ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 212985
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

金峰山 「瑞牆山荘→大日岩→金峰山(ピストン)」

2012年08月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
おーちく その他3人
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
1,197m
下り
1,197m

コースタイム

7:25 瑞牆山荘 -
8:00 富士見平小屋 -
8:50 大日小屋 -
9:25 大日岩 -
10:15 砂払いノ頭 -
11:25 金峰山山頂 12:20 -
12:35 金峰山小屋 12:45 -
13:30 砂払いノ頭 -
14:15 大日岩 -
15:30 富士見平小屋 -(林道経由)
16:15 瑞牆山荘 (End)
天候 晴れ 時々 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:瑞牆山荘に100台ぐらい(無料)。7時過ぎで4割程度の入り。
コース状況/
危険箇所等
■ 瑞牆山荘〜大日岩〜砂払いノ頭
所々で展望が開ける場所があるが、基本は森の中。急登が数ヶ所あるが、緩やかな部分も多く、歩きやすい印象。大日岩から砂払いノ頭は地図に「迷」マークがあるが、きちんとロープ誘導で整備されていて問題はない。

※ 他の方のレポートのGPS軌道を見ると、国土地理院の地形図(yahoo地図も)とズレているようです。実際には地図上の道よりも南側に軌道があります。ここでは地図通りにしておきます。

■ 砂払いノ頭〜金峰山
岩の続く稜線。片側(山梨側)は深く切れ落ちているが、崖の淵を歩くような箇所はほとんどない。地図に「危」マークがあるが、難しい印象ではない。ただ、ガス時などは注意が必要だろう。
瑞牆山荘からスタート。歩きはじめはシラカバとミズナラの気持ちのいい森。
瑞牆山荘からスタート。歩きはじめはシラカバとミズナラの気持ちのいい森。
木々の間から瑞牆山が見えるポイントがありました。
木々の間から瑞牆山が見えるポイントがありました。
のっけからキツイ登りをこなして、30分ちょっとで富士見平小屋。
のっけからキツイ登りをこなして、30分ちょっとで富士見平小屋。
地名の通り、富士山が見えました。
地名の通り、富士山が見えました。
富士見平小屋からは苔むしたシラビソの樹林帯。雰囲気のいい登山道です。
1
富士見平小屋からは苔むしたシラビソの樹林帯。雰囲気のいい登山道です。
展望が開ける場所がありました。正面に甲斐駒など南アルプス。
1
展望が開ける場所がありました。正面に甲斐駒など南アルプス。
大日岩の下より。南アルプスに雲が湧いてきました。
1
大日岩の下より。南アルプスに雲が湧いてきました。
大日岩。結構な迫力です。
1
大日岩。結構な迫力です。
大日岩からは急登。でも雰囲気は好き。
1
大日岩からは急登。でも雰囲気は好き。
急登を1時間ぐらい続けると砂払いノ頭。いよいよここから稜線歩きですが、ガスに覆われていました…
急登を1時間ぐらい続けると砂払いノ頭。いよいよここから稜線歩きですが、ガスに覆われていました…
…と思ったら、ガスが切れて下界が見えました。
1
…と思ったら、ガスが切れて下界が見えました。
瑞牆山を見下ろします。上部は少し雲が掛かってます。
瑞牆山を見下ろします。上部は少し雲が掛かってます。
八ヶ岳も雲が優勢。雲が切れて少しだけ見えた瞬間。
八ヶ岳も雲が優勢。雲が切れて少しだけ見えた瞬間。
そして頂上の五丈岩が見えました。右側(山梨側)は深く切れ落ちていますが怖さはありません。
5
そして頂上の五丈岩が見えました。右側(山梨側)は深く切れ落ちていますが怖さはありません。
名前はわからないけど、小さな花が咲いてました。
1
名前はわからないけど、小さな花が咲いてました。
少しずつ、だけどなかなか近づかない五丈岩。山梨側から断続的にガスが上がってきます。
少しずつ、だけどなかなか近づかない五丈岩。山梨側から断続的にガスが上がってきます。
北側は廻り目平の岩場がかっこいい。手前に金峰山小屋が見えています。
2
北側は廻り目平の岩場がかっこいい。手前に金峰山小屋が見えています。
ぐっと近づいた五丈岩。ガスが通り過ぎます。
ぐっと近づいた五丈岩。ガスが通り過ぎます。
五丈岩目前。写真でイメージしていたのよりも、ずっと大きかったです。
五丈岩目前。写真でイメージしていたのよりも、ずっと大きかったです。
そして、山頂に到着。
2
そして、山頂に到着。
五丈岩からちょっと離れたところが山頂。
1
五丈岩からちょっと離れたところが山頂。
広くて平らな山頂に、なんでこんなに大きな岩が? と思える、ちょっと不思議な光景です。
1
広くて平らな山頂に、なんでこんなに大きな岩が? と思える、ちょっと不思議な光景です。
ガスが切れて、夏雲と五丈岩。たくさんの人がアタックしてました。僕には無理。
4
ガスが切れて、夏雲と五丈岩。たくさんの人がアタックしてました。僕には無理。
花は少ないけど、小さな花が咲いています。おそらくタカネニガナ。
1
花は少ないけど、小さな花が咲いています。おそらくタカネニガナ。
おそらくトウヤクリンドウ。
おそらくトウヤクリンドウ。
山頂をあとにして、金峰山小屋経由で砂払いノ頭稜線を戻ります。
山頂をあとにして、金峰山小屋経由で砂払いノ頭稜線を戻ります。
瑞牆山は最後まですっきりとはいきませんでした。
瑞牆山は最後まですっきりとはいきませんでした。
これで五丈岩ともお別れです。楽しい稜線歩きでした。
1
これで五丈岩ともお別れです。楽しい稜線歩きでした。
どんどん下って、富士見平付近に咲いてたマルバダケブキと蝶。
1
どんどん下って、富士見平付近に咲いてたマルバダケブキと蝶。
富士見平の下にある水場。とても冷たく美味しかった。
富士見平の下にある水場。とても冷たく美味しかった。
最後は足にきてたので、林道経由で。小屋で「林道の方が楽」聞いたのでそっちに行ったけど、距離は結構長いので微妙です…
最後は足にきてたので、林道経由で。小屋で「林道の方が楽」聞いたのでそっちに行ったけど、距離は結構長いので微妙です…

