初歩きは鞍馬から大原 幻の補陀落寺跡を訪ねて

2020年01月03日(金) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,205m
• 下り: 1,200m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 0:11
• 合計: 6:55

8:35 鞍馬駅
8:57 8:57 薬王坂
9:23 9:24 静原神社
12:24 12:31 天ヶ岳
13:57 14:00 焼杉山
15:30 15:30 大原バス停
15:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　叡電鞍馬駅
帰り　京都バス　大原バス停

写真

1/3 8:35

今日は鞍馬駅から出発。新しくなった天狗を初めて見る。

1/3 8:37

朝早いのに観光客はもう活動している。

1/3 8:58

薬王坂。今、図書館で借りている北山の峠（金久昌業著）と京都北山を歩く（澤潔著）を読んで今更ながら歴史を感じる峠であるのを実感する。

1/3 9:03

これも本に載っている石仏。

1/3 9:03

石仏の説明文。

1/3 9:24

静原のハイキングコース。

1/3 9:25

静原神社。

1/3 9:38

取り敢えず東ノ川沿いに道路を入って行く。

1/3 9:41

目の前には金比羅山に続く尾根が。

1/3 9:57

西俣と東俣の分岐を東俣に入る。

1/3 9:57

濡れないように石で渡る所が出来ていた。

1/3 10:08

地形図にはその名が載っていないがクダラコージ谷と思われる所へ川を渡って入って行く。

1/3 10:09

この真ん中に見えるのが目印の小屋なんだろうな。

1/3 10:17

検索した資料（最新で15年前）ではきん馬道があるらしいが林道が出来ている。

1/3 10:22

林道を外れて古い道に入る。

1/3 10:25

しかし又林道に出る。

1/3 10:28

林道を離れて尾根を登るとまた林道に出る。

1/3 10:32

林道の横切りを何度か繰り返しながら補陀落寺跡があるという平坦地を探す。

1/3 10:43

最後に登り着いた所も林道が走っていた。

1/3 10:45

しかしここは少し広めの平坦地になっていた。

1/3 10:47

一番端っこまで行くと石仏があった。う〜ん、ここがそうかな？他に平坦地は無かったし、ここを補陀落寺跡としておこう。

1/3 10:49

倒木はあるが林道は更に上に続いている。

1/3 10:50

平坦地に他に何か無いかチラッと見たが何も見つけられなかった。

1/3 10:50

更に上に続く道を辿ってみる。

1/3 11:00

適当な所から尾根に入ると赤いものが見えた。目立つ赤は万年青の実だった。

1/3 11:06

倒木が少し邪魔する尾根にもピンクのリボンが付いていた。

1/3 11:22

P612標高点辺り。

1/3 11:23

いつものプレートとクダラコージ山の名前が付いていた。

1/3 11:55

次のピークP654。

1/3 11:56

以前来た時はプレートがあった筈だが今回は見つけられなかった。

1/3 11:57

近くにあったのは案内標識だけだった。

1/3 12:29

天ヶ岳山頂。山頂にはハンモックで休んでいた5人程の人がいたので早々に退散する。

1/3 12:30

ここのプレートはかなり風雪に耐え汚れていた。

1/3 12:34

山頂近くでは年末に降った雪だろうか少しだけ残っていた。

1/3 12:37

ここから林道を離れて尾根道に入る。

1/3 12:37

中央の山道に入る。

1/3 12:45

尾根道。

1/3 12:46

この標識を見て一安心する。

1/3 12:46

かなり良い道が続く。

1/3 12:48

わかりやすい標識。

1/3 13:11

良い道から少し外れ、尾根のピークに寄り道。

1/3 13:12

ここには綺麗なプレートが付いていた。

1/3 13:14

シャクナゲ尾根の分岐。

1/3 13:19

何でこんなに綺麗な道が残っているのだろう。

1/3 13:30

また少し藪漕ぎして尾根の標高点に向かった。そこは峠だった。

1/3 13:30

この峠辺りが標高点だが峠の名前も標高点のプレートも無かった。

1/3 13:36

焼杉山に向かうが以外に良い道だった。

1/3 13:46

縦走路に合流。

1/3 13:59

焼杉山山頂。

1/3 14:00

山頂から僅かに望める大原の里。

1/3 14:01

焼杉山の三角点。

1/3 14:06

古知谷に向かう。

1/3 14:25

1/3 14:34

尾根の鉄塔。

1/3 14:35

琵琶湖が見えた。

1/3 14:35

初めてここのゴルフ場全景を見る。

1/3 14:36

春に向けて一杯の蕾を付けている。

1/3 14:38

古知谷への降り口だが近くにある標高点に寄ってみる。

1/3 14:39

標高点辺り。

1/3 14:40

振り向いたら意外な所に付いていた。

1/3 15:02

お寺の入口まで降りて来た。

1/3 15:03

阿弥陀寺の説明。

1/3 15:05

大原の里の説明板。さあ後は大原バス停まで。

撮影機器：

PowerShot SX40 HS CANON

感想

yjin

図書館から借りた本を読んでいると幻の補陀落寺が載っていた。今から30年程前、静原の老人会の人が発見して調査の結果歴史的に合う瓦などが出たらしい。いろいろ調べた結果、小屋と谷と平坦地を頼りに探してみる事にした。

林道を辿っていると対岸に谷があり小屋が見えた。先ずここを探してみようと谷沿いを登って行くが見知らぬ林道が幾つもの分岐と共に縦横に巡っていた。林道を辿ったり道の無い尾根を登ったり予定していた標高を越え登って行くと平坦地らしいものが見えた。ここを逃せばもうこの谷沿いには無い。最後の平坦地を少し探索すると1体だけだが石仏があった。ここを訪ねた先人の記録では確かその様なものがあったはず。ただその時の写真ではもっと暗そうに見えた。ただ今日現在ではこの前の台風の被害で殆どの木が倒れて明るい広場となっていた。

こんな所に普通に石仏など無いだろうし、ここを補陀落寺跡としておこう。そしてここに来る時辿った谷をクダラコージ谷としてmy地図に載せておこう。一応目的は達成したので2020年は出だしから好調としておこう。