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Yamareco

記録ID: 2178567
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

厳冬期 早池峰山 静かに佇む樹氷群

2020年01月11日(土) ~ 2020年01月12日(日)
 - 拍手
GPS
16:33
距離
24.7km
登り
1,546m
下り
1,543m

コースタイム

1日目
山行
5:57
休憩
0:50
合計
6:47
6:38
138
8:56
9:18
51
10:09
10:18
159
12:57
13:16
9
13:25
幕営地
2日目
山行
7:13
休憩
2:03
合計
9:16
6:30
48
幕営地
7:18
7:26
94
9:00
9:00
17
9:17
9:35
10
9:45
9:46
6
9:52
9:53
8
10:01
10:15
2
10:17
10:18
5
10:23
10:24
20
10:44
10:54
7
11:01
11:07
42
11:49
11:50
14
12:04
13:04
40
13:44
13:46
28
14:14
14:14
91
15:45
15:45
1
15:46
ゴール地点
天候 11日 曇り後雪
12日 高曇り
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
峰南荘駐車場。
登山届けBOXあり。
コース状況/
危険箇所等
冬期ゲート〜小田越
ゲートから積雪あり。最初はツボ足で歩くが、トレースがないため早めにワカン、スノーシュー着けました。
雪は重くて固い雪で、踝、脛、膝と段々深くなっていき、久々に苦しいラッセル地獄となった。12月に訪れた時は小田越まで3時間半程で上がったが、今回は重荷のせいもあるが、二人でなんと6時間半もかかってしまった。

小田越〜御門口
樹林帯の中を夏道沿いに進むが、かなりのハードラッセルになる。木道がある所などは、踏み抜くと胸まで埋まって脱出するのに一苦労である。
トレースがあるのとないのとでは雲泥の差であるが、今回は途中までトレースがあり、だいぶ助かった。トレースが消えてからは森林限界まで太ももラッセルが続いた。

御門口〜早池峰山山頂
森林限界を越えてからも、しばらくは雪が深くワカンは脱げなかった。アイゼンピッケルに装備チェンジしたのは1450mあたり。
夏道沿いに張られてる鉄杭やロープを見つけられれば夏道沿いを進めるが、夏道は吹き溜まりが多く歩きにくい。雪と氷に埋もれてる岩やハイマツの上の方が歩きやすかった。
核心部となるハシゴ場は雪と氷に覆われて利用出来ない。一歩一歩掘り起こして登るのもいいが、我々はハシゴ場の西側のルンゼ状を登った。下りでは安全を期してハシゴ場のスラブを懸垂下降した。30mロープでギリギリ下まで届くくらいだったが、ハシゴの最後の下の部分を二本ほど掘り起こして足場を確保してから降り立った。

早池峰山山頂の避難小屋は、北側の冬期入口から中に入れるようでした。ただ二重サッシの入口が狭くて人が通れるギリギリサイズの間口でした。中には入ってないので中の様子は未確認。


