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Yamareco

記録ID: 213588
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

晴天のオベリスク〜広河原から鳳凰三山を抜け夜叉神へ〜

2012年08月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:49
距離
16.5km
登り
1,875m
下り
2,024m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:51
休憩
0:58
合計
8:49
6:17
6:23
105
8:08
8:09
50
8:59
9:07
30
9:37
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10
9:47
9:56
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28
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11:27
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12:01
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12:44
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14:55
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1
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ゴール地点
ガイドタイム 12時間20分
実タイム 8時間50分(昼食こみ)
天候 午前:快晴!
午後:ガス(雷雨にはならず、ちょうど良い曇り空)
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
駐車場:夜叉神峠
バス(乗合タクシー):夜叉神峠〜広河原
コース状況/
危険箇所等
白鳳峠:荒れている急坂のため、足を踏み外さないように注意。
高嶺 :急な岸壁が所々ある。クサリが無いので三点確保が必要。
朝6:00。
谷間なので薄暗い中を出発です。17:00までに帰ってこれるか? 雨にならないか心配。
2012年08月05日 06:05撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 6:05
朝6:00。
谷間なので薄暗い中を出発です。17:00までに帰ってこれるか? 雨にならないか心配。
白鳳峠入口
これから急坂が続きます。この後すぐ、1回転んだので、その後は慎重に登った。
2012年08月05日 06:17撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 6:17
白鳳峠入口
これから急坂が続きます。この後すぐ、1回転んだので、その後は慎重に登った。
登りは、こんな感じで荒れてます。整備されていないので、足を踏み外して転ばないように。1時間くらい同じような道が続きます。
2012年08月05日 06:58撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 6:58
登りは、こんな感じで荒れてます。整備されていないので、足を踏み外して転ばないように。1時間くらい同じような道が続きます。
ハシゴが続きます。7〜8個のハシゴだったはず。
2012年08月05日 07:13撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 7:13
ハシゴが続きます。7〜8個のハシゴだったはず。
唯一の道標です。これ以降は、シラビソの林(山梨の森林100選)の中を緩やかに登っていきます。
2012年08月05日 07:21撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 7:21
唯一の道標です。これ以降は、シラビソの林(山梨の森林100選)の中を緩やかに登っていきます。
白鳳峠への登りもこれで終わり。ここから見る北岳が豪快。写真下は、ゴーロ場の登り。この後直ぐ、白鳳峠です。
2012年08月05日 08:06撮影 by  SO-01B, docomo
3
8/5 8:06
白鳳峠への登りもこれで終わり。ここから見る北岳が豪快。写真下は、ゴーロ場の登り。この後直ぐ、白鳳峠です。
白鳳峠。登山者が少ないのか、道標が壊れたまま。
2012年08月05日 08:09撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 8:09
白鳳峠。登山者が少ないのか、道標が壊れたまま。
白鳳峠を少し歩くと、眺望が開けてくる。早川尾根ノ頭の奥に甲斐駒ケ岳。雲海の上に出た。
2012年08月05日 08:13撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 8:13
白鳳峠を少し歩くと、眺望が開けてくる。早川尾根ノ頭の奥に甲斐駒ケ岳。雲海の上に出た。
高嶺眺望:鳳凰三山の向こうに富士山
2012年08月05日 09:00撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 9:00
高嶺眺望:鳳凰三山の向こうに富士山
高嶺眺望:北岳の向こうに間ノ岳
2012年08月05日 09:00撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 9:00
高嶺眺望:北岳の向こうに間ノ岳
高嶺眺望:仙丈岳
2012年08月05日 09:00撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 9:00
高嶺眺望:仙丈岳
高嶺眺望:八ケ岳。太陽の位置の関係で黒く見える。
2012年08月05日 09:01撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 9:01
高嶺眺望:八ケ岳。太陽の位置の関係で黒く見える。
遠くに、地蔵岳。
2012年08月05日 09:12撮影 by  SO-01B, docomo
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遠くに、地蔵岳。
地蔵のような岩が沢山。
2012年08月05日 09:22撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 9:22
地蔵のような岩が沢山。
数少ない咲き残っていた白シャクナゲ。
2012年08月05日 09:35撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 9:35
数少ない咲き残っていた白シャクナゲ。
タカネビランジ
2012年08月05日 09:35撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 9:35
タカネビランジ
地蔵岳(オベリスク)。ここに来たかった。
2012年08月05日 09:38撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 9:38
地蔵岳(オベリスク)。ここに来たかった。
海じゃないです。賽ノ河原に並ぶお地蔵さん達。
2012年08月05日 09:43撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 9:43
海じゃないです。賽ノ河原に並ぶお地蔵さん達。
オベリスクと青空が対照的。
2012年08月05日 09:43撮影 by  SO-01B, docomo
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オベリスクと青空が対照的。
お地蔵さんとハイマツ。
2012年08月05日 09:47撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 9:47
お地蔵さんとハイマツ。
地蔵ケ岳の向こうに甲斐駒ケ岳
2012年08月05日 09:47撮影 by  SO-01B, docomo
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地蔵ケ岳の向こうに甲斐駒ケ岳
間近からオベリスク。元気な人テッペンに登っていた。
2012年08月05日 09:47撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 9:47
間近からオベリスク。元気な人テッペンに登っていた。
綺麗な道標。他の道標も整備してほしい。
2012年08月05日 10:34撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 10:34
綺麗な道標。他の道標も整備してほしい。
観音岳まであと少し。
2012年08月05日 10:52撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 10:52
観音岳まであと少し。
観音岳。頂上は岩の上で休憩スペースはわずか。
2012年08月05日 10:54撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 10:54
観音岳。頂上は岩の上で休憩スペースはわずか。
アカヌケ沢ノ頭と地蔵岳。午後からガスってきた。
2012年08月05日 10:57撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 10:57
アカヌケ沢ノ頭と地蔵岳。午後からガスってきた。
薬師岳。山頂は広いのでここで昼食。いろいろな岩があるが、雨の心配があるので寄り道せずに帰る。
2012年08月05日 11:20撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 11:20
薬師岳。山頂は広いのでここで昼食。いろいろな岩があるが、雨の心配があるので寄り道せずに帰る。
砂払岳だっけかな
2012年08月05日 12:03撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 12:03
砂払岳だっけかな
南御室小屋。
水場はここだけなので、水を充分補給。
2012年08月05日 12:33撮影 by  SO-01B, docomo
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8/5 12:33
南御室小屋。
水場はここだけなので、水を充分補給。
どこが苺なのだろうか?この後の夜叉神峠は、ナビの電池が無くなったので写真はなし。
2012年08月05日 13:05撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 13:05
どこが苺なのだろうか?この後の夜叉神峠は、ナビの電池が無くなったので写真はなし。
ゴーール。
今日は歩いた。満足。
2012年08月05日 05:21撮影 by  SO-01B, docomo
8/5 5:21
ゴーール。
今日は歩いた。満足。
撮影機器:

