初3000超え! 花いっぱいの仙丈ケ岳✿✿✿カレーパワー発揮
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,131m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
07:18 藪沢新道入口
07:25 大平山荘通過
08:51 雪渓に遭遇!
09:24 沢のほとり(6分休憩)
09:53 大滝の頭分岐
10:05 馬の背ヒュッテ通過
10:17 丹渓新道分岐(約10分休憩)
11:11 仙丈小屋(昼食で45分休憩)
11:56 仙丈小屋出発
12:27 仙丈ケ岳山頂(3分休憩)
12:30 小仙丈ケ岳分岐
13:14 小仙丈ケ岳山頂(約10分休憩)
13:54 大滝頭
14:49 北沢峠
天候 | 晴れのち曇り&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所: ●藪沢新道‘この先崩落で危険 登山道を迂回’看板を通過後の岩場 (岩の出っ張りのため、岩を掴んで後ろ向きに降りなければならない) ●同じく雪渓右上のトラバース道 (足幅1歩分しかない崩れ易い土と砂利の道) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
8月上旬に、甲府行きの激安高速バスで仙丈ケ岳に向かう予定が
中央道2時間渋滞のため北沢峠まで辿り着けず、急遽行き先変更。
それでも私の心には諦めの気持ちはなく(笑)…どこまでなら登れるか?
帰りのバスを予約済みだったので、時間的にやむなく駒津峰まで。
その悔しさもあり、めったにない2.5休を利用して前泊日帰りをチョイス。
土曜午前は仕事をして一度帰宅、山支度をして家を出る。
職場で「これから山行くのっ?」と驚かれた。まぁ、いつものコト。
前夜にネットで予約した激安高速バスに乗るため新宿へ。
同じく前夜に予約済の甲府北口のビジネスホテルに泊まるので
夜間着でも問題ない。
甲府4:00発のバスに乗るため、3:00起きなのがちょっと辛いか?
今回はバスが2台のみ、数名が立ち乗りになってしまったが
床かステップに座ってよいとのこと。
車掌さんによると、土曜の方が登山客が多いと予想して4台出したが
意外と人数が少なくガラガラだったので、今日は2台しか出ないと言う。
しかも、天気が悪く14時頃に大雨となり大きな雹まで降ったそうだ。
最前列のステップ近くでしばらく大汗を拭いていると
運転手さんが「大丈夫ですか?」と小声で心配してくれて
走りながらエアコンの調節をしてくれた。
車掌さんも「私はここに立つからステップに座って」と勧めてくれる。
「アリガトウゴザイマス」
気のせいか、山スカだと皆が優しい気がするなぁ〜〜(笑)
真っ暗な中を走行中、だんだんと夜が明けてくるが
天気はあまり良くない。広範囲にガスが出ている。
先日の車掌さんと違って、アナウンスがとても上手い。
土地にも詳しい上、コミュニケーション力がある。
2時間も乗るんだからね、お互いに気持ちよく。今日はラッキーだ。
休憩時間もトイレの場所も把握できていたので楽だった。
広河原着、大事なのがトイレやチケットを買う前にザックでの順番とり。
なので、始発より約7分早めに出発した峠行き初便に乗ることができた。
藪沢新道は長衛荘を出て右に歩き、道標の場所から少し下る。
今日こそ仙丈ケ岳に向かえると思うとウキウキしてくる。
登るにつれてガスがどんどん深くなるが、
大汗かきでしかもすぐ日焼けしてしまう私にとっては助かる。
雨が降らなければいいけど。
前後にはだいたい同じメンバー、抜いたり抜かされたりしながら。
何度か休憩に出くわしたオジサマより「頑張ってねー」と励まされる。
でも、あまりのお花の多さに狂喜乱舞して
写真を撮ってばかりなので、これがナカナカ進まない。
マクロモードで撮ろうとしても、何度も手ぶれしてしまう。
ゆっくり登っているつもりなのに、顔から汗が滴り地面に落ちる。
結んだ髪の毛の先からも滴っている。すごいな。
今日もファイントラックお手上げ状態…(笑)
雪渓を過ぎた頃には涼しくなり、気温差を感じる。
いくら食いしん坊の私でも、早朝3時にはサスガに食べられず
ツナパンの残り2/3は夜叉神峠で摂取した。
あとは、ドライトマトやグミなどの行動食をちょこちょこ。
そして、2度目のドーピング後には少し力が出てきたかも。
開けた尾根道をずんずん進み、水場があると、すぐそこが仙丈小屋。
ヤッター! 今日は最初からここで昼食と決めていた。
到着してすぐ、小屋のご主人と思われる年配男性に写真を撮って頂く。
「ここが初めてって、登山が初めてなんですかぁ?」雑談したお兄さん。
「私のほんの気持ちデス」と冗談を言いながら配膳してくれたお兄さん。
う〜んやっぱり、山スカのお蔭か?(笑)皆、優しい。
仙丈小屋のカレーライスが、予想以上に豪華でびっくり!!
丹渓新道分岐で、メンチカツパンを食べてしまって後悔した。
真っ白いガスに覆われ寒さを感じる中、外のベンチで完食。
あー美味しかった! ごちそうさまでした!
すっかり汗も乾き、ポカポカと背に日を受けながら山頂を目指すと
またたく間にガスが上がってきて、辺りはどんどん真っ白に。
今まで見えていた小屋も見えなくなってしまった。
小屋から少し上がった所で、花後のチングルマに出逢った。
白いリンドウみたいな花も沢山見かけた。
標高によって花の種類が入れ替わってくるのが面白い。
受付のお兄さんに聞いていた通り、山頂には30分ほどで到着。
ガスがなければ抜群の展望なんだろうな。
でも、初の3000探蕕法難なく登頂できた喜びでいっぱい。
カレーパワー&アミノパワーを感じたのは山頂付近だったかな。
何だかどんどん歩いて行くことができる。
小仙丈ヶ岳にもまもなく到着。
登りは弱いけど下山は速いのだ〜! (笑)
途中で「速いっすね」と声をかけられる。
下山が重なったパーティ全員が道を譲ってくれた。
ありがとう。
登りも下りもストックは使わなかったが、尻モチや転倒なし。
予想以上に花いっぱいの姿で出迎えてくれて嬉しい。
南アルプスの女王は、私に微笑してくれたようだ。
初3000M級おめでとう御座います。
私も同じ日に山小屋から山頂に登り初の3000M越えを
達成しました。
花の写真がとても綺麗ですね。
私は歩くのに夢中で花に目がいかないんですよね〜。
sionさんは雷鳥に出会えました?
私はダメでした〜
コメントありがとうございます。
日曜の早朝は天気がよかったんですね!
ガスは出てましたが、目標達成できて満足でした。
雷鳥さん、今回は見なかった。
鳴声は聴いたような気がするけど。
「花の写真、ボケボケやんか!」と
友人からツッコミが入りました。
山頂直下に黒百合も咲いてたんですが
急ぐあまりに撮り損ねたのが
今になって悔やまれます。
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