悪沢〜聖岳縦走【南アルプス3000m峰から大展望‼】
- GPS
- 34:01
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 4,706m
- 下り
- 4,687m
コースタイム
【7/26木】千枚小屋3:00−千枚岳4:22/55−丸山5:45−悪沢岳6:23/34−中岳避難小屋7:33−中岳7:46−分岐8:01−前岳8:00−分岐8:15−荒川小屋9:08−大聖寺平9:56−小赤石岳11:24−分岐11:38−赤石岳12:00−百間平13:33−百間洞山ノ家14:22(小屋泊)
【7/27金】百間洞山ノ家5:05−中盛丸山6:25−小兎岳7:11−兎岳8:05−聖岳10:25−奥聖岳10:55−聖岳11:25/35−聖平小屋13:35(テント泊)
【7/28土】聖平小屋5:15−聖沢吊橋7:13−聖沢登山口8:20
天候 | 7/25(水)晴れ〜曇り雨 7/26(木)晴れ 7/27(金)晴れ〜曇りのち雨 7/28(土)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7/25(水)2:30−畑薙第一ダム臨時P5:10/7:40−椹島ロッジ8:40 ○ 7/28(土)椹島ロッジ10:30−畑薙第一ダム臨時P11:20−温泉−兵庫県20:00 ○ 畑薙湖林道終点地点では東海フォレストの送迎バスは利用できません。 手前の臨時駐車場から送迎バスが出ています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 畑薙第一ダム臨時Pに登山届・下山届の用紙、ポスト有り 下山時にはボランティアの方の厳重なチェックが有ります。 ○ 近くには赤石温泉「白樺荘」が有ります。 http://www.ja-shizuoka.or.jp/shizuoka/topics/onsen/onsen9.htm ○ 百間洞山の家は午後4時までに受付をしないと夕食は別メニューとなってしまいますので注意 |
写真
感想
25日から3日間、年休利用で南アルプスに行ってきました。
山域は、荒川三山〜赤石岳、聖岳と3,000M峰をぐるっと廻るコースです。
【7/24火】夜勤明けでの出発だったため長距離ドライブは少し疲れましたが、明日からの山行を思うとワクワクします。
遠州森町PAで仮眠をとりました。
【7/25水】島田金谷ICでまだ暗いうちに新東名高速道路を降ります。
途中のガソリンスタンドはすべて閉店、24時間営業を期待していたためにガソリンゲージは残り1目盛りを残して畑薙第一ダム臨時駐車場に到着です。
送迎バスの時間までにはまだかなりありましたが、車がお隣さんの富山県からいらっしゃた紳士のSさんと話し込んでいる間に送迎時刻となりました。
バスは満車で椹島へ出発です。
身支度を済ませて登山基地の椹島から3,000M峰への第1歩です。
南アルプスらしい樹林帯の中を歩いて行きます。
大汗をかきながら水場に到着です。
ここで三重県の健脚さん、大阪の中村さんと一緒においしい水を頂きました。
元気になったのもつかの間、空はどんより曇ってきていて見晴台でも荒川・赤石岳を見ることはできませんでした。
千枚小屋に午後3時前に到着です。
新しい千枚小屋は、この夏から営業したらしくピカピカでした。
小雨もパラついていたので小屋泊も考えましたが今日は、テント泊にしました。
明日は、荒川・赤石岳へ〜
【7/26木】今日は、行程が長いので早く出発です。
午前3時にはテン場を出ましたが途中でストックを忘れたのを思い出して取りに帰ったため結局30分遅れになってしまいました。
千枚岳あたりで東の空が明るくなってきたのでここで日の出を迎えます。
御来光を拝むと「今日も穏やかな1日を」と感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
素晴らしい景色を眺めながら悪沢岳へと向かいます。
山頂からは北岳はじめ南アルプスの主な山々、中央アルプス、北アルプス、そして富士山と絶景でした。
中岳、前岳を過ぎてお花畑の中を下って行きます。
ここには、鹿の食害保護のためゲートが設置されてありましたがたくさんの花が咲き乱れていました。
大聖寺平を過ぎると、赤石岳まで急登が続きます。
ヘロヘロになりながら赤石山頂にどうにか到着です。
今日、宿泊予定の百間洞山の家まで4時までには入りたいため先を急ぎます。
なだらかな百間平のあとの激下りに足が疲れますが小屋はすぐ近くです。
小屋前のテーブルでは三重の健脚さんが早くもビールでほろ酔っていました。
さすがに人気のある小屋だけあって満員です。
ザックの置場もありませんでした。
整理を済ませて大阪の中村さんと共に健脚さんのテーブルへ向かいました。
河内のおばちゃん、岡山のおじさん、富山の紳士、みなさんご一緒に話も弾みました。
さて、夕食ですが期待していた通りのボリュームのあるトンカツ+お蕎麦です。
8名ごとの入れ替わり制で揚げたてが頂けます。
お腹いっぱいになって就寝。
【7/27金】今日も快晴のなか、聖岳に向かいます。
