栗駒の夏〜シャジンの夏風景〜
- GPS
- 08:15
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,004m
- 下り
- 994m
コースタイム
9:30 新湯沢徒渉点
9:58 東栗駒山
11:08 栗駒山山頂 秣岳コース展望岩頭へ
12:03 展望岩頭 お昼休憩後天狗平へ戻る
12:34 天狗平 須川コース下山
13:05 昭和湖
13:25 苔花台分岐 産沼へ
14:26 産沼
15:20 栗駒山二度目の山頂 中央コースを下山
16:40 イワカガミ平駐車場
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
✿東栗駒コース イワカガミ平のレストハウス東側に溝状にえぐられた登山道を歩く。 乾いていて歩きやすいが岩の段差がある場所はロープがかかっている。 新湯沢の徒渉点はナメ沢状の涼しい場所。 灌木帯を抜けると砂礫のハイマツ帯になり、展望が開けて栗駒山を遠望しながら歩く快適なルート。 東栗駒山から草原に抜ける途中多少藪こぎ状態になるので足元注意。 裏掛けコース分岐(通行禁止)からは草原の中を歩き階段状の登りになると中央コースと合流。 山頂までは階段状の急登。 ✿須川コース よく整備された歩きやすい登山道。階段状で段差はあるので踏み外さないように。 ✿産沼コース 須川コースの苔花台分岐から沢を渡り自然観察路に入る。三途の川徒渉点は問題なし。 最初樹林帯を歩くので展望はあまり望めないが北東側がよく見渡せるようになってくる。 産沼分岐付近から栗駒山頂を臨みながら歩き、東栗駒コースも見渡せるようになってくる。 階段状の急登(中央コースほどではない)を進むと山頂に到着。 ✿中央コース よく整備されたハイキングコース。栗駒山のダイナミックな山容を楽しめる。 石を敷き詰め、コンクリートで固めたりされているので下山時には膝を痛めないように気をつけたい。 ※トイレはイワカガミ平、須川コースの昭和湖にあります。 ※登山ポストは栗駒レストハウス、栗駒荘、ハイルザーム栗駒にあるそうです。 |
写真
感想
夏山の時期だというのに暑さとお天気の悪さにすっかりご無沙汰。
オリンピックもあって山どころではないのだ(笑)
でも、久しぶりに山を歩きたい。朝晩涼しくなってきたので…((+_+))
と、いうわけでこの日の朝、なでしこジャパンの決勝戦を見て栗駒に向かいました。
栗駒山は紅葉の時期に行くことが多い。
今の時期雷雲とにわか雨が怖いので敬遠しているが今日はガスが多くても雨は降らない。
ガスで肌寒かった登山口から登り始めると暑くて汗びっしょりになった。
新湯沢の徒渉点では沢の流れと音と風が清涼剤の効果となって暫しの間のんびり。
ハイマツ帯になってくると栗駒山の山容がくっきりと見え
風渡る草原と空の雲が夏の風物詩になって歩くのも見るのも心地よいものになった。
山頂では子供たちを交えたパーティや家族連れが多い。
須川コースから軽装のハイキングで登ってきた方々も多い。
気軽に山を楽しめる、今日は雨の心配もなく程よく涼しい。
そして何よりハクサンシャジンが真っ盛りでどんな風景にも背景にも似合っていた。
今日の主役はハクサンシャジン。
たくさんの花をつけて風に揺れて鐘の音も聞こえてきそうなぐらい群生していた。
雲が多かったので遠くの山は望めなかったけれど
近場の虎毛山、高松岳、焼石岳は雲隠れしながらも存在感はしっかり。
(神室連峰はずっと雲の中だったかな〜)
10数年前、須川温泉から名残ヶ原を経て産沼から栗駒山に登った事がある。
そのときもお盆前の同じ時期で、軽装とスニーカーでハイキング気分だった。
木道から沢越えしてガスの中を延々と歩いて階段状の登りでへたばり、やっと山頂ついたときは見事なガスの中。
寒くて早々と須川コースを下りてきた。
それ以外ほとんど記憶にない、花を見る余裕もなかった。
今回はしっかりと歩こうと産沼ルートを歩いてみた。
花も見て、景色を見て、三途の川を徒渉し心中この世とおさらばしてみたが
現実は暑さと二度目の山頂への登りのつらさでこの世に引き戻された。(笑)
ひたすら喉が渇いて暑くてぜぇぜぇものだったが山頂に着くと不思議なことに
喉の渇きもつらさも忘れ、ただ風に吹かれてガスに包まれぼーっとカピバラ君のようになった。
気がつくとガスの塊りが迫ってきたので中央コースを下山開始。
急登を下り見晴らしの良い場所で改めて栗駒山のダイナミックな山容に感動。
いつか御沢コースを歩いてみたいなぁ。
