神池→小梨平キャンプ場
- GPS
- 177:30
- 距離
- 52.6km
- 登り
- 3,671m
- 下り
- 2,885m
コースタイム
06:40〜08:27 安曇支所→二俣
08:27〜11:18 二俣→岩魚留小屋(20分休憩)
11:38〜14:04 岩魚留小屋→力水
14:04〜15:06 力水→徳本峠
力水→徳本峠は単独行
[2日目]
04:36〜05:36 徳本峠→ジャンクションピーク
05:36〜08:11 ジャンクションピーク→K1ピーク
08:11〜09:03 K1ピーク→霞沢岳(15分休憩)
09:18〜09:56 霞沢岳→K1ピーク
09:56〜11:38 K1ピーク→ジャンクションピーク
11:38〜12:17 ジャンクションピーク→徳本峠(80分休憩)
13:37〜14:51 徳本峠→白沢出合
14:51〜15:48 白沢出合→小梨平キャンプ場
霞沢岳以降は単独行
[3日目]
03:34〜04:28 小梨平キャンプ場→焼岳登山口
04:28〜06:23 焼岳登山口→焼岳小屋
06:23〜07:35 焼岳小屋→焼岳北峰(30分休憩)
08:05〜08:41 焼岳北峰→焼岳小屋
08:41〜09:51 焼岳小屋→焼岳登山口
09:51〜10:26 焼岳登山口→小梨平キャンプ場
10:26〜11:44 小梨平キャンプ場→明神館(38分休憩)
12:12〜12:25 明神館→明神池(54分観光&休憩)
13:19〜15:15 明神池→小梨平キャンプ場
小梨平キャンプ場⇔焼岳ピストンは単独行、小梨平キャンプ場〜明神池周遊は子連れ
天候 | 1日目:曇 2日目:曇 3日目:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・二俣から徳本峠までの道は路肩や橋が崩壊気味のところが多数あるので注意 |
写真
感想
夏休みを利用して父との山行を検討、父が登ったことのないクラシックルート経由で霞沢岳へ行く事にした。日本アルプス初挑戦の私にとって、日本アルプスを世界に紹介したウエストンが通ったという島島から徳本峠越えのこのルートはこれ以上ない舞台だと思った。
[1日目]
06:40〜08:27 安曇支所→二俣
緩い林道を延々と歩く。所々水が湧き出ているので、水の心配はないかも。(飲めるかどうかは不明だが)
08:27〜15:06 二俣→徳本峠
ようやくクラシックルート本番という雰囲気の登山道。水量豊富の沢沿いの道をひたすら進む。ここも支流が多いので水の心配は少ないが、徳本峠への取り付き直後にある力水から先は水場がないので注意。もっと先だと思って完全に補給しなかったので、徳本峠から上高地方面の最終水場を往復して水を補給した。(空荷で往復して30分くらい)
徳本峠のテントサイトは思ったより人が多く、隣のテントのイビキまで聞こえるほど。小屋も満員だったらしく、宿泊を断られた登山者も居たらしい。
[2日目]
04:36〜05:36 徳本峠→ジャンクションピーク
昨夜は早く寝たのでその分早く出発することに。峠に泊まった人たちの中でもかなり早い部類だった。テントは張りっぱなしで良いという話だったので、テントや寝袋をデポし、higejiiさんは空荷で登る。
徳本峠からジャンクションピークはなかなか急な上り坂。所々見える眺望がせめてもの慰め。
05:36〜08:11 ジャンクションピーク→K1ピーク
ジャンクションピークから泥濘がひどくなる。幾つかのピークを越えてようやくK1ピークに取り付き。長い道のりでふと思ったがK1ピークのKとは霞沢岳のKなのだろう。
K1ピークへの登りは相当な急坂。今までのアップダウンで体力を消耗した体には応える。しかし、その辛さの分ピークに到達した喜びもひとしお。最高の眺望が待っていた。天気がもっと良ければ…。