峰南荘駐車場からスタートです
まに「久しぶりの早池峰だ〜」
2020年01月11日 06:38撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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峰南荘駐車場からスタートです
まに「久しぶりの早池峰だ〜」
ゲートを通過して林道歩きスタート
2020年01月11日 06:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/11 6:43
ゲートを通過して林道歩きスタート
最初はツボ足でも歩けますが
2020年01月11日 07:09撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/11 7:09
最初はツボ足でも歩けますが
早めにワカン装着しました。
2020年01月11日 07:33撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/11 7:33
早めにワカン装着しました。
真っ白な早池峰の稜線がチラッと
2020年01月11日 08:26撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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真っ白な早池峰の稜線がチラッと
トレースはなし、ラッセルして進む
2020年01月11日 08:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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トレースはなし、ラッセルして進む
うすゆき山荘
2時間強でやっと着きました
2020年01月11日 08:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/11 8:59
うすゆき山荘
2時間強でやっと着きました
早池峰山の姿は見えず
2020年01月11日 08:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/11 8:59
早池峰山の姿は見えず
まに「噂通り良さそうな小屋ですね」
2020年01月11日 09:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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まに「噂通り良さそうな小屋ですね」
河原坊総合休憩所(ビジターセンター)
2020年01月11日 10:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/11 10:10
河原坊総合休憩所(ビジターセンター)
河原坊コースは登山道消失
今でも崩落が続いているそうです
2020年01月11日 10:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/11 10:12
河原坊コースは登山道消失
今でも崩落が続いているそうです
河原坊到着。下界は晴れか。
2020年01月11日 10:15撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
1/11 10:15
河原坊到着。下界は晴れか。
ラッセルを交代しながら進むが
2020年01月11日 11:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/11 11:08
ラッセルを交代しながら進むが
どこまでも続く林道に意気消沈
2020年01月11日 11:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/11 11:32
どこまでも続く林道に意気消沈
正面に薬師岳。
2020年01月11日 12:30撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/11 12:30
正面に薬師岳。
あー!ヘロヘロ過ぎて起き上がれないmanimaniさん。
まに「ザックが重すぎて起き上がれない!!」
2020年01月11日 12:41撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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あー!ヘロヘロ過ぎて起き上がれないmanimaniさん。
まに「ザックが重すぎて起き上がれない!!」
花巻市から遠野市へ
2020年01月11日 12:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/11 12:46
花巻市から遠野市へ
早池峰山、今日は雲が取れないようです
2020年01月11日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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早池峰山、今日は雲が取れないようです
霧氷と青空
2020年01月11日 12:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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霧氷と青空
やっと小田越だ。1人だったら1日でここまでたどり着けなかったかも。
まに「いやぁ、ほんっっっっとぉに長かったぁ」
2020年01月11日 13:00撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/11 13:00
やっと小田越だ。1人だったら1日でここまでたどり着けなかったかも。
まに「いやぁ、ほんっっっっとぉに長かったぁ」
まだ時間が早いので少し進んでみたが
ラッセル疲れでもう限界、今夜の寝床を探しましょう
2020年01月11日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/11 13:18
まだ時間が早いので少し進んでみたが
ラッセル疲れでもう限界、今夜の寝床を探しましょう
樹林帯の中の良さそうな場所見つけ
まずは整地
2020年01月11日 13:34撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
1/11 13:34
樹林帯の中の良さそうな場所見つけ
まずは整地
幕営。
2020年01月11日 14:26撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/11 14:26
幕営。
疲れ果ててこのビール一本飲んで寝落ち。
2020年01月11日 14:30撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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疲れ果ててこのビール一本飲んで寝落ち。
予報通り小雪が降り出した
2020年01月11日 17:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/11 17:16
予報通り小雪が降り出した
moo「夜飯。今日は味噌にしようかな」
2020年01月11日 17:24撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/11 17:24
moo「夜飯。今日は味噌にしようかな」
まに「定番のツナマヨパスタ(150g)」
2020年01月11日 17:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/11 17:42
まに「定番のツナマヨパスタ(150g)」
翌朝
まに「朝食は賞味期限ぎりぎりのアルファ化米とFD中華スープ」アルファ化米苦手でずっと食べてなかったんだけど、梅じゃこ御飯すげぇ美味かった!
