甲斐駒ヶ岳・摩利支天(北沢峠)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,178m
コースタイム
●北沢峠<EL.2,030m>6:05 ---- 北沢駒仙小屋川<EL.1,688m>6:12 ---- 仙水小屋<EL.2,140m>6:34 ---- 仙水峠<EL.2,264m>6:59/7:02 ---- 駒津峰<EL.2,747m>7:52/8:06 ---- 六方石<EL.2,726m>8:25 --(直登コース)-- 甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:05/9:40
●甲斐駒ヶ岳<EL.2,967m>9:40 ---- 駒ヶ岳神社<EL.2,950m>9:45 ---- 摩利支天分岐<EL.2,837m>10:10 ---- 摩利支天<EL.2,827m>10:23/10:28 ---- 摩利支天分岐<EL.2,837m>10:44 ---- 六方石<EL.2,726m>11:04 ---- 駒津峰<EL.2,747m>11:27/11:29 ---- 双児山<EL.2,649m>11:55/12:02 ---- 北沢峠<EL.2,030m>12:57
●【定期便】北沢峠<EL.2,030m>13:05 ===== 仙流荘<EL.865m>13:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山道について 六方石〜甲斐駒岳、北沢峠〜双児山の登山ルートは国土地理院地形図等と差異があるのでGPSデータを参考にして下さい。 ●危険箇所 甲斐駒直登コースの登り始め。 ○買い物 伊那市長谷に入るとコンビニが無いので注意。事前に購入のこと。 伊那市高遠にコンビニが一軒有り。 ○登山ポスト 仙流荘バス停、北沢峠 複写式の登山カード有り。 ○トイレ 北沢峠…チップ制 ○下山後の温泉 仙流荘、高遠さくらの湯、伊那IC近く羽広温泉、大芝の湯 ○南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク ホームページ http://minamialps-mtl-geo.jp/ |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
●観察などのポイント
北沢峠ドロノキ(ニオイドロ)、仙水峠の岩塊斜面、仙水峠「首なし川(風隙)」、ホルンフェルス、甲斐駒花崗岩と地形、南アルプス開拓の祖「竹沢長衛」
8月の第一土曜日であり登山者が多いため、始発バスが1時間早く運行されるとの予感で仙流荘へ5時前に到着。予感的中。約1時間早く5:05林道バスが出発する。
台風の影響で風向きが変わり天気は快晴、北沢峠では気温10℃といつもより気温が低く肌寒い。
こんなときは歩く速度で体温を調節する。そのため、山小屋などから早くに出発した登山者を60名ほど追い抜き、甲斐駒の山頂へは仙水峠経由で3時間ほどで到着。体調は先週の塩見岳登頂と比べ、すこぶる調子が良い。
駒津峰、甲斐駒から360度の風景、摩利支天から甲斐駒の大きさを堪能した一日でした。
摩利支天までのコースは分岐より往復で35分のため、時間に余裕がありましたら立ち寄ることをお勧めします。
次は鋸岳を予定。
●登山道を開拓した竹沢長衛のエピソード 上伊那教育委員会「仙丈ヶ岳登山案内」より
「長衛のエピソードはたくさん残されていますが、中でも大正14年、長野県知事一行の南アルプス縦走を案内した時の話は、真の山男とはどういうものかを私達に教えてくれます。
縦走の途中、暴風雨にあって3日も足止めされ、食料が底を突きます。長衛は知事一行に、食事を1日2食にするように頼みました。ところが、長衛たち案内人が3食の食事をしているのを見た知事一行は、「金を払った客の自分たちが2食で、雇われた人夫の長衛たちが3食食べているのはけしからん」と言って喧嘩になりました。そのとき長衛は、
「お客さんは山のことを知らない。自分たちが腹をすかしていたら、遭難した時は誰が助ける。山に来たら客面(きゃくづら)をしてはいけない。それに、みんな役人だから、死んだとしても年金が出よう。自分たち人夫にはどこからも金は出ない。明日から女房子供は飢えてしまう。テントの中で寝ている者と、嵐の中で働いているものを一緒にしてはいけない。」
と言って、笑って押し切ったということです。」
前回の山行から戻る車中で次はどこがいいかとあれこれと話す中JJ0JVL氏の次は甲斐駒の一言であっさり決まった甲斐駒ケ岳山行。
当日は南ア林道バスも5時から運行され6時前には北沢峠に到着、予定時間を前倒し出来るのでありがたい。
行きは仙水峠コース仙水峠までのなだらで涼しい川沿いの道は快適に歩くができました。そこから先の駒津峰までの登りは無理せず自分のペースで歩きます。駒津峰では視界が広がり青々とした南アの山々と異色な甲斐駒が大きく見えますいよいよ本番。
甲斐駒へは直登コースを登ります。全身を使って登りますが尾根幅が広いので滑落の心配もなく結構楽しいコースでした。山頂は大パノラマに多くの石仏群と祠信仰の山なんですねのんびり景色を楽しめました。
下山は摩利支天経由の巻きコース風化した所を下るので滑りやすく登るのも大変かなと思いました。駒津峰からは双児山コースで下山。
色々なコースが楽しめ登りごたえのあるいい山でした。
4日甲斐駒は暑かったでしょう。私は7月17日と今日(8月10日)仙丈に藪澤コースで登りました。
風があり頂上は寒いくらいでした。
仙丈は年に3〜4回登りますが、甲斐駒は秋10月に毎年登っています。夏は甲斐駒は暑いですが、秋の紅葉はいいですね。時にはテントで両方行くこともあります。アサヨ岳や鋸の途中まで迄足をのばしたこともありました。 仙丈、駒ともいい山ですね。
甲斐駒と仙丈はいつも5月の春山に登っていました。
甲斐駒は、急峻で日当たりも良く、花崗岩の遠赤外線もあり雪がすっかり溶けていますが、仙丈ヶ岳は小仙丈から尾根伝いにアイゼンとピッケルで登っています。
秋には登ったことがないので、今年こそは紅葉したナナカマドを見ながら登りたいと思っています。
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