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Yamareco

記録ID: 217028
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(初の御殿場口から)

2012年08月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:22
距離
19.9km
登り
2,404m
下り
2,394m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

御殿場口新五合目(鳥居)3:37―4:46新五合五勺(登り・下りクロス地点)―7:21七合目―9:32御殿場口頂上―9:58剣ヶ峰―お鉢巡り―10:45御殿場口頂上11:03―11:58七合目(大砂走り分岐)―12:55御殿場口新五合目

天候 晴れ・・午後からは、下から雲が湧き上がってきました
一日中、日差しが強く、登りはTシャツ1枚でOKでしたが、お鉢めぐりでは風のため体感温度は下がり、長袖と薄手のグローブが欲しくなる感じでした
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場口の周辺に、第1〜第3の無料駐車場があります・・本日は、第1と第2はほぼ満車で、第3はかなり余裕がありました(ログのスタート地点)

この時期、富士登山の他の3コースにはマイカー規制(シャトルバスまたはタクシー必須)がかかるのに対し、御殿場口には規制は無く駐車場も無料なので、この点はかなりのアドバンテージと思います
コース状況/
危険箇所等
登り登山道は、他の3コースと同様に、火山性の道をひたすら登ります

下りは、七合目から距離の長い「大砂走り」となり、昔より砂が減ってしまったとのことですが、それでも気持ちよく走れるラクチンの道です

累積標高差2300m超のコースに敬意を表して3時半頃にスタートしましたが、ルートは殆ど九十九折れになっていて急登感はあまり感じられず、時間をかけてユックリ行けば問題の無いルートと思いました

今回登った御殿場口からのルートが、山と渓谷8月号の「日本の名急登特集」で、「標高差・沿面距離・平均斜度の総合偏差値で見た100急登ランキングのNo.1」となっていましたが、“?”でした・・数字の上ではそうなるのでしょうが、ガレ場・木の根・岩場といった数字に表れない障害物があまり無いため、“ここがNo.1?”といった印象を受けたのだと思います

予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
標高差2300m超に敬意を表して、夜明け前からヘッデン頼りのスタートです
2012年08月19日 04:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
8/19 4:43
標高差2300m超に敬意を表して、夜明け前からヘッデン頼りのスタートです
標柱に○/110 の表示がありますが、距離の目安ではないようです
2012年08月19日 04:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 4:50
標柱に○/110 の表示がありますが、距離の目安ではないようです
新五合五勺付近でご来光
2012年08月19日 05:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/19 5:02
新五合五勺付近でご来光
赤富士になりました
2012年08月19日 05:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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赤富士になりました
アップで
2012年08月19日 05:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/19 5:02
アップで
下界の雲は多いですが・・
2012年08月19日 06:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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下界の雲は多いですが・・
富士山頂上付近は快晴です
2012年08月19日 07:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 7:45
富士山頂上付近は快晴です
ユックリ時間をかけて御殿場口頂上へ・・もちろんタフなコースだったものの、警戒したほどキツくはありませんでした
2012年08月19日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 9:32
ユックリ時間をかけて御殿場口頂上へ・・もちろんタフなコースだったものの、警戒したほどキツくはありませんでした
剣ヶ峰へ
2012年08月19日 09:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 9:36
剣ヶ峰へ
雲が駿河湾を取り囲んでいます
2012年08月19日 09:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/19 9:41
雲が駿河湾を取り囲んでいます
剣ヶ峰での写真撮影には大行列
2012年08月19日 09:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 9:50
剣ヶ峰での写真撮影には大行列
チッポケな喜びですが、やっぱり、日本一高い地点に立っているという感じはいいものです
2012年08月19日 09:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 9:56
チッポケな喜びですが、やっぱり、日本一高い地点に立っているという感じはいいものです
お鉢を巡って御殿場口頂上で大砂走りに備えて装備調整と行動食
2012年08月19日 11:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/19 11:03
お鉢を巡って御殿場口頂上で大砂走りに備えて装備調整と行動食
下り始めるとみるみる雲が上がって行きます
2012年08月19日 11:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/19 11:54
下り始めるとみるみる雲が上がって行きます
昔より砂が減っているとのことですが、それでも須走口の砂走りよりスケールの大きな走りを楽しめました
2012年08月19日 12:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/19 12:17
昔より砂が減っているとのことですが、それでも須走口の砂走りよりスケールの大きな走りを楽しめました

感想

本レコ「コース状況」のところでも書きましたが、山と渓谷8月号の「日本の名急登特集」で、「標高差・沿面距離・平均斜度の総合偏差値で見た100急登ランキング」に、富士山御殿場コース(五合目〜剣ヶ峰)がNo.1として評価されていて、“そういえばまだ御殿場コースだけ登ったことがないなあ”と思い、本日登ってきました。

確かに、距離20km超かつ標高差2300m超のコースは、数字で見ると日帰りコースとしては相当タフな感じです。そのため3時半スタートを目標に、深夜2時に御殿場口第2駐車場に入りました。

実際に登ってみると、「コース」のところでも書きましたが、登山道は九十九折れとなっていて急登感は殆ど感じず、ガレ場・木の根・岩場といった足場の障害となる物も余り無いため、“難コース感”はありませんでした。

深夜に登山口へ向かう道路でランニングされている方を追い抜き(もちろんこちらは車です)、こちらが登山口から登って行ったところ、同じ方に御殿場口頂上ですれ違いましたが、そんな“スーパー健脚”の方は別にして、御殿場コースは、変化の無いロングコースのユックリ登りに耐えられるかが試されると思います。

他の3コースと同様に、富士登山をキツく感じる度合は、八合目以上での高山病様の症状がでるかどうかにかかっていると思いますが、今回は、先週に北岳に登っているので、高度順応が残っていたことも幸いしたと思います。

富士山は深田久弥氏に「偉大なる通俗」と評されていますが、何はともあれ、剣ヶ峰標柱の横に立ったときの、「今、自分は日本最高地点にいる」という実感は、何度味わってもいいものですね!

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