08:11〜09:03 K1ピーク→霞沢岳(15分休憩)
K1ピークからK2ピークを越え、霞沢岳に到着。朝早く出たおかげでこの時点では山頂には誰も居なかった。(先に登頂して戻ってきた人は数名)しかしながら、眺望の面ではK1、K2ピークの方がよかったように思う。強いて言うなら乗鞍岳方面が見えるのが良い点か。
09:18〜12:17 霞沢岳→徳本峠
テント等の撤収があるので、私だけ先に下る。
往路で感じた通りアップダウンが多いので、復路もきつい。特にジャンクションピークまでの登り返しはまだかまだかと気をもませられる。
13:37〜15:48 徳本峠→小梨平キャンプ場
徳本峠でテントを撤収してhigejiiさんを待ち、ビールを飲んで少し休憩。先に降りてテントを設営することに。
前回の反省から、最終水場で水を満タンにして下るが、非常に重く肩が辛い。白沢出合まで道自体は特に厳しいことはなかったが、霞沢岳ピストンの疲れと重荷で大分疲れた。白沢出合から小梨平キャンプ場まではほとんどアップダウンはないが、思った以上に長くて疲れた。
小梨平キャンプ場には中学生の団体がテント泊をしていたが、割りと空いている所を紹介してもらってテントを設営。前日よりもテントサイト自体が広く、炊事場、トイレ、売店、風呂等設備もバッチリで非常に快適だった。売店や食堂の価格も観光地価格ではなかったのが非常に好感が持てた。
[3日目]
この日は11時に家族と上高地の観光を予定していたので、朝一で焼岳ピストンに。
03:34〜04:28 小梨平キャンプ場→焼岳登山口
観光地なので、道もわかりやすいとタカをくくっていたが、まだ夜明け前なので思ったより道がわかり辛い。少し迷いながら進んだこともあって、予定よりも時間がかかってしまった。
空には星が見え、今日の好天に期待が膨らむ。
04:28〜06:23 焼岳登山口→焼岳小屋
事前に地図で見た感じでは小屋の前は相当急登だったが、実際にはハシゴが多数あったおかげか、思ったよりも楽に高度を稼ぐことができた。天気もよく途中から眺望がよくなったこともあって気持ち良く登ることができた。
06:23〜07:35 焼岳小屋→焼岳北峰
焼岳小屋から少し登るとあとは最高の展望が続く。近くに見えた山頂は登り始めてみるとなかなかの坂で思ったよりも時間がかかった。登る途中では人の姿はまるで見えなかったが、焼岳北峰手前で中の湯方面から登ってくる人が見え、山頂にも3人ほど先客が居た。相当早出をしたつもりだったが、流石に小屋泊の人にはかなわない。
山頂は流石日本百名山というべき眺めで、天気も良かったのでもっと長居したかったが、11時の待ち合わせのため、泣く泣く山頂を後にする。
08:05〜09:51 焼岳北峰→焼岳登山口
山頂からの下りでは続々と登山者とすれ違う。平日とはいえ夏休みシーズンの百名山の人気を思い知らされる。焼岳小屋から下はハシゴ場以外は特に歩きにくい箇所もないので、飛ばして下山する。
09:51〜10:26 焼岳登山口→小梨平キャンプ場
登山口からキャンプ場へ戻る時には流石に観光客が多く居たが、それでも焼岳登山口付近は静かなものだった。
10:26〜15:15 小梨平キャンプ場→明神池→小梨平キャンプ場
小梨平キャンプ場で家族と合流し、明神池をまわって小梨平キャンプ場に戻る。昨日は重荷を担いでいるため、景色を見る余裕はなかったが、今日は子供と観光のためゆっくり歩いて景色を楽しんだ。流石に上高地は麓からみる景色も素晴らしかった。
総括
初のテント泊+日本アルプス山行+好天での百名山登頂&観光と大大満足の3日間だった。テン泊での連泊装備の歩行についても自信がついたので、今後もまたチャレンジしたい。
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