しかし、中央コースの下りは石とコンクリートで足が痛くなるし、膝もがくがくしてしまう。
あまり歩きたくない道かも…道の真ん中に大きな熊のフン(当日のものではない)があったのにはびっくりした(~o~)
栗駒の夏、日本の夏、ハクサンシャジンの揺れる夏の一日でした。
夏雲と晩夏の花。最近山に行けない私には、涼しそうでとても羨ましい世界です
この時期でも意外と種類多く咲いているものですね。
どうしても花よりも涼風に気をとられてしまうので、なかなか気が付かないことが多いのですが
それにしても山頂に着くと、今までの辛さを忘れて無心になるのはなぜなのでしょうね?すごくよく分かります
こんにちは。mokkedanoさん。
夏雲が渡る山頂や展望岩頭周辺は涼しくてまさに避暑地です。
お花は咲いていると足を止めて座り込んだり…で毎度同じ花を見ていても飽きません。
ハクサンシャジンオンパレードで紹介しましたが画にあう言葉が浮かんでこない。
山頂でぼーっとしているつもりが意外と時間がたっていなかったりする。
意識が集約されてどこかに吹っ飛んでいるんでしょうね
kiyoshi師匠が翌日同じルートを歩いていたのは何かの兆し
今年のオリンピックは女子の活躍が素晴らしかったのですが、
meikenさんも負けてないですね〜
この暑いのに栗駒の山頂を二度もですか
いつもながらきれいな写真も撮られていますし、素晴らしいです
栗駒に行く度に写真(35番)の苔状の植物が気になっていました。
ヒカゲノカズラ、もう忘れません
苔じゃなくてシダの仲間みたいですね。
勉強になりました
kiyoshiさんと一日違いでしたか。
惜しい
ルート辿ると変な8の字になっていました。誰かさんのお好みの画になりました
tooleさんもこの画お好みですか
オリンピックももうフィナーレ近し。女子バレーが銅メダルで良かった良かった
この年で“女子”と言われるのは誠に若い女性に申し訳ないですが
女性のパワーは縁の下の力持ちですよ。
暑さにめげず歩いたおかげで山頂でカピバラ君になれました
kiyoshi師匠にはなかなか出会えないです。それだけまだ修行が足りない
一日違いで発見できませんでした、よかったよかった
meikenさんは平日登ってるし、私は休日なので、お会いすることはないような
ハクサンシャジンは、きれいでしたね。私は東栗駒コースと天馬尾根しろがね草原のキンコウカをみたいなあと思って行きましたが、思いがけずイワショウブの群生にびっくり
こちらにもコメントいただきありがとうございます。
熊のフンは翌日には片付けられていたんですね。見たら引き返したくなります。
東栗駒コース、天馬尾根確かに草原歩きのお薦めコースですね。
産沼コースと東栗駒コースがどこかでドッキングしてもよいような箇所もありますね〜。
(二度山頂無しに再び東栗駒コースを下山するのも可能になる)
只今お盆帰省で仙台離れておりますが、山に行こうという気力は湧きません。
暑い〜んです(>_<)
残暑お見舞い申し上げます
栗駒って、イワカガミ平に行くより須川に行く方が速いんですよね、意外に。
先日ナビでイワカガミ平までのルートを検索したら、須川温泉までの案内が出ましたよ(笑)
そこからは歩けと…?
シャジンの夏風景というテーマがステキです!
テーマをもつこと、大事ですよね〜
私は、欲張りなのでテーマがすぐぼやけます
Springさん、こんにちは。
今頃お返事、遅くなってすみません
昨日、実家から戻って来ましてあれやこれやと忙しく慌ただしくしておりました。
栗駒に行ってから早くも10日近く経とうとしていますが
この暑さは一体何なんでしょう!!!
その時その時期の旬の花はいっぱいあるけど印象的な風景をたまたまテーマにしてみただけですよ〜
確かにイワカガミ平はあのつづら折りの道がすごく遠いね〜!
でも紅葉時期や山開きの時期を外せば静かな歩きを楽しめます。
栗駒の夏。快適な空にハクサンシャジンの華麗な舞い。
活き活きしていて中からお金が出て来そうな勢いですね。
龍泉ヶ原も綺麗に写っておりますよ。
秋には是非Springさんとの栗駒美女コラボを実現させて下さい。楽しみにしております。
ハクサンシャジン…確かに鐘鳴らしてカネが出てきたらいいなぁとあらぬ妄想を抱いてしまいました
栗駒は優しい山です。ご家族で是非ハイキングに来てくださいね〜
“美女コラボ”シリーズは不特定期に行いますが
美女に限らず美男子も紅葉期の栗駒集会なんて企画も面白いかも〜。
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