見るからにアップダウンがきつそうな山なので焦らずゆっくりと歩きます。
聖兎コルで充分休憩をしてから前聖に向かいました。
キツイです。ヒィ〜、これは修行以外に何物でもありません。何も考えることもできません。ただ汗が流れ落ちるのを感じるだけです。
せっかくなので奥聖岳にも行ってみました。
お花畑は少し規模も小さく遅かったようです。
山頂に再び戻って山並みを楽しみます。
明日向かう予定の茶臼岳までの登山道が見えていますが上河内岳(標高2803M)の登りを見てあっさりくじけました。
予定変更です。
明日は、余力のあるうちに下山とします。
山頂からは急なザレ場で足が滑りそうに何度もなりました。
植生保護柵のある木道を抜けると聖平小屋です。
小屋では、すでにみなさん酔っぱらっています。それもそのはず、訳ありビール2本で500円‼と格安なんです。
受付を済ますとフルーツポンチが無料で頂けます。
疲れた体にホッと一息です。
テント設営後、即席居酒屋「ひじりだいら」へ参加します。
ここでも楽しい時間が過ごせました。
富山の紳士は「赤石・聖の花」の小冊子を持ってきてくださっていろいろ教えていただきました。
夜の初めごろには、ザーっと雨がテントをたたいています。
その音と共に…就寝
【7/28土】今日は、下山だけなのでテントでゆっくりしているとみなさん出発していかれます。
バスの時刻を1時間勘違いしていました。
あわてて撤収、早足で降ります。やっと先行者に追いついてホッとしました。
聖沢登山口ですぐに送迎バスに乗ることもでき、椹島からの送迎バスに時間の余裕があるためテント干しもできました。
下山後はやはり温泉。白樺荘でさっぱりとした後、今回知り合ったメンバーとお別れです。
帰りに浜松SAでおみやげ購入のため立ち寄ると、そこには富山の紳士が…
なにか縁ってふしぎですね。
【☆追記】今回、久しぶりに山中3泊の縦走、直前まで北アルプスか迷いましたが山の楽しさのすべてがこの山行にあったように思えます。
天候にも恵まれましたし、なにより人との出会いに感謝です。
富山の紳士Sさん、大阪の中村さん、河内のおばちゃん、岡山のおじさん、三重の健脚さん、ほんとうに皆さまのおかげで充実した山行になりました。
ありがとうございました。
また、どこかの山で…おつかれさまでした。
コメント
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同じ日に同じコースを行きました。
早いですね〜。自分は初日に胃を患い脂汗をかきながら千枚小屋まで何とか16時過ぎに着きました。
あまりにも体調が悪くテントを止めて小屋の素泊まりでした。
聖岳の眺望見たかったな〜。自分は13時に頂上だったのでガスで駄目でした。
聖平小屋のフルーツポンチ食べたかった〜。自分が着いたのは15時過ぎだったのでありませんでした・・・
ちなみに聖平小屋の一番小屋に近い所に写っているオレンジ色のテントが自分です。
tsuka-ponさん、こんにちは。
ご一緒の日程とは驚きです!
聖平でのオレンジ色のテント覚えていますよ。
私のテントも同じなので目に入いちゃうんですよね
ちょうど食事の用意をされていたような…
近くの玄関前で宴会?ミーティング?をしていた私たちです。
お話ししたかったですね
pore-poreさん 初めまして こんばんは!
南アルプス前夜泊、小屋泊、テン泊、おつかれさま♪
そして素敵な交流!素晴らしいです
なんか、こんな出会いの為に山歩きがあるようで!
素晴らしい山歩きレコですネ
私も、もし出会えたら別れ際には笑顔でVサイン・・・
(スミマセン大阪人で )
pore-poreさん、こんばんは。
充実した山行だったようですね。
日本アルプス、まだ一度も足を運んだことがないので
行ってみたいです。
最初はやっぱ立山かなあ。
休みの予定が立てられないのでいつになることやら。
今度ご一緒したときに相生名物「うまいか」を持って帰ってください。
ponzuさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
いや〜、ほんとに楽しかったですよ
驚いたことに帰宅途中の高速道路SAでSさんとまたまた再開しました。 です
いつも記録、楽しませてもらっています。
私も サイン
umonさん、おはようございます。
久しぶりにどっぷりと山に浸かりました。
きついところも多くヘロヘロになりましたが思い出深い山行になりました。
いたずらっ子のhdj81vさんは三滝で滝打修業しなかったのでしょうか?
それにしてもO氏、いい味出してますねぇ
山行お疲れ様でした〜
天気にも恵まれたみたいで羨ましい限りです
景色も草花や虫達・・・いつか自分の目で見たいものです
そして、pore-poreさんのテントなんですが、今買おうと狙ってるテントだったりします(^^;)
ライムグリーンよりオレンジの方が目立ってよさそうだな・・・と(参考にしてみる)
これからのレコも楽しみにしてます〜
manbouさん、こんにちは
南アルプス綺麗でしたよ。
でも初めて行くのであれば北アルプスの方がアプローチも良いし女性好みかな?