2020年01月12日 05:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 5:36
翌朝
まに「朝食は賞味期限ぎりぎりのアルファ化米とFD中華スープ」アルファ化米苦手でずっと食べてなかったんだけど、梅じゃこ御飯すげぇ美味かった!
翌朝。テントはそのままで出発。
2020年01月12日 06:31撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
6
1/12 6:31
翌朝。テントはそのままで出発。
木々の間から物凄い色の朝焼けが見えるんだけど、樹林帯で朝日が見えないよ〜
2020年01月12日 06:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/12 6:57
木々の間から物凄い色の朝焼けが見えるんだけど、樹林帯で朝日が見えないよ〜
樹林帯の途中まで謎のトレースがあったが途中で消えたのでラッセル開始。
まに「誰のトレースだったんだろうね…謎だ」
2020年01月12日 07:03撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/12 7:03
樹林帯の途中まで謎のトレースがあったが途中で消えたのでラッセル開始。
まに「誰のトレースだったんだろうね…謎だ」
日の出〜
2020年01月12日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 7:05
日の出〜
もうすぐ樹林帯を抜けられそう
2020年01月12日 07:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 7:25
もうすぐ樹林帯を抜けられそう
樹林帯を抜けるとうっすら青空が見えた。
まに「山頂も見えるし、いい感じ」
2020年01月12日 07:27撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/12 7:27
樹林帯を抜けるとうっすら青空が見えた。
まに「山頂も見えるし、いい感じ」
後にはどっしりとした薬師岳
2020年01月12日 07:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 7:39
後にはどっしりとした薬師岳
1450m辺りで装備チェンジ。
2020年01月12日 07:51撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1450m辺りで装備チェンジ。
アイゼン装着、ヨシ!
2020年01月12日 07:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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アイゼン装着、ヨシ!
雪が深くラッセルも大変です
2020年01月12日 08:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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雪が深くラッセルも大変です
太平洋の水平線が光ってる
2020年01月12日 08:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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太平洋の水平線が光ってる
鉄杭が出ているのでルートを確認
2020年01月12日 08:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/12 8:20
鉄杭が出ているのでルートを確認
風もそよ風程度。
2020年01月12日 08:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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風もそよ風程度。
吹き溜まりは避けて岩の上を登る。
2020年01月12日 08:43撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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吹き溜まりは避けて岩の上を登る。
五合目。前回はここまでもたどり着けなかった。
2020年01月12日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 8:49
五合目。前回はここまでもたどり着けなかった。
夏道ルートを辿る
2020年01月12日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:00
夏道ルートを辿る
上の方は踏み抜きも少なくサクサク歩けて気持ちがいい。
2020年01月12日 09:13撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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上の方は踏み抜きも少なくサクサク歩けて気持ちがいい。
八合目のハシゴ場
雪でほぼ埋まっています
2020年01月12日 09:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/12 9:28
八合目のハシゴ場
雪でほぼ埋まっています
ハシゴの一番上部だけ少し見えていました
2020年01月12日 09:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:28
ハシゴの一番上部だけ少し見えていました
今回の核心部
ハシゴ場の西側のルンゼを登る
2020年01月12日 09:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:30
今回の核心部
ハシゴ場の西側のルンゼを登る
上部は足掛かりが少なく慎重に。
2020年01月12日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:34
上部は足掛かりが少なく慎重に。
ピッケルをダガーにして凍った雪に刺したりしながら慎重に這い上がる
2020年01月12日 09:37撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 9:37
ピッケルをダガーにして凍った雪に刺したりしながら慎重に這い上がる
稜線に乗れば山頂はすぐそこだ!
2020年01月12日 09:45撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 9:45
稜線に乗れば山頂はすぐそこだ!
稜線に到着
2020年01月12日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:46
稜線に到着
山頂の東側には樹氷群が広がる。
2020年01月12日 09:47撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 9:47
山頂の東側には樹氷群が広がる。
まに「この間見た蔵王の樹氷はさっぱりだったけど、早池峰の樹氷は小降りだけど中々いい出来!」
2020年01月12日 09:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:48
まに「この間見た蔵王の樹氷はさっぱりだったけど、早池峰の樹氷は小降りだけど中々いい出来!」
稜線を少し歩けば山頂はもうすぐ
2020年01月12日 09:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 9:57
稜線を少し歩けば山頂はもうすぐ
山頂小屋は夏の入口がある東側は完全に埋まってる。
2020年01月12日 10:00撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
1/12 10:00
山頂小屋は夏の入口がある東側は完全に埋まってる。
山頂神社に到着
