金峰山-大弛峠起点-国師ヶ岳-甲武信ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,257m
- 下り
- 2,241m
コースタイム
甲武信ヶ岳ピストン
5:10 大弛峠 国師、甲武信登山口
5:34 国師ヶ岳 2592m
10:32 甲武信ヶ岳山頂2468m
16:02 国師ヶ岳
16:20 北奥千丈岳
17:10 大弛峠
18:30〜翌7:00頃までテント場
二日目
金峰山ピストン
7:30 金峰山登山口
8:37 朝日岳 2581m
9:42 金峰山山頂 2599m
12:01 大弛峠登山口
天候 | 晴れ一時曇り、夜間雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国師ヶ岳ー甲武信ヶ岳間は倒木が多く歩きにくい道が多いです。 眺望の開ける所が1〜2箇所しか無く樹林帯がメイン。 ピストンだと単調な尾根歩きに。 往路は誰とも会わず、山を独占してる気分に!単独だと寂しい登山になるかも? 金峰山は歩きやすく、子連れの登山者多く登られてました。 今回の起点、大弛峠には小屋があり、水場(要煮沸)、トイレあります。 その他、コース上にはトイレ、水場なし。 金峰山、甲武信ヶ岳共に20〜30分ほどで小屋があり、水、トイレあると思います。 |
写真
感想
今日は、お盆休みの穂高登山のトレーニングを兼ねて、
今月初めに予定していて、天候の関係で中止していた
甲武信ヶ岳、金峰山にテント泊一泊で行ってきました。
予定では体力的にチョット無茶な、瑞垣山も入れていましたが・・・
********** 一日目 **********
自宅(埼玉県川口)をAM1:00に出る予定が荷物の積載に手間取り、40分遅れ(^^;
中央道、勝沼ICから大弛までの峠道が長い事!
4時に登山開始予定が、1時間以上遅れて5時過ぎに。
一日目は大弛峠から甲武信ヶ岳をピストンし金峰山を越え、
日没までに、大日小屋テン場まで行ってやろうと思っていましたが、
流石に無謀でしたね・・・(^^;
ピストンなのでテント、シュラフ類はデポして行こうと予定していましたが、
午後から雷雨の可能性があったので、最悪、甲武信小屋テン場か途中でビバークのつもりで、
フル装備、約17kgの重量級でスタート(^_^;)!
国師ヶ岳までは階段、木道と、とても綺麗に整備され、登山装備無しでもOKな道でした。
今回、デビューのNEWバックパック、カリマー70L。
今までのザックと比べて、重量が腰にイー感じに分散されて、
あまり肩に重さを感じさせません。
「いーじゃんコレ!」
スタート時間の遅れを取り戻そうと、ガンガン登りました。
前国師先の分岐から、奥秩父最高峰、北奥千丈岳が10分程の距離で行けますが、
帰りに寄ろうと、スルーします。
予定では国師ヶ岳山頂でご来光を拝んでから、
甲武信に向かうつもりでしたが、もう既に日は登ってますね・・・(苦笑)
甲武信までは永遠、森の中を行き、殆んど眺望はありません。
これが余計に時間を長く感じさせます。
おまけに往路約5時間、誰一人と会う事はありませんでした。
コースは、登れば降りるのアップダウンの繰り返し。
踏み跡こそ有る物の、無数の倒木で迂回の連続。
藪を漕ぐ場面もあり、ボーっと歩いているとコースアウト数回。
なかなか気が休めません。
でも、案内のリボンが要所にあり、助かります。
どなたかのヤマレコにあった、
「おかしいと思ったら、尾根に上がれ」で助かりました。
途中、何度も
「もう戻って甲武信は諦めようかな・・・」
と思いました。でも、迷ってるわけでも無いし、何か挫けるの悔しいじゃないですか!?
「時間はまだまだある、頑張って歩こう!」
と自分を励ましながら、進みました。
しかし、5時間近く誰にも会わないって、こんなにも寂しくて不安な気持ちにさせるんですね。
人間、1人じゃ生きていけないんですね(笑)(オレだけかな・・・?)
やがて甲武信ヶ岳に取りつき、人の背中を見た時、全然知らない人なのに超ー嬉しくなっちゃいました(爆)
山頂手前のガレ場の急登を登ると、ゴール!いや、折り返しです(++)
5時間20分もかかちゃった(涙;
山頂には7〜8人の方が休憩していました。
カレーとか作って食ってる人も居ました!旨そうな匂いしてたぁ(笑)
ゆっくりしてる場合じゃないんですが、
時間的に、「大弛でテント決定!」なので、ゆっくりする事にします(^^)
30分以上は休憩したでしょうか?
明るい内に、そして天候が崩れる前にテント張りたいんで戻るとします。
復路は流石に先が読めるので、安心して進めますね!
そして国師までに、ご夫婦2組、年配?の男性、トレランのお兄さんとすれ違いました。
ご夫婦で京都から、百名山三山まとめて制覇に来られていた方とチョットお話しました。
テント担いで3〜4泊するそうでした。
いいなぁ・・・俺も連泊して縦走したーい!
お話した後、しばらく、何だか元気になりました!
ほんの2分程なのに、不思議ですね!