ぜひ、行ってください今以上にハマること間違いないですよ。
9月下旬の紅葉もすばらしいですよ。
pore-poreさん良かったですねー。
ずっとお天気晴れているじゃないですか。サイコー
もう楽しさがバリバリ伝わってきますよ。
千枚小屋のテン場に私も泊りました。
私はこのコース赤石岳からさわら島へ下りました。
同じコース行きたかったけれど赤石岳より先は自分の
脚力では無理だと悟ったのでショートカットしました。
同じコースの人たちとはずっと一緒になるのでいつのまにか親しくなって楽しかったです
そうですか、この山域行かれましたか
tomuyanさんと同じコースで楽しまれた方も充実した山行になったことでしょう。
自分が楽しい気分になると相手も楽しい気分になられていると信じています。
いつか中国地方の山域でバッタリお会いしたりして
その時はヨロシクね。
pore-poreさん、こんばんは〜。
めちゃくちゃ綺麗な写真ばかりですね。
お天気に恵まれて、日焼けバッチリでしょうか。
自分も過去に歩いた事のあるルートなので、
喜びと大変さが分かります。
同じ事を思われている箇所が多々見つかり、
懐かしくなりました。
聖平小屋のフルーツポンチ。
とっても美味しそうです。
ビールも安くなって、とってもサービスいいですね。
長距離ドライブ。お疲れ様でした。
noriaさん、コメントありがとうございます。
活動中は快晴で何回も日焼け止め塗りました。
おかげで水膨れヒリヒリ状態は何とか避けられました。
最終日の温泉では腕・首・真っ赤の人もたくさん。
聖平のおやじさん、来年の無料サービスを今から考えているらしいです。
noriaさん、あと1座ですね
過去の記録をゆっくり振り返ってみると、より思い入れが強くなることでしょうね
富士山大噴火の写真は私も撮りましたよ〜。
ミヤマムラサキの花は、気が付きませんでした。
2日目がヘロヘロにはとても見えませんでしたが・・・?
pore-poreさんの記事を見て来年は聖かな〜?って考えています。
時間に間に合うように歩いて ぜひフルーツポンチを食べたいです。
nann_puuさんこそ爽やかに歩いていらしたのでこちらは感心していました。
疲れていた時に少しでもお話できて元気を頂くことができました。
今回は、逆コースとなってしまいましたが2日目までご一緒したかったですね。
避難小屋、たくさんの人泊っていましたか?
また、山でお会いしたいですね
梅雨明け後の皆さんのレコがホントに素晴らしくて…
pore-poreさんの南アルプスの大縦走、ホントに凄すぎます
北アルプスに比べて何となく静けさのある南アルプス…
そんな中で素晴らしい眺望に出会い…
これぞ山歩きの醍醐味ですね
いつの日か歩いて見たい山だらけです
utaotoさん、uta,otoちゃん、こんにちは。
南アルプス、良かったですよ。
特に山脈の名前にもなっている赤石岳、見栄えもして堂々としています。
厳しい所あり お花畑あり まるでウタちゃん、オトちゃんのお父さんのようですね。
お母さんというとやっぱりみなさんを見守っている富士山でしょうか?(父と母、反対?! )
山での夏休み たのしいですね。(宿題もね…)
素晴らしい山行きでしたね、コース・天気・眺望それと素敵な出会い
私も過去に同じコースを歩きました、私の中では今までの登山で1・2のお気に入りで印象深いコースです。
それぞれの山が、どっしりとしており大きくて、天候にも恵まれて、花畑のスケール
百間洞山の家のトンカツ懐かしいです。細切りでシャキッとしたキャベツも旨かった
又、ご一緒しましょう。
相変わらずマイパソコンはトラブル中です。
hi-roさんは、百間洞のトンカツ完食でしたか
ボリューム満点のためアップアップでした。
食事の時にビール飲まずによかったぁ〜と思いましたよ
残念なのはライチョウの鳴き声は聞こえていましたが姿が見えず…
山の楽しさすべてを感じた4日間でした
もちろんご一緒しましょう
hanamoiwaと申します
南アルプスを満喫できるとってもいいコースですね。
山行記録を読んでこのコースを自分も歩いてみたくなりました。
南アルプスにはまだ足を踏み入れた事がないので
参考にさせて頂きます(*^_^*)
山小屋でフルーツポンチにとんかつも食べれるなんて嬉しいですね。
行けるのは来年かな〜
hanamoiwaさん、コメントありがとうございます。
ぜひ、来年の予定にお気に入り登録してください。
南アルプス、北に比べると渋〜いイメージがありますがいい所です。
1つ1つの山が大きく、でもさりげなく落ち着いた雰囲気で近くの里山が頑張って3,000メートルまで成長したって感じでした。
まだまだ知らない山々に教えてほしいこといっぱいです。
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