2020年01月12日 10:01撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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山頂神社に到着
早池峰山(1917m)
まに「実に6年振りの山頂だ!しかも今回は厳冬期!」
2020年01月12日 10:03撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 10:03
早池峰山(1917m)
まに「実に6年振りの山頂だ!しかも今回は厳冬期!」
やりました!冬季早池峰山登頂!
2020年01月12日 10:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 10:03
やりました!冬季早池峰山登頂!
小屋は埋もれる寸前
2020年01月12日 10:03撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/12 10:03
小屋は埋もれる寸前
少し徘徊します。
2020年01月12日 10:03撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/12 10:03
少し徘徊します。
岩手の名峰、岩手山
まに「実はこっちに行こうかとも考えていた」
2020年01月12日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
1/12 10:05
岩手の名峰、岩手山
まに「実はこっちに行こうかとも考えていた」
いやー絶景、絶景
2020年01月12日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 10:05
いやー絶景、絶景
岩手山が綺麗に見えました!
2020年01月12日 10:05撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 10:05
岩手山が綺麗に見えました!
鶏頭山への縦走路。中岳の岩場が核心でしょう。3月くらいが歩きやすそう。
2020年01月12日 10:06撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
1/12 10:06
鶏頭山への縦走路。中岳の岩場が核心でしょう。3月くらいが歩きやすそう。
姫神山
一度は登ってみたい
2020年01月12日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/12 10:06
姫神山
一度は登ってみたい
お隣の薬師岳
2020年01月12日 10:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/12 10:07
お隣の薬師岳
どの岩にも氷がビッシリ。
2020年01月12日 10:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 10:07
どの岩にも氷がビッシリ。
小屋北側の冬期入口の扉は開きます。
2020年01月12日 10:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 10:09
小屋北側の冬期入口の扉は開きます。
中の様子。
2020年01月12日 10:11撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 10:11
中の様子。
戸締りはしっかりと。
2020年01月12日 10:12撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
1/12 10:12
戸締りはしっかりと。
mo「左が早池峰剣ヶ峰。ここも行きたかっだが次回だね。」
まに「結構遠い…」
2020年01月12日 10:14撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
1/12 10:14
mo「左が早池峰剣ヶ峰。ここも行きたかっだが次回だね。」
まに「結構遠い…」
まに「樹氷群を歩く男が一人、絵になりますなぁ」
2020年01月12日 10:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 10:16
まに「樹氷群を歩く男が一人、絵になりますなぁ」
樹氷をもう一度眺める
2020年01月12日 10:21撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 10:21
樹氷をもう一度眺める
小振りだがここまで登ってきてようやく見れる樹氷群である。
2020年01月12日 10:23撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 10:23
小振りだがここまで登ってきてようやく見れる樹氷群である。
安全の為ロープで懸垂下降することにした
2020年01月12日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 10:44
安全の為ロープで懸垂下降することにした
下山開始。ハシゴ場のスラブは懸垂下降で。
2020年01月12日 10:48撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/12 10:48
下山開始。ハシゴ場のスラブは懸垂下降で。
幕営地に帰還
まに「無事に登れて満足、満足」
2020年01月12日 12:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 12:08
幕営地に帰還
まに「無事に登れて満足、満足」
少しの休息を挟み、手早く撤収
忘れ物確認、ヨシ!
2020年01月12日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/12 13:04
少しの休息を挟み、手早く撤収
忘れ物確認、ヨシ!
mo「さあ帰りますか」
まに「あとは下るだけ〜」
2020年01月12日 13:06撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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1/12 13:06
mo「さあ帰りますか」
まに「あとは下るだけ〜」
帰りは自分達のトレースが残っていたので快適に歩けました。
2020年01月12日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/12 13:11
帰りは自分達のトレースが残っていたので快適に歩けました。
河原坊通過
下るだけだから楽ちんと考えていましたが…
2020年01月12日 13:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/12 13:47
河原坊通過
下るだけだから楽ちんと考えていましたが…
うすゆき山荘通過
下りも疲れる…
2020年01月12日 14:16撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1/12 14:16
うすゆき山荘通過
下りも疲れる…
mo「ようやくゲートまで降りてきた!お疲れ様でした!」
mani「やっとついた!お疲れ様!うすゆきからゲートまでがもう長すぎてヘロヘロだ」
2020年01月12日 15:43撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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mo「ようやくゲートまで降りてきた!お疲れ様でした!」
mani「やっとついた!お疲れ様!うすゆきからゲートまでがもう長すぎてヘロヘロだ」
夕焼けを見ながらお互い帰路いついた
2020年01月12日 16:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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夕焼けを見ながらお互い帰路いついた

