新穂高〜笠ヶ岳〜双六小屋
- GPS
- 56:00
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 2,471m
- 下り
- 2,481m
コースタイム
04:50新穂高温泉05:20-06:30笠新道07:00-12:30杓子平13:00-15:05抜戸岳分岐15:15-17:00笠ヶ岳テント場17:15-17:30笠ヶ岳山荘
08/05(日)
04:30笠ヶ岳山荘-04:45笠ヶ岳05:15-05:30笠ヶ岳山荘06:30-06:40笠ヶ岳テント場07:00-08:15抜戸岳分岐08:25-09:30秩父平09:50-11:00オオノマ岳11:10-12:15弓折乗越13:10-14:45双六小屋
08/06(月)
05:30双六小屋-06:35弓折乗越06:40-07:20鏡平山荘07:50-09:40秩父沢10:00-10:50わさび平小屋12:00-13:10新穂高温泉
天候 | 5/4(土)快晴 5/5(日)晴れ時々曇り 5/6(月)雷雨のち雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
竹橋から新穂高温泉まで深夜高速バス 帰り 平湯から新宿西口まで高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは新穂高温泉近くにあり 笠新道は浮石注意。というか笠新道に注意。 |
写真
感想
初めての北アルプス。当初は新穂高温泉〜双六小屋〜笠ヶ岳を予定していましたが、当日の天気予報で8/4が一番天気が良く8/6が天気が崩れるとのことでルートを逆にし、新穂高温泉〜笠ヶ岳〜双六小屋のルートを取ることにしました。のでルート表示とは逆になります。
竹橋から深夜バスで新穂高温泉に早朝に着き出発です。笠新道までは半分寝たまま登りました。あんまり記憶にありません。が笠新道に入った途端、叩き起こされました。どなたかのレコで「笠新道」ならぬ「笠辛道」と表現されていましたが僕も同感です。
日本の10大、いや3大急登に数えられる道らしいです。山と高原地図では杓子平まで標準コース時間が4時間20分ですが私は5時間30分かかりました。どんどん後続の方に抜いてもらい息を整え、足を休ませながらなんとか登りました。本当に杓子平が存在するのか疑問になるくらい果てしない時を経験しました。もう、心も体もはボロボロで、そんな中でも時折吹く涼しい風と穂高連峰の美しい景色が私を勇気づけてくれました。あっ、あとメンバーの声援?
森林限界を超えた辺りからは日差しが強く水がどんどん減っていき、3L持ってきた水もほぼ底をつきかけていました。しかし、抜戸岳分岐途中の雪渓から溶けだした水が私を救ってくれました。本当に甘くて美味しかったです。本当です。メンバーに話したら「お前、舌がおかしくなってるよ」って言われましたが美味しかったんです。皆さんも是非、ご賞味あれ。
抜戸岳分岐からはメンバーに背中を押されてなんとか笠ヶ岳山荘までたどり着きました。と言ってもメンバーはテント泊だったので別れてからは5分の道を15分かけて登りましたが。。。後から聞いた話では「あの人中々進まないねぇ」とテント場の人たちの噂になっていたそうですw。だってもう夕飯に間に合えばいいかなぁ的な考えでいたのでしょうがないでしょう?
夜は夕飯を美味しく頂いた後、ストレッチを入念にして体をケアしました。
後、忘れずポカリスウェットを1L購入しました。でも後でもう500ml買っておけばよかったと思います。
8/5は日の出が5時と伺っていたので4時半に笠ヶ岳山荘を出発し、日の出に備えました。槍ヶ岳の横から出る太陽は美しく昨日の疲れも吹き飛ぶ思いでした。
それと驚いたのは雲海に映る笠ヶ岳の影でした。これを見れただけでも笠新道を登ってきた甲斐があると個人的には感じました。
メンバーは双六岳まで登るつもりだったのですが僕は無理だと感じだのでゆっくり双六小屋まで尾根歩きを楽しむことにしてもらいました。道々に咲く花を写真に収めながら歩きましたがほとんど名前を覚えてませんw。
この日も僕は大量に飲料を消費して持っていた水3Lでは足らずにメンバーから水500mlを分けていただきました。本当に助かりました。山での水不足は深刻なので多めに持つようにしたいです。なので明日は下りでそんなに汗をかかないと思いまいしたが勢い双六小屋でポカリスウェットを1.5L購入しました。それくらいで僕には丁度良かったです。
8/6は2時頃から雷雨がとどろき、あまり眠れませんでした。天候が良くないのは事前に知っていたのですがここまでとは思いませんでした。テント場のメンバーと4時半に出発の予定を立てていましたがまだ日が出ておらず真っ暗の中テント場まで辿り着くのは危険だと小屋の方に言われ結局出発は雷の収まった5時半ごろになりました。
鏡平山荘に着いてコーヒーを頂くと雨が止んで槍・穂高連峰が見えたのですが杓子平から見た槍・穂高連峰の方が美しく感じたのは僕だけじゃないはずw。
ただ、笠新道をまた登りたいかというと10年位経験積んでからがいいかなぁと思いました。
針ノ木岳の影もきれいな三角形とんがりでしたよ。
雲は上から照らせるけど、山は斜めからしか照らせないからバリエーション少ないんですかねー。
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