感想

金峰山は大弛峠のルートがメジャーになっているようですが、距離が物足りなさそうなのと、眺めのいい稜線歩きに惹かれて瑞牆山荘からのルートを選択しました。

登りはじめがけっこう急で、まだ温まり切っていない体には堪えました。でも、富士見平小屋で少し休憩し、富士山が見えたら、体も心も本調子に。朝のシラビソ林も気持ちがよく、順調に高度を上げます。

途中、一瞬だけ南アルプス方面の展望が開けます。最高の天気です。ただ、麓には早速、雲が出てきています。稜線に着くまで、天気が持ってくれるか?

大日岩を越えて、そこから先はなかなかの急登。でも雰囲気の良い道で、あまり疲れを感じずに砂払いノ頭。ここで森林限界を越えて、いよいよ稜線歩きのスタート。しかし、やっぱりガスに覆われていました…

…と思ったら、ガスが切れて、稜線の先に続く、目指す五丈岩を確認。八ヶ岳や南アルプスは見えなくなってしまいましたが、気持ちのいい稜線です。山梨側は深く切れ落ちていますが、怖さを感じるところはほとんどありません。何枚も写真を撮りながら、ゆっくり頂上に近づいて行きます。

だんだんと大きくなる五丈岩。目前まで迫ると、写真などで思い描いていたものよりもずっと大きいことに気づきます、そして、ついに山頂に到着。程よい疲労感と達成感です。広くて平らな山頂に大きな岩の塊がある風景。この景色がどういう風に出来あがったのか想像ができません。

山頂は結構な賑わい。登ってくる途中はあまり人に会わなかったけど、やっぱり大弛峠から登ってくる人が多いのですね。廻り目平からの人も、そこそこいる感じでした。

到着時はガスで覆われていた空も、昼食休憩中にいつしか切れて、五丈岩の背景は夏雲に。富士山や南アルプスの展望は最後まで叶わなかったけど、心に残るであろう、楽しい山行となりました。秋の紅葉の頃には瑞牆山にも登ってみたいですね。


※ ブログもぜひ↓
https://ridgeline-wind.hatenablog.com/entry/27340231

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2106人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
金峰山-みずがき山荘からピストン
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 甲信越 [日帰り]
みずがき山荘−金峰山−みずがき山荘
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥秩父 [日帰り]
大弛峠〜金峰山〜瑞牆山荘
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 奥秩父 [日帰り]
金峰山
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら