登り納めは谷川岳の朝の絶景
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 764m
- 下り
- 768m
コースタイム
ルートも登山計画のルート
天候 | 1日目強風と雪 2日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路 14:05谷川岳ロープウェイ発水上駅行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
天神平から熊穴沢避難小屋までは雪不足のためか夏道でした。 雪崩に遭いそうで怖い でも稜線上は木が出ていて歩けない… |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
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感想
年末の山納めをどうするか考えていたところ
12月28日は強い冬型の気圧配置だが…翌29日は本州上空は高気圧に覆われて好天が予想される天気図に…
そして30日はまた冬型の気圧配置。
これは行くしかないでしょう。谷川岳は日帰りで気軽に行ける山だが、28日のうちに肩の小屋まで上がって冬季避難小屋で泊まれば、朝の絶景が見られるだろう、ということで初日は悪天候覚悟で、避難小屋泊装備を担いで行ってきました、谷川岳へ。
1日目は降雪と強風
悪天のためか登る人が少なく、その人たちも途中で次々と撤退してしまったためトレースが無い
しかも私はツボ足…
幸いにも先行するスノーシューの若い人1名・ワカンの年配の方1名が激ラッセルでルートを開いてくれたので…恐縮しつつも後に続いて進む
…が、そのお二人も熊穴沢避難小屋で心折れて撤退。
でも私は翌日の天気図を信じてここで一泊することに。本当は肩の小屋まで上がりたかったが…この天候でツボ足、ノートレースでは到底上がれないのは明白なのでやめておく。
群馬県警の山岳警備隊の若いお二人が天狗の留場?あたりまでスノーシューで上がって戻ってきた。ちょっと軽装で登っていた若者二人を遭難防止の観点から強制下山させたらしいが…先の方に一人、泊り装備を持って肩の小屋を目指している人が奮闘中らしい。
ラッセルしてくれた二人が帰り、山岳警備隊も帰り、一人になったので、寒いし特にやることもないので15:00頃にはシュラフに入る。ゴロゴロしていたら、肩の小屋を目指して奮闘中だった方が、ついに心が折れて撤退してきた。
ワカン装備だったが…上部の激ラッセルにさすがにあきらめたとのこと。まあ、熊穴沢でこの強風だったら、上部の風の強さは半端ないだろうし、怖いしな。
この方ももう歩きたくないので、今日は避難小屋に泊まるとのこと。明日の朝一で天神平に戻り、そこから谷川岳の朝焼けをカメラで狙うと。
その後、私が眠っている間に、テント泊が1名やってきて、避難小屋の前に幕営していた。
2日目、同宿者が5:00かそこらに天神平へ向けて出発。お互いに健闘を祈りあう。
私はツボ足なので、好天を狙って朝のロープウェイでぞろぞろ上がってくるであろう今日の登山者たちのトレースを当てにして山頂を目指す算段だったが…始発ロープウェイ8:30を待ったら、せっかくの朝焼けの谷川岳は到底見えない…という思いが強くなり
昨日の山岳警備隊のトレースがあるところまでだけでも行くことにして、6:00前ぐらいに思い切って出発
一部では股下ラッセルもあったものの、昨夜の強風で新雪はほとんど吹き飛ばされたらしく、意外にも雪は締まっている。それに表面は埋まっていても、古いトレースの跡は下の雪が固くて、ツボ足でもそんなにもぐらない。
ということでごくわずかな股下ラッセルと、多少のひざ下ラッセルぐらいで、意外にもそんなに苦戦することなくトップで谷川岳登頂を果たすことができた。
朝の絶景は…目で見たとおりがカメラに映らないのが歯がゆいほどに最高だった。谷川岳自体の朝焼けには間に合わなかったものの、バラ色に染まる俎瑤糧しさは言葉で表現できない。
今年は元旦に登った谷川岳がやはり好天で最高だったが、登り納めの谷川岳もやはり最高だった。ああ、いい1年だったな。
来年も良い年でありますように!!
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