装備

個人装備
ハードシェル グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル スコップ 行動食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット
共同装備
ロープ(8mm-30m) 確保機(ATC) ロックカラビナ カラビナ スリング

感想

 2連休の休みが急遽3連休に、初めは岩手山へ行こうかとも考えていたがmooreeさんが早池峰に行くというのでご一緒することにした。
早池峰山、6年前に一度だけ登ったことはあるが無雪期で当時はまだ登れた河原坊コースだった。今回は初めて登る小田越コース、しかも厳冬期、どんなコースなのかとても楽しみだった。
 一日目で山頂まで上がれればいいねとか話しながら登っていたけど、その考えは甘かった。ラッセルに手間取り小田越まで6時間半を要してしまった。一日目は小田越の付近で幕営となった。樹林帯の中での幕営だったが、風も全然なく、久しぶりにグッスリと眠れました。
 二日目、風も弱く、高曇りで天気もまずまず。樹林帯には昨日にはなかったレースが、これはありがたいと思ったが、残念ながらトレースは途中で途切れていた。
またラッセルして進む、樹林帯を抜けると雪と岩のミックスへアイゼンピッケルに変えて進むが下部はまだ雪が深くラッセルが続いた。5合目を過ぎると風の通り道で強風が吹き付けてきた。しかしこれぐらいの風ならまだ好条件なのだろう。
 今回の核心部は8合目のハシゴ場だった、ハシゴは雪で埋まって使えない。
ルンゼの巻くようにほぼ垂直の雪壁を登った、雪の下は一枚岩なのかピッケルがまるで刺さらない。雪がなかったら無理だっただろう。なんとか核心部を突破した。
 山頂稜線部には小ぶりながらも見事な樹氷群が広がっていた。今年は小雪で樹氷の成長も今一つな所が多いが早池峰の樹氷はしっかりとできたようだ。
早池峰の山頂から眺めた鶏頭山への稜線、今度はこちらを是非とも歩いてみたいものだ。
今回はピストン、と言うことは核心部をもう一度通過するということだ。
もしもの為と思って持参したロープ、今回は安全の為に懸垂下降で通過することにした。核心部を抜ければ下山はあっと言う間、テントまで戻りさっさと撤収して下山開始、あんなに苦労した林道歩きも下山はあっと言う間でした。それでもヘトヘトでしたけどもね。

6年ぶりに訪れた早池峰山、一人では登頂できなかったでしょう。mooreeさんありがとうございました!

今シーズンの宿題は今シーズンの内に。と言うことで、12月に暴風で撤退した早池峰山に最挑戦してきました。

1日目、天気は曇りでパッとしない中スタート。幸い風が弱い予報なので出来れば1日で早池峰山頂までたどり着いて、あわよくば三日間かけて縦走出来ればと計画をしていた。
積雪がどれくらいあるかわからなかったが、小田越までかかっても4〜5時間だろうと思っていたが、これが甘かった。
フワフワの新雪ならまだよかったが、一歩歩くたびに重い雪の中にズッポリ潜って足を出すのも抜くのもかなりの負荷がかかる雪質だった。加えて冬山のテン泊装備がズッシリと肩に食い込み、ようやく小田越に到着した時にはスタートしてから6時間半が経っていた。ここからさらに樹林帯をラッセルして岩場を越えて山頂まで登る気力と体力は到底残っていなかったので適当な所に幕営地を見つけ、そこで1日目は終了となった。

2日目は太陽こそ出てはいないが高曇りで視界も良く、何より風がそれほど強くない予報だった。
ここからまた重荷を背負って縦走を続けるか迷ったが、早池峰山から鶏頭山までのラッセルや岩場の通過等を考慮して、テント等はそのままデポり確実に早池峰山登頂を遂げてピストンで戻る計画に変更した。
樹林帯では思いがけないトレースが途中まであり、森林限界までは割とスムーズに抜けられた。1450m辺りで装備チェンジをして山頂を目指す。
風も予報通り微風で、所々冬山の寒風が吹いてはいたが12月に来た時とは比べ物にならないぐらいの快適さだった。
雪に埋もれたハシゴ場は西側から巻いていよいよ山頂直下まで来ると、樹氷群が出迎えてくれた。
蔵王や吾妻などの樹氷と比べると背も低く小振りではあるが、滅多に人が訪れる事がない厳冬の早池峰に佇んでいるその樹氷達は今まで見てきた樹氷とはまた違った印象があり、ようやく目にする事が出来て感無量であった。