感想

鳳凰三山を日帰りで縦走したい。
ヤマレコ"hotten"さんの記録を参考にさせてもらい、広河原から白鳳峠を超えて夜叉神峠へ向かうルートを選んだ。このルートなら程良い距離(16Km)になる。

◆〜広河原
5:10に夜叉神峠駐車場についた。おじさんに確認したら、先頭から4台目の乗合タクシーに乗車することができた。1,100円で乗れて、バスより10分早く着いたので幸先よい出足だ。


◆広河原〜白鳳峠 ガイドタイム 3時間50分
白鳳峠への登りは一番乗りだ。登り始めから滑ってしまったので、気を引き締め治して急坂に挑む。朝日が届かない薄暗い坂を登っていると、ここは本当に南アルプスかと思ってしまうほど静か。
1時間程登ると、階段が現れる。老朽化が疑われるので、慎重に足を運ぶ。特にハシゴからハシゴへ空中移動する時は注意が必要だ。このハシゴを抜けると急坂はない。途中唯一の道標が現れるが、ここがどの地点なのか不明。整備してほしい。この道標の後は、シラビソの森(山梨の森100選)を30分くらい歩く。
シラビソの森を抜けると、視界が開け、ゴーロ状の岩場に出る。後ろを振り返ると北岳が迫ってくる。南アルプスに来た!と感じる場面だ。


