記録ID: 2158322
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
霞沢岳 西尾根 単独ソロ
2019年12月28日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 29:59
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
天候 | 両日晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
釜トンネルからスタート |
コース状況/ 危険箇所等 |
ピンクリボンはありますが尾根上部は減少します。 ノートレースの際は誤った方向へ行かぬようログを落とすことをおすすめします。 幕営地について。 標高1900m,1960m,2000m,2200m辺りにそれぞれ2張り程度あり。当日入山者の気配があったら早々に適所を見つけ幕営することをおすすめします。 ルートについて。 最初はリボン満載なのにざっくりですが1700m越えあたりから減少します。斜度がキツくなるのもこの辺りです。右巻きか左巻きかはその時の雪の状況によって変えていく必要がありそう。 大きな岩はだいたい左側を巻く。 だけど標高2000m手前の岩と言うか巨木というか、立ち塞がる箇所は右巻きに木の間を潜り抜ける感じで登る必要あり。特にテント泊装備でここの登下降は斜度もあり直ぐ下は切れたってるのでやっかい(私的に)に感じました。 クライムダウンや登り慣れてない方は2000m下で幕営をおすすめします。 山頂直下の岩峰 P2 初冬らしく左側は雪と岩のミックス、 右側はサラサラ雪。 そんな感じだったので登りやすそうな右側の雪をバイルで登りました。数メートルすると行き止まり、左側の岩に移るしかなく、バイル固定して前爪上手く引っ掻けて、おりゃー!って上の岩を掴み乗り越えました。 ここが登れれば後は普通。直ぐ先にビクトリーロードがまっております。 ビクトリーロード 細い尾根を越えると一気に開けて山頂らしきピークがよく見える。 初冬の、この時期はモモ腰まで埋まるラッセルでした。試しにワカン付けても膝上まで埋まり意味あるんだか無いんだか。距離的にはそこまで長くないので気合いでラッセルした方がワカン装着してるより早くつくかもしれません(笑)状況次第ですね。 必要装備 岩峰は50mあれば一番下まで降りれます。 30mでも核心の岩下までは行けるので、各々のスキルや装備と相談し決めるのが吉。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
アイスアックス
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感想
昨年は膝の治療により完全療養のため、雪山シーズンをまるまる棒に降った私。
そんなわけで雪山登山3年目となる今年、後れ馳せながら本日達成しました。
装備の見極め、ペース、ルーファイ、諸々な判断力。全てにおいで勉強となり成長し、今の力量がみえる山行でした。
ソロとパーティーそれぞれに魅力はあるし連れて行かれることで学ぶ事もあるけれど、それがどこまで身に付いたかを知るため、やはりソロ山行は私にとっては必須だなと思いました。
壊した膝は相変わらずで、療養中はキャンプに走ってたため、見事に体力は衰退気味。ハァハァしてました(笑)やっぱ日頃の運動や、筋トレも必要ですね。
でも年始明けも厳選した山を選び、挑みます!
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核心部は、ロープ何m必要ですか?
30mだと斜面の1番下まで届かず核心ポイントの下からクライムダウンとなります。(雪量変われば核心は消えるかもしれませんが。)
50m有れば斜面の1番下まで降りれますよ。
凄いだなんて恐れ多い、まだまだ経験値の浅い見習いハイカーです(^ ^)
丁寧な回答ありがとうございます😊
フォローさせて、いただきます。
登られましたか??
有難うございます(^^)挑みたいルート沢山あるのですが忙しくなかなか行けておりませんがどうぞ宜しくお願いします♪
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