しばらく山頂付近をウロウロして、鶏頭山への縦走路をしっかり目に焼き付けて下山を開始した。
ハシゴ場の下りでは、登りで通った足掛かりの少ないルンゼは下らず、ハシゴ場のスラブを懸垂下降で下りた。

テントを撤収してうすゆき山荘でもう一泊して帰ってもよかったが、自分達のトレースを辿って下る分にはそれほど時間もかからず下山出来るので、その日のうちに下山する事にした。それでも最後の方は疲れ果てて、日帰りらしいスキーを履いた方に颯爽と追い抜かれたのを見た時は、やはりスキーかと毎年のよう思わされるのであった。


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コメント

ラッセル
かなりのハードラッセルだったみたいですね。
しかし厳冬期の早池峰のあの岩場を行くなんて想像しただけで縮み上がりそうです。登頂おめでとうございます。お疲れさまでした。
2020/1/14 15:16
Re: ラッセル
chicken_manさんこんばんは
10キロの林道ラッセルはホントキツかったです
ワカンの自分よりスノーシューのmanimaniさんの方が先頭を歩く時間は長かったのでmanimaniさんの方がキツかったと思います
chicken_manさんが前に言ってた、スキーだと歩きの3分の1の時間で登れるっていうのを痛感致しました
こうゆう時のためだけでもスキーシュー等あるといいなと思いましたよ。いつか道具揃えられたらスパルタ特訓お願いします
2020/1/14 19:44
Re: ラッセル
小田越までの歩きが一番苦労しましたね。
ラッセルは好きですがあの長さにはさすがに参りました
中々進まない歩きでしたが、50歩歩いて休憩と自分でペースを作りながら歩いていました。
早池峰の岩場、一枚岩が多くてなかなか苦労しました。ハシゴを掘り起こして使えばよかったなと今になっては思います。
夏とはまるで違う山になり、とても刺激のある山行になりました。
2020/1/16 21:48
トレースありがとうございました
日帰りで行って、お二人のトレースを利用させて頂いた者です。帰路にお会いした際に、先を急いでいたので丁寧にお礼を申し上げる事ができず、どうもすみませんでした。
2020/1/15 23:41
Re: トレースありがとうございました
tkitasanさん、はじめまして。
日帰りで登頂とはすごい人も居るんだなぁと二人で話していた所でした。
ゴムバント拾ってくださりありがとうございました、改めて感謝いたします。
それとスキートレース荒らしてしまって申し訳ございませんでした
2020/1/16 21:53
tkitasanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。我々が装備チェンジしてる時に声をかけさせていただいたmooreeと言います。
我々以外にも山頂へ向かう方がいらっしゃって少し驚いてしまいました(笑)
スキーのトレースが荒らされてたとの事ですが、我々はスキーのトレースだと沈んで歩きづらいので、自分達のトレースを下ったつもりですが、もしかしたら所々スキートレースに入り込んでしまった箇所があったかもしれません。大変失礼致しました。
さすがにスキーは早いですね。あのルートを日帰りなんて羨ましい限りです。
相方のゴムバンド拾っていただいてありがとうございました!
2020/1/16 11:45
早池峰山の樹氷
山頂では樹氷が見られるんですね 積雪状況、コースのなどなど確認させていただきました。歩いた本人のみ味わえる体験、山景、なににも代えがたい事です。行けるかどうかわかりませんが参考にさせて頂きました。
2020/1/21 11:18
Re: 早池峰山の樹氷
oyaziさん、コメントありがとうございます。
拙いレコですが参考にしていただいて光栄でございます。
山頂の東側に広がる樹氷群は、背も低く小ぶりながらも、そこまで到達した気持ちと相成ってとても印象に残る光景でした。
是非oyaziさんも行かれてみてください。
2020/1/21 12:48
Re: 早池峰山の樹氷
oyaziさん、こんばんは
山頂で樹氷が見られるのは今回まで知りませんでした。
山頂の樹氷、山頂直下の岩場、林道のラッセルと良い経験をさせて貰いました。
oyaziさんも是非、体験してみてください。
2020/1/21 20:44
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ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
河原坊→小田越周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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