トレランのお兄さんなんか、国師の手前ですよ!?
「甲武信まで」と言ってましたが、もうすぐ16時って時間!
凄いですね!あやかりたいです。
皆さん、無事にゴールしたでしょうか?!
人の心配より、自分の心配・・・ですね。
国師に近づくと雲が多くなって、時よりガスってきました。
疲労MAXは国師への登り。
挫けそうになりながら登ります。ほんとヤバかった。(^^;
やっとの事で国師ヶ岳到着。ガスってなんも見えません&誰も居ません。
金峰山〜大日小屋行きはもう無いので、戒めのつもりで、北奥千丈岳に向かいます。
と、言いつつ、誰も居ないのをイイ事に、ザックフルデポ(爆)
身体が軽過ぎで、何度もコケそうになりながら、山頂。
更にガスで何も見えません。
そして、フル装備デポの中に財布も携帯もカメラも置いて来た事に気づき、ぶっ飛んで、戻りました(笑)
そうそう、最後の最後の階段&木道。
登りはあっと言う間だったのに、笑っちゃう程長かった〜
同じとこ何度も回されてるのか?ってくらい(^^;
17時過ぎ、テン場到着。
結構混んでました。皆さん、まったり寛いで居る所、お邪魔して幕営。
当然、オイラが最後着でした。
疲れ切ってて、写真撮るのも忘れ、アルファ米と棒ラーメン食って爆睡です!
我ながら、良く食いました(笑)
っと思ったら、雷がもの凄くウルさくて意外にも寝付けない・・・(−−;
それでも、21時くらいには寝れたようで・・・zzzz
******** 二日目 ********
やりました!
寝坊です・・・6時過ぎました!
急いで飯です!寝る直前にあんだけ食っといて、また飯です!
でも食えるんです!何故って?!そんなもん知りません!
食えるんです!アルファ米のワカメご飯とフリーズドライ豚汁、食後のコーヒー!あは(+^^+)
*注>もう瑞垣山は頭にありません
帰って来てテント撤収の元気が無いと困るので、先に撤収!
テントとシュラフ、ストーブ関係はバイクにデポして行きます。
7:30金峰山登山口スタート!
脚が復活してます!
そうそう、昨夜テントで脚がつって死にそうだったんです(笑)
いやいや、笑い事じゃなくって!ホント死にそうだったんだから!!
ところが、凄く軽いんです!足取りが!!もの凄く!!!
・・・・ザックが軽いだけでした・・・・(--
水は4.5L入ってるんで、13kくらいでしょうか!?
でも、荷物が軽いのって、もの凄い戦力UPですね!
金峰山への登山道は歩き易かったです。
そしてなにより、人が居ます(笑)
岩場、ガレ場もありますが、お子さん連れもハイキングしてました。
気温も手元の温度計で18℃くらいです。
真夏にこの温度下で気軽にハイキング出来るのは最高ですね!
しかし、脚の調子が予想外に快調で、朝日岳で5分程休憩以外、一気に登りました。
樹林帯を抜け、視界が開けてくると右手に瑞垣山が見えてきました。
何か行けちゃいしうな気がしちゃいますが、行くだけで帰って来れる気がしません(笑)
まだ言ってるよ、オレ・・・
山頂(金峰だよ)直近は巨大な岩がゴロゴロしていてアスレチック感覚で進んで行きます。
やがて、山頂の標識があり、その先に五丈岩が存在を主張していました。
見た瞬間、「こりゃ無理」と思っちゃいました。
登れそうな気はします。しますが、同時に、降りれなくなりそうな気もします。
だから、やめときました(笑)
靴を脱ぎ、リラックスしながら、五丈岩を眺め、瑞垣を眺め、大休止しました。
次の機会がやって来たら、瑞垣山はどこから登ろうか?とか考えながら。
だんだんと大弛方面が、ガスってきてるので戻るとします。
体力はまだあったので、帰りはハイペースで帰ってみる事にします(^^;
登り返しが何度かある物の、長い登り下りがないのでほんとに楽しいです。
近かったら、トレーニングに何度も来たいくらいです。
途中、お子さんの脚にマメかなにか出来ちゃったらしく、
お父さんが手当てしていました。
小学校高学年くらいでしょうか?とても礼儀正しい可愛らしい女の子でした。
小さい頃から山登り経験しちゃってるんで、将来は山ガール通り越して、
アルピニストかな!?(^^)
そこで少し、止まった以外ほぼ無休憩で降りてきました。
ほんとに今日は脚がすこぶる快調でした!
勢いで国師に登り返してやろうかと思いましたが・・・いや、冗談!思いませんよ(笑)
お昼に山行を終え、帰路につきました。
そして、今回の山行よりも辛い辛い出来事が、この後待ち受けているとは・・・
下界に降りると、暑ちぃ〜のなんの!!塩山市内、温度計38℃!
そして、中央道、渋滞すり抜け中、車の熱風が凄まじい事!
止めは首都高のR2山手トンネル内、50℃振り切ってました!!
渋滞時、バイクで入ると死ねるかも?!
バイクでの真夏の山行帰りはせめて日が暮れてからが吉かな?!
おつかれさまでした。
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