◆白鳳峠〜高嶺  ガイドタイム 1時間
白鳳峠は、壊れた道標がそのままになっており、肩すかしをくらった感じ。ここは、通り過ぎて高嶺に向かう。しばらく登るとハイマツ帯となり、眺望が開ける。ここからの眺めが最高。
最初は、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳が見えてくる。本日は快晴なので、甲斐駒ケ岳の姿が白く綺麗だ。高度を上げると、仙丈岳、間ノ岳が現れてくる。高嶺の山頂は360度の眺望。雲海の上に出た南アルプスの山々は、どれも特徴がありここまで来るだけも価値がある。
【危険】:高嶺の最後の登りは急坂・崖なので、体力に自信が無い人は注意して登った方が良いです。また、クサリも無いので、三点確保を忘れずに。


◆高嶺〜地蔵岳  ガイドタイム 50分
高嶺を下り、しばらく登るとザレ場が現れる。と同時に地蔵岳の容姿もはっきりとしてくる。ここまでくると鳳凰三山の端に到着だ。地蔵岳までは、岩の間に見えるタカネビランジを楽しみながら歩く。シャクナゲが満開であれば、もっと綺麗だと思うが、欲張りすぎか。
地蔵岳は、快晴の青空とのコントラストが良い。雑誌を表紙を飾れるくらいの天気だ。本当に来て良かったと思う。


◆地蔵岳〜薬師岳 ガイドタイム 1時間40分
薬師岳までは、ザレ場のアップダウンを歩く。鳳凰小屋分岐を過ぎた後に、急坂があるが、それ以外はタフな個所はない。ただ、観音岳の手前で道に迷ったが、オベリスクが目印となって誤りに気付いた。お地蔵さまに感謝。
最高地点の観音岳は、休憩場所が少ない。頂上の大きな岩の上に登ったが、食事もしにくいので、薬師岳を目指す。
薬師岳の山頂は広く、昼食をとるにはここがベスト。コーヒーとカップラーメンで、前半の疲れをいやす。正午になる従い、ガスが出てきた。薬師岳はガスの中だったが、周辺の岩は見えるので、マシな方だと思う。逆に涼しくて気持ち良い。


◆薬師岳〜南御室小屋 ガイドタイム 1時間10分
 薬師岳小屋まで下ると、森林限界を過ぎたらしい。ハイマツの匂いも終わりで、この後は下りモードに入る。なお、薬師岳小屋のお兄ちゃんが言うには、「今日は雨が降らないだろう。」との事。自分もそんな感じがする。
南御室小屋までは、シラビソの林の中を歩く。思いの他早く着いた。唯一の水場なので、水分補給を充分に取る。空ペットボトルに水を満たして後半に備える。冷たい水が気持ち良く、ここでキャンプするのは有りですね。


◆南御室小屋〜夜叉神峠登山口 ガイドタイム 3時間50分
最後の登りは、苺平までだ。緩やかな登りなので、ゆっくりと距離を稼ぐ。苺平は、看板があるが、林の中なので眺望は無い。ここで止まらずに先を急ぐ。
杖立峠が次の目標だが、結果的に見失ってしまった。気づいたら、大崖頭山の横の道標まで来ていた。この看板には、夜叉神峠まで40分と書いてあったが、本当だろうか? ガイドブックでは1時間はかかりそうだ。

(後で確認したが、自分の本が悪かったみたいです。計画はヤマレコを参考にですね。)

夜叉神峠までは、一気に下る。歩を進める毎に、温度が高くなるのが分かる。暑い下界には戻りたくないと思っていたが、そうこうする内に、夜叉神峠に着く。やはり暑い。
最後は、地元の小中学生が書いた看板?を観ながら登山口に降りる。駐車場は登山を終えた人がたむろっている。皆、晴れやかだ。自分もそうかな(笑)


◆総評
充実の縦走。特に、白鳳峠〜高嶺が良い。高嶺は、両手を広げると山々がすっぽり収まる感じが気持ち良いです。この眺めは有名どころの山を見渡せるので、オススメします。


 

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